Saturday, 30 June 2012

【世界の街角からMM】第142号 東京にて(3)広尾散策他 2012年6月30日

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メールマガジン「世界の街角からMM」       第142号 2012年6月30日
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東京のこと、住いの近所のこと等、東京にて(3)です。

▼目次
■広尾散策
■横浜コミュニティサイクル「ベイバイク」
■伊勢丹新宿店のコンテ

■■後記
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■広尾散策

渋谷明治通りに支店のある銀行まで出かけてきた。というのは外国為替関係は口
座のある支店へ行って手続きするようアドバイスを事前に受けていたからだ。3
階の外国為替取扱カウンターで順番を待ち、通常ほとんど待ちはない、直ぐに順
番を呼ばれた。

そこで外国銀行振り出し小切手を現金化する旨説明し、小切手をみせたところ、
あれれ、あー勘違い、12/01/11と表記、日付が今年の1月発行だと思い込んでい
たのが昨年の12月で有効期限の6か月以内に該当しない、期限切れではないか。
引っ越しでその小切手のありかが一時不明になったことも影響しているが、悔し
いがやり直しだ。振り出し銀行で再発行手続きをしなくてはならない。

余談が、この銀行の名は口座を開設してから2度ほど合併で変わっている、そし
て現在はメガバンクの一つとして営業している。銀行の名の中に元の銀行名が残
っているのは統合合併した銀行の中では外国為替取扱銀行としてその地位にあっ
たからだろう。

統合合併を繰り返したからともとれるが、子供のころからのの馴染みの地元銀行
と言えば東海銀行だったが、この銀行もこのメガバンクに統合されているがその
名は現在の銀行名には直接反映されていない、名古屋駅前に立つと東海銀行はど
うしたのかとよく感じる。

渋谷では前述の通りで無駄骨だった。この時の交通手段は自転車、次に目指すは
広尾、ヒカリエの前から明治通り経由で広尾へ行こうとしたら、歩道からだと自
転車は六本木通りを渡れない、渡れないと明治通りへ行けないのだ。区報に「自
転車は原則車道通行」とあったのでこれから歩道は走らないようにしよう、でも
この自転車じゃちょっと不安だな。

それで、宮益坂の上まで戻り渋谷二丁目から青山通りと六本木通り(東京都道41
2号霞ヶ関渋谷線)の三角地区から、青山学院初頭部と実践女子学園の間の道か
ら国学院大学の前を経て広尾小学校(関東大震災後の小学校復興事業末期の建
築)前の駒沢通り(東京都道416号古川橋二子玉川線)を渡り、明治通り側から
広尾商店街へ入り、懐かしの洋食屋へ久しぶりに顔をだしたが昼休み中だった。
まだ営業していただけでも良しとするか、この店、1965年(昭和40年)開業なの
です。

広尾湯も健在だったし、広尾に引っ越したと聞いてから消息不明だった人とも会
えたし、運がないながら先が開けたような気がした。 

■横浜コミュニティサイクル「ベイバイク」

「都市交通最前線」と題する横浜国立大学公開講座の案内が届いたので、土曜日
の午後に聴講に行ってきた。JR桜木町からヨコハマ想像都市センターまでは徒歩
5分ほど、みなとみらい線馬車道駅はこの建物の地下が駅となるが、外を見ずし
て会場まで辿りつきたくない、周辺も見ておきたいと思って駅から歩いた。

その時にこの建物の横に赤い自転車が並んでいたのでもしや?と思い確認すると
ヨーロッパの都市で見かける都心のレンタサイクルだった。その名は「ベイバイ
ク」。

ヨコハマ想像都市センター
http://www.yaf.or.jp/ycc/index.php

ネットで確認したら横浜コミュニティサイクル「ベイバイク」であった。この事
業、現在社会実験中だそうだ。それで早速のwebから登録申し込み、数日で登録
カードが届いた、素早い。

東京はこのようなサービスはあるのだろうか?と思ってネットで検索したら2009
年に社会実験が実施されたようだが、その後、具体的な導入はないのかしら?

