Saturday, 24 March 2012

【世界の街角からMM】第136号 エレバン再訪 2012年3月24日


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メールマガジン「世界の街角からMM」       第136 2012324
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2月下旬、無理やり時間を取り10日間ほどエレバンとモスクワに行ってきました。
これまでは滞在先からのレポートが主でした今回は帰国後の日本からです。

エレバンの冬です。そしてやり残したこと、これからやろうと考えている事など
の整理期間となりました。

▼目次
■残雪とアイスバーンのエレバン
■ガヤネ・レストラン
■国立歴史博物館
■ゴアール・ガスパリヤン
■ヒンカリ(大籠包)
■■後記
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訂正:アエロフロートのフライトルート
一旦太平洋上へ出てからそこでUターンし、本州を横断、新潟上空を通過して日
本海、シベリア沿海州へと航路を取った。
(ルフトハンザ航空のフライトルートと混同していました。)

■残雪とアイスバーンのエレバン
例年になくエレバンも冬が厳しかった、連日、最低気温がマイナス5度を下回っ
ているが、日中は日が差している、されど、風は肌を斬るような冷たさだ。

そのため、2007年、真冬に中央アジア4カ国へ出張する際、神田駿河台下の山用
品屋でドロミテのチロリアンシューズを調達した。そして、2009年に再度ウズベ
キスタンで、2010年初頭にはエレバンで活躍した。

このシューズ、足元がしっかりする。しかし、アイスバーンに気をつけなくては
ならない。

■ガヤネ・レストラン
これまで何度か通っているアルメニア家庭料理のレストラン、看板を出していな
い口コミだけのレストラン、オーナーの名前を取って通称ガヤネレストランとい
う。
アパートの一階を改造したレストランで、元ミュージシャンだったのだろう、ピ
アノがあり彼女が引いてくれる。日本の曲も弾ける。

久しぶりに再訪しエレバンの邦人関係者を招待した、関係者と付け加えたのは旦
那が米国人やイタリア人となのでだ。ここ6か月内に赴任してきた人たちだ。そ
れでも在留邦人が少ない国なので、賑やかになることは望ましい。

落ち着いて食事ができ話をするためにこのレストランに来るのだが、今回はやや
人数が多過ぎて話どころではなかった。それに、いつもと料理の質が異なる、ハ
シュラマのラムは食べられなかったな。こんなことは初めて故、どうしたかと思
っていた。

翌日、アルメニア人の家庭へ行ったら、アルメニア使徒教会では復活祭の前、40
日は肉(赤い)を食べないという慣例があるが、筆者のためにわざわざ肉料理を
用意したとの説明があった、その影響だと思いたい。

■国立歴史博物館
毎日この博物館の前を通って通勤していたので、一度も訪れる時間を作れなかっ
たので、今回、ここは外せなかった。

冬季は客が少ない、ほとんどいないと言っても過言ではない。午後に訪れたが、
拝観中の客は筆者一人であった。スタッフはいるがほとんど暖を取りながらお喋
りに講じている。まあ、やることが無さ過ぎるのだろう。

拝観料1,000AMD、共和国広場に面して鎮座している。同じ建物内には国立美術館
があるが、こちらは次回へ持ち越しとなった。

アルメニア国立歴史博物館

アルメニア国立美術館

■エレバン地下鉄
これもやり残しの一つ。

今回、乗車した。モスクワと同じシステムだ。維持管理ができなくEBRD他が融資
を決定したばかりだ。この融資が無ければ存続させ難しいという状況だった。

この地下鉄、ソ連時代に建設されたもの、よくこの程度の都市に地下鉄が許可さ
れたものだと思う。コーカサスは特別だったのだろう、トビリシにもバクーにも
ある。その他はタシケントくらいだ。

路線は、1路線、10駅、総延長13.4km、料金は均一100AMDUSD385AMD)。北部
セクションが1981年に開業している。

ネットワークが形成されていないので、乗車率は上がらないことは明白だ。

Station         Previous name(s)        Years
Marshal Baghramian      Saralandzhi     1981-1982
Hanrapetutian Hraparak Lenin Hraparak 1981-1992
Garegin Njhdehi Hraparak        Spandaryan Hraparak     1987-1992
Zoravar Andranik        Hoktemberyan    1989-1992

