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メールマガジン「世界の街角からMM」 第60号 2010年8月4日
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2月初旬より、南コーカサスの小国、アルメニアの首都エレバンに滞在している。
モスクワへ立ち寄ったときのメモ、今回はモスクワ・レポート10です。
▼目次
■ロシアの携帯電話、MTS試し買い
■モスクワの本屋で英語本を買う
■アエロフロート・ロシア航空でのオンライン購入
■■後記
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■ロシアの携帯電話、MTS試し買い
アルメニアで使っている携帯電話は、VivaCell-MTS、ロシアのMTSが資本参加して
いる。MTSはMobile TeleSystemsの略、ロシアでは最大の携帯電話会社であり、こ
の地域でも最大だろう、加入者数91.33百万(2008年7月31日)、9133万?ロシア
の人口は141,927,297人(2010年推計値)(2002年センサスでは145,166,731人)な
ので63%が加入していることになる。でもこれはレトリックだろう、他にも
Beelineもあるし、携帯電話加入の統計はSIMを販売した数の累積だろうか、何れ
にしても巨大な携帯電話会社だ。
アルメニアではこの会社がVivaCellに資本参加してVivaCell-MTSとして携帯電話
事業を運営している。MTS前述のとおり、アルメニアの他、ウクライナ、ベラルー
シ、ウズベキスタン、トルクメニスタンでも運営している。
一時、日本でも携帯電話ネットワークを利用したインターネット接続を試したこ
とがあるが、このサービスをけっこう売り込んでいる。USBフラッシュメモリーの
ようなUSB接続モデム(SIMが入っている)をPCに差して使う仕様だ。日本では既
にWLANが発達してしまったので最近では見かけないが、まだ既存のネットワーク
が発達していない地域ではこれがかなり有効なのだ。
シェレメツェボ空港のアエロエクスプレス駅手前の通路に面してショップが並ん
でいる。その中にMTSがあり、SIMとUSBモデムを調達した。購入には身分証明書と
ロシアの住所が必要だ。ロシアの携帯を何に使うかって?さあ、これから考える
よ。
MTS
http://www.mtsgsm.com/
VivaCell-MTS
http://www.vivacell.am/
■モスクワの本屋で英語本を買う
英語の本と、露英・英露辞書をモスクワで探したことがある。Tsverskaya通りを
歩いていてる時に見つけた本屋、モスクワ・ブックス(ベラルーシ駅に向かって
右側、市庁舎の向かえあたり)の店には英語書籍コーナー、文房具コーナー、地
下には古本、骨董品コーナーがある。英語書籍コーナーには芸術系書籍、旅行ガ
イド(Lonely Planet等)、辞書、ペーパーブック、地図など、市内には他にも店
もある。
ここで買ったモスクワ関連本です。
* Moscow: A Guide to Soviet and Post-Soviet Architecture (Architectural
Travel Guides)
建築本、ソヴィエト時代及びポスト・ソヴィエト時代の建築案内書。コンパクト
なサイズなので携行するもよし、デスクの片隅に置くのもよし。1999年に発行さ
れているので2009年現在ではやや古くなってしまったがソヴィエト時代及びソヴ
ィエト崩壊後の建築の説明、また、建築本に掲載するに値するモスクワ地下鉄駅
についても説明がありモスクワ建築案内の位置づけになるのだろう。
* Wallpaper City Guide: Moscow (Wallpaper City Guides)
2008年発行、建築、ホテル、アーバンライフ、ショッピングなどモダーン・モス
クワ案内本である。発行してから1年程度なので実感が伝わる内容だ。
MOSCOW BOOKS
http://www.moscowbooks.ru/
■アエロフロート・ロシア航空でのオンライン購入
アルメニアにはARMAVIAという航空会社あるが、この地域ではネットワークが充実
しているアエロフロート・ロシア航空をよく利用する。ヨーロッパへではなく旧
ソ連圏という意味でだ。
アエロフロートのウェブから容易に購入でき、最初は楽チンだと思っていたが何
回か使っているうちにウェブの設計が甘いことがわかってきた。先日は決済が出
来なく(決済ページへ何度やっても進まない)、キャンセルも出来ない状態にな
り、3回分も同じ予約が残ってしまった。サーバが重く日本支社のウェブもダウ
ンしていた。
それで先ずモスクワの連絡先へ電話するが、ここはなかなか繋がらない。丁度日
本にいたので日本支社に連絡するが週末ゆえお休み、自動で成田のデスクの案内
が流れたので(早すぎて聞き取れなかったので再度掛けなおした)、電話してみ
るが、そこには端末はなく、週明け日本支社へ連絡してくれとの回答。
週明け、日本支社へ連絡して、クレジットカード番号を伝えて決済してもらった。
それは直ぐに対応していただいたので処理できたのだ、しかし、電話での予約は2
5EURの手数料が必要とのこと、ちょっと理不尽じゃないの、と言いたかったが規
則だろうからウェブの障害だといっても始まらないのでこれは諦めた。ロシアは
サーバをいじっていても特に伝えないのでこのようなことが起こるのだろう、こ
とが進めば幸いと考えたほうがこの場合は懸命だ。
アエロフロートはスカイチームのメンバー、わざわざアエロフロートのマイレー
ジにも入ったけど、やっぱりエールフランスにしておけばよかったかもしれない
と若干の後悔をし始めた。これまでは4往復搭乗しているが全て問題なかった。な
ぜゆえに5回目で躓くのか。
その後、フライトスケジュールが変更になったが、メールアドレスを登録してい
るものの連絡するサービスはない。たまたま確認のためウェブの予約済みを開い
たらそのページに説明があった。しかも「ボタンがあるのでクリックして確認し
ろ」とあるがそんなボタンはウェブにはない。何のための電話番号とメールアド
レス登録なのか、と問いたい。SMSなりメールで済む話なのに。
Aeroflot
http://wwww.aeroflot.ru/templates/index_en/?q=en
アエロフロート日本支社
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-11-15
電話:03-3434-9681 Fax:03-3434-9669
http://japan.aeroflot.aero/ ダウン中(本日付)
■■後記
最初は問題なしと思っていても何度目かに現実が見えてくる場合がある。先入観
も影響するが、今回は、アエロフロートだ。モスクワ便の場合、S7が飛んでいる
のでこちらも考えよう。ちなみにS7はワンワールド加盟だ。
http://www.oneworld.com/ow/news/details?objectID=18020
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メールマガジン「世界の街角からMM」第60号 2010年8月4日
発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved.
公式サイト1:http://worldcity-mm.blogspot.com/ (メルマガ用)
公式サイト2:http://worldcityimg.blogspot.com/ (photo gallery)
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com
バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
登録・変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000283202.html
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メールマガジン「世界街角通信」のblogです。世界各地の街角から国際情勢を読む!生レポート、主に出張で滞在している国や地域の社会経済情勢、歴史文化、生活情報、対日関係等をレポートします。
2010年8月8日日曜日
2010年7月24日土曜日
「世界の街角からMM」第58号ロシアのトルコ外交、モスクワのユニクロ、シェレメツェボからタクシー 2010年6月28日
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メールマガジン「世界の街角からMM」 第58号 2010年6月28日
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アルメニアからモスクワ・レポート8です。
▼目次
■ロシアの外交、トルコとの接近
■モスクワのユニクロ
■シェレメツェボ空港からタクシーでモスクワ市内へ
■■後記
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■ロシアの外交、トルコとの接近
ロシアの経済外交は非常に積極的に移る。具体的な例では先月のトルコ訪問だ。
5月12日、メドベージェフ・ロシア大統領はトルコを訪問、ギュル大統領ならびに
エルドアン首相と会談、トルコ初の原発建設に関する協力や、同国縦断送油管へ
の原油供給、観光ビザの撤廃、農業協力、鉄道と海路を組み合わせた国際輸送な
ど。首脳会談を年1回開催することも取り決めた。
原発はトルコで初となりアトムストロイエクスポルトやトルコ企業のJVが受注、
ロシア側が株の過半を握り、建設のみならず運営を行う。建設用地は地中海沿岸
のメルシン近郊、4基の原子炉からなり、2016-19年の稼動予定。事業費約1兆90
00億円(200億ドル)、トルコでは今後2-3箇所で原発建設を予定している。
http://en.rian.ru/analysis/20100608/159347024.html
ロシアは更にナゴルノ・カラバフ解決に向けてアリエフ・アゼルバイジャン大統
領とサルキシャン・アルメニア大統領を呼び、メドベージェフ大統領が真ん中に
座って三者会談を開催した。トルコとの関係を緊密にしつつ、イランへの原発売
り込みを目論んでいるのでそのための南コーカサス地域安定化の伏線だろうか。
ロシアは旧ソ連圏は絶対に他の国には渡さないと考えている。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/8372747.stm
■モスクワのユニクロ
4月2日、モスクワにユニクロがオープンしていたので物見遊山でユニクロの店舗
を見に行った。ユニクロ・モスクワ第一号店(1500平米)は、地下鉄環状線クル
スカヤ駅前にあるアトリウム・ショッピングセンター内の2階にああった。正面
から入ればエスカレータを上がりながらショップが見える。クルスカヤ駅から来
ると反対側になる。店舗の場所は非常によい。
休日とはいえ、土曜日か日曜日だったな、その混雑振りにはちょっと戸惑った。
客層は、30代までの女性が圧倒的に多かった印象だ。試着室の長い列は店の奥か
ら出口方向へ半分くらい出来ていた。私などはそれだけで何も買わずに出てきて
しまった。ただし、値段は確認した。
ユニクロの品質、デザインインは問題なし、モスクワじゃ他に同じような価格帯
でユニクロ品質はないのだろうと思うが・・・。ただ、値段設定は1.5倍、日
本で3999円のジーンズが1999ルーブル(6000円相当)だったので、どうだろうか、
H&M、ZARA、GAP、TOPSHOPあたりだろうな、競合するとしたら。モスクワ・ユニ
クロではFrom Tokyo to Moscowを強調していた。オープニングセレモニーでは大
使がテープカットをしたと聞いている。そして、もう一人有名人がいた。ロシア
著名な女性政治家イリーナ袴田さん(日本共産党副委員長、袴田里見弟、袴田陸
奥男の娘)も出席したようだ。
モスクワ店は英国、フランスについでヨーロッパでは3番目のようだ。2002年には
ロンドンにユニクロがあった、確かウィンブルドンだったな。今年からUJなので、
モスクワまで買出しに行くインセンティブができたが、値段設定はインセンティ
ブにはならないという結論に達したので遠目で眺めるだけになりそうだ。
ユニクロ・ロシア
http://www.uniqlo.com/ru/
モスクワでも長蛇の列、ユニクロが開店
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3301
■シェレメツェボ空港からモスクワ市内へ
今回(5月初旬)、初めてタクシーで市内のホテルまで行った。いつもの通り入国
審査は待つこともなくスンナリと終了し、荷物を引き取ってさてどれで市内まで
行こうかと思案した。AeroExpressでとも思ったが打合せの時間が迫っていたこと
と、荷物もあり14時半と午後の中間時間帯だったので渋滞も差ほどでもないだろ
うとタクシーにした。
VDNKhにあるホテルまで1,500ルーブル、AeroExpressの乗り場へ歩き始めて決めた
ので外で客待ちしている登録証をぶら下げたタクシーにした。LADA111というワゴ
ン、走ればいいやという感じ、それでも最初は2,500だったか2,000だったか吹っ
