Friday, 25 January 2013

【世界街角通信】第156号 インドとパキスタン(5) 2013年1月23日



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メールマガジン「世界街角通信」       第156 2013123
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 2013年、幕の内もとっくに過ぎ下旬に差し掛かりますが、新年のご挨拶もせぬ
まま今年初です、明けましておめでとうございます。

 このメールマガジンを始めたのが2009年初頭、中央アジアはウズベキスタンの
首都、タシケントに長期的に滞在することになったのがきっかけです。今年で5
年目に入りました、国際情勢と言いながら主に各地の風景をお届けしています、
引き続きご愛顧のほどどうぞよろしくお願いします。

 昨年から南アジアと縁ができ、今回はインドとパキスタン(5)です。

 ちなみに2012年は日印国交樹立60周年でした。

▼目次
■国道4号線でムンバイからプネーへ
■インドのオックスフォード、プネー通過
■サトウキビ街道をひた走りコルハプールへ
■コルハプールの二夜その1

■■後記
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★フォトギャラリーのご紹介

このメールマガジンの記事に関係する写真を掲載しています。

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■国道4号線でムンバイからプネーへ

 ムンバイでは本当に寝ただけ、夜着いて朝出発なのでどの町に泊ったのかまっ
たくわからない、ムンバイと言われたのでそうかなという程度、筆者的にはこの
ようなスケジュールは好みませんがクライアントの御指示とあらば致し方ありま
せん。なのでムンバイのことを聞かないようにしてほしいですね。ホテル代を含
めて。

 午前中は、Dighoda-Kanthavli, Raigad DistrictMumbaiの郊外、湾を挟んで
Colaba地区の対岸、Novi Mumbaiの南に滞在した。8時半に出発というので準備し
て待っていたら、830分から9時の時間設定のようで車も9時にしか来ず、30
ほど無駄にした、だったらもう少し朝食をゆっくり取れたのに。遅く出た分、目
的地に着くのは遅くなる。始めてなら尚更だ。

 何も予備知識がないまま移動するのはこれまた筆者的には望まないのですが、
スケジュールを見るとムンバイ郊外で一つ打合せをし、それからプネを経由して
コルハプールへ行くとある。途中、いくつか業務上の打合せをしつつ。400km
度を移動するようだが、何時頃にどこへと着くとことはまった注意が払われてい
ない、よって何時頃どこで昼食を取り、何時に打合せするのか、まったくない。

 インド政府職員が一緒なので気楽ではある。地図を見ると国道4号線を下るよ
うだ。ムンバイ-プネ-コルハプールとなる。道路状態は良好、4車線あり走行し
やすい。こと地域は初めてだが新しく整備した道路であろう、時々料金所がある。

 ここでインド政府職員の力が発揮される。有料道路は国営なのだろう、政府関
係者は無料となるようだ。IDを料金所で見せるとすんなりとはOKが出ない、窓口
の職員は判断せず、上司に必ず確認に行く、そして通過してよし、となる。料金
所毎にこの作業を繰り返し、

 陸上を走るとよくわかるのは地形だ、ムンバイは海沿いの岬に位置するが国道
4号線は内陸に進むに従って標高を挙げて行く。峠のような急坂を登りきった先
にプネーがありそこからは平地だった、プネ-の海抜は560mだ。

The Mumbai Page

■インドのオックスフォード、プネー通過

 インドで最も日本語教育が盛んな都市で、1971年、プネー印日協会によって日
本語教育が始められたそうだが、この時は郊外を国道4号線が通るため、便宜的
に通過しただけで何の予備知識もない、後で調べたらこのような説明があった。

 また、「インドのオックスフォード」と言われるほど高等教育機関や研究機関
が存在し、世界中から学生が集まりインドへの留学生全体の35%がプネー大学で
在籍している。プネー大学以外にも17校の工科大学があり、5つのITパーク(Hin
jewadi, Talwade, Kharade, Pune IT Park, and Magarpatta City)がある。

 このようにIT産業を中心にインドでもっとも目覚しい発展を遂げており、多く
IT産業やソフトウエア開発会社の本部がある、そして、工業やビジネスの中心
でもある、云々。同乗者のインド人はトヨタ自動車やフォルクスワーゲン等の自
動車産業もこの都市に集積していると説明していた。

 プネーは、マハトマ・ガンディーが一時期監禁された場所でもある。

 国道4号線が郊外を通過している。両側に新しいビルと住宅が目立ち、一部は
建設中であった。同乗している現在はプネ支局長に尋ねると、皆IT産業だという、
ここはハイデラバードに並んでインドのシリコンバレーだそうだ。

