★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」 第61号 2010年8月8日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2月初旬より、南コーカサスの小国、アルメニアの首都エレバンに滞在している。
ちらっと垣間見たエレバン、レポート09です。
▼目次
■エレバンの夏とロシアの猛暑
■アルメニアのインターネット事情
■アルメニアの空の玄関、ズヴァルトノッツ空港
■■後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■エレバンの夏とロシアの猛暑
以前にもお伝えしたが予想以上にエレバンの夏は暑い。標高900m、北緯41度(秋
田県とほぼ同じ緯度)ながらである。最高気温が37-38度、最低が22-23度が現状
だ。しかし、暑いというニュースはないのでこれが並みの夏の暑さなのだろう。
他方、ロシアでは130年ぶりの大干ばつ、南部では40度を超え、モスクワでも38-3
9度、1972年以来の小麦の不作が予測されている。ロシアは世界第四位の小麦輸出
国、穀物市場では小麦価格が既に50%高騰している。この旱魃はウクライナやカ
ザフスタンも同様な被害を及ぼしていることだろう。
1972年の小麦不作のときはソ連が米国の小麦を買占めした、何時だったか日本で
も米の不作で米を輸入せざるを得なくなったとがあったが、ロシアは数日前に小
麦輸出を禁止したという。売らなくても自給は出来るということは優位性がある
が、急にお互いの依存関係が崩れると問題になる。
今年の猛暑はもう一つ、山火事ならぬ森火事の発生だ。あまりピンとこないが乾
燥して森に火がつき森火事となる。中国やパキスタンでは豪雨だというのにだ。
エレバンの夏、なぜモスクワのほうが暑いのか?この暑さの問題は都市インフラ
が暑さに対応していないことから、冷房がない、ということが多々ある。エレバ
ンはいつも暑いのだろう、エアコンは設置されているので問題はないが、果たし
てモスクワはどうだろう、公園の池にでも飛び込みたくなるのでは。
小麦高騰
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4133
異常気象による小麦減産
http://press.onbiz.yahoo.co.jp/pr/ShowPrLeaf/id/R0001315_RR000072697
暑さと乾燥で野火がモスクワ近郊やロシアの各地の森林で発生
http://en.rian.ru/russia/20100805/160087032.html
■アルメニアのインターネット事情
IT立国を目指している(?)アルメニアのインターネット事情は見かけよりも実
態は遅れている。悲観的な見方をするとこのような表現になるが、楽観的な見方
をすれば、なかなかよくやっているではないか、となる。しかし、「張りぼて」
構造のアルメニアは否めない。
されとて選択肢が他にないのでこの中でやり過ごさなければならない。アルメニ
アの通信はロシアのBeelineが握っている。これはArmentel(国営通信公社)を買
収しているからだ。その他、携帯電話事業に仏テレコムのOranegとロシアのジャ
イアントMTSが参入し、これら全てがインターネットプロバイダーとなっている。
インターネット接続方法は、ADSLと携帯電話網を利用したサービス、その他ケー
ブルTV経由、専用線サービスがあるが、ADSLと携帯電話網が一般的なだ。
私自身はBeelineがサービスしているhi-line(ADSL)を利用している。契約上の
接続速度は1Mbps、この表示の仕方が最大1Mbpsという表現なのでややこしい。実
測は以下のサイトで測定したところせいぜい250Kbps程度だ。ややストレスはある
もののメールは問題なく、ウェブも遅いがなんとかこなせる。これは同じ仕様で
も西ヨーロッパ諸国となるとまったく快適さが違う、何が違うのか、これは太さ
以外に考えられない。つまり、他国と接続されている幹線の容量がまだまだ小さ
いのだろう。
BNRスピードテスト
http://www.musen-lan.com/speed/
