Friday, 20 August 2010

「世界の街角からMM」第65号アルメニアでCSTO非公式首脳会談 2010年8月19日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第65号 2010年8月19日
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2月初旬より、南コーカサスの小国、アルメニアの首都エレバンに滞在している。
今回はエレバン・レポート13です。
▼目次
■アルメニアの今夏最大のイベント
■■後記
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■アルメニアの今夏最大のイベント
メドベージェフ・ロシア大統領及びCSTO首脳アルメニア訪問

メドベージェフ・ロシア大統領が本日19日、CISTO(CIS集団安全保障条約)加盟
国の首脳の多くが明日の20日にアルメニアに到着する。ここで何が起こるのか?
とも思わせる旧ソ連構成国家首脳の集まり、みんなで仲良くアルメニア高地で単
なる避暑、ではなさそうだ。

メドベージェフ大統領は在アルメニア(Gyumuri)のロシア軍基地の租借を49年延
長し、その基地で行われる軍人墓地の開所式へ出席、それから、CISTOの非公式首
脳会談へ望む。その他、ロシアとしてはもちろんビジネスの拡大が視野に入って
いる。ロシアは5月にトルコとビックビジネスを締結(原子力発電所建設等)、最
近ではイランのブシェール原子力発電所への核燃料搬入、と原子力ビジネスを積
極的に進めており、アルメニアでも鉄道、ガス、通信、原子力発電所、火力発電
所等ロシアが関連しているビジネスが多いことから具体的な道筋が合意される見
込みだ。

CISTOでは南コーカサス地域の安全保障が議題だろうか?事前事後を通して情報が
なかなか開示されない(ロシア語が読めないので単にそれだけの理由かもしれな
いが)ので把握が難しいが、最近の話題では、ロシアがアブハジアと南オセチア
に配備した、また、アゼルバイジャンへ売るといって引いたS-300地対空ミサイル
や防衛システムがホットなトピックだろう。

同時にロシアが仲介者としてトルコ・アルメニアの国交正常化やアルメニアとア
ゼルバイジャンの問題であるナゴルノ・カラバフ紛争解決に向けた会談も持たれ
ると思われる。

エレバン市内は厳戒態勢に入り、マシュトツ通り、アミリヤン通り等にはロシア
国旗が掲げられ歓迎ムードを演出している。同時に交通規制あるようなので今日
は早めに事務所を引き上げた。事務所からだとマシュトツ通りを横切らなくては
ならないので。

エレバンには既にCISTOの議長、ベラルーシのルカシェンコ大統領、ロシア運輸大
臣、RosAtomの社長が到着している。ナゼルバエフ・カザフスタン大統領も明日に
は到着する。ウズベキスタン大統領は出席とはしていないが結果はいかに。今年
最大のイベントの様相を呈しているエレバンの夏だ。

■■後記
地政学的にはアルメニアは重要な国なのだろう、と思わせる最近の情勢、果たし
て結果どうなるのだろうか。ロシア語を解せたらと思うがこちらはなかなか前に
進めない。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第65号 2010年8月19日
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