 このようにプネーはかすめただけで国道4号線を先へ急いだ。まだ、この日の
第二の目的地へ到達していないのに時間は午後も折り返していた。

Pune Municipal Corporation

Virtual Pune

■サトウキビ街道をひた走りコルハプールへ

 プネーから国道4号線をコルハプール方面へ走っているがなかなか第二の目的
地へ着かない。場所がどこかは聞いてもわからないが、時々、iPhoneが現在地点
を知らせてくれる、これは電波が届いた時だけだ。いかんせんiPhone3Gなので反
応が遅い、キャリアーは問題ないのだが。その地点と地図上の位置を確かめるが
地図には載っていない場合が多い。

 プネーを過ぎてから休憩しようというので沿道にあるドライブインでチャイを
飲んだ。隣では美味しそうに食事をしていた。我々の昼食は、プネーの手前にあ
る大きなドライブイン、何を注文して良いのか良くわからないのでその土地の名
物だと言うの料理を注文したらパンとコロッケのスナック程度の量だった。ラッ
シーはあるかと聞いたらプラスチックボトル詰めだった。これにはがっかりした
が、インドはそんなに進んだのだと感じた。そんなランチだったので空腹感は継
続していた。

 摂生中ゆえ、丁度よいと言い聞かせブラックティーを注文した。しかし、出さ
れたのは濃すぎる紅茶、お湯を注文するが不思議な顔をされた。郷に入っては郷
に従え、通常のミルク入り砂糖入りチャイが無難だ。

 途中、峠道が一か所あった。ここだけ山がある不思議な地形だ。当然、トラッ
クは登るのが遅い、登坂車線がないので車が自然と渋滞する、トンネルでもあっ
たら良いのに。

 この峠を抜けるとまた平地が広がっていた。多分、行政区を跨いだのだろう、
この辺りから道路の両側にサトウキビ畑が目立ってきた。時々だが、サトウキビ
を満載したトラックともすれ違うことがあった。

 第二の目的地は、Satara DistrictSataraだろうか、国道4号線を左に折れた
先にあった、途中、サトウキビ畑があり、目的地の手前はサトウキビを満載した
トラックや牛車で多く待機していた。既に夜の帳が下り、短時間で打合せをし視
察を行った。帰り際、証明に照らされた牛車やトラックに満載したサトウキビの
意味が良く理解できた。

■コルハプールの二夜その1

 コルハプールの街の灯を見たのは21時過ぎになった。人が作ったスケジュー
ルで動くのは、理解しないでという意味であるが、疲れる事が良くわかったので
次回以降は出来れば避けたい。

 今夜の宿泊先は、Hotel Victor Palaceだが、このホテルは私だけのようだ。
同行者の出張旅費の枠を超えるので彼らはもう少し安いホテルにした。先に私の
ホテルに就いたのでチェックインをした、そして、同行者のホテルへ行きチェッ
クインとなったが、トラブル発生、なかなかチェックインできない。

 これならば先に食事にすればよいのだが、シャワーを浴びてから食事にしたい
と一人のインド人が言いだしたので待つことにするがなかなか部屋が用意されず、
用意されたと思ったらなかなか下りてこない。よってもう片方のインド人とここ
で食事を食べようと彼らの泊まるホテルで食事をした。この時すでに22時は回っ
ていた。

 トラブルの原因は同行していたインド人が予約していたホテルから突然のキャ
ンセル、先に宿泊していた客が延長した、になり、近くのホテルを紹介されたの
だがこちらもほぼ満室で準備がすんなりと出来なかったようだ。このクラスのホ
テル、インドでは常に満室状態が続いているようだ。公務員の宿泊費はどうもRs
1800までのようだ。職制上は、トップ3なのだが公務員は公務員なのだろう。

 ムンバイと一緒でここはどこなのか、認識する機会がなかったがコルハプール
に間違いは無い。ホテルは同行者の口添えで一番安い料金でスイートに泊った。
一人では落ち着かないが、インドは地方でもコストパフォーマンスはそれほど高
くない、このホテルの最低がRs4600、税込みでRs5400となる。

 初日と二日目で宿泊料金がRs70初日が多かったので何かと聞いたら、ドライ
バー用のベッドだと言う説明だった。二日目はどこか違うところへ行ったようだ、
あまりに酷かったのだろうか、もしRs70だとしたらリーズナブルだろう。レスト
ランでもドライバー用に食事が割り安で出される。インドではこのようにドライ
バー付きが前提でサービスが提供されている点が素晴らしい。

Kolhapur World

Kolhapur Tourism

Hotel Victor Palace

■■■お薦め本■■■

戦後史の正体 (「戦後再発見」双書) 孫崎 享

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Japan on the Globe-国際派日本人養成講座

ロシア政治経済ジャーナル

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アメリカ通信

■■後記

 インドは奥が深いといってハマってしまうのも心情的には出来ない、まあ、仕
事で関係している間だけでもしっかり把握しておこう、と考えていたのですがど
うも雲行き怪しく、クライアントの関連部署で時間的な余裕があるらしい、よっ
てしばらくは不明となった。まあ、こんなものだろうが、インドはもう少し続き
ます。

補足:
マハーラーシュトラ州、正確には考記述するようだ。

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