料金体系的には、ADSLが月額12,000AMD(USD33相当)、ADSLモデムを分割にするの
か否かで所期費用が異なる。携帯電話ネットワークだと従量制になり月額6,000AM
D-20,000AMD(USD16-55)でトラフィックが1GB-20GB (Orange)となっている。
携帯電話網を利用したサービスは地方をもカバーしておりADSLよりもサービスレ
ベルは高いのではと想像している。
* arminco
http://www.arminco.com/en/
* hi-line (beeline)
http://www.beeline.am/hiline/hiline.html
*Oranege
http://www.orangearmenia.am/en/internet/
*Universal Communications (u!com)
http://www.ucom.am/en/home.html
■アルメニアの空の玄関、ズヴァルトノッツ空港
アルメニアの国際空港はエレバンとギュムリにあるが、ほとんどの便がエレバン
で発着する。その空港は、Zvartnots International Airport、Zvartnotsは発音
しにくい名称だ。多分、ズファルトノッツと発音するのだろう、でもgoogleで検
索してもヒットしないのでやや違うようだ、ズヴァルトノッツだった。エレバン
郊外の空港が位置する地名だ。つまり、アルメニアの空の玄関はここだ。
ズヴァルトノッツ空港の旧ターミナル(1961年築)は、スタートレックに出てく
る宇宙船のようなデザインで印象に残る。2006年9月14日に新ターミナル(到着
ターミナル)竣工してから、旧ターミナルが出発、新ターミナルが到着として使
われている。旧ターミナルは出発とはいえチェックインだけでその後の出国審査、
出発ロビーは新ターミナルへ移動する。
さらに、2008年春から第2ターミナルの建設開始され2011年に竣工を予定している。
このズヴァルトノッツ空港ターミナルは、2001年に30年コンセッション契約によ
り建設されている民活プロジェクトである。インベスターは、アルゼンチン産ま
れのアルメニア系、Eduardo Eurnekian氏の会社であるCorporacion Americaであ
る。
1990年代には日本の円借款供与も検討されたプロジェクトだが、民活プロジェク
トとしての実施へ移行した。そのおかげか、EBRDの融資も引き出している。
新ターミナルはいたって洗練されたデザインだが、出国審査の後(入国時も同
じ)、強制的とも思える免税店を通過しなければならない動線が違和感を感じる。
これは民活ゆえのことと理解するが、洗練された動線にはならないものだろうか。
免税店を抜けると搭乗口となる、出発ゲイトは大きな箱状の空間となり、ゆった
りしている。そして、正面にアララト山がそびえている。
Zvartnots Airport
http://www.aia-zvartnots.aero/src/index.php
出発案内
http://www.aia-zvartnots.aero/src/index.php?id=departures
到着案内
http://www.aia-zvartnots.aero/src/index.php?id=arrivals
このサイトも発着案内を提供している
http://www.zvartnots.am/
■■後記
冒頭にも書いたがアルメニアの夏は騒ぐほど暑くはない。乾燥している暑さゆえ
風が吹けば涼しく、室内に入ればなんとかやり過ごせる。ただ、乾燥しているの
で誇りっぽい。これもカイロほどではないのだが。事務所の場所が悪いのか風が
吹くと室内が砂埃でざらざらになる。これでは精密機械が長持ちしない。わが事
務所のプリンタも印刷するときの音が砂埃を噛んでいるような異音を発する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」第61号 2010年8月8日
発行責任者:飯尾 彰敏
Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved.