かけてきたが、空港内にあるタクシーカウンターに1,500ルーブルと表示されたの
でそのまま1,500で押し通して交渉成立。
思ったよりシェレメツェボ空港は遠く、レニングラード通りをしばらく走り(IKEA
とかショッピングモールとか以前のモスクワを知る私にどこか他の国では思うほ
どだった)、モスクワ市内に入って外郭環状線を3時の方向へ、途中から放射状道
路へ、Vladkino地下鉄駅の横を通り植物園横を経てVNDKhへのルートだった。植物
園横の通りは渋滞していたが下りほどではなかった。まったく動いていなかった
のでぞっとした。モノレール沿いの通りからホテルまではスムーズ、ホテルの目
の前にフライオーバーが出来ていて以前来たときと印象が異なっていた。
帰りは渋滞のないAeroExpressでシェレメツェボ空港まで行った。ベラルーシ駅か
ら35分、250ルーブル也。
http://svo.aero/en/
■■後記
この地域、春から夏に動くことが多いのだろうか。後半、要ウオッチ。衛星放送
のチャンネルは数百もあるのになぜかFIFAを放映しているチャンネルが見つから
ない。デンマーク戦も観損なった。次のパラグアイ戦は出張移動のため観られな
い。今回は全滅だ。日本チームが次も勝ち進んでくれれば7月11日までその機会は
失わない。もっとも近くのカフェへ出かければどこかのゲームは見られるはずだ。
http://www.fifa.com/worldcup/matches/index.html
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▼目次
■ロシアの外交、トルコとの接近
■モスクワのユニクロ
■シェレメツェボ空港からタクシーでモスクワ市内へ
■■後記
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■ロシアの外交、トルコとの接近
ロシアの経済外交は非常に積極的に移る。具体的な例では先月のトルコ訪問だ。
5月12日、メドベージェフ・ロシア大統領はトルコを訪問、ギュル大統領ならびに
エルドアン首相と会談、トルコ初の原発建設に関する協力や、同国縦断送油管へ
の原油供給、観光ビザの撤廃、農業協力、鉄道と海路を組み合わせた国際輸送な
ど。首脳会談を年1回開催することも取り決めた。
原発はトルコで初となりアトムストロイエクスポルトやトルコ企業のJVが受注、
ロシア側が株の過半を握り、建設のみならず運営を行う。建設用地は地中海沿岸
のメルシン近郊、4基の原子炉からなり、2016-19年の稼動予定。事業費約1兆90
00億円(200億ドル)、トルコでは今後2-3箇所で原発建設を予定している。
http://en.rian.ru/analysis/20100608/159347024.html
ロシアは更にナゴルノ・カラバフ解決に向けてアリエフ・アゼルバイジャン大統
領とサルキシャン・アルメニア大統領を呼び、メドベージェフ大統領が真ん中に
座って三者会談を開催した。トルコとの関係を緊密にしつつ、イランへの原発売
り込みを目論んでいるのでそのための南コーカサス地域安定化の伏線だろうか。
ロシアは旧ソ連圏は絶対に他の国には渡さないと考えている。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/8372747.stm
■モスクワのユニクロ
4月2日、モスクワにユニクロがオープンしていたので物見遊山でユニクロの店舗
を見に行った。ユニクロ・モスクワ第一号店(1500平米)は、地下鉄環状線クル
スカヤ駅前にあるアトリウム・ショッピングセンター内の2階にああった。正面
から入ればエスカレータを上がりながらショップが見える。クルスカヤ駅から来
ると反対側になる。店舗の場所は非常によい。
休日とはいえ、土曜日か日曜日だったな、その混雑振りにはちょっと戸惑った。
客層は、30代までの女性が圧倒的に多かった印象だ。試着室の長い列は店の奥か
ら出口方向へ半分くらい出来ていた。私などはそれだけで何も買わずに出てきて
しまった。ただし、値段は確認した。
ユニクロの品質、デザインインは問題なし、モスクワじゃ他に同じような価格帯
でユニクロ品質はないのだろうと思うが・・・。ただ、値段設定は1.5倍、日
本で3999円のジーンズが1999ルーブル(6000円相当)だったので、どうだろうか、
H&M、ZARA、GAP、TOPSHOPあたりだろうな、競合するとしたら。モスクワ・ユニ
クロではFrom Tokyo to Moscowを強調していた。オープニングセレモニーでは大
使がテープカットをしたと聞いている。そして、もう一人有名人がいた。ロシア
著名な女性政治家イリーナ袴田さん(日本共産党副委員長、袴田里見弟、袴田陸
奥男の娘)も出席したようだ。
モスクワ店は英国、フランスについでヨーロッパでは3番目のようだ。2002年には
ロンドンにユニクロがあった、確かウィンブルドンだったな。今年からUJなので、
モスクワまで買出しに行くインセンティブができたが、値段設定はインセンティ
ブにはならないという結論に達したので遠目で眺めるだけになりそうだ。
ユニクロ・ロシア
http://www.uniqlo.com/ru/
モスクワでも長蛇の列、ユニクロが開店
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3301
■シェレメツェボ空港からモスクワ市内へ
今回(5月初旬)、初めてタクシーで市内のホテルまで行った。いつもの通り入国
審査は待つこともなくスンナリと終了し、荷物を引き取ってさてどれで市内まで
行こうかと思案した。AeroExpressでとも思ったが打合せの時間が迫っていたこと
と、荷物もあり14時半と午後の中間時間帯だったので渋滞も差ほどでもないだろ
うとタクシーにした。
VDNKhにあるホテルまで1,500ルーブル、AeroExpressの乗り場へ歩き始めて決めた
ので外で客待ちしている登録証をぶら下げたタクシーにした。LADA111というワゴ
ン、走ればいいやという感じ、それでも最初は2,500だったか2,000だったか吹っ
かけてきたが、空港内にあるタクシーカウンターに1,500ルーブルと表示されたの
でそのまま1,500で押し通して交渉成立。
思ったよりシェレメツェボ空港は遠く、レニングラード通りをしばらく走り(IKEA
とかショッピングモールとか以前のモスクワを知る私にどこか他の国では思うほ
どだった)、モスクワ市内に入って外郭環状線を3時の方向へ、途中から放射状道
路へ、Vladkino地下鉄駅の横を通り植物園横を経てVNDKhへのルートだった。植物
園横の通りは渋滞していたが下りほどではなかった。まったく動いていなかった
のでぞっとした。モノレール沿いの通りからホテルまではスムーズ、ホテルの目
の前にフライオーバーが出来ていて以前来たときと印象が異なっていた。
帰りは渋滞のないAeroExpressでシェレメツェボ空港まで行った。ベラルーシ駅か
ら35分、250ルーブル也。
http://svo.aero/en/
■■後記
この地域、春から夏に動くことが多いのだろうか。後半、要ウオッチ。衛星放送
のチャンネルは数百もあるのになぜかFIFAを放映しているチャンネルが見つから
ない。デンマーク戦も観損なった。次のパラグアイ戦は出張移動のため観られな
い。今回は全滅だ。日本チームが次も勝ち進んでくれれば7月11日までその機会は
失わない。もっとも近くのカフェへ出かければどこかのゲームは見られるはずだ。
http://www.fifa.com/worldcup/matches/index.html
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2009年12月26日土曜日
世界の街角からMM 第43号モスクワ・レポート2 2009年12月13日
★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン「世界の街角からMM」 第43号 2009年12月13日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 11月21日から24日にかけてモスクワへプチ旅行を挙行した。新生ロシアの首都モ スクワを垣間見たモスクワ・レポート2です。 ▼目次 ■モスクワのホテル ■赤の広場とGUM ■Ul.Tverskaya ツベルスカヤ通り ■モスクワのマクドナルド ■日本食レストランの現実その1 ■■編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■モスクワのホテル シェレメツェボ空港からベラルーシ駅までAeroexpressで、そこから地下鉄で移動 した。土曜日早朝にもかかわらず、かなりの乗客だ。ベラルーシ地下鉄駅から一 度乗り換え、Vladkinoへ、駅は住宅街の中、鉄道の環状線に隣接している。丸い 駅舎が特徴的、こういうデザインはソヴィエト的だな。直ぐ隣が植物園なのだが どこが入り口かよくわからないほど広大そうだ。 (地下鉄:Belorruskaya-Novoslobodskaya/Mendeleyevskaya-Vladkino) 地図を見ながら住宅街を抜け、放射大通り(Altufyevskoye Shosse)を渡り、Riga シネマ(ソヴィエト建築)を左にそして右に回ると1ブロック先にあるZaryaとい うサインが見えた、そこがホテルだ。ホテルの前は並木道で夏だったらどんなに すばらしいだろう。この地区、大通り沿いにAltai Hotelのサインが見えたが他に もホテルがいくつか立地している。 モスクワでのホテルは、タシケントの旅行会社へ問い合わせたところ、かなり高 い料金が提示され、そんなに高いわけがないだろうとwebで宿泊料金を確認したと ころ、旅行予定の日付だと51Euroというかなりリーズナブルなオファーが表示さ れ、旅行会社は切り捨てて(約2倍の提示だった。)、メールを送り予約状況を 確認し、併せて査証取得サービス(R750)を確認した。11月下旬はオフなので最安 値圏、エキジビション等があると安い部屋から埋まっていくため予約が取りにく くなるがそれでもオフシーズンだ。200室程度あるホテルなので楽観的ではあった。 ホテルは、下記のホテルでモスクワ市内に4ホテルある。地下鉄、Vladkino駅から 500m、モスクワの北部、直線距離ではシェレメツェボ空港にも比較的近い。 Maxima Hotel Zarya http://www.maximahotels.com/zarya.htm ■赤の広場(個人的に感動) ホテルにチェックイン後、朝食を軽く取りながら散策会議をロビーのカフェで行 い、先ずは、赤の広場へ行こうと事前打合せのとおり移動を開始する。 (地下鉄:Vladkino-Chekhovskaya/Tverskaya-Teatralnaya) Chekhovskaya/Tverskayaで乗り換え、一つ目の駅Teatralnayaで降りる、この駅は ボリショイ劇場の前に位置する。小雨が降る気温2-3度のお天気ながら、そこ から人の流れが自然と赤の広場へ向かっていたので特に迷うことなく流れに乗っ て辿り着いた。1985年のときもそうだろうな、ホテルで行き方を聞いて地下鉄に 乗った。 ◆赤の広場回想 赤の広場、個人的には感慨深い。20数年前、この広場を訪れたからだ。季節が違 えどその時間経過の中での変化を思うとただただ佇んでいたいと思ったが、現実 は寒い。 「1985年7月9日、爽やかな夏の日、モスクワの赤の広場に立った。今も記憶は鮮 明だ。前日の夕方、ナホトカ航路シベリア鉄道でユーラシア大陸を横断し、モス クワに到着したばかりで勇んで宿泊していたBDNKhのコスモスホテルから地下鉄で 赤の広場まで行った。」 赤の広場は長方形で7.3haある。短辺のツベルスカヤ通り側に歴史博物館、その対 面、モスクワ川側に聖ワシリー寺院、長辺はクレムリンとGUMである。そしてクレ ムリン側中央にレーニン廟がある。広場は石畳で緩やかにモスクワ側に向かって 傾斜している。子供のころブレジネフ書記長が中央に立ち軍事パレード(5月1日の メーデーと11月7日の革命記念日)が行われている様子はTVで見た記憶があるが今 は昔だ。 結婚式を挙げたカップルが結婚登録(挙式)後に記念撮影のため訪れる定番地で あり、小雨の降るお天気ながら数組のカップを見かけたことはソヴィエト時代と 変わっていない行事のようだ。 *事件簿**************************************************************** 1987年5月28日に西ドイツの青年マチアス・ルスト(当時19歳)の操縦するセスナ 機がヘルシンキから飛び立ち、赤の広場に強行着陸する事件が起きた。ルストは 自由剥奪4年の実刑判決を受けるが翌年国外退去処分となる。小型機の侵入を防げ なかったことでソ連軍は防空体制の甘さを糾弾され、セルゲイ・ソコロフ国防相 はじめ防空軍総司令官らが更迭された。この事件は、当時のゴルバチョフ政権に とっては改革に反対する軍部の保守強硬派幹部を更迭する理由として、むしろプ ラスに働いた。(wiki) ****************************************************************** ちなみにクレムリンと赤の広場は世界遺産に登録されている(1991年)。 