Sunday, 31 July 2016

【世界街角通信MM】第265号アフリカの角にて「エチオピアの日本米等」‐No.14-2016年7月31日



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メールマガジン「世界街角通信MM」第265 2016731
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皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。

神の思し召しにより201510月中旬より「アフリカの角」地域、アビシニア高原
のアジスアベバに滞留しています。バックログながら半年ほど時間を巻き戻しつ
つ「アフリカの角にて」を備忘録的に筆者の琴線に触れたことをお届けします。

今号はNo.14「エチオピアの日本米と炊き方等」です。

▼目次
■エチオピアの日本米
■標高2400mのアジスアベバでタイ米を炊く
■圧力鍋で日本米を炊いてみた-その1 in Addis Ababa
■圧力鍋で日本米を炊いてみた-その2 in Addis Ababa
■近所で入手できる日本食材に近い食材
■■後記

★本文★

エチオピアにあると言われている日本米とアジスアベバでの炊飯についてご紹介
します。

■エチオピアの日本米

エチオピアにも日本米があると聞いているが現物にはなかなかお目に掛かれてい
ない。

ある情報によると「エックス ヂグナ X-Jigna(日本晴)」という日本米が作付
けされている。それは1980年代に北朝鮮が稲作を指導していた時に使用された品
種がX-Jigna(日本晴)とのこと、日本晴はエジプトでも栽培されている品種、
しかし、まだお目にかかっていない。

その他、数年前まではエジプト米が輸入され市場に流通していたという、話だけ
で実際は不明、しかし、筆者はエジプト米がジャポニカ米であることは経験上認
識している。

以前メモしたエジプト米については以下のとおりです。

▼エジプトの日本米

エジプトの米の約8割がジャポニカ米で1917年にYabani(アラビア語で日本とい
う意味)という品種名のジャポニカ米の品種改良が進めら れ、1954年、Yabani
M47という品種がNadaと命名され政府栽培奨励品種として全国へ普及した。Yaban
i M47からさらに品種改良が進められ、Giza171及びGiza172が育成された。

1970年代後半にレイホウという品種がGiza173として導入され、作付け面積が40%
を占めたが、1985年にこのGiza173だけがイ モチ病が発生し、1986年から作付け
が禁止され、イモチ病耐性品種の改良が行われた。その後が不明だが、日本米が
エジプト人に好まれているので何らかの 改良が行われたはず。

某援助機関のwebにエジプトでの日本米の説明があり、稲作分野で技術協力を実
施したとあるが、品種改良には触れられていない。果たして誰がこのレイホウ
Giza137)をエジプトへ導入したのだろうか?

レイホウを親とした品種一覧:
この中にはエジプトのことは掲載されていない、そのものだからだろうか、イモ
チ病耐性品種はどうなったのか情報不足ではある。

Giza137(レイホウ)、ちょっとしたアルメニアでの日本の発見でした。その他、
エジプトではアキヒカリ、日本晴という品種も試験的に栽培が行われたようだ。

■標高2400mのアジスアベバでタイ米を炊く

1kg42ETB248円相当のタイ米を近所のグローサリーで購入、ネットでタイ米の
炊き方をレビューして炊いてみた。

為替レート:1ETB=5.9円(201511月)

▼アジスアベバでタイ米を購入

アジスアベバでタイ米を購入、1kg42ETB

当地ではジャポニカは入手困難。韓国料理屋でも中華料理屋でもタイ米だ。タイ
米だが御飯が恋しくなり、近所の雑貨屋で調達し炊いてみた。高地なので上手く
炊けないのではと心配したが、3回目からなんとか炊けるようになった。

写真は初めて炊いた時、やや水が多く、弱火の 時間が短かったので御粥に近い。
このお米、炊き立てならばまあまあだ、もち米を混ぜるともちもち感が増すと聞
いているが、これは今後の試す予定、餅米も売っていることを確認した。

▼上手く炊けた時の炊き方
鍋にコーヒーカップ一杯のタイ米に水をカップ4杯を入れ、蓋を開けたまま強火
で沸騰させ、水が無くなり、蟹穴が出来てきたら、弱火にし蓋をして15分、焦げ
る直前で火を止める。そのまま数分待つ。