公式サイト1:http://worldcity-mm.blogspot.com/ (メルマガ用)
公式サイト2:http://worldcityimg.blogspot.com/ (photo gallery)
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com
バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
登録・変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000283202.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界街角通信」のblogです。世界各地の街角から国際情勢を読む!生レポート、主に出張で滞在している国や地域の社会経済情勢、歴史文化、生活情報、対日関係等をレポートします。
2010年8月8日日曜日
2010年6月25日金曜日
世界の街角からMM 第57号 25年ぶりのコスモスホテル、対独戦勝記念日「赤の広場」ビデオ、シェレメツェボでターミナル変更 2010年6月25日
★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」 第57号 2010年6月25日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5月初旬にエレバンからモスクワへ行った時のメモ、これまでもモスクワについて
はメモしているのでモスクワ・レポート7になります。
▼目次
■25年ぶりのコスモスホテル
■日本便、シェレメツェボ空港の発着ターミナル変更
■対独戦勝記念日「赤の広場」ビデオ
■■後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■25年ぶりのコスモスホテル
モスクワの1時方向にVDNKhという全ソヴィエト博覧会場があり、その前にコスモ
スホテルというモスクワオリンピック(1980年)に合わせて建設されホテルがある。
今回の宿は、そのコスモスホテルだ。1985年にソ連時代のモスクワを訪れたとき
に宿泊した。ソ連崩壊後も当時と同じ名称でそのホテルが運営されていることは
ウェブを通して知っていたのでどんな状況なのかと思い興味津々であった。
ホテルはほとんど当時のままなので世界遺産に登録できるのでは思う。それほど
ソ連時代の印象を色濃く残している、ソ連が崩壊して20年近くも経っているのだ。
(ドゥシャンベのタジキスタンホテルもそうだった。)まあ、ロビーに店が増え
て少しごちゃごちゃした印象だ、それに、中華料理の看板は邪魔だな。
ホテルの部屋からの風景、ホテルの前にフライオーバーが出来たこととモノレー
ルが走るようになったのでちょっと視界を遮るが、基本的に当時と変わらない。
VDNKhの門、これは凱旋門のような建物、それから宇宙飛行士博物館なのか記念碑
なのか正式名称を失念したが、天に向かうようなデザインなので記憶に残りやす
い。
VDNKhの奥には15の噴水があり、当時、好意で案内してくれたインツーリストのマ
リナにソヴィエトは15共和国から構成されると教えられた噴水だ。そんな記憶を
辿るような窓からの変わらないモスクワを眺めた。
部屋の内装も家具も当時のまま、色が褪せたりしているが変わらないところがロ
シアなのかと納得。ベッドの横のチェアは当時も今も座り心地はとてもよく、機
能的に変わらない、ただ当時はまだ真新しかったが。各階に鍵を管理する小母さ
んがいたが現在は廃止され、レセプションでもらう、鍵はマニュアルキーから電
子キーになっていた。
ロビーの横にカフェがあり、夜遅くその前を歩いていると一人のロシア娘が話し
かけてきた、それも偉そうにだ。
Do you speak English?
そして次の言葉は
Do you like Russian girls? It is $220!
当時はもう少しセンスのある話しかけ方をしていたと思うが、ホテルの質がそう
なったのだろうか、それになぜ$220という端数なのかよくわからなかった。ソ連
時代は外国人が宿泊できるホテルが限られており、その中のひとつがこのコスモ
スホテルだった。選択肢も多くなく、宿泊者は泊めてもらうという感じでイン
ツーリストのアレンジに従うしかなかった。
今時の予約はオンラインで簡単に出来る。興味のある方は下記サイトどうぞご覧
下さい。
http://www.hotelcosmos.ru/ehome.html
■日本便、シェレメツェボ空港の発着ターミナル変更
2010年3月29日(SU575/576便)より、モスクワ・シェレメツェボ空港における東京線
の利用ターミナルが「ターミナルD」へ変更されています。
というアエロフロートのお知らせがありました。
シェレメツェボ空港、さてターミナルはいくつあるかというと
1.シェレメツェボ1(B)
2.シェレメツェボ2(F)
3.ターミナルC
4.ターミナルD
5.ターミナルE
6.ターミナルA(予定)
ターミナル変更のスケジュールを見るとほとんどのフライトがDへ移転しているの
でターミナルFは改装工事でもするのだろうな。
アエロフロート日本支社のサイトではシェレメツェボは「チェレメチェヴォ」と
表記されていた。どっちが正しいのだろうか・・・。
ターミナルDへ変更されたフライト
http://wwww.aeroflot.ru/templates/before_and_after_fly_en/terminal-d.html
ターミナル変更は以下に説明があります。
http://japan.aeroflot.aero/document.asp?ob_no=1594
Dの位置はこちら。
第一ターミナルは2010年夏以降「ターミナルB」へ名称変更し、ターミナルC及び
ターミナルDの名称はそのまま。2010年上半期にターミナルEが、更にターミナルA
(オープン時期未定)がオープン予定です。
http://japan.aeroflot.aero/document.asp?ob_no=1590
■対独戦勝記念65周年パレード、ビデオ
The Voice of Russia(Video)
http://japanese.ruvr.ru/2010/05/12/7711012.html
■■後記
ちょっとしたノスタルジー的な宿泊体験のコスモスホテル、是非とも余分なサイ
ンを取り払って当時のまま維持してほしいと個人的には考えている。インツーリ
ストの所有だろうと思うが、どうでしょうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」第57号 2010年6月25日
発行責任者:飯尾彰敏
Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved.
