2009年2月22日日曜日

【世界の街角から】 タシュケント再び、他 第2号 2009年2月21日

★☆☆=============================================================
メールマガジン「世界の街角から」
===================================================第2号 2009年2月21日
はじめまして、発行人の飯尾彰敏です。
出張先の都市より人や街、生活のこと、肌で感じたこと、美しいもの、旨いもの、
ちょっと硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレポート等をお届けし
ています。
今は中央アジアに滞在していますのでこの近辺のトピックになります。
▼第2号の目次はこちらです。
■大陸の明かり-インチョン-タシケント便
■販売中止となったポラロイド社スペクトラ・フィルム
■タシケントのホテル-値上げ
■■編集後記
===========================================================================
■大陸の明かり
インチョンから飛び立ったアシアナ航空OZ573便、A330-200は北西方向へ進路を決め、
右手に大連、左手に青島を結ぶラインの中間を目指してにポジジョンをとり黄海を
横断し前方の天津を目指す。そして、北京上空を迂回し、さらに大陸を横断するよ
うに奥地の北西方向へ飛ぶ。

フライト時間は7時間50分が予定されていた。インチョン空港が17時20分に発ち、21
時10分にタシケントへ到着する行程だ。夕方出発なので窓の外は闇の世界、特にこ
の日は曇天でインチョン周辺も島が若干見えた意外は霞んで雲以外見る対象が無か
った。

予断だが、席はガラガラ、旅行代理店の話だとシートの予約がリクエストしか入ら
ないというので混んでいるのかと思ったが、その逆なので予約が入らないのはまっ
たく意味不明だった。カウンターで聞いたところ、アシアナ航空へ直接連絡すれば
予約できるとのこと。

タシケント到着、1時間半くらい前だろうか、スクリーンのフライト状況を見るとYi
ningの南、タクラマカン砂漠上空であろうと思われるポジションを映し出している。
窓の外を見たら暗闇の中に2箇所(進行方向右側)街の明かりが見えた。

スクリーンではこれ以上詳細が表示されないので、機内誌のフライトルートマップ
をめくるも日本航空のような比較的航路に忠実なマップではない。よってはっきり
しないが、機体はタクラマカン砂漠上空を航行しているので新彊ウイグル地区の都
市だろうかと勝手に想像した。

大陸の街の明かりは、20数年前にアテネから南回りの日本航空で帰国するときアラ
ビア半島上空で窓の外から見えた鮮明な街の明かりを思い出させた。

■販売中止となったポラロイド社スペクトラ・フィルム

出張準備で渋谷ビックカメラのフィルムコーナーへ立ち寄ったら生産中止されたス
ペクトラ用のフィルムがまだ売っていた。今はもう商品の数が少なくなったが、そ
れでも10パッケージ以上は陳列されていた。

これは買わないとと思い3本セットのパッケージ、5980円、を購入、一枚当たりの単
価を計算したらなんと200円ではないか、これでは、デジカメとは競えませんね。

家に戻って早速もう何年も使っていないポラロイド社のスペクトラを押入れの奥か
ら持ち出し、フィルムを充填、我が家の住人、子犬だが、をモデルに試し撮り、な
かなか静止していてくれませんが何とか撮影に成功。

ポラロイドカメラのシャッターを押すと、カシャ、キーといって本体前から写真が
出てくる。しかし、このときはまだ真っ白、しばらくすると画像が浮き出てくる。
味わいがありますね。でも世代が変わると「ポラロイドって何ですか?」というこ
とになりそうだな。

ポラロイド社スペクトラの仕様(ヤフオクより転載)
画面サイズ  72×91mm
ピント合わせ 超音波AF
撮影距離   0.6m~∞ アダプター使用時0.25~
ファインダー テレスコーピック 
シャッター   電子制御 1/245~2.8秒 
露出機構   電子制御AE 明暗調整±2/3
使用フィルム Polaroid Spectra Film ISO600
ストロボ    内蔵固定式 発光停止撮影可
使用電源   フィルム内蔵ポラパルス板電池
フィルム装填・給送 フィルム位置合わせ、自動送り出し
フィルムカウンター カウンター窓 自動復元残数表示
大きさと質量    70.6×160×142mm 807g
大きさ      90.6×160×142mm (開いた時)
その他      セルフタイマー コントロールパネル
1986年物価目安   大卒公務員初任給約¥144,500- 1ドル160.10円


■タシケントのホテル-料金値上げの不思議
2009年より大幅な値上げを実施したホテルが多いようだ。今回、泊っている
Dedemanは65>85米ドル、Radisson SASは70から130米ドルへ値上げした。この意味が
よくわからないのがこの国なのだが、外貨建てで料金を徴収している(実際の支払
いの際にSUMに換えている)のだからホテルビジネスの場合、外貨ポーションの割合
は低いはずなので世界経済危機に便乗した値上げではないだろうかと推測している。

インフレーションは年率xx%(公表)であるものの、ドル建てで宿泊費が支払わ
れているので、影響は少ないはず。まあ、素人的な判断だとこういうことになる。

因みに、現在の為替レートは1USD=1427Sum(2月14日)である。

ウズベキスタン中央銀行
http://www.cbu.uz/

Dedeman Silkroad Tashkent
http://www.dedeman.com/Tashkent.aspx

Radisson SAS tashkent
http://tinyurl.com/bbshl4

▼バックナンバーはこちらからお読みいただけます。
http://archive.mag2.com/0000283202/index.html

■■編集後記
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。

ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
======================================================================
メールマガジン「世界の街角から」
発行責任者:飯尾彰敏
公式サイト:http://www.iio.org.uk (暫定サイト、メルマガ用は準備中)
問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com
バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
登録・変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000283202.html
======================================================================

0 件のコメント:

コメントを投稿