山本寛齋(1993年)やポール・マッカートニー(2003年)がここでイベントを開 催、旭硝子のCMにも赤の広場が使われている。AGC、AGCと連呼するマトリョーシ カは印象に残っている。 ◆レーニン廟 今回も時間なくパス。設計者であるAlexey Shchusevはウズベキスタンの首都タシ ケントにあるナボイ劇場の設計者でもある。ナボイ劇場は第二次世界大戦後、日 本人抑留者が建設に従事した代表的な建築である。 ◆クレムリン クレムリンというのは城塞を意味するロシア語であり、帝政ロシア時代、ソヴィ エト時代を通して政府中枢がこの城塞内にあった。現在はロシア連邦の大統領官 邸と大統領府が置かれている。 クレムリン宮殿内に武器庫があり兵器の展示と合わせて美術工芸品や貴金属類が 展示されている。明治天皇がニコライII世の戴冠式に贈った象牙の鷲と刺繍入り の屏風も所蔵されている。 クレムリンの尖塔にはロシア国旗が掲揚されていたことが前回と大きく異なる点 だった。今回も中には入らず仕舞い。 ■GUM GUMは、ロシア語のState Department Storeの略である。赤の広場の長辺に沿って クレムリンと対峙する位置に19世紀末に建設された細長い建物巨大な建物だ。3階 建て、3列のアーケードから構成されている。天窓があり照明を取り込む構造とな っている。ヨーロッパでもこのような規模の歴史的な商業施設は記憶にない。 1985年にモスクワに来た時はこの建物が何なのかわからなかったが、堂々と赤の 広場に面しているので不思議に思っていた。それで人の流れを良く見ていたらか なりの人がこの建物に吸い込まれていくのでその流れに乗ってみたらアーケード だった経緯がある。建物は同じだがテナントは当時の面影はない。当然のことだ が。 現在のテナントは高級ブティックやインターナショナルブランドのショップが多 く、ショーウインドウの性格が強いのでは。 Red Square tel. (+7) 495 788 43 43 Open 10:00 - 22:00. Metro station: Pl. Revolutsy http://www.gum.ru/en/ ■Ul.Tverskaya ツヴェルスカヤ通り 東京で言えば銀座だろうと聞いたツベルスカヤ通りだが、青山辺りを一緒にした ような印象だった。 道路復員が広く反対側とのリンクはあまり感じられず、片側ごとに完結している ような印象だった。あまり時間なく本屋とレストランに立ち寄った程度、時間も 遅く直ぐに暗くなってしまった。 オポトニリャト駅からプーシキンスカヤ駅までも歩いていないので出直し対象だ な。 ■モスクワのマクドナルド ツヴェルスカヤ通りでPCショップを探しているときに「M」のサインが視野に入っ たので入ってみた。盛況、盛況、席がない。暫く待ったら4人席が空いた。ほっと 一息、ビックマックバリューセットを注文、R.137だったか、日本より若干安めだ ろう、ボリュームはドリンクとフレンチフライの量が多いのでこちらのがある。 場所: http://maps.google.co.jp/maps?q=moscow+mcdonalds&gl=jp&hl=ja&cd=1&ei=6OEk S9XPMOG8jAfSo9n7DQ&sig2=Lh3yhcyEf7dgQssNPQW3VA&sll=55.758946,37.610543&ss pn=0.006295,0.006295&brcurrent=3,0x0:0x0,0&ie=UTF8&view=map&cid=378506336 1235450874&ved=0CBAQpQY&hq=moscow+mcdonalds&hnear=&ll=55.75965,37.610536& spn=0.008222,0.016029&z=16&iwloc=A ツヴェルスカヤ通りをもう少し北へ行ったプーシキンスカヤにあるマクドナルド は一日3万人が利用する世界でも最大の売り上げを誇るようである。 http://www.mcdonalds.ru/ ■日本食レストランの現実その1 夕飯はこの辺りで食べようということになり、さて、どこへ行くべきか、安易に 地球の歩き方に掲載されているツベルスカヤ通りの和食レストラン「銀の瀧」に 行くことにした。 ちょっと油断をするとこういうことになるという例がこの選択だ。新しい都市で はその土地に暮らしている人の意見や英語のガイドブックを調べるのだが、今回 は安易に決めてしまった。 ロシア人の目線だとこの店の出す食事が日本食なのだろうが日本人の目からする と完全に擬似日本食、しかも料理が冷めていた。かなり遠い遠い日本食なので期 待しなければ、若しくは、巻物程度ならば、クリエイティブなメニューが多い、 納得ができるかもしれない。 しかし、この内容でかなり客が入っていることから、これが日本食と受け取られ ているのだろう。ウエイトレスの数が少なくサービスレベルは非常に低い。クレ ジットカードの支払いができるとの説明だったが結果できなかった。私からはお 薦めできない店だ。 web情報(2002年)からこの店は「養老乃瀧」が経営指導したとのことだが既に指 導は終了したのだろう、この質からはそう感じた。 http://www.gin-notaki.ru/ http://www.dostavkasushi.ru/ ■■編集後記 ツヴェルスカヤ通りはもっと時間を取って散策すべきでしたね。それから、日本 食の普及度には驚いたが質の維持が課題だろう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン「世界の街角からMM」第43号 2009年12月13日 発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved. 公式サイト1:http://worldcity-mm.blogspot.com/ (メルマガ用) 公式サイト2:http://www.iio.org.uk (photo gallery) ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru 問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html 登録・変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000283202.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2009年4月12日日曜日
【世界の街角からMM】イスタンブル・トランジット(2) 第23号 2009年4月12日
★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」 第23号 2009年4月12日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今号は3月中旬、アシガバート(トルクメニスタン)出張のため、トランジット
で滞在したイスタンブルのレポート(2)です。
出張先の都市より人や街、生活のこと、耳にしたこと、肌で感じたこと、美しい
もの、旨いもの、ちょっと硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレ
ポート等をお届けしています。
▼今号の目次はこちらです。
イスタンブル・トランジット(1)
http://worldcity-mm.blogspot.com/2009/04/mm1-22-2009411.html
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
■イスティクラル通り再び
■イスタンブルの交通機関とアクビル
イスタンブル・トランジット(2)
■イスタンブル上空-アシガバートからのフライト
■イスタンブルでのショッピング
■日本料理「五味」
■MetroBus-イスタンブルの新バス交通システム
■■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■イスタンブル上空-アシガバートからのフライト
ボスポラス海峡上空からから旧市街の北側をかすめてアタチュルク空港へアプ
ローチするルートは数多くの都市で離発着しているがOne of Bestではないだろうか。
散々待たされた後アシガバートを飛び立ったトルコ航空TK1365便は10時過ぎ雲の
多いイスタンブル上空へ差し掛かった。航空ルートは黒海側からアクセスするで
あろうことから席は窓側をリクエストした。
待たされたのと、4時半起きだったので途中は寝入ってしまいよく憶えていないが、
アタチュルク空港へのアプローチのため下降し始めたときから窓の外を気にして
いた。
TK1365便は黒海沿岸上空から徐々に高度を下げ、アナトリア上空から更に高度を
下げボスポラス海峡をアジア側からヨーロッパ側へ斜めに横切り、第一ボスポラ
ス海峡を眼下に見下ろせる位置からやや左に旋回し、Levent上空から着陸態勢に
入った。窓からはベイオール地区、金角湾、ガラタ橋、トプカプ宮殿、ブルーモ
スクなど歴史地区が視界に入った。運よく席が左側だったこと、しかも最後尾の
席であり主翼が視界を邪魔しなかった。
ただ天候が悪く雲が多かったのだけは残念だった。自分の足で歩き回った町なの
で非常に感慨深い。写真を撮ったが雲が多く、ガラタ橋やファーティはほとんど
雲で見えなかったが、近々、公開しよう。
■イスタンブルでのショッピング(買出し)
世界経済危機以降、トルコリラが円に対して40%程度下がった(1YTL=60円弱)の
でショッピングには最適なタイミングだった。
タシュケントでは品数が少なく品質も悪いのでイスタンブルは別世界のようだっ
た。しかも価格もお手ごろになっていた。
このトランジットを利用してタオル、ワイシャツ、靴、オリーブオイル、ポロシ
ャツ、Tシャツ、下着、等、夏物スーツはデザインがあわず見送った。もっと買え
れば買っていただろうな。買い物はショッピングモールが発達しているので1-2箇
所でほとんどの用事が間に合ってしまう。
イスタンブルでのショッピングは昨年イスタンブルに滞在しているときに以下の
サイトにまとめた。
イスタンブル・ショッピング
http://istanbul.iio.org.uk/istanbul-shopping.html
▼Cevahir Mall
地下鉄Sisli駅直結、MetroBusにも近いので空港からは便利。
http://www.istanbulcevahir.com/
▼Migros
スーパーマーケット、今回はCevahir MallのMigrosを利用した。市内に多く支店
がある。
http://www.migros.com.tr/
▼MetroCity
地下鉄Levent駅直結、BenetonでTシャツ、ポロシャツ、INCIで靴を、M&Sで下着を
調達。
http://www.metrocity.com.tr/
▼Akmerkez
Levent駅徒歩15分だが、タクシム広場からAkmerkezの前に止まるバス(No.559)
があるのでタクシム広場界隈に居るときはこのバスを利用する。いつも客が少な
くショッピングがしやすい。ワイシャツ、靴を調達。
http://www.akmerkez.com.tr/
▼空港地下のスーパーマーケット
時間がないトランジットの場合、国際線到着ロビーの下にスーパーマーケットが
ある、確か24時間営業と聞いた記憶だ。
■日本料理「五味」(イツミ)
昨年の味を思い出して、空港からLRT、MetroBus、Metroを乗り継いで直行しラン
チにぎりぎり間に合った。だが昨年行ったのは一回のみ、高くて手が出せなかっ
たのが正直なところ、畜養マグロの鮨は美味しかった。
地下鉄Levent駅から4.Levent方面右側の$Bankというサインがある高層ツインビル
の1階にある。高級日本料理のカテゴリーだろう、日本人料理人がいる。
ランチメニューはかなり種類が多い。よくわからないので五味定食(36YTL)を注
文、サバの塩焼きとマグロ納豆だった。その時のマグロ納豆とご飯は外れ、他は
並的に美味しかった。日本でと考えると決してリーズナブルな価格とはいえない。
ランチは14時まで。もう一つのオプションはトンカツ定食(26YTL)だった。
日本語を良くしゃべる女性のマネージャー、Pinarさんがいる。昨年のことを憶え
ていたようで驚いた。一緒に行った人がかなり酔っ払ったのでその影響かもしれ
ない。
五味
Iskuleleri Kule 2 Giris Kati No:43, 4.Levent, Istanbul
Tel.(0212) 264-6448 Fax.(0212) 264-6498
Lunch: 12:00 - 14: 00 Dinner: 19:00 - 22: 30 Off: Sunday
http://www.itsmejp.com/
▼昨年の覚書
http://istanbul.iio.org.uk/istanbul-restaurant.html
■MetroBus-イスタンブルの新交通システム
もう一つの目的は、トルカプからSisliまで延伸したMetroBusに乗車することだっ
た。これで地下鉄への接続が可能になり更に利便性が増した。このバス、道路の
中央をバス専用路線とし、2連結(Mercedez)及び3連結(Phileas)バスをかな
り高い頻度で運行している(下記サイト参照)。3連結(Phileas)バスは高価な
ことから2台のみと聞いている。実際に運行しているPhileasはほんの一瞬見かけ
ただけだった。
