Monday, 18 April 2011

【世界の街角からMM】第98号 ボルドーとパリ・レポート(1) 2011年4月17日

★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」        第98号 2011年4月17日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エレバンから機会を捉えて大家が滞在していたボルドーまで足を伸ばしてみた。
ボルドーとパリ・レポート1/2です。
なお、ベルリン・レポートはこの後継続します。
▼目次
■エレバンからボルドーへ
■パリ・シャルル・ド・ゴール空港からモンパルナス駅へ
■ボルドーの町と大家の娘の家族
■■後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■エレバンからボルドーへ
エレバンで借りているアパートの大家が私が出張したときにボルドーに嫁いでい
る娘の家にいた、以前からボルドーへの誘いもあり、パリでの所要もあったこと
から、この機会に思い切って二日ほどボルドーへ行くことにした。

航空券はウィーンまであるのでウィーン-パリ間を買い足した。オーストリア航
空のオンラインで購入したのだが220EURとかなりリーズナブルだった、ヨーロッ
パ内はこんなものなのだろうか。

オーストリア航空
http://www.austrian.com/?sc_lang=ja&cc=JP

ウィーン乗り継ぎが1時間しかなく、ややあせった、というのは航空券を買い足し
ているのでエレバンではウィーン-パリ間の搭乗券が発券できない、が荷物はパ
リまでチェックインしている。乗り継ぎ1時間という条件なのでエレバンの空港で
もう一度チケットを見直したら、オンライン・チェックインが出来ることに気が
付いた、よって早速試みた。しかし、エレバン空港のインターネットが非常に遅
く、なかなかページが進んでくれない、搭乗時間ぎりぎりまで粘って手続きを済
ませ、ファイルをダウンロードした。携帯電話へSMSで搭乗券を送るににチェック
しておいたので搭乗券を表示できるアドレスも届いた。

これで概ね問題ないだろうと、3時間余りのフライトで思いっきり寝た。エレバン
午前5時20分発、ウィーン6時5分着、パリ行きは7時発、全てオーストリア航空だ。

ウィーン空港到着後、ゲートがわかっていないので確認したら、到着ゲートの直
ぐ隣だったので幸いした。シェンジェン条約エリア内は非常に乗り継ぎが楽だ。
念のため、オーストリア航空のデスクで搭乗券を発行してもらった。なぜか、デ
スクの女性はオンラインでチェックインしていることになぜか驚いていた。

■パリ・シャルル・ド・ゴール空港からモンパルナス駅へ
1時間ほどでウィーンからパリのシャルル・ド・ゴール空港に着いた。荷物を引き
取りカートに載せて、フランス国鉄(SNCF)駅へ移動する。事前の調べでは空港
からボルドー行きTGVが出ているがやや時間のタイミングが悪い(運行頻度が低
い)ので、ボルドー行きTGV駅であるモンパルナス駅までバスで行くことにした。

シャルル・ド・ゴール空港
http://www.aeroportsdeparis.fr/ADP/en-GB/Passagers/home/

タイミングが合えば、シャルル・ド・ゴール空港から直接ボルドー行きに乗車し
ても移動時間はさほど変わらない。

念を入れて、ターミナル2Fと2Cの間にあるフランス国鉄の駅へ行き列車の時刻
を確認する。予想通り、シャルル・ド・ゴールからボルドー行きの適当な列車は
なかった。それでここで12時10分発のモンパルナス-ボルドー(St.Jean)のチケ
ットを購入した。1等と2等の差が10EUR程度だったので、眠かったせいもある
が、1等を購入した。77EUR(復路は2等で85.9EURとなぜか高かった)、TGVは全
席指定席だ。

SNCF
http://www.voyages-sncf.com/

さて、ここからモンパルナスへはエールフランスが運営しているバス、Les Cars
に乗らねばならないのでSNCF駅から案内に沿って2Cまでカート押しながら移動、
シャルル・ド・ゴール空港はかなりでかい。

Les Cars
http://www.aeroportsdeparis.fr/ADP/en-GB/Passagers/Access-maps-car-parks/
Paris-Orly/Access/public-transport/

