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2015年3月9日月曜日

【世界街角通信】第220号 Gulu滞在ノートNo.10 2015年3月4日



★★★メールマガジン「世界街角通信」第220 201534日★★★

皆さま、こんにちは、世界街角通信です。

昨年末に帰国しましたが、アフリカの熱帯高地、ウガンダ北部の「Gulu滞在ノー
ト」を備忘録的に続けてお届けしています。

★訂正:グルはGuluと表記します、これまで間違った表記だたり混在していたの
で訂正いたします。(200号、201号、202号、213号、214号、215号、217号)

▼目次
Gulu滞在ノートNo.10-Acholi Innのサービスメモ
Gulu滞在メモNo.11-ウガンダ北部の治安
■■後記

為替レート<2014 span="">年121日現在)
UGX=0.043円、1000シリング=40

2014121

★★★本文★★★

Gulu滞在ノートNo.10-Acholi Innのサービスメモ

宿泊していたホテルのサービスに関するメモです。

1)レセプションの対応
それほど期待していなかったので特に問題は感じなかった。チェックイン直後に
机や椅子を入れてもらう時にフォローする必要があったが、できることはリクエ
ストすれば対応してくれる。

24時間、誰かは配置されている。深夜は、横の仮眠室で寝ている。

2)朝食とレストランでの食事
宿泊料金からすれば十分な内容と思う。客が多いときが少ないので朝食はゆっく
りと取れる、週末は特に。

3)ランドリーサービス
洗濯代は基本一つ1,000シリング、洗濯機を使っているが汚れは落ちない、特に
靴下は。なので自分で選択したほうがよい。下着(パンツ)は2000シリングなの
でこれは自分で洗えと言っている料金だ。

洗濯代

4)ハウスキーピング
きちんと毎日掃除とベッドメイキングをしてくれた。物がなくなることはなかっ
た。

5)部屋の電気とお湯
電気、お湯については、以前、ホテルの号で書いたとおり、停電は頻繁に発生し、
自家発電機があるので概ね問題ないが深夜には自家発電も止める。それから、お
湯は、出るときは熱過ぎ、出ないときは2日ほど冷水のみ、であった。

6)支払い
宿泊料金はシリングでの現金が最も面倒がない。クレジットカード払いは、準備
中とのことだったがいつになるのか不明。

USDでの支払いも受け付けてくれる。その場合、レートをどう決めるかがホテル
として定まっていない。中央銀行の為替レートの中央値を最初の支払いで適用し
たが、それではホテル側が損することになるとの理由から、売りレートを適用し
た。

その一つの理由は100ドル紙幣とその他の紙幣では交換レートが異なるため、と
の趣旨だった。レートが異なっても微小だし、USD現金での支払いが可能なほう
が筆者的には時間がかからないのでそのまま受け入れた。

USD現金はホテルの銀行口座へ入金するものと思っていたの紙幣の金額による
レートの差は考えていなかったが、銀行ではなく両替商を外国為替に利用してい
るような対応だった。

Gulu滞在ノートNo.11-ウガンダ北部の治安

あくまでも日本の外務省が考えているウガンダ北部の治安、これが海外安全ホー
ムページに掲載されている。ウガンダ北部のアチョリ地域は、色がついている。
オレンジ(渡航延期勧告)ではなく淡いオレンジ、つまり、「渡航の是非を検
討」する地区となる、グルは当然ながら、その中に含まれる。

では実際に問題としてどうかと言えば、日本人の研究者や目的を持った旅行者が
この地域を訪問していることは事実である。このカテゴリーの安全情報が何に影
響するかと言えば、よくわからない。危険手当が出る地域ではない。ただ、僻地
手当がでている、と聞いたことがある、筆者には関係のないこと。

ウガンダ 外務省海外安全ホームページ

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■■後記

もう遥か彼方のことのように思えてしまうウガンダ北部でこと、現実からは地球
の裏側以上の距離感を感じる。次号でウガンダ北部はひとまず完了する予定です。

ウガンダ北部は、筆者の「志(こころざし)」に沿ったことだったが、現実は異
なり、いや、ウガンダ国やウガンダ人のことではない、そこに関係している日本
国と日本人のこと。

新たな「志(こころざし)」を次に臨むべし。

★☆☆★☆☆★☆☆
メールマガジン「世界街角通信」第220 201534
発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi Iio All Right Reserved.
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★☆☆★☆☆★☆☆