昨年9月に開通予定だった路線
http://www.flickr.com/photos/yha229/sets/72157607903105713/
MetroBus Line
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=63
Metro Bus写真集
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=60
Mercedez-Benz製2連結バス
http://www.flickr.com/photos/yha229/sets/72157607903105713/
Phileas製3連結バス
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=61
IEET Metro Bus
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=58
◆為替レート
1YTL=58.66円(2009年3月27日)
http://www.bloomberg.co.jp/markets/currencies/eurafr_currencies.html
■■編集後記
トランジットで立ち寄ったイスタンブル、昨年、一昨年と滞在したので買出しは
非常に効率的にできた。こんな目的ではたとえトランジットといえども滞在した
くはない都市だ。
フォトジェニックなイスタンブル、また、ゆっくり街を歩いてみたい。
引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第23号 2009年4月12日
発行責任者:飯尾彰敏
Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved.
公式サイト:http://www.iio.org.uk (暫定サイト、メルマガ用は準備中)
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ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
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メールマガジン「世界の街角からMM」 第23号 2009年4月12日
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今号は3月中旬、アシガバート(トルクメニスタン)出張のため、トランジット
で滞在したイスタンブルのレポート(2)です。
出張先の都市より人や街、生活のこと、耳にしたこと、肌で感じたこと、美しい
もの、旨いもの、ちょっと硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレ
ポート等をお届けしています。
▼今号の目次はこちらです。
イスタンブル・トランジット(1)
http://worldcity-mm.blogspot.com/2009/04/mm1-22-2009411.html
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
■イスティクラル通り再び
■イスタンブルの交通機関とアクビル
イスタンブル・トランジット(2)
■イスタンブル上空-アシガバートからのフライト
■イスタンブルでのショッピング
■日本料理「五味」
■MetroBus-イスタンブルの新バス交通システム
■■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■イスタンブル上空-アシガバートからのフライト
ボスポラス海峡上空からから旧市街の北側をかすめてアタチュルク空港へアプ
ローチするルートは数多くの都市で離発着しているがOne of Bestではないだろうか。
散々待たされた後アシガバートを飛び立ったトルコ航空TK1365便は10時過ぎ雲の
多いイスタンブル上空へ差し掛かった。航空ルートは黒海側からアクセスするで
あろうことから席は窓側をリクエストした。
待たされたのと、4時半起きだったので途中は寝入ってしまいよく憶えていないが、
アタチュルク空港へのアプローチのため下降し始めたときから窓の外を気にして
いた。
TK1365便は黒海沿岸上空から徐々に高度を下げ、アナトリア上空から更に高度を
下げボスポラス海峡をアジア側からヨーロッパ側へ斜めに横切り、第一ボスポラ
ス海峡を眼下に見下ろせる位置からやや左に旋回し、Levent上空から着陸態勢に
入った。窓からはベイオール地区、金角湾、ガラタ橋、トプカプ宮殿、ブルーモ
スクなど歴史地区が視界に入った。運よく席が左側だったこと、しかも最後尾の
席であり主翼が視界を邪魔しなかった。
ただ天候が悪く雲が多かったのだけは残念だった。自分の足で歩き回った町なの
で非常に感慨深い。写真を撮ったが雲が多く、ガラタ橋やファーティはほとんど
雲で見えなかったが、近々、公開しよう。
■イスタンブルでのショッピング(買出し)
世界経済危機以降、トルコリラが円に対して40%程度下がった(1YTL=60円弱)の
でショッピングには最適なタイミングだった。
タシュケントでは品数が少なく品質も悪いのでイスタンブルは別世界のようだっ
た。しかも価格もお手ごろになっていた。
このトランジットを利用してタオル、ワイシャツ、靴、オリーブオイル、ポロシ
ャツ、Tシャツ、下着、等、夏物スーツはデザインがあわず見送った。もっと買え
れば買っていただろうな。買い物はショッピングモールが発達しているので1-2箇
所でほとんどの用事が間に合ってしまう。
イスタンブルでのショッピングは昨年イスタンブルに滞在しているときに以下の
サイトにまとめた。
イスタンブル・ショッピング
http://istanbul.iio.org.uk/istanbul-shopping.html
▼Cevahir Mall
地下鉄Sisli駅直結、MetroBusにも近いので空港からは便利。
http://www.istanbulcevahir.com/
▼Migros
スーパーマーケット、今回はCevahir MallのMigrosを利用した。市内に多く支店
がある。
http://www.migros.com.tr/
▼MetroCity
地下鉄Levent駅直結、BenetonでTシャツ、ポロシャツ、INCIで靴を、M&Sで下着を
調達。
http://www.metrocity.com.tr/
▼Akmerkez
Levent駅徒歩15分だが、タクシム広場からAkmerkezの前に止まるバス(No.559)
があるのでタクシム広場界隈に居るときはこのバスを利用する。いつも客が少な
くショッピングがしやすい。ワイシャツ、靴を調達。
http://www.akmerkez.com.tr/
▼空港地下のスーパーマーケット
時間がないトランジットの場合、国際線到着ロビーの下にスーパーマーケットが
ある、確か24時間営業と聞いた記憶だ。
■日本料理「五味」(イツミ)
昨年の味を思い出して、空港からLRT、MetroBus、Metroを乗り継いで直行しラン
チにぎりぎり間に合った。だが昨年行ったのは一回のみ、高くて手が出せなかっ
たのが正直なところ、畜養マグロの鮨は美味しかった。
地下鉄Levent駅から4.Levent方面右側の$Bankというサインがある高層ツインビル
の1階にある。高級日本料理のカテゴリーだろう、日本人料理人がいる。
ランチメニューはかなり種類が多い。よくわからないので五味定食(36YTL)を注
文、サバの塩焼きとマグロ納豆だった。その時のマグロ納豆とご飯は外れ、他は
並的に美味しかった。日本でと考えると決してリーズナブルな価格とはいえない。
ランチは14時まで。もう一つのオプションはトンカツ定食(26YTL)だった。
日本語を良くしゃべる女性のマネージャー、Pinarさんがいる。昨年のことを憶え
ていたようで驚いた。一緒に行った人がかなり酔っ払ったのでその影響かもしれ
ない。
五味
Iskuleleri Kule 2 Giris Kati No:43, 4.Levent, Istanbul
Tel.(0212) 264-6448 Fax.(0212) 264-6498
Lunch: 12:00 - 14: 00 Dinner: 19:00 - 22: 30 Off: Sunday
http://www.itsmejp.com/
▼昨年の覚書
http://istanbul.iio.org.uk/istanbul-restaurant.html
■MetroBus-イスタンブルの新交通システム
もう一つの目的は、トルカプからSisliまで延伸したMetroBusに乗車することだっ
た。これで地下鉄への接続が可能になり更に利便性が増した。このバス、道路の
中央をバス専用路線とし、2連結(Mercedez)及び3連結(Phileas)バスをかな
り高い頻度で運行している(下記サイト参照)。3連結(Phileas)バスは高価な
ことから2台のみと聞いている。実際に運行しているPhileasはほんの一瞬見かけ
ただけだった。
昨年9月に開通予定だった路線
http://www.flickr.com/photos/yha229/sets/72157607903105713/
MetroBus Line
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=63
Metro Bus写真集
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=60
Mercedez-Benz製2連結バス
http://www.flickr.com/photos/yha229/sets/72157607903105713/
Phileas製3連結バス
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=61
IEET Metro Bus
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=58
◆為替レート
1YTL=58.66円(2009年3月27日)
http://www.bloomberg.co.jp/markets/currencies/eurafr_currencies.html
■■編集後記
トランジットで立ち寄ったイスタンブル、昨年、一昨年と滞在したので買出しは
非常に効率的にできた。こんな目的ではたとえトランジットといえども滞在した
くはない都市だ。
フォトジェニックなイスタンブル、また、ゆっくり街を歩いてみたい。
引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第23号 2009年4月12日
発行責任者:飯尾彰敏
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【世界の街角からMM】イスタンブル・トランジット(1) 第22号 2009年4月11日
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メールマガジン「世界の街角からMM」 第22号 2009年4月11日
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今号は3月中旬、アシガバート(トルクメニスタン)出張のため、トランジット
で滞在したイスタンブルのレポート(1)です。
タシケントの交通(2)はもう少し後でレポートします。
出張先の都市より人や街、生活のこと、耳にしたこと、肌で感じたこと、美しい
もの、旨いもの、ちょっと硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレ
ポート等をお届けしています。
▼今号の目次はこちらです。
イスタンブル・トランジット(1)
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
■イスタンブルの交通機関とアクビル
■イスティクラル通り再び
イスタンブル・トランジット(2)
http://worldcity-mm.blogspot.com/2009/04/mm2-23-2009412.html
■イスタンブル上空-アシガバートからのフライトより
■イスタンブルでのショッピング
■日本料理「五味」
■MetroBus-イスタンブルの新バス交通システム
■■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
タシュケント4時20分発のトルコ航空便TK1371は予定通りまだ暗い早朝5時5
0分にイスタンブル・アタチュルク空港へ到着した。3時間の時差があるので4時
間30分のフライトだ。しかし、家を午前2時過ぎ出たのでほとんど寝ていない。イ
スタンブルは、昨年、一昨年と滞在したのである程度親近感がある。
▼入国審査
4ヶ月ぶりのアタチュルク空港だ。なんとなく気分よかった。しかし、入国審査
には時間がかかった。まあ、トランジットが長いので問題ないが。早朝到着する
フライトが多いのだろうたいへん混雑していた。荷物を取りに行ったらもうほと
んど人がいなかった。
▼Left Baggage (荷物預かり)
今回は16時間トランジットなので荷物を一旦出すことにした。
荷物預かり所は到着ロビー、トルコ航空ホテル窓口の隣、スタバの手前にある。