公式サイト1:http://worldcity-mm.blogspot.com/ (メルマガ用)
公式サイト2:http://worldcityimg.blogspot.com/ (photo gallery)
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com
バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
登録・変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000283202.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」 第57号 2010年6月25日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5月初旬にエレバンからモスクワへ行った時のメモ、これまでもモスクワについて
はメモしているのでモスクワ・レポート7になります。
▼目次
■25年ぶりのコスモスホテル
■日本便、シェレメツェボ空港の発着ターミナル変更
■対独戦勝記念日「赤の広場」ビデオ
■■後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■25年ぶりのコスモスホテル
モスクワの1時方向にVDNKhという全ソヴィエト博覧会場があり、その前にコスモ
スホテルというモスクワオリンピック(1980年)に合わせて建設されホテルがある。
今回の宿は、そのコスモスホテルだ。1985年にソ連時代のモスクワを訪れたとき
に宿泊した。ソ連崩壊後も当時と同じ名称でそのホテルが運営されていることは
ウェブを通して知っていたのでどんな状況なのかと思い興味津々であった。
ホテルはほとんど当時のままなので世界遺産に登録できるのでは思う。それほど
ソ連時代の印象を色濃く残している、ソ連が崩壊して20年近くも経っているのだ。
(ドゥシャンベのタジキスタンホテルもそうだった。)まあ、ロビーに店が増え
て少しごちゃごちゃした印象だ、それに、中華料理の看板は邪魔だな。
ホテルの部屋からの風景、ホテルの前にフライオーバーが出来たこととモノレー
ルが走るようになったのでちょっと視界を遮るが、基本的に当時と変わらない。
VDNKhの門、これは凱旋門のような建物、それから宇宙飛行士博物館なのか記念碑
なのか正式名称を失念したが、天に向かうようなデザインなので記憶に残りやす
い。
VDNKhの奥には15の噴水があり、当時、好意で案内してくれたインツーリストのマ
リナにソヴィエトは15共和国から構成されると教えられた噴水だ。そんな記憶を
辿るような窓からの変わらないモスクワを眺めた。
部屋の内装も家具も当時のまま、色が褪せたりしているが変わらないところがロ
シアなのかと納得。ベッドの横のチェアは当時も今も座り心地はとてもよく、機
能的に変わらない、ただ当時はまだ真新しかったが。各階に鍵を管理する小母さ
んがいたが現在は廃止され、レセプションでもらう、鍵はマニュアルキーから電
子キーになっていた。
ロビーの横にカフェがあり、夜遅くその前を歩いていると一人のロシア娘が話し
かけてきた、それも偉そうにだ。
Do you speak English?
そして次の言葉は
Do you like Russian girls? It is $220!