モンパルナス駅行きは30分毎に運行しているがなかなかバスが来ない。かなり余
裕を持っていたので何とか間に合ったが、少しだけ冷や汗。バスは50分程度かか
り、リヨン駅を経由してモンパルナス駅横に到着した。

ホームまではエスカレーターを一つ上ればよかった。そして、現在時間と列車の
出発時間を確認した。5番線からの出発を確認し、ホームにいた係員にチケットを
見せて車輌を聞く、丁寧に教えてくれた。出発時間まで10分程度と迫っていたが
荷物だけ置いてボルビックの水を買って乗り込んだ。

1等はゆったりとした横3列の配置、4席のコンパートメントと窓側に2席が配置さ
れている。荷物置き場のスペースも十分だ。パソコン用の電源も用意されている。
ボルドーまで3時間17分、春の車窓を眺めながらうとうとした。

エレバンからは時間は短いが夜行便のようなフライトだったので顔も洗っていな
かった。TGVに乗車して少し落ち着いたので洗面所で髭をそり、顔を洗った。新幹
線のような洗面台は用意されておらず、トイレの中にあるのみ、この洗面台、手
を洗うことが出来るが顔を洗うようにデザインされていないので、手で水を汲み
ながら顔を洗おうとすると床に水がこぼれてしまう。わざわざそのようなことが
出来ないようにデザインされているとも考えられるが。

■ボルドーの町と大家の娘の家族
12時10分、パリ・モンパルナス駅発のTGVでボルドーへ向かう。所要3時間17分
路線距離約500km、15時27分にボルドーSt.Jean駅に到着した。ガロンヌ川を渡る
とボルドーSt.Jean駅だ。この駅が終点ではなく、TGVはまだ先へ行くようだ。

TGVがヨーロッパの駅によくある大屋根が架かっているホームにゆっくりと滑り込
むころ、ホームに目を向けると大家の娘Meriが既に迎えに来ているのが見えた。
帰りのスケジュールが不明のままなので(シャルル・ド・ゴールで入手したつも
りだったが下りだけだったので)、先ず、復路のTGV時刻表を入手し、駅前からト
ラムに乗り案内されるままに移動する。荷物があったのでタクシーに乗ることも
考えたが、ここはやはり公共交通に乗ってみたかった。

トラムはガロンヌ川沿いの停留所で降車、スーツケースを引きずって古い町並み
と石畳の路を数分歩いた。石畳なのでスーツケースを引きながらの移動は苦にな
ったが、町並みを眺めているうちにアパートに着いた。

アパートはどうもかなりの中心らしい、曲線の美しい階段を上がった2階にあり、
窓からは通りが見下ろせた。Meriの家族に紹介され、大家もそこにいた。アルメ
ニア人はもてなしが非常に温かい、クロワッサンとチーズの盛り合わせ、飲み物
を頂戴した。昨晩から移動が続いたのでほっとした、また、朝から機内食以外口
にしていなかったのそれらを頬張りながら、当然ながら東日本大震災のことを聞
かれので現状を説明した。

そして、日本から持ってきていたあられの詰め合わせとどら焼きを手土産にした。
みな興味津々、早速、封を切ろうするが、表の包みは容易に開けられたが、缶に
入っているあられは開けられないので手伝った。どら焼きの包みもビニル包みの
切り方がわからないようだった

Meriの家族は5人家族、高校教師の旦那と男の子三人だ。1年に1回程度、大家
がエレバンからボルドーに滞在している。ビザ取得が年々厳しくなり、提出する
書類が増えているという。

ボルドー市
http://www.bordeaux.fr/

ボルドーの地図
http://www.bordeaux-gironde.fr/

さて、ボルドーだがよく知られているようにワインの産地だ、そして響きの良い
町だ。しかし、ブドウ畑やワインの醸造蔵が存在するのはメドックやサンテミリ
オン村付近のようだ、ここから50キロだと説明された。五大シャトーの名くらい
挙げておかないと失礼だろうか、余り縁がないが。

ボルドーワイン
http://www.bordeaux.com/

* Cha^teau Lafite-Rothschild
* Cha^teau Margaux
* Cha^teau Latour
* Cha^teau Haut-Brion
* Cha^teau Mouton-Rothschild*

