Wednesday, 25 November 2009

【世界の街角からMM】第35号 ラトビア・リトアニア紀行(2)2009年10月21日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第35号 2009年10月21日
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ラトビア・リトアニア紀行です。これまでの中央アジアから趣向を変えてちょっ
と垣間見たバルトの国々、今回はラトビアの首都リーガ(2)です。
▼目次
■リーガ(2)
◆Stockmann市場調査
◆中央市場とバスターミナル
◆ホテルにチェックイン
◆アールヌーヴォー(ユーゲント・シュティール)通り
◆リーガの日本料理
◆リーガの公共交通機関
■■編集後記
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■リーガ(2)
旧市街は、南縁にリーガ駅と中央市場、西縁がダウガヴァ川と河港、そして東側
が新市街である。

「ドイツよりもドイツらしい」と言われるような中世ドイツらしさが残るのは、
ドイツ人によって都市の基礎が形作られたという歴史ゆえであろう。旧市街は中
世ドイツの商業都市の特徴が多く見られ、とりわけハンザ同盟時代の街並みがよ
く残されている。ロマネスク、ゴシック、バロックなどの建築様式が混在する、
歴史的学術的価値の高さから世界遺産に登録(文化遺産、1997年、(i)(ii))されて
いる。ソ連時代においても、戦災で被害を受けた建造物が修復されているので歴
史的価値は認識されていたと考えられる。

それからリーガ歴史地区にはアールヌーボー建築も含まれる。

Riga Old Town
http://www.flickr.com/photos/yha229/sets/72157622438045594/

◆Stockmann市場調査
ちょっと大げさだが、ホテルにチェックインできるまで時間つぶしもかねて駅前
の商業施設を視察、Stockmannはスウェーデン系のデパート、隣にスーパーマーケ
ットもある、そして、駅構内のショップなどなど。

商品を見る限りヨーロッパと変わらない、EU加盟国だからこれまた当然のことな
のだが。バルト三国は3カ国とも2004年5月1日に加盟、ちなみにNATOにも三カ国揃
って2004年3月29日に加盟している。

販売されている商品は、現地製品も多いがフランス製とか北欧製とかも目立つ。
さすがはEUと田舎から出てきた旅行者は感じた。

◆中央市場とバスターミナル
Stockmannの裏側、鉄道と運河を越えた旧市街とは反対側に中央市場がある。建物
が駅舎のようなデザインだし多くの人が出入りしているので最初はそう思ってい
たが巨大な市場だった。またその周辺にも市場が広がっている。この季節は快適
なのだが冬季はどうだろうか、寒そうだ。

所狭しと並べられた野菜や果物、そして、お買い物客の賑わいは活気があって心
地よい。スイカとメロンはウズベキスタン産だという、日持ちもするし鉄道で運
べば十分バルト市場でも競争力がある農産物のようだ。建物の中は肉類や保存食
料が多かった。

翌日、このバスターミナルからEuroLineのヴィリニュス行きバスに乗るので乗り
場を確認することと、今回、一緒に行かれなかった仲間のバスチケットのキャン
セル可能性の確認をした。結果、Euro Lineはオンラインで予約できるものの、キ
ャンセルは1週間前までにタリン、リーガ、ヴィリニュスのEuroLine窓口まで来な
いとキャンセルできないのだ。これは理不尽だと思いながらもしょうがないな。

◆ホテルにチェックイン
Hotel Irina、シングル一泊41EUR、朝食付き、本当に駅前に位置する。窓から
駅舎とORIGOという駅の敷地内に建てられたショッピングセンター、そして、時計
台が見えた。直ぐしたの通りの向こうはマクドナルドだ。

このホテル、WEBを検索していて見つけたのかな、Lonely Planetに掲載されてい
るMid Rangeは全てチェックしたが安くてロケーションが良いホテルはなく、我々
はヴィリニュスへ移動するためのバスターミナルへ行く必要があることやもちろ
ん空港からのアクセス、そして、見所へのアクセスも当然考えてこのホテルに落
ち着いた。

丁度、旧市街と新市街との境目に位置し駅前だし便利だった。朝食も期待値を上
回り、これがヨーロッパの中級ホテルなのだろうと考えながら、注文して調理す
るオムレツはなかったがその他は大満足、よって、朝食はかなり食べた。その分
良く歩くことが出来たのかもしれない。