当時はもう少しセンスのある話しかけ方をしていたと思うが、ホテルの質がそう
なったのだろうか、それになぜ$220という端数なのかよくわからなかった。ソ連
時代は外国人が宿泊できるホテルが限られており、その中のひとつがこのコスモ
スホテルだった。選択肢も多くなく、宿泊者は泊めてもらうという感じでイン
ツーリストのアレンジに従うしかなかった。
今時の予約はオンラインで簡単に出来る。興味のある方は下記サイトどうぞご覧
下さい。
http://www.hotelcosmos.ru/ehome.html
■日本便、シェレメツェボ空港の発着ターミナル変更
2010年3月29日(SU575/576便)より、モスクワ・シェレメツェボ空港における東京線
の利用ターミナルが「ターミナルD」へ変更されています。
というアエロフロートのお知らせがありました。
シェレメツェボ空港、さてターミナルはいくつあるかというと
1.シェレメツェボ1(B)
2.シェレメツェボ2(F)
3.ターミナルC
4.ターミナルD
5.ターミナルE
6.ターミナルA(予定)
ターミナル変更のスケジュールを見るとほとんどのフライトがDへ移転しているの
でターミナルFは改装工事でもするのだろうな。
アエロフロート日本支社のサイトではシェレメツェボは「チェレメチェヴォ」と
表記されていた。どっちが正しいのだろうか・・・。
ターミナルDへ変更されたフライト
http://wwww.aeroflot.ru/templates/before_and_after_fly_en/terminal-d.html
ターミナル変更は以下に説明があります。
http://japan.aeroflot.aero/document.asp?ob_no=1594
Dの位置はこちら。
第一ターミナルは2010年夏以降「ターミナルB」へ名称変更し、ターミナルC及び
ターミナルDの名称はそのまま。2010年上半期にターミナルEが、更にターミナルA
(オープン時期未定)がオープン予定です。
http://japan.aeroflot.aero/document.asp?ob_no=1590
■対独戦勝記念65周年パレード、ビデオ
The Voice of Russia(Video)
http://japanese.ruvr.ru/2010/05/12/7711012.html
■■後記
ちょっとしたノスタルジー的な宿泊体験のコスモスホテル、是非とも余分なサイ
ンを取り払って当時のまま維持してほしいと個人的には考えている。インツーリ
ストの所有だろうと思うが、どうでしょうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」第57号 2010年6月25日
発行責任者:飯尾彰敏
Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved.
公式サイト1:http://worldcity-mm.blogspot.com/ (メルマガ用)
公式サイト2:http://worldcityimg.blogspot.com/ (photo gallery)
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com
バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
登録・変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000283202.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2009年4月12日日曜日
【世界の街角からMM】イスタンブル・トランジット(1) 第22号 2009年4月11日
★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」 第22号 2009年4月11日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今号は3月中旬、アシガバート(トルクメニスタン)出張のため、トランジット
で滞在したイスタンブルのレポート(1)です。
タシケントの交通(2)はもう少し後でレポートします。
出張先の都市より人や街、生活のこと、耳にしたこと、肌で感じたこと、美しい
もの、旨いもの、ちょっと硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレ
ポート等をお届けしています。
▼今号の目次はこちらです。
イスタンブル・トランジット(1)
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
■イスタンブルの交通機関とアクビル
■イスティクラル通り再び
イスタンブル・トランジット(2)
http://worldcity-mm.blogspot.com/2009/04/mm2-23-2009412.html
■イスタンブル上空-アシガバートからのフライトより
■イスタンブルでのショッピング
■日本料理「五味」
■MetroBus-イスタンブルの新バス交通システム
■■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
タシュケント4時20分発のトルコ航空便TK1371は予定通りまだ暗い早朝5時5
0分にイスタンブル・アタチュルク空港へ到着した。3時間の時差があるので4時
間30分のフライトだ。しかし、家を午前2時過ぎ出たのでほとんど寝ていない。イ
スタンブルは、昨年、一昨年と滞在したのである程度親近感がある。
▼入国審査
4ヶ月ぶりのアタチュルク空港だ。なんとなく気分よかった。しかし、入国審査