このサービスはヨーロッパと同じでたいへん助かる。
料金は以下の通り、引き取り時に支払う。現金のみ。私の場合スーツケース、キ
ャリーオン、パソコンバックを預けたので42YTLとなった。
大 15YTL/day
中 12YTL/day
ハンドバック 10YTL/day
小(プラスチックバック等) 8YTL/day
http://www.ataturkairport.com/eng/1.php
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
早朝だったのでとりあえず、荷物預け場所の確認をしたら、その先に、スタバが
あったのでここでコーヒーを飲みながらしばらく過ごすことにした。Wi-Fiを確認
したらサービスありとのこと、これは都合が良いと思い、メールのチェック返信
をした。スタバはタシケントにはもちろんないので久しぶりの味だ。
スタバは、到着ロビー、出口を出て右方向奥、荷物預かり所の先にある。比較的
空いていること、無線LANが使えること、壁側にやや広めのテーブルがあり、その
横に電源用コンセンが用意されている。ここで仕事が出来てしまう。
スタバはクレジットカードでの支払いも可能、トルコリラを持っていないときで
も問題ない。今回はここでたいへんお世話になった。
■イスタンブルの交通機関とアクビル
昨年使っていたアクビル(プリペイドチケット)の、東京で言うパスモやスイカ、
を運よく持ってきていた。残高が10YTLは残っているし、現金だって100YTL
は持っている。対円で価値が6割をきったけど物価は変わっていないだろう、昨
年のまま使える。
イスタンブルの交通はバスが多いが近年、地下鉄やLRTも整備されつつある。まだ
ネットワークとしては発展途上だが乗り継いで使える。空港からはAksalayまでLR
Tが運行され、そこからトラムでベイオールへ行ける。
スタバの環境が良かったので約束していたランチに遅れそうになったので、Aksal
ayまでLRT、そこからタクシーでペラまで行った。タクシーを使わない方法では、
ドルムシュ(乗り合いタクシー)かトラムでKarakoy下車、ケーブルカーでTunel
まで行けばよい。
http://urbanrail.net/eu/ist/istanbul.htm
その他、Metro(地下鉄)はタクシム広場から4.Leventまで開通している。現在、
タクシム広場からアクサライ間は工事中だ。
その他、E5を運行している機関バスであるMetroBusがある。これらがそれぞれ繋
がりつつある状況だ。Marmaray(ボスポラス海峡海底トンネル)も工事中だ。
http://istanbul.iio.org.uk/istanbul-transport.html
pohoto gallery:
http://picasaweb.google.com/iio.tokyo/IstiklalCaddesi
■イスティクラル通り再び
タクシーをPera Palas(現在改装中、アガサ・クリスティーの常宿だった)の下
で下り、隣のIMPのビルまで歩く。見慣れた建物、路、人々だ。そして、昨年働
いていた職場に友人を訪ねた。
何度も通ったイスティクラル通りのレストランへ皆でランチを食べにいく。変わ
らぬ賑わいのイスティクラル通り、なぜか端から端まで歩きたくなる。昨年滞在
したときから5ヶ月ほどしか経っていないので特に大きな変化はない。ショップが
少し入れ替わった程度だろう。
職場は変わらず、ただ、一緒に働いていた人の一人が黒海沿岸の都市にある大学
へ異動になったようだ。地方選挙が近く、イスティクラル通りでは選挙運動が盛
んだった。イスタンブル市長は現職が立候補するそうだ。
食事の後、映画のチケットを買いに行くという。これは同僚の旦那が兵役のため
留守にするので、その間、友人達が何かと世話するという。
丁度冬物のバーゲンの時期、ショップのあちこちにはxx% OFFの文字が目だった。
帰りにはいろいろと調達しなければならないなと思いながらウィンドウを眺めた。
まだまだ、昨年歩いた場所を確認したかったが時間が許さない。帰国時の買出し
下調べでAkmerkezへ足を向けた。タクシム広場から559番バスで行ける。結局、バ
スで往復した。そして、Tunelまでイスティクラル通りを歩き、ケーブルカーでKa
rakoyまで行き、そこからトラムでAksaray、そして、LRTで空港まで戻った。あっ
という間に出発2時間前になっていた。
イスタンブル・ノート
http://istanbul.iio.org.uk/index.html
◆為替レート
1YTL=58.66円(2009年3月27日)
http://www.bloomberg.co.jp/markets/currencies/eurafr_currencies.html
■■編集後記
トランジットだったのであっという間に時間が過ぎた。何度来てもイスタンブル
は心地よい町だ。交通機関がどんどん整備されている。次回はもっと便利に移動
が出来るようになっているに違いない。
引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」第22号 2009年4月11日
発行責任者:飯尾彰敏
Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved.
公式サイト:http://www.iio.org.uk (暫定サイト、メルマガ用は準備中)
問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
登録・変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000283202.html
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メールマガジン「世界の街角からMM」 第22号 2009年4月11日
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今号は3月中旬、アシガバート(トルクメニスタン)出張のため、トランジット
で滞在したイスタンブルのレポート(1)です。
タシケントの交通(2)はもう少し後でレポートします。
出張先の都市より人や街、生活のこと、耳にしたこと、肌で感じたこと、美しい
もの、旨いもの、ちょっと硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレ
ポート等をお届けしています。
▼今号の目次はこちらです。
イスタンブル・トランジット(1)
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
■イスタンブルの交通機関とアクビル
■イスティクラル通り再び
イスタンブル・トランジット(2)
http://worldcity-mm.blogspot.com/2009/04/mm2-23-2009412.html
■イスタンブル上空-アシガバートからのフライトより
■イスタンブルでのショッピング
■日本料理「五味」
■MetroBus-イスタンブルの新バス交通システム
■■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
タシュケント4時20分発のトルコ航空便TK1371は予定通りまだ暗い早朝5時5
0分にイスタンブル・アタチュルク空港へ到着した。3時間の時差があるので4時
間30分のフライトだ。しかし、家を午前2時過ぎ出たのでほとんど寝ていない。イ
スタンブルは、昨年、一昨年と滞在したのである程度親近感がある。
▼入国審査
4ヶ月ぶりのアタチュルク空港だ。なんとなく気分よかった。しかし、入国審査
には時間がかかった。まあ、トランジットが長いので問題ないが。早朝到着する
フライトが多いのだろうたいへん混雑していた。荷物を取りに行ったらもうほと
んど人がいなかった。
▼Left Baggage (荷物預かり)
今回は16時間トランジットなので荷物を一旦出すことにした。
荷物預かり所は到着ロビー、トルコ航空ホテル窓口の隣、スタバの手前にある。
このサービスはヨーロッパと同じでたいへん助かる。
料金は以下の通り、引き取り時に支払う。現金のみ。私の場合スーツケース、キ
ャリーオン、パソコンバックを預けたので42YTLとなった。
大 15YTL/day
中 12YTL/day
ハンドバック 10YTL/day
小(プラスチックバック等) 8YTL/day
http://www.ataturkairport.com/eng/1.php
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
早朝だったのでとりあえず、荷物預け場所の確認をしたら、その先に、スタバが
あったのでここでコーヒーを飲みながらしばらく過ごすことにした。Wi-Fiを確認
したらサービスありとのこと、これは都合が良いと思い、メールのチェック返信
をした。スタバはタシケントにはもちろんないので久しぶりの味だ。
スタバは、到着ロビー、出口を出て右方向奥、荷物預かり所の先にある。比較的
空いていること、無線LANが使えること、壁側にやや広めのテーブルがあり、その
横に電源用コンセンが用意されている。ここで仕事が出来てしまう。
スタバはクレジットカードでの支払いも可能、トルコリラを持っていないときで
も問題ない。今回はここでたいへんお世話になった。
■イスタンブルの交通機関とアクビル
昨年使っていたアクビル(プリペイドチケット)の、東京で言うパスモやスイカ、
を運よく持ってきていた。残高が10YTLは残っているし、現金だって100YTL
は持っている。対円で価値が6割をきったけど物価は変わっていないだろう、昨
年のまま使える。
イスタンブルの交通はバスが多いが近年、地下鉄やLRTも整備されつつある。まだ
ネットワークとしては発展途上だが乗り継いで使える。空港からはAksalayまでLR
Tが運行され、そこからトラムでベイオールへ行ける。
スタバの環境が良かったので約束していたランチに遅れそうになったので、Aksal
ayまでLRT、そこからタクシーでペラまで行った。タクシーを使わない方法では、
ドルムシュ(乗り合いタクシー)かトラムでKarakoy下車、ケーブルカーでTunel
まで行けばよい。
http://urbanrail.net/eu/ist/istanbul.htm
その他、Metro(地下鉄)はタクシム広場から4.Leventまで開通している。現在、
タクシム広場からアクサライ間は工事中だ。
その他、E5を運行している機関バスであるMetroBusがある。これらがそれぞれ繋
がりつつある状況だ。Marmaray(ボスポラス海峡海底トンネル)も工事中だ。
http://istanbul.iio.org.uk/istanbul-transport.html
pohoto gallery:
http://picasaweb.google.com/iio.tokyo/IstiklalCaddesi
■イスティクラル通り再び
タクシーをPera Palas(現在改装中、アガサ・クリスティーの常宿だった)の下
で下り、隣のIMPのビルまで歩く。見慣れた建物、路、人々だ。そして、昨年働
いていた職場に友人を訪ねた。
何度も通ったイスティクラル通りのレストランへ皆でランチを食べにいく。変わ
らぬ賑わいのイスティクラル通り、なぜか端から端まで歩きたくなる。昨年滞在
したときから5ヶ月ほどしか経っていないので特に大きな変化はない。ショップが
少し入れ替わった程度だろう。
職場は変わらず、ただ、一緒に働いていた人の一人が黒海沿岸の都市にある大学
へ異動になったようだ。地方選挙が近く、イスティクラル通りでは選挙運動が盛
んだった。イスタンブル市長は現職が立候補するそうだ。
食事の後、映画のチケットを買いに行くという。これは同僚の旦那が兵役のため
留守にするので、その間、友人達が何かと世話するという。
丁度冬物のバーゲンの時期、ショップのあちこちにはxx% OFFの文字が目だった。
帰りにはいろいろと調達しなければならないなと思いながらウィンドウを眺めた。
まだまだ、昨年歩いた場所を確認したかったが時間が許さない。帰国時の買出し
下調べでAkmerkezへ足を向けた。タクシム広場から559番バスで行ける。結局、バ
スで往復した。そして、Tunelまでイスティクラル通りを歩き、ケーブルカーでKa
rakoyまで行き、そこからトラムでAksaray、そして、LRTで空港まで戻った。あっ
という間に出発2時間前になっていた。
イスタンブル・ノート
http://istanbul.iio.org.uk/index.html
◆為替レート
1YTL=58.66円(2009年3月27日)
http://www.bloomberg.co.jp/markets/currencies/eurafr_currencies.html
■■編集後記
トランジットだったのであっという間に時間が過ぎた。何度来てもイスタンブル
は心地よい町だ。交通機関がどんどん整備されている。次回はもっと便利に移動
が出来るようになっているに違いない。
引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第22号 2009年4月11日
発行責任者:飯尾彰敏
Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved.