http://www.jtb.co.jp/b/tabichari/c-cycle/index.asp

2009 東京 丸の内
2010 さいたま市、名古屋市、熊本市
2011 神戸市
2011-13 広島市、

その他、東京では世田谷区や江戸川区が実施しているが、数が少ないようだ。東
京では実際にまだ見かけたことがない。

登録が出来たが、横浜まで行く機会がないのが悩みの種だ。

■伊勢丹新宿店のコンテ

地下鉄副都心線新宿三丁目駅で降りた。ここは地下で伊勢丹新宿店と繋がってい
る、入るとそこは食料品売り場となる。私の要件はこのビルの先なので横断して
行こうと中を歩き始めたところ、その中にパティスリー・サダハル・アオキを見
つけたのでパリを思い出し、案内でチーズ売り場聞いたらありますという回答だ
ったのでにコンテが置いてあるかなと思いを巡らしたらHisada Parisが店を出し
ていた。

http://www.comte.jp/

写真を撮ろうとしたらご遠慮くださいと言われてしまった。これは伊勢丹の方針
のようだが、パリのギャラリ・ラファイエットのグルメ館ではメモ代わりに撮れ
た。

コンテは2種類、24カ月物と18カ月物、お値段は24ヶ月物が100g1450円、18ヶ月
物が100g900円、切り売りではなく、既に切られている。

試食しますかと言われたので、もちろんと答え一切れ試食、確かにコンテの味だ。
パリの3倍程度のお値段ながら販売している事に感動したが、これから食事なの
で何れにしろ今日は買えないし、かなり良い根付けだ。何かの機会に託けてその
勢いででないと手が出せない。EUとEPAが締結されるともっと安くなるのかな?
この値段は関税よりも中間マージンを含む流通コストだろうからそれほど期待で
きないな。

ヨーロッパ旅行でパリに立ち寄るのが他の楽しみも増えるというものだが、現実
的にはここで購入するのが手堅いだろう。

調子に乗って酒コーナーがあったのでAraratを聞いてみたがそれはちょっと無理
な質問だった。

(写真はギャラリ・ラファイエットのチーズ売り場)
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■■後記

ワインも当初は高くてまずいものが多かった。コンテはおしいのはわかっている、
もっとリーズナブルにならないのもだろうか。ハードチーズなので検疫は必要な
いのでパリで買ったそのまま日本へ持ち込みがきると聞いている。

病みつきになる味なんですね、このコンテは。

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Thursday, 28 June 2012

【世界の街角からMM】第141号 東京にて(2)目黒新橋とお城他 2012年6月28日


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東京のこと、住いの近所のこと等、東京にて(2)です。

▼目次
■目黒新橋(めぐろのポンヌフ)とお城
■白金長者丸と赤いドーム
iPhoneのロシア語キーボードでeの¨ ウムラウトёを入力する方法

■■後記
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■目黒新橋(めぐろのポンヌフ)

目黒新橋とは、目黒川に架かる目黒通りの橋のこと。

江戸初期(延宝年間)より現在の位置に橋があったそうだ。昭和8年(1933年)、
都市計画道路(都道312号線・目黒通り)の拡幅に伴い、目黒川(二級河川・目
黒川水系本流)に架かるコンクリートア-チ橋として架け換えられた。

平成8年、橋の原形復元を試み現在の目黒新橋となっている。そして、目黒新橋
は東京都の著名橋に指定されている。

橋の上から中目黒方面を望むと正面に中目黒アトラスタワー、右側に目黒清掃工
場の煙突がみえる。五反田方面では左に目黒川の川岸に建つ巨大アルコタワーが、
そして、右手前に目黒のお城が視野に入ってくる。

目黒新橋は、少し離れて見るのが良い。アルコタワーの前から眺めると川面に映
るお城が眺められる、お茶の水の聖橋に良く似たデザインということが良くわか
る。

■白金長者丸と赤いドーム

恵比寿ガーデンプレイスの目黒駅寄り、住居表示は品川区上大崎二丁目、山手線
と首都高目黒線に挟まれた地区は白金長者丸(写真)と呼ばれる昭和初期に開発
された住宅地でかなり大きな区画が現在も維持され高級住宅街としても知られて
いる。