2015年3月2日月曜日

【世界街角通信】第218号 Gulu滞在ノートNo.8 2015年3月2日



★★★メールマガジン「世界街角通信」第218 201532日★★★

皆さま、こんにちは、世界街角通信です。

昨年末に帰国しましたが、アフリカの熱帯高地、ウガンダ北部の「Gulu滞在ノー
ト」を続けてお届けします。

★訂正:グルはGuluと表記します、これまでGuleと表記していた箇所を訂正いたします。

▼目次
Gulu滞在ノートNo.6-Guluで調達した物品・食料品等

■■後記

為替レート<2014 span="">年121日現在)
UGX=0.043円、1000シリング=40

2014121

★★★本文★★★

Gulu滞在ノートNo.6-Guluで調達した物品・食料品等

筆者がアフリカの地方都市のホテルで数か月間生活していくために現地で調達し
た物品や食料品についてのメモです。

調達先はインド系商店として町中にPariMega Storeの2軒があり品揃えが豊富
であった。その他、Uchumiというケニア資本のスーパーマーケット(グルで最大
規模)があり、2階には電化製品売り場がある。他にも商店の数は多いが、筆者
が主に利用したのはこの3店が主であった。

食料品は、カウンダマーケットや建設中の市場横に夕方からオープンするナイト
マーケットで調達した。

Kenneth Kaunda Market in Gule, Uganda

グルナイトマーケット

1)湯沸かし器(製造元不明)
ホテルの部屋でインスタントコーヒーやティーパックのお茶や紅茶を飲むための
必需品、カップはホテルのを借用した。

無印のベビーラーメン6個入りを日本から来たばかりの人にいただいたので、そ
れをコップに入れてお湯をかけたて食べた。これがなかなかの味であった。

ポットは30,000シリング也(Mega Store)。

2)炊飯器
Uchumiの2階に中国製の炊飯器、Saachiというブランドが売っていた。筆者はホ
テル住まいなので、確認までに留めた。

3)南ア製シリアル(Bran
500g12,000シリング、部屋では食べられないので朝食時に食堂で他のシリアル
と混ぜて食べた。Weetabixは食堂にリクエストしたら数日後に用意されたが、ブ
ランは終ぞ出てこなかった。(Uchumi)

4)英国製weetabixWholegrain)
900g16,000シリング、これは安かった(Uchumi)。日本でも売っているがこん
な値段では買えない。

5)ヨーグルト
液体に近いヨーグルト、ウガンダ製のビニルパック入りヨーグルト、プレーンが
最初の頃あったが、途中からバニラにした。インド系2商店とUchumiで売ってい
た。バナナや食パンと一緒に食べた。

イチゴ味ヨーグルト

6)パン
本の一時、Uchumiのベーカリーでレーズン入りの食パンが売っていた。普段は全
粒小麦のパンとシナモンロールを買っていたが、いつもあるとは限らない。

パンはUchumiベーカリーかコーヒーハットの隣のベーカリーで買っていた。

チーズパイ

7)胡麻菓子
Ahcoli Inn門の前のグローサリー、向かって左の店、で売っていた胡麻ボール菓
子、確か一つ1000シリングだった。

こちらはUchumiで売っていた胡麻菓子。

8)ポップコーン
Ahcoli Inn門の前のグローサリー、向かって右の店。
ゆで卵も売っていた。500シリング。

インド料理屋のサモサ

まずかったアイスクリーム

9)露店で購入した野菜とフルーツ

バナナと茹でピーナッツ

ナイトマーケットのトマト

パッションフルーツ

マンゴ

アボカド

Luweroの果物売り

Kamdiniのマンゴ

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■■後記
ホテルの部屋にキッチンが付いていたならば、もっとましな食生活を送れたこと
であろう、それでも湯沸かしポットだけでも、快適度はかなり上がった。

★☆☆
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★☆☆

2015年1月28日水曜日

【世界街角通信】第215号 ウガンダ北部グル滞在ノートその5 2015年1月28日

★☆☆メールマガジン「世界街角通信」第215 2015128日★☆☆

皆さま、こんにちは、世界街角通信です。

昨年末に帰国しましたが、アフリカの熱帯高地、ウガンダ北部の「Gulu滞在ノー
ト」を続けてお届けします。

▼目次
Gule滞在ノートNo.4-Guluの食事
■グルのある週末
■■後記

▼▼▼★☆☆

Gule滞在ノートNo.4-Guluの食事

ウガンダ北部のグルで何を食べていたか、ご紹介しましょう。

ホテル住まいなので基本的に外食、若しくは、パン、トマト、ヨーグルト等を買
ってきて部屋でサンドイッチを作る程度でした。コーヒーはインスタントとモン
カフェの類を日本から持参した。