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問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
バックナンバー: http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
登録・変更・解除:http://www.mag2.com/m/0000283202.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2009年3月5日木曜日
【世界の街角から】amazon円高の恩恵 第5号 2009年3月4日
★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角から」 第5号 2009年3月4日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第5号は昨今の円高(やや円安傾向ですが)の恩恵についてのレポートです。
出張先より人や街、生活のこと、肌で感じたこと、美しいもの、旨いもの、ちょっ
と硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレポート等をお届けしていま
す。
▼第5号の目次はこちらです。
■ドル安or円高?の恩恵-米国アマゾンか日本アマゾンか?
■日本製品の海外での価格比較と円高
■■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ドル安or円高?の恩恵-米国アマゾンか日本アマゾンか?
円高だという人もいれば、いやいやドルが安いだけなのだという人もいる。為替の
議論はさておいて円で生活しているので円換算して物事を判断することになるが、
ドル建ての商品を購入する場合、対ドルで円の価値が上がればドルで決済するので
お得感がでてくる。
今回仕事の関係で洋書を買おうと日本のアマゾンを検索、必要な本を探して一旦は
購入したが、あれ、待てよと、昨今の円高ならばもしかして米国アマゾンから購入
したほうがハンドリングチャージを支払っても安いのではないかと調べてみた。そ
したら、予想通り5冊購入して2200円ほど安くなることがわかった。
そこで、日本アマゾンの注文をキャンセルして米国アマゾンで購入することにした。
これまでの為替レートだと同じ洋書の場合、円換算すると米国アマゾンのがやや安
い程度だったが、リーマンショック以降の為替で円換算するとかなり安くなってい
る。米国から日本に取り寄せる場合、一回あたり4.99ドル、一冊ごとに3.99ドルチ
ャージされるがそれでも計算すると2200円程度安くなる。
納期についても米国アマゾンでは全てストックありだった。日本アマゾンだと注文
したうちの1冊が1-2週間と表示されていたので米国から取り寄せるのがあったので
あろう。米国アマゾンでストックありの場合10-14日間でこれまで届いていたので正
月明けには届くことを期待している。
5冊程度纏め買いすれば現在の為替レートでは安くなるということがわかった。しか
し、安いと思って2冊買い増したので支払い金額は当初の日本アマゾンでの購入価格
より、2200円ほどあがってしまった。まあ、情報は金なり、と思いたい。さらにこ
の変更に掛かった人件費は考慮していないので実際はもっと高価になっていること
だろうが、凡人ゆえ安く買えれば単純に喜んでしまう。
UKも基本的に書籍は高かったが現在の為替レートは1ポンド135円、なんとこんなに
安いのか、これはチャンスかもしれないぞ・・・、フムフム、書籍だけではないぞ、
1-2年前の為替レートと比較して45-50%だから不動産等は値下がりを含めたら50%以
下ということになる。サウスケンジントン辺りどうだろうか?
■日本製品の海外での価格比較と円高
海外で日本製品を購入する場合の最近は為替の関係で日本で買うより円換算すると
高かったが昨今の円高(ドル安)で海外での価格を円換算すると海外で購入するほ
うが安くなってきた。
例えば米国amazonでNikon D300 bodyはUSD1,299.99、1ドル90円で換算すると
116,999円となり、日本での最安値は131,297円より、14,298円安いことになる。米
国から輸入すると送料及び関税が掛かるが、デジタルカメラの関税はゼロと、あと
は送料を負担するのみ。これはあくまでもシュミレーション、定かではないのがカ
メラ等を海外発送するか否かだ。米国amazonははっきりとは書いていないが書籍の
ようにはいかないだろう、アパレルは日本向けは購入できない。
英国amazonでは同じケースでGBP999.99、1ポンド136円で計算すると136,000円とな
り、価格だけでは日本での最安値よりやや高いが、日本amazonよりは安いということになる。
あくまでもNikon D300を例にした参考価格だが、購入するという点では今がチャン
スだろう。覇権国家米国は今後基軸通貨としての米ドルをどのように防衛していく
のだろうか、ヒラリーはTBのトップセールスウーマンかもしれない。
Nikon D300本体の価格
米国amazon 116,999円(1ドル90円)
英国amazon 136,000円(1ポンド136円)
日本amazon 152,730円
米国amazonでのD300
http://www.amazon.com/s?ie=UTF8&keywords=D300&index=photo
英国amazonでのD300
http://tinyurl.com/c5j5k5
価格コムでのD300
http://kakaku.com/item/00490711094/
▼ご意見・ご感想はこちらから述べられます。
http://form.mag2.com/slicleapru
▼バックナンバーはこちらからお読みいただけます。
http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
■■編集後記
最後までお読みいただきありがとうございました。
現在、滞在しているウズベキスタンのタシュケント、先週まで宿泊してたトルコ系
ホテルは今年より大幅にホテル料金が値上がりした。昨年まで65米ドルだったのが
今年から85ドル、全ての物品をトルコから輸入しているから値上がりしたのだとい
うが、外貨で支払っているわけだしトルコリラは米ドルに対して35%ほど値下がりし
た。なぜ値上げなの?
引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
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メールマガジン「世界の街角から」
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メールマガジン「世界の街角から」 第5号 2009年3月4日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第5号は昨今の円高(やや円安傾向ですが)の恩恵についてのレポートです。
出張先より人や街、生活のこと、肌で感じたこと、美しいもの、旨いもの、ちょっ
と硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレポート等をお届けしていま
す。
▼第5号の目次はこちらです。
■ドル安or円高?の恩恵-米国アマゾンか日本アマゾンか?
■日本製品の海外での価格比較と円高
■■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ドル安or円高?の恩恵-米国アマゾンか日本アマゾンか?
円高だという人もいれば、いやいやドルが安いだけなのだという人もいる。為替の
議論はさておいて円で生活しているので円換算して物事を判断することになるが、
ドル建ての商品を購入する場合、対ドルで円の価値が上がればドルで決済するので
お得感がでてくる。
今回仕事の関係で洋書を買おうと日本のアマゾンを検索、必要な本を探して一旦は
購入したが、あれ、待てよと、昨今の円高ならばもしかして米国アマゾンから購入
したほうがハンドリングチャージを支払っても安いのではないかと調べてみた。そ
したら、予想通り5冊購入して2200円ほど安くなることがわかった。
そこで、日本アマゾンの注文をキャンセルして米国アマゾンで購入することにした。
これまでの為替レートだと同じ洋書の場合、円換算すると米国アマゾンのがやや安
い程度だったが、リーマンショック以降の為替で円換算するとかなり安くなってい
る。米国から日本に取り寄せる場合、一回あたり4.99ドル、一冊ごとに3.99ドルチ
ャージされるがそれでも計算すると2200円程度安くなる。
納期についても米国アマゾンでは全てストックありだった。日本アマゾンだと注文
したうちの1冊が1-2週間と表示されていたので米国から取り寄せるのがあったので
あろう。米国アマゾンでストックありの場合10-14日間でこれまで届いていたので正
月明けには届くことを期待している。
5冊程度纏め買いすれば現在の為替レートでは安くなるということがわかった。しか
し、安いと思って2冊買い増したので支払い金額は当初の日本アマゾンでの購入価格
より、2200円ほどあがってしまった。まあ、情報は金なり、と思いたい。さらにこ
の変更に掛かった人件費は考慮していないので実際はもっと高価になっていること
だろうが、凡人ゆえ安く買えれば単純に喜んでしまう。
UKも基本的に書籍は高かったが現在の為替レートは1ポンド135円、なんとこんなに
安いのか、これはチャンスかもしれないぞ・・・、フムフム、書籍だけではないぞ、
1-2年前の為替レートと比較して45-50%だから不動産等は値下がりを含めたら50%以
下ということになる。サウスケンジントン辺りどうだろうか?
■日本製品の海外での価格比較と円高
海外で日本製品を購入する場合の最近は為替の関係で日本で買うより円換算すると
高かったが昨今の円高(ドル安)で海外での価格を円換算すると海外で購入するほ
うが安くなってきた。
例えば米国amazonでNikon D300 bodyはUSD1,299.99、1ドル90円で換算すると
116,999円となり、日本での最安値は131,297円より、14,298円安いことになる。米
国から輸入すると送料及び関税が掛かるが、デジタルカメラの関税はゼロと、あと
は送料を負担するのみ。これはあくまでもシュミレーション、定かではないのがカ
メラ等を海外発送するか否かだ。米国amazonははっきりとは書いていないが書籍の
ようにはいかないだろう、アパレルは日本向けは購入できない。
英国amazonでは同じケースでGBP999.99、1ポンド136円で計算すると136,000円とな
り、価格だけでは日本での最安値よりやや高いが、日本amazonよりは安いということになる。
あくまでもNikon D300を例にした参考価格だが、購入するという点では今がチャン
スだろう。覇権国家米国は今後基軸通貨としての米ドルをどのように防衛していく
のだろうか、ヒラリーはTBのトップセールスウーマンかもしれない。
Nikon D300本体の価格
米国amazon 116,999円(1ドル90円)
英国amazon 136,000円(1ポンド136円)
日本amazon 152,730円
米国amazonでのD300
http://www.amazon.com/s?ie=UTF8&keywords=D300&index=photo
英国amazonでのD300
http://tinyurl.com/c5j5k5
価格コムでのD300
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■■編集後記
最後までお読みいただきありがとうございました。
現在、滞在しているウズベキスタンのタシュケント、先週まで宿泊してたトルコ系
ホテルは今年より大幅にホテル料金が値上がりした。昨年まで65米ドルだったのが
今年から85ドル、全ての物品をトルコから輸入しているから値上がりしたのだとい
うが、外貨で支払っているわけだしトルコリラは米ドルに対して35%ほど値下がりし
た。なぜ値上げなの?