標高2400mでのこと、平地だともう少し異なるのでは。ネットでタイ米の炊き方
は、炊くのではなく茹でる、と説明があったが、なるほどと納得。

▼水加減
タイ米の量に対して4倍の水を入れた、柔らかさは弱火で炊く時間に依るかもし
れない、判断するまでにはもう少し炊いてみないとわからない。

▼餅米
餅米を10%程度混ぜると日本米のようになるとネットにあったので試してみた。
食感が増したかは判断できない。

商店:
中国語の説明があるがエチオピア人の経営で客が中国人。

■圧力鍋で日本米を炊いてみた-その1 in Addis Ababa

タイ米で十分だと思っていたが、忘年会のくじ引きで日本米が当たった。これは
食べるしかないだろうと帰国することもあり、懸案であった圧力鍋で炊飯を実践
すべくヤフオクで圧力鍋を調達した。

t-falの圧力鍋

標高2400mのアジスアベバでは圧力鍋でご飯を炊かないと芯が残るとの情報だっ
たが、鍋でこれまで何度か炊いてみて芯は特に残らなかった。課題は、どうやっ
たら美味しく炊けるかということ、それで年末年始に帰国した際、既に調達して
あったT-falの圧力鍋を持ってきた。

そしてそのまま試しもせず1か月以上放置してあったので、やっと重い腰を上げ
て圧力鍋でコメを炊いてみた。

その前に、イスタンブールで栗を買っていたので、先に栗の渋皮が容易に剥ける
という情報を実践してみた。

圧力鍋で栗を茹でると渋皮が容易に剥ける

今回、本来ならば順番通り白米を炊くべきだったが、いきなり五穀米にしたので
ネット上の情報である白米が変色するという情報は未確認となった。

炊き方は、ネット上にある情報を参考にした、標準的な炊き方だと思う。

試炊きは、米2合、コシヒカリの無洗米を使った。

まず、強火で圧力がかかるまで、赤い弁が圧力で上がり止まる、そして弱火にし
5分、その後、火を消して自然減圧、この間も残圧で炊いている、そして、先
ほどの赤い弁が下がったら炊き上がりとなる。

鍵はきっと水加減だろう、炊き上がりは柔らか目となった。

■圧力鍋で日本米を炊いてみた-その2 in Addis Ababa

順番が逆になったが先日は五穀米を炊いたので今日は白米を炊いてみた。

炊き方は、前回と同じ、ネット上にある情報を勘案した。標準的な炊き方だと思
う。

試炊きは、米2合、コシヒカリの無洗米を使った。

まず、強火で圧力がかかるまで、赤い弁が圧力で上がり止まる、そして弱火にし
5分、その後、火を消して自然減圧、この間も残圧で炊いている、そして、先
ほどの赤い弁が下がったら炊き上がりとなる。

炊き上がりは下記の写真の通り、圧力鍋でお米を炊くと変色するとのネット上の
情報だったが、特に変色は確認されなかった。

もっちり、とても美味しい。これは手放せないと実感した、鍋では味わえない炊
き上がりです。

昨日、作ったカレーをかけてカレーライスとなりました。

■近所で入手できる日本食材に近い食材

▼アジスアベバの豆腐屋「高記豆腐坊」

近所に豆腐屋がある。店の名は「高記豆腐坊」、エチオピア人が豆腐を作って売
っている。豆腐の他に、豆干=厚揚げのように豆腐を薄く切って油で揚げてある、
それと豆皮=豆腐の皮のようなもの、を扱っている。

豆腐一丁、10ETB59円相当) 也。

▼ネギの代用品Reek 25 ETB

ネギの代用品、リーク、一束25 ETB也。

★本文ここまで★

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ズで自動的に改行されています。悪しからず。

■■後記

特に日本米に拘っているわけではないが、日本米があるという情報を聞いてしま
った以上、では、どのような日本米なのかということを確認したくなったに過ぎ
ない。

しかし、まだ、最終確認が取れていない。農業の稲作なり米の専門家に聞いても
具体的な情報が出てこない。何が専門家なのかと筆者的には考えてしまう。当地
と同じ、無い物ねだりであろうか、別に当地に合わせる必要は全くないのだが。

個人的な興味の範囲ではあるが、日本との関係を示すにも良い材料ではないかと
考えている。

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