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メールマガジン「世界街角通信」 第169号 2013年7月31日
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皆さま、こんにちは、世界街角通信です。
若干それましたが、コロンボ(10)、南の島、スリランカの首都コロンボの話題
に戻ります、今回はホテル他についてです。
▼目次
■日本の政府開発援助、2012年度実績
■コロンボのホテル事情
■■後記
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■日本の政府開発援助、2012年度実績
2012年度の政府開発援助(ODA)に国際協力銀行による海外投融資を加えた金
額は、前年度比95%増の約5兆7300億円と過去最大、2012度度のODA供与の総
額は11%増の1兆5000億円程度。なかでも有償資金協力である円借款が1兆2265
億円と前年度比15%増、アフリカ諸国向けが4倍に増加、全体の7割を占めるア
ジア諸国向けは5%増となった。
外務省ODA
■コロンボのホテル事情
2009年の和平合意前にコロンボのホテルに宿泊したことのある人は安かったとい
う印象を持っている事だろう、筆者もその一人、高級ホテルが65-85米ドルで宿
泊できたのでした。
筆者は2005年にモルディブで仕事をした時に往復コロンボで宿泊しているがその
時の印象、当時はGakadariとタージに宿泊した、確か65ドルと70ドル、何れも朝
食付きだった。ヒルトンでも85ドルだった。
それが昨年の滞在で認識を変えなければならなくなった。もはやそれらのホテル
はそのような料金では宿泊できず、倍以上に値上がってしまった。政府がホテル
の格付け毎に最低料金を決め、それを強制している。よって、自由競争はない。
この手のホテルが150-200ドル程度になっているのが現状です。ちと出張者には
つらい価格帯なのです。
▼中級ホテルが少ない
供給も少ないことが挙げられ、特に、使える中級ホテルが少ない、それでも、こ
れらの3つ星クラスでも政府統制価格なのでそれほどお得感がない。
高級ホテルと中級ホテルの境目が、100米ドル朝食なしである。これ以上だとビ
ジネスで使ってもそれほど差し支えないが、100ドルを少し切った98ドル程度だ
と大きく質が下がることがある。
それより安いクラスのホテルは75ドル、60ドル前後となる、それ以下は見当たら
ない。
このクラスより下の場合(今のホテルより10ドル安いだけ)で質が変わってしま
う。最近は増築して部屋は新しくビジネス向きにインターネットは無料で提供し
ているようだが数が少なくビジネス客が集中する。その下は仕事をするには難が
ある。
▼間違いが元で歴史あるホテルへ
今年は、昨年の滞在時期から円がドルに対して25%下げたこともあり、クライア
ントお薦めホテルでは予算より50ドル程度のオーバーだと思いこんでいた(やや
こしいので説明し難い)、それで早く安いホテルへ移ろうと移転先を提供された
情報と下見から決めたのだが、チェックアウトで請求書の金額を見て勘違いして
いたことがわかった。
最初のホテルは事務所へ徒歩圏、レストランの選択肢も多いしショッピングモー
ルが併設している。ほとんどこのホテルの中で事が済んでしまう。まあ、この
モールまでは今のホテルからでも徒歩5分程度ではあるし、事務所までも徒歩で1
0分はかからない距離であろう。
されてと引き返すわけにはいかない、部屋を下見はしたもののインターネットが
どの程度の接続なのか、部屋の照明は等が気になっていた。結果は最初のホテル
より10ドル安いだけであった。
ビジネスではあまり重要視しないが、移ったホテルはオーシャンビューに立地す
る(コロンボはインド洋に面しているので立地がし易い)、そして歴史的なホテ
ルである、よって客は観光客が主、建物は古いがよく維持管理されている、4階
建、EVもあるがその横の階段は木造だ。
海側にはプールがあり当然ながら昼間から日光浴をしたり泳いだりしている、こ
れから難題が多い業務故、足元を固めておこうと思ったが逆効果になってしまっ
たような気がする。窓からはインド洋が見える、隣はインド大使館とUSAID及び
アメリカンセンターだ、波音も聞こえる。
こんなホテルに仕事で宿泊できるのは稀であろう。
▼建設中の高級ホテル
スリランカでは観光投資が積極的に行われている。コロンボでは、シャングリラ
がGalle Face Green前に、Hyatt RegencyがGalle Road、シナモングランドの前
に建設中、それぞれ2015年と2014年に竣工予定とのこと、シャングリラはまだ基
礎工事中で建ち上がっていない。Hyattはもう最上階まで建設が終了しているが2
014年には間に合うかどうかだ。
部屋数が増えても料金が変わらないのであればあまり意味がない
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■■後記
筆者は長期の場合はアパートに滞在するのですが、前回まではどうも情報収集を
しんけんいしなかったので適当なのが見つからなかった。皆、最低一年契約前払
いと強気、そんなことは無いはずだ。仕切り直して望もう。
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