恵比寿ガーデンプレイスの横に勾配13%の標識を見つけた。坂の多い地区なの
で坂には慣れているが「13%」は数値に驚いた、かなりの急坂を想像させる。

坂を下りてそのまま長者丸の住宅地を目黒駅方面へ上って行く途中、山手線方面
を見るとその正面に赤い球状の建物が見えた、その横に目黒清掃工場の煙突、そ
れぞれ距離感が異なるので別な施設だろう。何だろうかと地図を確認したところ、
山手線を跨いだところにある日の丸自動車学校だった、日の丸なので赤い球状の
建物なのかとなんとなく納得した。


更に行くと昔の名残だろう「長者丸駐在所」という交番(写真)の前を通過した。
この辺り、大きな区画に大きな家が建っている、その中の一軒の前に外交官ナン
バーの車が3-4台駐車していた、外国公館だろう、地図には記載されていない。
ドライバーが少し離れた道路際でタバコを燻らせていた、一見したところ日本人
ではなさそうだ。

その先、正面には敷地が広く前庭のある石造りの倉庫のような、よくいえばイタ
リアの石造りのような超高級マンションがあり、その向こう側に目黒駅前となる
都市機構のシティコート目黒という大規模な住宅がある。

ここは、元海軍大学敷地、その後、国立予防衛生研究所となり、都市機構が2000
年初頭に住宅を建設した。そこまでは行かず、大正15年にレールで造られた白
金桟道橋という人道橋(写真)で山手線を跨ぎ、目黒駅前に出た。ここも品川区
上大崎、目黒駅の所在地も品川区なのです。目黒区は権之助坂からとなる、目黒
駅界隈は渋谷区、港区、品川区、目黒区と区境が入り組んでいる。

坂が多いので自転車だと走り難いがそれでもその行動範囲は広がるし、ヒューマ
ンスケールで街が観察できる。

iPhoneのロシア語キーボードでeの¨ ウムラウトёを入力する方法
е ё
iPhoneのロシア語キーボードでеに¨(ウムラウト)joイヨ「ё」が見つからな
いけどどうやって入力するんだろうと、疑問に思っていたら、マイミクさんがウ
ズベキスタンの友人に聞いくれた。

e」を長押しすると「e」と「ё」が表示されるのでどちらかを選択する。

どうもありがとう。あー胸がすっとした。

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■■後記
自転車で中目黒へ行き、屋上テラスのあるレストランでイスタンブールのペラ地
区を思い出しながらランチをし、その後、青葉台の目切り坂を上ってヒルサイド
テラスアネックスA、旧朝倉家住宅入り口から駒沢通りを経て恵比寿駅東口の印
刷屋で名刺を依頼、それから、ガーデンプレイスの横から目黒駅方面へ行く。こ
の辺り、住所が渋谷区恵比寿から品川区上大崎二丁目となる。

最近、自転車と坂道とヒューマンスケールに日々です。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第141 2012628
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Sunday, 3 June 2012

【世界の街角からMM】第140号 東京にて(1)東京都職員白金住宅跡地他 2012年6月3日

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メールマガジン「世界の街角からMM」       第140号 2012年6月3日
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東京のこと、住いの近所のこと等。

▼目次
■東京の駅名と所在地
■東京都職員白金住宅とその跡地利用
■渋谷駅周辺の大規模な再開発計画 都内一のツインタワー
■六本木プリンスホテル跡地再開発計画

■■後記
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■東京の駅名と所在地
目黒駅が品川区にあり、品川駅が港区にあることはよく知られている。この類が
他にもある。

品川駅が、港区に所在するにも係わらず品川駅と名付けられているのは計画時に
品川県だったので品川駅と名付けられた。他方、目黒駅は駅開設当初から大崎村
の住所、目黒村ではない。

では、どうして目黒駅という名称となったのか、それは、当初、目黒川沿いに鉄
道が計画されたことに起因する。しかし農民が蒸気機関車による農作物への悪影
響を懸念して鉄道計画に反対し、路線を権之助坂の上へ変更させた目黒追上事件
が伝承されている。なので計画当初の地名がそのまま駅名に使われたようだ。