引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
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2009年3月3日火曜日
【世界の街角から】タシュケントの表情と生活 第4号 2009年3月2日
★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角から」 第4号 2009年3月2日
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発行人の飯尾彰敏です。
第4号はタシケントの表情と生活についてについてのレポートです。
出張先より人や街、生活のこと、肌で感じたこと、美しいもの、旨いもの、ちょっ
と硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレポート等をお届けしていま
す。
▼第4号の目次はこちらです。
■タシュケントの発音と表記
■タシュケントの町の表情(1)
■タシュケントでの食生活(1)
■タシュケントショッピング事情(1)
■■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■タシュケントの発音と表記
Ташкент (Tashkent)はロシア語表記、ウズベク語表記はToshkent、日本語で
は「タシュケント」と「タシケント」の2種類が表記に使用されている。以前は「タ
シケント」が多かったが最近は「タシュケント」のが多いようだ。よってここでは
タシュケントを用いることとする。
■タシュケントの表情(1)
町の表情を語る前に歴史を簡単にレビューしておく必要がある。
タシュケントはシルダリア川の支流であるチルチク川の流域に位置する。歴史的に
はシルクロードのオアシス都市として繁栄した。このオアシス都市は2000年前には
「チャーチュ」(ソグド語、ペルシャ語)として記録されている。タシュケントの
歴史は後述に譲るが、モンゴルにより町が崩壊し、その後、ティムール帝国の勃興
により復興を果たしている。
1809年、コーカンド・ハーン国の支配下になったころのタシュケントは25キロの城
壁に囲まれた人口10万人の都市だったという。その後、帝政ロシアがコーカンド・
ハーン国を征服、帝政ロシアの直轄領となり、1967年、タシュケントにトルキスタ
ン総督府が設置されてロシア人の入植が積極的に行なわれ、旧市街の外側にロシア
様式の新市街が形成され、その後、中央アジア経済の中心都市として発展、現在、
人口200万人を超え、中央アジア最大の都市である。
このように帝政ロシア以降の歴史的な背景から、タシュケントはAnchor Canalを境
にして西側を旧タシュケント(旧市街)、東側を新タシュケント(新市街)と呼ば
れている。
本来なら旧市街にはイスラム様式の町並みが残っているはずだが、1966年4月26日、
タシュケントを震源とする直下型大地震により、脆弱な構造の家屋や建築物の多く
が崩壊したため町の様相が一変した。
それでも旧市街には地震に耐えたイスラム寺院や土塀作りの迷路のような町並みが
残っているという。これはまだ未確認なので次回以降に説明する。
復興には、ソ連各地から3万人の「革命的労働者」が集められ復興支援が行なわれ、
僅か数年でタシュケントは近代都市に生まれ変わったという。
この復興計画では、定かではないが、道路幅員や1ブロックのサイズなど我々から見
ると非常にゆとりのあるモジュールが適用されたようでヨーロッパやアジアの都市
とは趣を異にする。若しくはソ連邦のモジュールなのかもしれない。
それで、町の表情はどうかというと、特に新タシュケント側は一言で言えば広々と
ベターッとしている。
どこが町の臍かと考えても明確な答えがないが商業的な集積は、短い滞在の中で感
じたのはナボイ劇場周辺とchorsoだろうか。チムール広場がタシュケントの中心だ
というが定義が不明確であるし、広々とし過ぎていることや空地も多いことから、
これが中心地なのだろうかと考えてしまう。確かに、ホテルや行政機関はいくつか
はあるが。
ナボイ劇場の周辺にはTsUMやMir Shopなど商業施設や文化施設が多い。行政機関も
同様にこの地区に多い。
歩こうと思うと広々とし過ぎていて、ややヒューマンスケールを超えるので散歩
コースを考えるのに苦労する。
■タシュケントの食生活
Sushi Barの宣伝を見たような記憶だがあまり話題に上らないところを見るとそれほ
どでもないのだろう。それよりもこの地域で和食を期待してはいけないと思ってい
る。もし期待した場合の失望感が大きいだろうから。
それよりも日本人にとっては朝鮮料理(下記参照、韓国料理のこと)のほうが何か
と口に合う。ウズベキスタン料理はプロフ、ラグマン、シャシリックなど美味しい
のだが脂っこいので敬遠しがちだ。
その他、トルコ料理、これはややトルコに滞在した経験を持つ筆者にっとてはやや
物足りない。中華もあるが、今回はこれからだ。ただ一人では行けないだろうな。
もちろんロシア料理も一般的に口にすることが出来る。ロシアのファミレスがある
そうなのでこのレポートはまたの機会にする。ロシア料理というとボルシチ、ポー
クカツレツ、ビーフストロガノフ等を思い出すがボルシチはウズベク料理屋でも用
意している。ボルシチ、サラダ、リピョーシカで軽くランチを食べることも少なく
ない。以下、個々の店の味と印象です。
□1937年以降、ソ連国家に反感を持ちそうな民族を丸ごと中央アジアのカザフスタ
ンや極東シベリアの遠隔地に強制移住させる政策がスターリンによって行われた。
極東沿海州の朝鮮人やカスピ海北部のドイツ人などの移民がカザフスタンへ強制的
に送られた。
▼Mir Burgar(Mir Shopの中)
元はDeMirといったそうだがそのフードコートにトルコ料理、ピザ、スイーツなどの
セルフレストランがある。地階にトルコ料理レストランがある。
選択肢があるが主にここではトルコ料理ファーストフードをよく食べる。トルコ料
理といえばドネルケバブ、ビーフとチキンの組み合わせになる。遅い時間になると
ドネルケバブが売り切れている場合が多い。それから、アイラン(ヨーグルトドリ
ンク)も毎回注文する。
Et Doner 6300Sum+Ayran700s=7,000Sum(5ドル相当)
ビーフのドネルケバブとヨーグルトドリンク
バナナジュース(1700s)があったので注文したが、甘くて飲めなかった。
ロカンタのような食堂があるとありがたいのだが。
▼韓国館(Han Kuk Kwan)
MBD(内務省)の前、Mirabad StreetとSharaf Rashidov Ave.が交差する島(駐車場
になっている)、ラウンドアバウトともいえない、の中に位置する。
Kosmonavtlar駅から徒歩3分
Tel.071-252-3322
何度か行ったがスンドゥブがいつもないので最近足を向けていないが、普通に美味
しい韓国料理屋である。
▼Kim's House
1996年1月にタシケントに滞在したときにタシケントに赴任している人に連れて来ら
れた韓国料理屋ではないかと思った。それは、入り口までのアプローチが非常によ
く似ていたからだが、内部はやや異なる気がする。それで、主人に確認したら2005
年5月からの営業とこのと、違う店だった。あの店はどこだったのだろうか。
Ming Orik/Oybek駅から徒歩3分
Afrosiab 35/1, Tashkent
Tel.071-252-2927
私的には気に入っている韓国料理屋なので何度も足を向けている。徒歩だと25分か
かるが丁度よい散歩だ。
▼MIDORI
Poytaxt Hotelの中(1階、ホテルの一角)にある。Korean and Japaneseと看板に
書いてあるので両方出すのだろうが、韓国料理しか食べたことがない。そういえば
寿司の写真がありました。
やや前述より値段設定が高めだろうか、メニューの違いはあまりわからなかった。
4, Movaraunnahr, Tashkent
Tel.071-120-6974
▼Opera Cafe
Dedeman Hotelのカフェ、ホテルの中なので値段はそれなり。
Wi-Fiが使えるのでその目的なら高くはないだろう。
夜は12時まで、食事は11時まで。
Dedeman Hotel 1F
▼Palace Plaza
International Business Centerの1階右奥にあるローカルフードレストラン、比較
的リーズナブルなのでビジネスセンターで働く人で賑わっている。メニューがある
がまだよくイメージできない。私の知っている範囲は、ラグマン、炒めラグマン、
ピラウ、ボルシチ、リピョーシカなど。サラダは種類が多い。ランチは、3000-5000
Sumで食べられる。
■タシュケントのショッピング事情(1)
前述のように町がベターと広がっているので商業的な集積は非常に限られるが、中
心地(新市街)の道路沿いの一階はショップになっている場合が多い。しかし、線
的な配置なので集積とはいいがたい。集積といえるのはMir Shopとバザール周辺だ
ろうか。Mir Shopとアライ・バザールは何度か足を向けたので概要を説明する。
基本的に販売している製品は輸入品であり、並の製品でも割高感が否めない。これ
はウズベキスタン製品の競争力がない証であることは言うまでもない。冬季は農産
物までトルコや中国から輸入されている。
▼Oloy Bazar (Alaysky)
新市街中心部にあるバザール、1996年に来たときには衣類のバザールは無かったが、
2007年には正面建物の右側に衣類のバザールが出来ていた。レザー、スーツ、カジ
ュアル等ほとんどの衣類が揃っているが、デザインがやや野暮ったいので買えそう
なものは少ない。トルコ製、中国製がほとんど。
正面の建物内は、宝石屋が多い。その奥に、野菜、果物、肉類など生鮮食料品バ
ザールがある。
ロンリープラネットによると警官が特に多いと説明がある。
▼Mir Shop (Super Market)
トルコ資本のスーパーマーケット、2007年のときはDemirといったのではないだろう
か。ここはトルコと概ね同じ内容と値段だ、食料品ならば概ね何でも揃っている。
キッコーマンの醤油も売っていたが7ドル相当と高価だった。他方、中国製の醤油は
2ドル相当だった。酒類は販売していない。ここがタシュケントでは一番品揃えがい
のではないだろうか。もう一箇所、旧Gumにトルコ系のスーパーマーケットが進出し
ているが今回はまだ足を向けていない。
また、3番のキャッシャーはクレジットカード(VISAは使えた)が使える。これは助
かる。
2階にブティックがある。トルコのSARAR(私が信頼しているトルコの紳士服屋)が
あったので、50%offのスーツを調達した。すそ直しはアライバザールへ行けという
のが納得行かないがしょうがない。次は靴を調達予定だ。
その他、ZARA、キッチン用品屋(ベルギー製がほとんど)、化粧品、家電製品、文
房具屋、時計屋、女性・子供服屋、下着屋、靴屋等のショップがある。
近くに劇場あったり、横にフードコートがあるなど他の施設との連携が取れている
せいか、いつも賑わっている。
▼ご意見・ご感想はこちらから述べられます。
http://form.mag2.com/slicleapru
▼バックナンバーはこちらからお読みいただけます。
http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
■■編集後記
最後までお読みいただきありがとうございました。
言葉のバリアは大きい、ロシア語が出来たら情報量が倍増するのだろうな。この地
域なのでロシア語は必須なのだが。やはり語学学校へ行くべきだろうな、時間をつ
くってでも。
No.3にレポートしたトルクメニスタン大統領一行様、トルクメニスタン物産展も開
催されており案内があったので最終日に足を運んだ。しかし、ファッションショー
は最終プログラムが終了した後で観ず仕舞い。デデマンで見かけたモデルらしき均
整の取れた人たちがいました。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
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メールマガジン「世界の街角から」
発行責任者:飯尾彰敏
Copyright(c) Akitoshi IIO All Right Reserved.