昼間に乗ったが、モスクワそのもの、新しい車輌も導入されているようだ。なぜ
か、ソ連が崩壊したのに地下鉄内は撮影禁止で注意された。

Yerevan Metro(urbanrail)

■ゴアール・ガスパリヤン(ガスパリアン)

アルメニアで仕事をするまでこの歌手の名を知らなかった。エジプト生まれのア
ルメニア人、第二次世界大戦後にアルメニアへ移住、ソ連時代にオペラ歌手とし
て活躍し世界中を演奏旅行する。日本にも1958年と1964年に労働者団体によって
招かれた形で来日している。彼女のことは別な機会に詳しく触れたい。

Gohr Gasparyan

ゴアール・ガスパリヤン ソプラノ独唱会
19640909() 18:30 開演

米子労音

1964年- 7年目(6)
74      1964    1       松田二郎 ギターリサイタル
75      1964    2       辻久子 ヴァイオリンリサイタル
76      1964    3       イベット・ジロー リサイタル
77      1964    4       ゴールデン・ゲイト・カルテット
78      1964    5       鈴木章治とリズム・エース
79      1964    6       今井久仁恵 ソプラノリサイタル
80      1964    7       ジョージ・ルイスとニュー・オルリーンズ・オールス
ターズ
81      1964    8       岡村梨影 ピアノリサイタル
82      1964    8       ジミー時田とマウンテン・プレイボーイズ、ボズ宮崎
とコニー・アイランダース
83      1964    9       東京シンフォニック・タンゴ・オーケストラ
84      1964    10      ゴアール・ガスパリヤン ソプラノリサイタル
85      1964    11      ボニー・ジャックス
86      1964    12      ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
87      1964    12      武井義明とボーチェ・アンジェリカ

◆ソ連人民芸術家(People's Artist of the USSR
ロシア語(男性)だとНародный артист СССРとなる。ソ連に
おける名誉称号のひとつであり、1936年から1991年の間に1007名へ授与されてい
る。

Gohar Gasparyan Sings - documentary
html


■ヒンカリ(大籠包)

筆者は旨い物には目がない。エレバンにも旨い物がある、その中の一つがヒンカ
リだ。グルジアの水餃子と言われているが、小籠包(ショウロンポウ)と言った
方が適切かもしれない。筆者は、大籠包と勝手に言っている。

それは「ヒンカリ(khinkali)」というグルジア料理のひとつ、サイズからすると
やはりこれは大籠包ですね。アルメニア人が作るグルジア料理は旨いのです。

中央アジアに「マントゥ」という肉まんのような蒸かした食べ物があるが、これ
はラム肉を使っているのでその匂いが鼻に付き非常に筆者は苦手なのですが、ヒ
ンカリは小籠包と同じ味、キリスト教国なので豚肉が使えると味が違いますね。

このレストランは、Tumanyan通り、地階1階にあり、名前もレストラン・ヒンカ
リと言います。

先日、帰国当日のランチを食べに行った。御勘定を済ませたあと席を立とうとし
た時に、ワインを一本持ってきた。なにやら店の何周年記念だと理解した。

他に美味しい食事がある。アルメニア人が作るグルジア料理、また別の機会に。

■■後記

最後に素晴らしい詩を!

吉田松陰から松下村塾最年少の塾生だった山田顕義へ贈った扇に書かれた詩、30
歳に満たない人の作とは思えないほど達観している、

立志尚特異 (立志は特異をとうとぶ)
俗流與議難 (俗流はともに議し難し)
不思身後業 (身後の業を思はず)
且偸目前安 (且つ目前の安きをぬすむ)
百年一瞬耳 (百年は一瞬のみ)
君子勿素餐 (君子素餐するなかれ)

志を立てるためには人と異なることを畏れてはならない
世俗の意見に惑わされてもいけない
死んだ後の業苦を思いわずらうな
また目前の安楽は一時しのぎと知れ
百年の時は一瞬にすぎない
君たちはどうかいたずらに時を過ごすことのないように

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