1)Acholi Innのレストラン

宿泊していたホテルのレストラン、朝食はいつも同じだけど、肉かソーセージ、
卵焼き、豆の煮込み、ポテトの3-4種類、それに、パン、Weetabixwholegrain
cerial(リクエストしたら出すようになった)、時々ケーキのような甘いパン、
バナナ、パイナップル、パパイヤ(季節による)、ホットミルク、インスタント
コーヒー等があり、朝食としては十分な質であった。

2)クリス・ドリン食堂(ローカル)

誰かが裏飯屋と呼んでいたが、名前があるだろうと確認したが名前が無く、クリ
スチーナとドリンの共同経営だったので、勝手にクリス・ドリン食堂を筆者が名
付けた。グル一の食堂と筆者は評価しいてる。

ランチ専用ローカルフード食堂、平日(月曜から金曜まで)のみ営業。メニュー
は、牛肉、魚干物、野菜等でとっても美味しい。

料理をしているクリスティーナ

牛肉:煮込み
魚:ティラピア干物若しくはティラピアの切り身を煮たもの
野菜:モロヘイヤのような粘りのある野菜と胡麻を混ぜて煮た料理、オクラ煮込
み、キャベツ煮込み、豆煮込み等

ビーフとオクラ

基本はライス、食用バナナを煮たもの、ミレット(シコクヒエ)にソルガム混ぜ
て練ったもの、ポーショ(メイズの粉を煮て固めたもの、ケニア、タンザニアで
はこれをウガリと呼ぶ)、蒸かしたスィートポテトとキャッサバに上記のおかず
をトッピングするぶっかけ飯。

ご飯は塩を入れて炊くので最初から塩味となる、塩なしで炊いたご飯を食べてみ
たかった。

ウガンダの米

食堂の入口にキッチン(窯)があり、その上に鍋がいくつかあり、その中で本日
のランチを調理している。基本は鍋で煮る料理ということになる。

3)Anna Food Point(インド料理)

多分、201412月現在で唯一のインド料理食堂。オーナーは南インド、ハイデラ
バード出身なので南インド料理を得意とするが、北インド料理も出す。みている
と北インド料理が多そうだ。ライスとナンとの違いだけの観察だが。サモサはテ
イクアウト可能。

インド商店Mega Storeの前、Mega FM局の前にある。

サモサ

4)Abyssinia Ethiopian Restaurant(エチオピア料理)

中目黒にあるクィーンシバというエチオピア料理屋に行ったことはあるが、それ
だけで、料理に付いては詳しくないが、グルには一軒、多分唯一のエチオピア料
理屋がある。

毎週金曜日にここで在留邦人有志があつまり、美味しい

5)Hotel Binen(ローカル)

Lonley Planetにも掲載されていることから、外国人も行くローカルレストラン
との評判で、Acholi Innのレセプションにどこか美味しいローカルフード食堂は
無いかと問い合わせたら、ここだ言われたので試しに行ってみた。

確かにローカル食堂、期待値の修正をしなければいけない。この食堂ではなく、
ウガンダ北部全域に言える。特に食堂で出すチキンが美味しくないからだ。

6)Sankofa Cafe(ピザ・サンドイッチ)

ウガンダ生まれ育ちのイタリア人が経営するピッツェリア。ピザは窯で焼く。他
にサンドイッチやカレーもある。

定番は、レタスサラダorアボカドサラダ、マルゲリータピザ、トマトとチーズの
サンドイッチ。

周囲が塀で囲われていることから庭の中にるようで居心地がよかった。WiFi完備
なので、NGO、米国平和部隊の他、西洋人が多かった。

宿泊していたAcholii Innから近いのでよく通った。日没前に行き、ゆっくりと
黄昏時を過ごすことが出来た。時間の流れが普段とは、グルだからだろう、違っ
ていた。

Sankofa Cafeの入り口

ピザ

Tomato Cheese Sandwich with Cabbage Salad

Facebook

7)Churchill Court Hotelのレストラン

しっかりしたホテルなので食事もそれなりだが、量が多いことやグルの中では相
対的に高めであることもあり、それほど、利用していないが、ペッパーステーキ
が美味しかった。