には時間がかかった。まあ、トランジットが長いので問題ないが。早朝到着する
フライトが多いのだろうたいへん混雑していた。荷物を取りに行ったらもうほと
んど人がいなかった。
▼Left Baggage (荷物預かり)
今回は16時間トランジットなので荷物を一旦出すことにした。
荷物預かり所は到着ロビー、トルコ航空ホテル窓口の隣、スタバの手前にある。
このサービスはヨーロッパと同じでたいへん助かる。
料金は以下の通り、引き取り時に支払う。現金のみ。私の場合スーツケース、キ
ャリーオン、パソコンバックを預けたので42YTLとなった。
大 15YTL/day
中 12YTL/day
ハンドバック 10YTL/day
小(プラスチックバック等) 8YTL/day
http://www.ataturkairport.com/eng/1.php
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
早朝だったのでとりあえず、荷物預け場所の確認をしたら、その先に、スタバが
あったのでここでコーヒーを飲みながらしばらく過ごすことにした。Wi-Fiを確認
したらサービスありとのこと、これは都合が良いと思い、メールのチェック返信
をした。スタバはタシケントにはもちろんないので久しぶりの味だ。
スタバは、到着ロビー、出口を出て右方向奥、荷物預かり所の先にある。比較的
空いていること、無線LANが使えること、壁側にやや広めのテーブルがあり、その
横に電源用コンセンが用意されている。ここで仕事が出来てしまう。
スタバはクレジットカードでの支払いも可能、トルコリラを持っていないときで
も問題ない。今回はここでたいへんお世話になった。
■イスタンブルの交通機関とアクビル
昨年使っていたアクビル(プリペイドチケット)の、東京で言うパスモやスイカ、
を運よく持ってきていた。残高が10YTLは残っているし、現金だって100YTL
は持っている。対円で価値が6割をきったけど物価は変わっていないだろう、昨
年のまま使える。
イスタンブルの交通はバスが多いが近年、地下鉄やLRTも整備されつつある。まだ
ネットワークとしては発展途上だが乗り継いで使える。空港からはAksalayまでLR
Tが運行され、そこからトラムでベイオールへ行ける。
スタバの環境が良かったので約束していたランチに遅れそうになったので、Aksal
ayまでLRT、そこからタクシーでペラまで行った。タクシーを使わない方法では、
ドルムシュ(乗り合いタクシー)かトラムでKarakoy下車、ケーブルカーでTunel
まで行けばよい。
http://urbanrail.net/eu/ist/istanbul.htm
その他、Metro(地下鉄)はタクシム広場から4.Leventまで開通している。現在、
タクシム広場からアクサライ間は工事中だ。
その他、E5を運行している機関バスであるMetroBusがある。これらがそれぞれ繋
がりつつある状況だ。Marmaray(ボスポラス海峡海底トンネル)も工事中だ。
http://istanbul.iio.org.uk/istanbul-transport.html
pohoto gallery:
http://picasaweb.google.com/iio.tokyo/IstiklalCaddesi
■イスティクラル通り再び
タクシーをPera Palas(現在改装中、アガサ・クリスティーの常宿だった)の下
で下り、隣のIMPのビルまで歩く。見慣れた建物、路、人々だ。そして、昨年働
いていた職場に友人を訪ねた。
何度も通ったイスティクラル通りのレストランへ皆でランチを食べにいく。変わ
らぬ賑わいのイスティクラル通り、なぜか端から端まで歩きたくなる。昨年滞在
したときから5ヶ月ほどしか経っていないので特に大きな変化はない。ショップが
少し入れ替わった程度だろう。
職場は変わらず、ただ、一緒に働いていた人の一人が黒海沿岸の都市にある大学
へ異動になったようだ。地方選挙が近く、イスティクラル通りでは選挙運動が盛
んだった。イスタンブル市長は現職が立候補するそうだ。
食事の後、映画のチケットを買いに行くという。これは同僚の旦那が兵役のため
留守にするので、その間、友人達が何かと世話するという。
丁度冬物のバーゲンの時期、ショップのあちこちにはxx% OFFの文字が目だった。
帰りにはいろいろと調達しなければならないなと思いながらウィンドウを眺めた。
まだまだ、昨年歩いた場所を確認したかったが時間が許さない。帰国時の買出し
下調べでAkmerkezへ足を向けた。タクシム広場から559番バスで行ける。結局、バ
スで往復した。そして、Tunelまでイスティクラル通りを歩き、ケーブルカーでKa
rakoyまで行き、そこからトラムでAksaray、そして、LRTで空港まで戻った。あっ
という間に出発2時間前になっていた。
イスタンブル・ノート
http://istanbul.iio.org.uk/index.html
◆為替レート
1YTL=58.66円(2009年3月27日)
http://www.bloomberg.co.jp/markets/currencies/eurafr_currencies.html
■■編集後記
トランジットだったのであっという間に時間が過ぎた。何度来てもイスタンブル
は心地よい町だ。交通機関がどんどん整備されている。次回はもっと便利に移動
が出来るようになっているに違いない。
引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」第22号 2009年4月11日
発行責任者:飯尾彰敏
Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved.
