Saturday, 14 March 2009

【世界の街角から】タシュケント国際空港とビストロ 第15号 2009年3月13日

★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角から」          第15号 2009年3月13日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【補足】多分、3月7日に第9-12号+号外を入れて5通配信したのでしょう、多すぎ
ると指摘を頂きました。配信したトピックは情報が昨年、一昨年と滞在したイス
タンブルとトルコなので出来るだけ早くお伝えしたほうがよいかなと考えた次第
でした。悪しからず。、

今号は、ウズベキスタンの玄関、タシュケント国際空港とほっとするレストラン
ビストロです。

出張先の都市より人や街、生活のこと、肌で感じたこと、美しいもの、旨いもの、
ちょっと硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレポート等をお届け
しています。

▼目次はこちらです。
■ウズベキスタンの玄関、タシュケント国際空港
■タシュケント国際空港のデータ
■レストランBistro
■アパートからの距離
■■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ウズベキスタンの玄関、タシケント国際空港
1996年、最初にタシュケントに来たときは、空港はボロボロ、ベルトコンベ
ヤーがあるにはあったが稼動していなかったので荷物はベルトの上を歩いてスー
ツケース(飛行機からは運ばれていた。)を出口まで取りに行かなければならな
かった。

2007年のときはさすがに施設はリハビリされたようでスーツケースはベルト
に乗って出てきた。かといって本当にこれがリハビリなのかと思える施設の質で
はあったが。

最初からこんな印象だったので期待はしていないがもう少し対処の方法があるの
ではと考えてしまう。

これはタシュケントだけに限ったことではない。他のCIS諸国や東欧諸国でも1990
年代は同じような状況だった。

一般的に首都の空港はその国の玄関、観光立国でもあるウズベキスタンの玄関と
してはややお粗末な質である。また、この地域のハブの役割もタシュケント空港
は持ち合わせているので尚更だ。

それから税関検査がやたら厳しく閉口するということをよく聞く。これは徐々に
厳しくなっているようで、最初に来たときは印象がない。特に現金の持ち出しに
ついて厳しく、入国時に税関申告書を2枚書いて1枚戻されるが、出国時に入国時
申請した金額より多いと問題になる。多い場合銀行証明などがあれば問題ない。

最近聞いた話では、ウクライナのキエフ空港も同様な状況だという。同じものを
二つ以上持っている場合はギフトとして課税されるそうだ。そしてその対応は一
方的で聞く耳はまったく無く有無を言わせないそうだ。

日本国籍を有している人は事前にビザを取得することなく入国できるようになっ
たので、一歩前進だが、税関は変わっていないようだ。ソ連時代、モスクワのシ
ェレメツェボ空港をトランジットしたことがあるが、無機質的なところは同様だ。

ということは、ソ連が崩壊してもなんら変わらない、共産主義だからということ
ではないようだが、まだ共産主義が抜け切れていないだけなのかもしれない。思
うに共産主義時代は政治的な理由で、現在は経済的な理由なのかもしれないが、
想像の域を出ない。

タシュケント国際空港
http://www.uzairways.com/airports.aspx

タシュケント空港の諸元、下記の通りである。

▼諸元
標高432m
北緯41度15分28秒
東経69度16分52秒

ATA:TAS- ICAO:UTTT
空港種別 民間
航空管制 民間
標高 432m

滑走路
方向 スペック   表面
ILS m×幅
08R/26L YES 3,905×45 舗装(アスファルト)
08L/26R YES 4,000×60 舗装(コンクリート)
(wiki)

▼空港施設リハビリテーション

1996年の時とそれ以降でターミナルが変わったので調べてみたところ、欧州復興
開発銀行(EBRD)が融資してリハビリテーションが実施された。1997年12月2日と
いうDoard Dateがあるのでそれ以降に実施されたものと思われる。