▼品川プリンスホテル
民間のホテルなのでこのようなことは多々あると思う。品川駅高輪口の前、港区
高輪にあるこのホテルは「品川プリンスホテル」という、プリンスホテルは「高
輪」も「新高輪」も使ってしまったからだろうかと勝手に想像している。ビジネ
スホテルとしては駅名と一致していたほうがわかりやすいという利点はあると思
うが。

▼中目黒駅と祐天寺
中目黒駅の所在地は目黒区上目黒、祐天寺駅の所在地は目黒区祐天寺、だけどそ
の名の由来となっている祐天寺は目黒区中目黒にある、多分、昭和40年ごろに実
施された住居表示という制度が関係しているのではないだろうか。中目黒にある
商店街の名称は「目黒銀座」という。中目黒銀座でもなく上目黒銀座でもない、
目黒銀座なのだ。

▼青山一丁目駅
もうひとつ、地下鉄銀座線と半蔵門線の駅に「青山一丁目駅」と称する駅がある。
しかし、青山一丁目は住居表示では存在しない。港区北青山、港区南青山は存在
する。

■東京都職員白金住宅とその跡地利用
http://residencewatch.blog.fc2.com/blog-entry-66.html

白金2丁目、目黒通りと桜田通りの交差点となる清正公前の高台に廃墟らしき共
同住宅があった。あったというのは最近解体されたからだ。この共同住宅は、東
京都職員白金住宅として1967年から1972年にかけて敷地19708平米に4棟建設さ
れ、2006年にアスベストを使用していたことから廃止が決定し、アスベスト除去
作業が行われていた。

東京都職員白金住宅(港区白金2丁目4番地)
敷地19,708平米、4棟の住宅
第一住宅 RC造6階建て延べ2684m2
第二住宅がRC造6階建て延べ2168m2
第三住宅がSRC造延べ22,777m2
白金寮がSRC造延べ10,411m2

解体工事説明会
http://ameblo.jp/ito-hideki/entry-10810954593.html

その跡地利用については決定されていないが防災公園として整備される案がある。

■渋谷駅周辺の大規模な再開発計画 都内一のツインタワー
http://residencewatch.blog.fc2.com/blog-entry-65.html

国道246号に架かる歩道橋の上から渋谷駅南口を俯瞰した。じっくりと眺めてみ
ると時代の年輪を感じる。ヨーロッパの諸都市だったらこの年輪は継承しようと
するのだろうがここ東京では経済性が最優先される。2015年3月に東急東横線と
副都心線の直通運転が開始に伴い、2013年3月までに東横線渋谷駅は地階へ移転
され、東急百貨店東館は2013年3月で閉館・解体される。東急百貨店は、東横線
ホーム上空、246号沿いにに移転する等の大規模な渋谷駅周辺地区の再開発計画
が進んでいる。

渋谷駅周辺地域の整備に関する協議会
渋谷駅街区基盤整備 都市計画変更案のあらまし平成21年1月
http://www.shibuya-kyogikai.jp/pdf/14th/02.pdf

渋谷駅街区基盤整備方針 平成20年6月
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/topics/h20/topi020.pdf

東急東横線と営団13号線の相互直通運転実施を決定
http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/east/pr/020129.html
http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/east/pr/13go.html

その目玉は、「250メートルのツインタワー」、都庁舎を抜いて東京一となり、
この辺りは数年後に大きく風景が変わってしまうようだ。ちなみにヒカリエハ18
3メートルである。谷底が山に変身してしまうような勢いだ。

なぜこのような高層ビルの建設が可能かと言うと、都市再生特別措置法が適用さ
れるからだ。この法令は、都市計画法で定めた容積率などの制限を個別に緩和す
る特例を認めている。渋谷駅周辺では、139ha(ヘクタール)が都市再生緊急整
備地域に指定されており、同制度を使って渋谷ヒカリエが建てられた。新駅ビル
も同制度の適用申請がなされ、容積率が現行の900%から緩和され、高さについ
ても同様と推測される。

都内では航空法で230mの高さ制限も受けるが、同法施行規則の特例で標点から4
km以上離れた場所では制限を超えた建築も可能となっている。

渋谷駅に高さ250m級の"ツインタワー"計画、都庁を抜いて都内一なるか
http://matometanews.com/archives/1528704.html

渋谷駅にツインタワー計画、都内一なるか
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0700Q_X00C12A3000000/