人が集まる時、ここでレセプションがよく開催された。

Bomah Hotelにもレストランがあるが、注文してから出てくるまでに時間がかか
るとの評判だったことや、やや離れていたことから一度も利用しなかった。

■グルのある週末

廊下の声が部屋にいると聞こえてくるが今朝は日本語ばかりだ、この田舎の都市
のグルでだ。話の内容から無償資金協力事業の関係で滞在しているコンサルタン
トかコントラクターであろう。

来週は駐ウガンダ日本国大使が、グルまで来るとのこと、目的は、給水システム
(無償資金協力事業)の起工式、私はこの事業には関係していないが在留邦人の
夕食会には呼ばれている。

その他、私が従事しているプロジェクトのウガンダ事務所の担当が交代するので
後任を連れてくる。これも特に私の業務とは関係しない。

ウガンダでは今月末から来月初めにセンサスを実施する。12年ぶりなので非常に
重要な調査だ。地方行政機関ではそのための準備に集中している、昨日は、調査
員が実際に調査票に書き込む演習を行っていた。これは私の業務に影響する。

こんなことを考えながら、ゆったり時間の流れる週末を過ごしていた。

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■■後記

前号の補足、グルの位置。

書式を若干変更した、横線がスマホ等では邪魔になるのではと。

食のことを書き始めたら、記憶がどんどん蘇ってきた。不思議なものだ。総じて、
ホテル住まいは限界があるが、湯沸かしポットは重宝した。

無印良品でチキンラーメンの小さいのが6個入っているパックがある。日本から
来たばかりの人にいただいた、これをカップに入れてお湯を注げば小さなラーメ
ン、スープ代わりにしてサンドイッチを食べた。

この味は五臓六腑に沁み渡った。

★☆☆
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★☆☆

2015年1月26日月曜日

【世界街角通信】第214号 ウガンダ北部グル滞在ノートその4 2015年1月26日

★☆☆メールマガジン「世界街角通信」第214 2015126日★☆☆

皆さま、こんにちは、世界街角通信です。

昨年末に帰国しましたが、アフリカの熱帯高地、ウガンダ北部の「Gulu滞在ノー
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▼目次
■グルの地理的な位置
Acholi Innの部屋
■北部ウガンダの秘境-Aruu Falls
■■後記

★☆☆

■グルの地理的な位置

滞在していたウガンダ北部のGulu、地理的にはどのような位置なのか少し説明し
ておきたい。

ウガンダ自体が内陸国であり、海のように巨大なビクトリア湖に首都カンパラは
近く、空港のあるエンテベはビクトリア湖畔にあり、空港自体はビクトリア湖畔
にある。

Guluはそこから北へ350kmの距離、最も近いインド洋は多分モンバサだろう、グ
ルから1400kmの彼方となる。

Guluから主要都市への距離:
首都カンパラまで320km
ナイロビまで915km
モンバサまで1415km
南スーダンの首都ジュバまで250km
南スーダン国境のNimuleまで100km

これらはグルから見て南北方向です、というのは東西方向に主要な目標が見当た
らないので。

西方向へ100km程度(多分)でナイル川、それを超えるとPachwachi、そして、Ar
uwa、西ナイル県の県庁所在地、その先はコンゴ民主共和国です。もう未知の世
界ですね。

東方向は、Kitgumの先になりますがナショナルパークがあり、半乾燥地帯(鉱物
資源が多い)、そして、やや南にエルゴン山(麓はコーヒー栽培が盛ん)、そこ
がケニアとの国境となる。

Google Mapでのグル

2.778451,32.287903

このデータを検索窓?に入れれば一発でGuluが表示されます。

Acholi Innの部屋

Gulu滞在ノートNo.3-Guleの住まい(ホテル)について書きましたが、実際に滞
在したホテルの部屋です。

部屋は旧館の38号室、他の部屋の状況がわからないが設計がいわゆる建築基準に
沿って建てられていると推察されることから内装の構成は問題なさそうだった。
後日、3階建の新館を下見したが、レイアウトがよくない、空間の仕切り方バ
ス・トイレのスペース等、よって旧館のが使いやすいと判断した。以下部屋の様
子です。

新館

1)水・お湯
断水することは無かったが、お湯は、出る時と出ない時があった。これは電気で
沸かしているため電気が供給され、スイッチが入っている時には供給されたがそ
うでない時はお湯が出なかった。