ターミナル正面の写真
http://en.wikipedia.org/wiki/File:UTTT-exterior.jpg

総プロジェクトコストUSD51.3 Million, EBRD融資がUSD48Million (ECU38
Million)である。目的はICAO(International Civil Aviation Organization)
基準適合であろう。

http://www.ebrd.com/projects/psd/psd1996/1987.htm

プロジェクトの内容
1)タクシーウェイとエプロンのリハビリテーション
2)旅客ターミナルのリハビリテーション
3)プロジェクト実施促進アシスタンス

ICAO
http://www.icao.int/

時間100人、年間2000万人のキャパシティとwebには説明がある。この時間あたり
から年間に飛ぶところがウズベキスタンらしい。

一日当たりのキャパシティは?という疑問が浮かび上がる。ちゃんと計算してよ。
2000万人を365日で割ると54794人/日となる。容量だから実際はもっと少ない利
用者だろう。

http://www.uzairways.com/airports.aspx?pid=230

タシュケント国際空港
http://www.uzairways.com/airports.aspx

ターミナルフロアプラン
http://www.search.uz/airport_map_eng.php

▼タシュケント空港の事故歴
市内から6キロ、Yuzhniyに位置する。地図は以下のリンクの通り。
http://aviation-safety.net/database/airport/airport.php?id=tas

タシュケント空港の事故歴は2件、1974年4月24日と2004年1月13日だ。

2004年1月13日の事故は、ウズベキスタン南部、アフガニスタン国境の町Termezか
らタシュケントへ向けて夕方飛び立ったUzbekistan Airways' flight HY 1154
(Yakovlev 40)がタシュケント空港への着陸に失敗、滑走路の先にあるビルに接触、
墜落事故を起こしている。乗員乗客37名が事故死。ほとんどの乗客はアフガニス
タンに出兵していた国連軍(ドイツ)搭乗していた。
http://aviation-safety.net/database/record.php?id=20040113-0

この事故は下記の通り、YAKU40における91番目の損失とあり、YAKU40に関連する5
番目に最悪な事故で、ウズベキスタンでは3番目に最悪の事故である。多いですね。
シリアでもこの航空機は現役だったな。(2004年当時)

91st loss of a Yakovlev 40
5th worst accident involving a Yakovlev 40 (at the time)
5th worst accident involving a Yakovlev 40 (currently)
3rd worst accident in Uzbekistan (at the time)
3rd worst accident in Uzbekistan (currently)

■Bistro-タシケントのレストラン
Bistroだから、フレンチから思っていたらイタリアンでした。これはどうも
Bistroという言葉がロシア語だと「急ぐ」という意味だそうで、仏語のビストロ
と露語のFastをかけ合わせたのか、今度言ったときに聞いてみようと思っている。

このレストラン、2007年2月にタシュケント滞在中、LonelyPlanetに紹介されてい
たので足を運んだ。レストラン情報少なく、現地滞在の日本人からもあまり情報
を聞くチャンスがなく、ガイドブックに頼ることになったが結果はガイドブック
の説明通り、美味しいこじゃれたイタリアンである。

先週末、2年前ぶりにBistroへ行く機会があった。パスタとピザ、サラダとワイ
ンと軽いディナーだった。

ピザ、パスタとも味はタシュケント一ではないだろうか。他の料理もきっと美味
しいに違いないがフルコースなど食べられるほど大食漢でもないので前菜どまり
が多い。

ワインは、イタリアとウズベキスタンのJV製、市中では5000スムで売られている。
スホイ、SECO、辛口が普通のワインで後は甘口になる。美味しいとはいえないが
飲める。

この地域、グルジアやモルドバワインが多いが、ウズベキスタンだけは国内産業
保護のため、見かけない。

タシュケントにあってここでの食事はほっとするひと時となるが、20%のサー
ビスチャージはちょっと取り過ぎではないですか。

33 Movarounakhr Street, Tashkent
Tel.: 152-11-12

▼ご意見・ご感想はこちらから述べられます。
http://form.mag2.com/slicleapru

▼バックナンバーはこちらからお読みいただけます。
http://archive.mag2.com/0000283202/index.html

■■編集後記
やっかいなゲートウェイというのが印象だ。観光立国としては大きなマイナス、
されど、ウズベキスタンのホスピタリティでリピーターを確保できているのだろ
うか?

引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角から」第15号 2009年3月13日
発行責任者:飯尾彰敏
Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved.
公式サイト:http://www.iio.org.uk (暫定サイト、メルマガ用は準備中)
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com
バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
登録・変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000283202.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

No comments:

Post a Comment