■六本木プリンスホテル跡地再開発計画
http://residencewatch.blog.fc2.com/blog-entry-64.html

80年代中ごろに記憶に刻まれたホテル、いつだったか売却されたというニュース
を耳にしたが、その後、どうなったのか、どうなるのか、情報がなかったので調
べてみたら、再開発事業が始まったいた。

http://web1.nazca.co.jp/fuk200260/page085.html

▼六本木プリンスホテルの開業

1984年(昭和59年)9月27日、黒川紀章の設計により六本木三丁目に六本木プリ
ンスホテルがオープンした。この敷地はフィンランド公使館があったが、麻布プ
リンスホテルと交換しホテルを建設した。

立地は日比谷線六本木駅から溜池方面へ600m、六本木通り(都道412号)と東京
都道415号高輪麻布線が合流する手前にある。日本IBM本社ビルの目前だ。現在は、
南北線六本木一丁目駅からのが近いだろう。客室数は216室であった。

http://blogs.yahoo.co.jp/pooljunkyjun/36470263.html

▼デザイン
建物は中庭にある温水プールを中心にデザインされていた。複雑な曲面を描いた
プールは、一部が透明アクリル板で作られており、ロビーやレストランからは、
プールを泳いでいる者の姿を水槽のなかの魚のように観賞できるようになってい
た。建物もプールを囲むようにデザインされ、プールに沿う様に曲面を描く各階
のガラス張りの廊下からも、プールを見下ろすことができた。

ロビー横の階段にはエッシャーをモチーフにしたと思われるデザインが施されて
おり、斬新な設計の都市型ホテルとして注目され六本木の一時代を象徴するよう
なホテルだった。

▼売却、そして閉館
老朽化と採算性悪化のため2006年12月25日に22年間の営業を終了した。開業から
20余年を経た2006年(平成18年)、ホテルの所有者であったプリンスホテル(西
部グループのコクド)は、六本木プリンスホテルを住友不動産に約407億円で売
却し、同年のクリスマスを最期に営業を終了した。

住友不動産はホテルを改装し、翌年の2007年1月31日よりビジネスホテル「ヴィ
ラフォンテーヌ 六本木アネックス」として営業を開始したが、2011年(平成23
年)11月20日で閉館された。つまり、再開発の繋ぎでの営業であったようだ。

▼プリンスホテル
西武グループによるホテル・リゾート事業は、国土計画(後のコクド、2006年2
月解散)が主導して計画・立案した箱根・軽井沢などへの観光地への進出を図っ
たのが源流である。社名は、敗戦に伴い行われた皇籍離脱後、占領軍によって没
収された旧皇族の土地がサンフランシスコ条約締結によって日本政府に返還され
た後、安価で購入し、その土地にホテルを開業した事に由来している。

▼跡地再開発
跡地は隣接する日本IBM本社ビルとあわせ、複合ビルとして再開発されることに
なった。

住友不:六本木プリンスなどを超高層ビルに再開発-総事業1141億円
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M1MZ1D0D9L3501.html

▼六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業の概要
所在地-東京都港区六本木三丁目地内
階数-(南街区)業務棟:地上42階、地下5階、住宅棟:地上27階、地下2階、
(北街区)商業棟:地上3階、地上2階
高さ-(南街区)業務棟約250m、住宅棟約120m、(北街区)商業棟約20m
施行区域面積-約27,000m2(施設全体)
敷地面積-約19,200m2(施設全体)
建築面積-約11,100m2(施設全体)
延床面積-約200,200m2(施設全体)
用途-オフィス、共同住宅、店舗
総戸数-約220戸
建築主-六本木三丁目東地区市街地再開発組合(予定)
都市計画決定-2011年09月
組合設立認可-2011年度予定 

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http://archive.mag2.com/0000012950/index.html

■■後記
六本木プリンスはノスタルジーです、あの頃は世の中が皆上り坂で余裕があった
のですね、だからお遊び的な建築が持て囃されたのですね、場所柄も影響してい
ますが。

個人的には人生の岐路を決断するきっかけとなったホテルです。六本木界隈の盛
り上がりとは隔絶の感がある人生ですが、あの時は六本木プリンスだったのです
ね。

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