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メールマガジン「世界街角通信MM」第262号 2016年7月23日
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皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
神の思し召しにより2015年10月中旬より「アフリカの角」地域、アビシニア高原
のアジスアベバに滞留しています。バックログながら半年ほど時間を巻き戻しつ
つ「アフリカの角にて」を備忘録的に筆者の琴線に触れたことをお届けします。
今号はNo.11、「ジブチの香り-その1」です。
▼目次
■ジブチの香り
■ジブチの朝食 at Sheraton Djibouti
■ソマリア海賊と「すしざんまい つきじ喜代村」
■衛星携帯電話イリジウムのお値段と通話料
■Dibouti TelecomとTurkCellの残高表示
■■後記
★本文★
第260号と前後するが今年の1月に初めてジブチへ行った、その時は今回のように
暑くなく、と言ってもアジスアベバからでは暑かったが、その時の印象をご紹介
します。
■ジブチの香り
ジブチ、暑いけどこれでも一年で一番涼しい季節、なので蚊がいるとのこと、暑
い時期は蚊も棲めないようだ。
ジブチの季節は3シーズン、「hot,
hotter, hottest」と言われている。今年の
初めにジブチへ出張した時は、hotなのであろう、ジブチでは最も気温が低い時
期であった。
さて、ジブチの物価は高い、何でも高い、ホテルも食事も日用品も、これはほぼ
100%輸入されているからだ。野菜はエチオピアとソマリランドから、その他はド
バイやフランスのようだ。
カジノという仏系スーパーマーケットが空港近くにある。品物は普通に豊富、ア
ジスアベバとは雲泥の差、欧州並みか?いやそれほどでもない、販売されている
のは輸入品が目立つ、特にフランスからの。なので皆高い。気になるのはチーズ
だ。
ジブチは暑いので昼休みが長く、店は16:00から開く。両替商も然り。XXX広場に
面するインド人経営の両替商に来た。どうもこの広場がジブチの中心のようだ。
広場に面してホテル、レストラン、銀行、商店、土産物屋等の商業施設が並んで
いる。真昼間なので人通りは少ない。両替商の営業時間も16:00から、それを見
計らってきたので既に日差しはピークを越えているのに、まだ強烈だ。
建物ンの窓や入り口のデザインやシルエットがアラブ世界を感じさせる。
両替商の目の前に土産物屋があったので覗いたがケニヤやタンザニア産と思われ
る木彫りが多かった。
広場の片隅にチャートという覚醒作用のある葉を販売する専門店もみえる。店の
扉にその葉が描かれている。ちょっと見ない街の風景だ。
本日、土曜日は休日、ジブチではイスラム教国なので金曜と土曜が休み。
街はアラブの香りがする、アラビア語と仏語が公用語。
(2016年1月)
■ジブチの朝食 at Sheraton Djibouti
今朝の朝食、目玉焼きに醤油をと思い聞いてみたがあっさり無いと言われた、ア
ジスアベバの中級ホテルでも出してくれたのに。シェラトンとはいえ、そこまで
は対応していなかった。
気温が高い国なのでフレッシュミルクは無いと想像していたがその通りでロング
ライフミルクを容器にいれていた。なので、シリアルには、たまたま水分が多い
ヨーグルトがあったのでそれを入れてみたら丁度ヨよかった。
このホテル、ドイツ軍が宿舎として利用しているので朝から迷彩服の軍人が目立
つ。自衛隊も休暇なり食事に利用しているようだ。
ランチブッフェはDfr.6000だった記憶。
(2016年1月)
■ソマリア海賊と「すしざんまい つきじ喜代村」
ジブチで聞いた「つきじ喜代村 すしざんまい」の対ソマリア海賊での話。
年間300件の海賊がゼロになった・・・はややオーバーな表現だが、ソマリア沖、
アデン湾はキハダマグロの漁場、マグロの買い手がいれば海賊より高収入になる
のは明らか、その結果、海賊が減る。
(2016年1月)
■衛星携帯電話イリジウムのお値段と通話料
携帯電話が繋がらないことを想定してイリジウムを持ってきた。実際には携帯電
話のカバレージは広く通常は問題ないが、貸与携帯がプリペイドなのでエチオピ
アへ電話をしたら直ぐにクレジットが無くなってしまった。
しかし、その土地は石だらけの荒野では携帯電話のクレジットを買えるショップ
もなく人も住んでいないところだった。
使っているイリジウムがどういうものなのか、使用している本人が知らないのは
理不尽と思ったので調べてみた。通話料金だけを日本の携帯電話と比較すると高
くはない、auののローミング料金は1分380円なので。
本体 9555の場合、238000円
通話料金
契約料金10000円
月額基本料金5000円
固定携帯電話 63円/20秒 =189円/分
基本料金6000円の場合、やや安い。
ローミング料金、当地エチオピア向け、380円/分の半額程度ということ。
(2016年1月)
■Dibouti TelecomとTurkCellの残高表示
両キャリアとも使用した直後に下記のような残高が表示される。
TurkCellの残高(トルコ語表記)は60TL(2400円相当)なのでしばらく大丈夫だ
ろう、確か6か月間はSIMが有効なはずだ。途中、オンラインでもリチャージが可
能だ。
そして、こちらはジブチテレコムの表示、フランス語で残高が表示される。
23.16FDJと表記されているがDfrと通常表記する、フランス語なので順序が逆に
なったのか、Dfr.23.16だとUSD=175だったので、15.88円相当の残高、プリペイ
ドチャージは1週間程度しか有効でない。そして、このSIM、いつまで有効なのだ
ろうか?
SIMはDfr.2000だったので1371円相当だった。
Dibouti TelecomとTurkCellの残高表示
(2016年1月)
★本文ここまで★
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■■後記
ジブチはアラブ世界、旧市街へ行くと馴染みのある風景が飛び込んできた。それ
ほど大きくない旧市街だが、趣があって筆者は好きだ。
仏語というのもその昔筆者が訪れたモロッコのカスバ(かなり遠いが)を連想さ
せてくれた。
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メールマガジン「世界街角通信MM」第262号 2016年7月23日
発行責任者:飯尾彰敏
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