公式サイト:http://www.iio.org.uk (暫定サイト、メルマガ用は準備中)
問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
登録・変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000283202.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」 第22号 2009年4月11日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今号は3月中旬、アシガバート(トルクメニスタン)出張のため、トランジット
で滞在したイスタンブルのレポート(1)です。
タシケントの交通(2)はもう少し後でレポートします。
出張先の都市より人や街、生活のこと、耳にしたこと、肌で感じたこと、美しい
もの、旨いもの、ちょっと硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレ
ポート等をお届けしています。
▼今号の目次はこちらです。
イスタンブル・トランジット(1)
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
■イスタンブルの交通機関とアクビル
■イスティクラル通り再び
イスタンブル・トランジット(2)
http://worldcity-mm.blogspot.com/2009/04/mm2-23-2009412.html
■イスタンブル上空-アシガバートからのフライトより
■イスタンブルでのショッピング
■日本料理「五味」
■MetroBus-イスタンブルの新バス交通システム
■■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
タシュケント4時20分発のトルコ航空便TK1371は予定通りまだ暗い早朝5時5
0分にイスタンブル・アタチュルク空港へ到着した。3時間の時差があるので4時
間30分のフライトだ。しかし、家を午前2時過ぎ出たのでほとんど寝ていない。イ
スタンブルは、昨年、一昨年と滞在したのである程度親近感がある。
▼入国審査
4ヶ月ぶりのアタチュルク空港だ。なんとなく気分よかった。しかし、入国審査
には時間がかかった。まあ、トランジットが長いので問題ないが。早朝到着する
フライトが多いのだろうたいへん混雑していた。荷物を取りに行ったらもうほと
んど人がいなかった。
▼Left Baggage (荷物預かり)
今回は16時間トランジットなので荷物を一旦出すことにした。
荷物預かり所は到着ロビー、トルコ航空ホテル窓口の隣、スタバの手前にある。
このサービスはヨーロッパと同じでたいへん助かる。
料金は以下の通り、引き取り時に支払う。現金のみ。私の場合スーツケース、キ
ャリーオン、パソコンバックを預けたので42YTLとなった。
大 15YTL/day
中 12YTL/day
ハンドバック 10YTL/day
小(プラスチックバック等) 8YTL/day
http://www.ataturkairport.com/eng/1.php
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
早朝だったのでとりあえず、荷物預け場所の確認をしたら、その先に、スタバが
あったのでここでコーヒーを飲みながらしばらく過ごすことにした。Wi-Fiを確認
したらサービスありとのこと、これは都合が良いと思い、メールのチェック返信
をした。スタバはタシケントにはもちろんないので久しぶりの味だ。
スタバは、到着ロビー、出口を出て右方向奥、荷物預かり所の先にある。比較的
空いていること、無線LANが使えること、壁側にやや広めのテーブルがあり、その
横に電源用コンセンが用意されている。ここで仕事が出来てしまう。
スタバはクレジットカードでの支払いも可能、トルコリラを持っていないときで
も問題ない。今回はここでたいへんお世話になった。
■イスタンブルの交通機関とアクビル
昨年使っていたアクビル(プリペイドチケット)の、東京で言うパスモやスイカ、
を運よく持ってきていた。残高が10YTLは残っているし、現金だって100YTL