シングルの部屋は至って機能的に出来ている、シングルベッド、これはドイツと
かオーストリア、東ヨーロッパに多いスタンダードなもの、とデスク、バスルー
ムはシャワーのみ。お湯は暑いのがしっかりと出た。

インターネット接続はWi-Fiが可能であるが、無料と思っていたところ有料だった。
これが無料になればなおよしといった印象だな。しかし、ホテルの案内をめくっ
ている時にログイン名とパスワードが記されたカードが出来てたので繋いでみた
ら、ラッキーなことにログインできたのでその日は無料で利用した。

◆アールヌーヴォー(ユーゲント・シュティール)通り
アールヌーヴォー建築は、旧市街の運河を渡った地区のアルベルタ通り、エリザ
ベテス通り、ストレールニエク通りに多く現存する。概ね19世紀末から20世紀初
頭の建築だろう、通りの両側に平面的かつ装飾的な空間構成のアールヌーヴォー
様式ファサードが並ぶ。かなり修復が進んでいるようだ。

アールヌーボー
http://www.flickr.com/photos/yha229/sets/72157622313647277/

補足:アールヌーヴォー(Art Nouveau)は、19世紀末にヨーロッパで花開いた新
しい装飾美術の傾向のこと。有機的な自由曲線の組み合わせ、鉄やガラスといっ
た素材が特徴。アール・ヌーヴォーはフランス語で「新しい芸術」を意味し、パ
リの美術商、サミュエル・ビングの店の名前メゾン・ドゥ・ラール・ヌーヴォー
(Maison de l'Art Nouveau)に由来し、当時流行していたジャポニズムの影響を
強く受け、特に浮世絵に見られるような平面的かつ装飾的な空間構成を取り入れ
ている。

◆リーガの日本料理
この街にも日本料理があった。店の名前を失念してしまったが、旧市街の中に数
店舗あるようだ。相撲という看板を見た記憶、でも、ここではない。ウェブサイ
トにNOBUという日本料理屋があり、ここは日本人が料理しているというので
探してみたが、結果、情報不足で辿り着かず仕舞い。

Garelijaの4階にある本屋でラトビア人女学生と話す機会があり、彼女を誘って
試しに日本料理を食べてみることにした。

この地域の日本料理は基本的にモスクワ仕込み、資本もロシア資本が多いと聞い
た。モスクワ仕込みの日本料理は、巻き物系の寿司で誰にでも比較的作りやすい
ことと、その味がそこそこだということだ。刺身の鮮度は日本とは比較にならな
いが外国では、東南アジアではもっとレベルが高いが、この程度だろうと納得。
値段もリーズナブルだ。昼間は弁当セットがあり、こちらはかなりお得感があっ
たが、夜だったので適応外。

味噌汁はかなりまとも、でも「あさげ」かな、最近のは美味しいので。

◆リーガの公共交通機関
トラム、トロリーバス、バスと地下鉄がないだけで旧共産圏仕様の都市交通体系
だ。しかも、バスとトロリーバスの車輌は更新されており、ポーランド製だった
な、運行頻度も非常に高く効率に運行されている印象を先ず持った。トラムの車
輌は古いものの、なんとか維持し管理しながら運行している様子が伺えた。

料金は、0.4LV、これは事前にチケット購入した場合で乗車時は0.6LVとなる。一
日乗車券もあり、こちらは1.6LVとお得だ。キオスクに容易に購入できる。

リーガの公共交通
http://www.flickr.com/photos/yha229/sets/72157622438760342/

■ラトビア人について
インドヨーロッパ語族バルト語派に属するバルト系民族で言語は同じバルト語の
リトアニア語に近い。

映画「戦艦ポチョムキン」「イワン雷帝」で知られるセルゲイエイゼンシュタイ
ン監督はラトビアリガ生まれで父親はリガの有名な建築家ミハイル・エイゼンシ
ュタインである。

元ドイツサッカー代表のオリバー・カーン選手は祖父がラトビア人だ。

▼為替レート
Bank of Latvia
http://www.bank.lv/lat/main/all/

Bank of Lithuania
http://www.lb.lt/home/default.asp?lang=e

■■編集後記
まだまだ表面的なリーガだが、また、訪れたいと思わせる魅力がある都市だ。ナ
イトライフは今回はパスしたので次回はこちらも覗こう!

息抜きのラトビア・リトアニア紀行、お天気良く、最高の週末プラス旅行でした。

引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
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