総じて、大きな問題ではなかった。バスタブ付きであり、時々、お湯を張って風
呂に入った。しかし、タンク内が汚れているのだろう、お湯の色はやや茶系だっ
た。

お湯が出る時にはしっかり出るのだが、他方、水が出なくてシャワーの調整に苦
労したことは何度かあった。

2)窓の密閉性と風通し

窓の隙間から虫、特に蚊が入らないようにマスキングした。ドアの下も同様に。
一時、朝起きるとコオロギが多数部屋の中で死んでいたことがあった。

TVアンテナのケーブルの穴から小さなネズミが出入りし、バスタブの下へ入って
行った。この子ネズミは時々現れた。

3)電気、照明と明るさ

停電は頻繁にあった、ホテルでは自家発電機を装備しているが、これもよく故障
したり、稼働時間が限定的であったがホテル内は別格だった。

窓の面積が小さいのと、窓の前に木があったことから部屋の中は日中でもやや暗
かった。

照明は電球型蛍光灯が付いていた。明るさ的には問題なかった。デスクの前の壁
に蛍光灯が設置してあり、これはよかった。

4)デスクを搬入
仕事用にデスクと椅子をリクエストし持ってきてもらった。長期滞在には必携。

5)ベッドシーツとタオル
シーツは毎日交換せずともよいと思ったが、毎日交換し、そのベッドメイキング
の仕上げが日によって異なったのは、ハウスキーパーによるのだろう。

週末のハウスキーピングは断り、シーツとタオルは週末には交換しないようにし
た。

バスマットがあったり無かったり、タオルが無かったりしたこともあったが、言
えば直ぐに持ってきてくれた。

6)蚊取り線香とモスキートネット
キンチョウの蚊取り線香を持参したが部屋の中に蚊が毎日いたわけではないので、
役に立ったかどうか不明、気になったのは寝ているときに耳元で「ブーン」と飛
ぶ蚊の音、ベッドの上に吊るしてあるモスキートネットを掛けたほうが効果があ
った。

7)ネット環境
ホテルのWiFiは届かないので、携帯電話会社のネットを利用したモバイルWiFi
構築、これで最低限の接続は確保した。料金は1ヶ月10GBで約5000円、これは
お高いがあるだけ良しとすべしだろう。

8)縄跳び
運動不足になるだろうと縄跳びを持参、部屋の中で試したら縄跳びができた、天
井が高かったからであろう、これは幸いだった。

9)部屋のドア
建て付けが悪く、閉める時にひかかり、バンという音がするので、枠組みとドア
が接触しているところを少し削って、その後、石鹸を塗りつけたらスムーズに開
閉が出来るようになった。

10)ランドリーサービス
下着類は自分で選択したが他は、ホテルのランドリーにお願いした。

シャツ類1000シリング(約40円)、ズボンは2000シリング(約80円)、下着は20
00シリング(これは自分で洗って下さい、という意味の価格設定でした)だった。

お天気が良くない日に出すと乾いていない状態で届けるので、時間がかかっても
完全に乾いてから届けるよう、何度かリクエストし、その後、そうなった。

ここの選択は洗濯機に放り込んで回しているだけなので汚れはさほど落ちない、
特にソックスの汚れは落ちていなかった。それ以降、バスタブで足踏みして自前
で洗濯した、これはよく汚れが落ちた。

■北部ウガンダの秘境-Aruu Falls

秘境をどう定義するのかによるが、lonley Planet East Afria 9th Edition- J
uly 2012にもBradt Travel Guide Uganda 7th Edition- Sep. 2013に掲載されて
いない「Aruu Falls」へ週末を利用して行ってきた。

ナイル川の支流になるAgago RiverAswa (Achwa) Riverへ合流し, その後、ホ
ワイトナイルへ注ぐ)のアルー丘陵に位置する。グルから東へGulu-Kitgum Road
オフロード、を1時間30分程度。
Google map(2.896795,32.646956)

Aruu Falls:
Kal Awinya Parish in Angagura Sub County, Pader District

Appx 8km from main road which is a junction called Angagura on the Gulu-
Kitgum road after Aswa (Achwa) River Bridge. The road to the falls are e
arth road.

The fall is located in Pailim Clan.

Waterfall at Aruu hills along the sourse of Agago River which jpoins Asw
ariver, then it joins White Nile in South Sudan.


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■■後記

冒頭の通り既に帰国していますが、グルのこと、備忘録的にメモを継続しておこ
うかと思います。

ビクトリアナイルのMurchison Fallsは外国人観光客が訪れ知られていますが、
秘境中の秘境Aruu Fallsは、ほとんど人の目に触れられていませんね。

■★
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