Thursday, 5 March 2009

【世界の街角から】コダクローム 第6号 2009年3月5日

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メールマガジン「世界の街角から」            第6号 2009年3月5日
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第6号は写真を撮影するフィルムのレポートです。第2号でポラロイド社スペクトラ
フィルムを取り上げましたが、同様にコダック社の写真用フィルムが一昨年、昨年
と相次いで生産中止になりました。特にコダクローム(ポジティブ)は何とも遺憾
と言わざるを得ません。

出張先より人や街、生活のこと、肌で感じたこと、美しいもの、旨いもの、ちょっ
と硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレポート等をお届けしていま
す。
▼第6号の目次はこちらです。
■本当に最後の現像、コダクローム64
■エクタクローム、お前もか?
■■編集後記
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■本当に最後の現像、コダクローム64
コダクローム(Kodachrome 64 36exp.)は私が写真を撮り始めたころ、先輩諸兄か
ら発色と保存の良さで薦められたリバーサルフィルムだ。確かに非常に鮮やかな色
合いだし、20年を経ても当時の色あいを保っている。

このコダクローム64がデジカメの普及により2007年3月ごろに販売中止になり、日
本国内の現像が2007年12月20日まで、そして、米国現像所への取次ぎが2008年9月末
までだった。コダクロームが製造中止になるということは私の予定になく、残念こ
の上ないがこれが時代の趨勢というものなのだろうか。50年以上にわたってカメラ
マンに愛されたコダクロームの歴史に幕が下ろされた。
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/info061213.shtml

世界で最後の現像サービス、米国現像所への取次ぎが9月30日の受付で終了し、たま
たま、9月30日にイーストウエストへ持ち込んだコダクロームの現像が仕上がり、米
国から送られてきたいた。滑り込みセーフで手持ちのコダクロームを全て現像する
ことが出来た。10月の下旬に現像完了の連絡をいただいたが丁度出張に出だ後だっ
たので、受け取りが先週になった。

米国仕上げの場合、日本でのマウントがプラスチックになって久しいが、今は懐か
しい紙のマウントだ。「OCT 08」と刻印がある。1本あたり3340円の現像マウント料
也。復刻コダクロームを期待して止まない。

■エクタクローム、お前もか?
知人にコダクロームの製造中止の話をしたら、エクタクロームも2008年12月末で販
売中止になると情報を頂いた。コダクロームについては前述のとおり、既に販売が2
007年3月に終了し、国内現像が2007年12月、米国現像取次ぎが2008年9月末で終了し
ている。

エクタクロームの販売終了についてはwebを見てみると9月24日付けでコダックから
案内があった。販売終了品の内容は、以下の2種類のエクタクロームで2008年12月末
で販売が終了するとある。

コダック プロフェッショナル エクタクロームフィルム E100GP
KODAK Professional EKTACHROME Film E100GP

コダック エクタクローム 64 プロフェッショナル フィルム
KODAK EKTACHROME 64 Professional Film 

ということは、他のエクタクロームE100G/GX、E100VSは販売継続ということになる
が、どうだろう。

それから、その知人が愛用しているカメラとフィルムにアグファというドイツの会
社があるが、既にフィルムの製造は中止されている。この会社、カメラも製造して
いた。このアグファのネガフィルムを数回使用したことがあるが、リバーサルは試
し撮りするチャンスを逸してしまった。

リバーサルフィルムが販売中止になるこの世の中、ライカがデジタルカメラを製造
するようになったのだから時代の趨勢というべきだろうか。

エクタクロームの販売終了の案内
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/info080924.shtml

エクタクロームの案内
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/professional/products/colorReversalIndex.shtml

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■■編集後記
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。

デジタル化はアナログの製品をこんなにもじわりじわりと追い込んでいたとは思い
もよりませでした。特にリバーサルのコダクロームはそれなりの質の高さを誇って
いたことと限られたユーザだけが使っていた製品でデジカメの影響は受けないだろ
うと勝手に考えていたがやはり技術革新には勝てなかったということだろうか。次
は何が消えていくのだろうか。

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