ボルドーの空気は春だった。地図でみるとパリから500キロ程度南下したことにな
る。何の予備知識もなくボルドーに来たが、中心の歴史的地区が世界遺産に指定
されたということぐらいは耳にしていた。

ボルドー観光局
http://www.bordeaux-tourisme.com/

▽公共交通システム-トラム
ボルドーSt.Jean駅前にトラム乗り場がある、新たに導入したような真新しいトラ
ムだ。調べてみたところ、トラムの歴史は新しく、2003年12月21日に最初の路線
が運営を開始した。現在、43.9キロに及ぶ、ネットワークは3路線、一日あたりの
乗降客数は16.5万人だ。トラムは第三軌道式(地上から電力を供給する)、
Alimentation par Sol (APS) 式で、運営は5年契約、Keolis Bordeauxが運営して
いる。

Ground-level power supply
http://en.wikipedia.org/wiki/Ground-level_power_supply

リンク:
ボルドーの公共交通(仏語)
http://www.infotbc.com/

Bordaeux Tramway- Wiki
http://en.wikipedia.org/wiki/Bordeaux_tramway

Bordeaux-Tram
http://www.trams-in-france.net/reload.htm?bordeaux.htm

Cyber Bordeaux
http://www.cyberbordeaux.com/english/transport/tram.php

ボルドーの写真
http://www.flickr.com/photos/yha229/sets/72157626417338058/show/


▽ヨーロッパで最も長いショッピングストリートの一つ
トラムの停留所からMeriのアパートまで行く途中にも少し歩いた、そして、ア
パートから数十メートルの距離にあるのが、ヨーロッパで最も長いショッピング
ストリートの一つとされる、Rue Sainte-Catherine、聖カトリーヌ通りと訳すの
だろう、ビクトリア広場から劇場広場まで(実際場所がよくわかっていない)の
本当に一直線だ。エレバンを発つ前にwikiで調べていたので存在は知っていたが
こんなに近くにとは驚いたね。

雑談の後、夕食までの間に一人で歩いてみた。確かに長い、とにかく長い、ヨー
ロッパやパリにあるショップはほとんどあり、ギャラリ・ラファイエットもあっ
た。ここでほとんど用が足りてしまうのだろう、特に土曜日であり暖かい日だっ
たのでかなり混雑していた。日曜日はショップも閉まるので閑散とするらしい。

▽ボルドーの世界遺産
住んでいる地区も世界遺産の歴史地区なのかはっきりししないが古い町の印象だ。
はっきりとオスマンとは異なる建築デザインだ。ボルドーの世界遺産は以下のと
おり。

世界遺産:
3ヶ所がフランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路のモニュメントと
して1998年に世界遺産に登録されている。
* サン・タンドレ大聖堂
* サン・スラン大寺院
* サン・ミッシェル大寺院

それから歴史地区が「月の港ボルドー」の名で、2007年に世界遺産に登録された。
かつて港町として栄えたボルドーの歴史地区を対象としている。「月の港」は、
ボルドー市内で三日月形に湾曲しているガロンヌ川沿いに発達したことに因むボ
ルドーの通称である。

▼無料レポート情報
『世界一わかりやすいアメリカ没落の真実』
アメリカ没落の裏事情を、世界一わかりやすく・山盛り資料つきで解説します。
これを熟読すれば、あなたも世界情勢が手にとるようにわかるようになるでしょ
う。
http://www.muryoj.com/get.php?R=13883&M=100004019

■■後記
ボルドーはフランス、何でもかんでもフランス語だ。これはパリからだが。買い
物程度は英語も通じる。もう何年も沙汰するとまた同じことを考えてしまう。こ
こはフランスなのだと言い聞かせた。

ボルドーへ来たのは何かの縁、されとて時間が非常に限定的、もう少し町を見て
回りたかったが土曜日の午後着いて日曜日の夜に発つというスケジュールになっ
た。それでも、Meriの旦那であるローランドがボルドーの町をよく案内してくれ
た。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」第98号 2011年4月17日
発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi Iio All Right Reserved.
E-mail:iio.tokyo@gmail.com
公式サイト:http://worldcity-mm.blogspot.com/
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
Twitter: http://twitter.com/moskvichka55
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

No comments:

Post a Comment