は持っている。対円で価値が6割をきったけど物価は変わっていないだろう、昨
年のまま使える。
イスタンブルの交通はバスが多いが近年、地下鉄やLRTも整備されつつある。まだ
ネットワークとしては発展途上だが乗り継いで使える。空港からはAksalayまでLR
Tが運行され、そこからトラムでベイオールへ行ける。
スタバの環境が良かったので約束していたランチに遅れそうになったので、Aksal
ayまでLRT、そこからタクシーでペラまで行った。タクシーを使わない方法では、
ドルムシュ(乗り合いタクシー)かトラムでKarakoy下車、ケーブルカーでTunel
まで行けばよい。
http://urbanrail.net/eu/ist/istanbul.htm
その他、Metro(地下鉄)はタクシム広場から4.Leventまで開通している。現在、
タクシム広場からアクサライ間は工事中だ。
その他、E5を運行している機関バスであるMetroBusがある。これらがそれぞれ繋
がりつつある状況だ。Marmaray(ボスポラス海峡海底トンネル)も工事中だ。
http://istanbul.iio.org.uk/istanbul-transport.html
pohoto gallery:
http://picasaweb.google.com/iio.tokyo/IstiklalCaddesi
■イスティクラル通り再び
タクシーをPera Palas(現在改装中、アガサ・クリスティーの常宿だった)の下
で下り、隣のIMPのビルまで歩く。見慣れた建物、路、人々だ。そして、昨年働
いていた職場に友人を訪ねた。
何度も通ったイスティクラル通りのレストランへ皆でランチを食べにいく。変わ
らぬ賑わいのイスティクラル通り、なぜか端から端まで歩きたくなる。昨年滞在
したときから5ヶ月ほどしか経っていないので特に大きな変化はない。ショップが
少し入れ替わった程度だろう。
職場は変わらず、ただ、一緒に働いていた人の一人が黒海沿岸の都市にある大学
へ異動になったようだ。地方選挙が近く、イスティクラル通りでは選挙運動が盛
んだった。イスタンブル市長は現職が立候補するそうだ。
食事の後、映画のチケットを買いに行くという。これは同僚の旦那が兵役のため
留守にするので、その間、友人達が何かと世話するという。
丁度冬物のバーゲンの時期、ショップのあちこちにはxx% OFFの文字が目だった。
帰りにはいろいろと調達しなければならないなと思いながらウィンドウを眺めた。
まだまだ、昨年歩いた場所を確認したかったが時間が許さない。帰国時の買出し
下調べでAkmerkezへ足を向けた。タクシム広場から559番バスで行ける。結局、バ
スで往復した。そして、Tunelまでイスティクラル通りを歩き、ケーブルカーでKa
rakoyまで行き、そこからトラムでAksaray、そして、LRTで空港まで戻った。あっ
という間に出発2時間前になっていた。
イスタンブル・ノート
http://istanbul.iio.org.uk/index.html
◆為替レート
1YTL=58.66円(2009年3月27日)
http://www.bloomberg.co.jp/markets/currencies/eurafr_currencies.html
■■編集後記
トランジットだったのであっという間に時間が過ぎた。何度来てもイスタンブル
は心地よい町だ。交通機関がどんどん整備されている。次回はもっと便利に移動
が出来るようになっているに違いない。
引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」第22号 2009年4月11日
発行責任者:飯尾彰敏
Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved.
公式サイト:http://www.iio.org.uk (暫定サイト、メルマガ用は準備中)
問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
登録・変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000283202.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
登録:
投稿 (Atom)