公式サイト:http://www.iio.org.uk (暫定サイト、メルマガ用は準備中)
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メールマガジン「世界の街角から」 第4号 2009年3月2日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行人の飯尾彰敏です。
第4号はタシケントの表情と生活についてについてのレポートです。
出張先より人や街、生活のこと、肌で感じたこと、美しいもの、旨いもの、ちょっ
と硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレポート等をお届けしていま
す。
▼第4号の目次はこちらです。
■タシュケントの発音と表記
■タシュケントの町の表情(1)
■タシュケントでの食生活(1)
■タシュケントショッピング事情(1)
■■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■タシュケントの発音と表記
Ташкент (Tashkent)はロシア語表記、ウズベク語表記はToshkent、日本語で
は「タシュケント」と「タシケント」の2種類が表記に使用されている。以前は「タ
シケント」が多かったが最近は「タシュケント」のが多いようだ。よってここでは
タシュケントを用いることとする。
■タシュケントの表情(1)
町の表情を語る前に歴史を簡単にレビューしておく必要がある。
タシュケントはシルダリア川の支流であるチルチク川の流域に位置する。歴史的に
はシルクロードのオアシス都市として繁栄した。このオアシス都市は2000年前には
「チャーチュ」(ソグド語、ペルシャ語)として記録されている。タシュケントの
歴史は後述に譲るが、モンゴルにより町が崩壊し、その後、ティムール帝国の勃興
により復興を果たしている。
1809年、コーカンド・ハーン国の支配下になったころのタシュケントは25キロの城
壁に囲まれた人口10万人の都市だったという。その後、帝政ロシアがコーカンド・
ハーン国を征服、帝政ロシアの直轄領となり、1967年、タシュケントにトルキスタ
ン総督府が設置されてロシア人の入植が積極的に行なわれ、旧市街の外側にロシア
様式の新市街が形成され、その後、中央アジア経済の中心都市として発展、現在、
人口200万人を超え、中央アジア最大の都市である。
このように帝政ロシア以降の歴史的な背景から、タシュケントはAnchor Canalを境
にして西側を旧タシュケント(旧市街)、東側を新タシュケント(新市街)と呼ば
れている。
本来なら旧市街にはイスラム様式の町並みが残っているはずだが、1966年4月26日、
タシュケントを震源とする直下型大地震により、脆弱な構造の家屋や建築物の多く
が崩壊したため町の様相が一変した。
それでも旧市街には地震に耐えたイスラム寺院や土塀作りの迷路のような町並みが
残っているという。これはまだ未確認なので次回以降に説明する。
復興には、ソ連各地から3万人の「革命的労働者」が集められ復興支援が行なわれ、
僅か数年でタシュケントは近代都市に生まれ変わったという。
この復興計画では、定かではないが、道路幅員や1ブロックのサイズなど我々から見
ると非常にゆとりのあるモジュールが適用されたようでヨーロッパやアジアの都市
とは趣を異にする。若しくはソ連邦のモジュールなのかもしれない。
それで、町の表情はどうかというと、特に新タシュケント側は一言で言えば広々と
ベターッとしている。
どこが町の臍かと考えても明確な答えがないが商業的な集積は、短い滞在の中で感
じたのはナボイ劇場周辺とchorsoだろうか。チムール広場がタシュケントの中心だ
というが定義が不明確であるし、広々とし過ぎていることや空地も多いことから、
これが中心地なのだろうかと考えてしまう。確かに、ホテルや行政機関はいくつか
はあるが。
ナボイ劇場の周辺にはTsUMやMir Shopなど商業施設や文化施設が多い。行政機関も
同様にこの地区に多い。
歩こうと思うと広々とし過ぎていて、ややヒューマンスケールを超えるので散歩
コースを考えるのに苦労する。
■タシュケントの食生活
Sushi Barの宣伝を見たような記憶だがあまり話題に上らないところを見るとそれほ
どでもないのだろう。それよりもこの地域で和食を期待してはいけないと思ってい
る。もし期待した場合の失望感が大きいだろうから。
それよりも日本人にとっては朝鮮料理(下記参照、韓国料理のこと)のほうが何か
と口に合う。ウズベキスタン料理はプロフ、ラグマン、シャシリックなど美味しい
のだが脂っこいので敬遠しがちだ。
その他、トルコ料理、これはややトルコに滞在した経験を持つ筆者にっとてはやや
物足りない。中華もあるが、今回はこれからだ。ただ一人では行けないだろうな。
もちろんロシア料理も一般的に口にすることが出来る。ロシアのファミレスがある
そうなのでこのレポートはまたの機会にする。ロシア料理というとボルシチ、ポー
クカツレツ、ビーフストロガノフ等を思い出すがボルシチはウズベク料理屋でも用
意している。ボルシチ、サラダ、リピョーシカで軽くランチを食べることも少なく
ない。以下、個々の店の味と印象です。
□1937年以降、ソ連国家に反感を持ちそうな民族を丸ごと中央アジアのカザフスタ
ンや極東シベリアの遠隔地に強制移住させる政策がスターリンによって行われた。
極東沿海州の朝鮮人やカスピ海北部のドイツ人などの移民がカザフスタンへ強制的
に送られた。
▼Mir Burgar(Mir Shopの中)
元はDeMirといったそうだがそのフードコートにトルコ料理、ピザ、スイーツなどの
セルフレストランがある。地階にトルコ料理レストランがある。
選択肢があるが主にここではトルコ料理ファーストフードをよく食べる。トルコ料
理といえばドネルケバブ、ビーフとチキンの組み合わせになる。遅い時間になると
ドネルケバブが売り切れている場合が多い。それから、アイラン(ヨーグルトドリ
ンク)も毎回注文する。
Et Doner 6300Sum+Ayran700s=7,000Sum(5ドル相当)
ビーフのドネルケバブとヨーグルトドリンク
バナナジュース(1700s)があったので注文したが、甘くて飲めなかった。
ロカンタのような食堂があるとありがたいのだが。
▼韓国館(Han Kuk Kwan)
MBD(内務省)の前、Mirabad StreetとSharaf Rashidov Ave.が交差する島(駐車場
になっている)、ラウンドアバウトともいえない、の中に位置する。
Kosmonavtlar駅から徒歩3分
Tel.071-252-3322
何度か行ったがスンドゥブがいつもないので最近足を向けていないが、普通に美味
しい韓国料理屋である。
▼Kim's House
1996年1月にタシケントに滞在したときにタシケントに赴任している人に連れて来ら
れた韓国料理屋ではないかと思った。それは、入り口までのアプローチが非常によ
く似ていたからだが、内部はやや異なる気がする。それで、主人に確認したら2005
年5月からの営業とこのと、違う店だった。あの店はどこだったのだろうか。
Ming Orik/Oybek駅から徒歩3分
Afrosiab 35/1, Tashkent
Tel.071-252-2927
私的には気に入っている韓国料理屋なので何度も足を向けている。徒歩だと25分か
かるが丁度よい散歩だ。
▼MIDORI
Poytaxt Hotelの中(1階、ホテルの一角)にある。Korean and Japaneseと看板に
書いてあるので両方出すのだろうが、韓国料理しか食べたことがない。そういえば
寿司の写真がありました。
やや前述より値段設定が高めだろうか、メニューの違いはあまりわからなかった。
4, Movaraunnahr, Tashkent
Tel.071-120-6974
▼Opera Cafe
Dedeman Hotelのカフェ、ホテルの中なので値段はそれなり。
Wi-Fiが使えるのでその目的なら高くはないだろう。
夜は12時まで、食事は11時まで。
Dedeman Hotel 1F
▼Palace Plaza
International Business Centerの1階右奥にあるローカルフードレストラン、比較
的リーズナブルなのでビジネスセンターで働く人で賑わっている。メニューがある
がまだよくイメージできない。私の知っている範囲は、ラグマン、炒めラグマン、
ピラウ、ボルシチ、リピョーシカなど。サラダは種類が多い。ランチは、3000-5000
Sumで食べられる。
■タシュケントのショッピング事情(1)
前述のように町がベターと広がっているので商業的な集積は非常に限られるが、中
心地(新市街)の道路沿いの一階はショップになっている場合が多い。しかし、線
的な配置なので集積とはいいがたい。集積といえるのはMir Shopとバザール周辺だ
ろうか。Mir Shopとアライ・バザールは何度か足を向けたので概要を説明する。
基本的に販売している製品は輸入品であり、並の製品でも割高感が否めない。これ
はウズベキスタン製品の競争力がない証であることは言うまでもない。冬季は農産
物までトルコや中国から輸入されている。
▼Oloy Bazar (Alaysky)
新市街中心部にあるバザール、1996年に来たときには衣類のバザールは無かったが、
2007年には正面建物の右側に衣類のバザールが出来ていた。レザー、スーツ、カジ
ュアル等ほとんどの衣類が揃っているが、デザインがやや野暮ったいので買えそう
なものは少ない。トルコ製、中国製がほとんど。
正面の建物内は、宝石屋が多い。その奥に、野菜、果物、肉類など生鮮食料品バ
ザールがある。
ロンリープラネットによると警官が特に多いと説明がある。
▼Mir Shop (Super Market)
トルコ資本のスーパーマーケット、2007年のときはDemirといったのではないだろう
か。ここはトルコと概ね同じ内容と値段だ、食料品ならば概ね何でも揃っている。
キッコーマンの醤油も売っていたが7ドル相当と高価だった。他方、中国製の醤油は
2ドル相当だった。酒類は販売していない。ここがタシュケントでは一番品揃えがい
のではないだろうか。もう一箇所、旧Gumにトルコ系のスーパーマーケットが進出し
ているが今回はまだ足を向けていない。
また、3番のキャッシャーはクレジットカード(VISAは使えた)が使える。これは助
かる。
2階にブティックがある。トルコのSARAR(私が信頼しているトルコの紳士服屋)が
あったので、50%offのスーツを調達した。すそ直しはアライバザールへ行けという
のが納得行かないがしょうがない。次は靴を調達予定だ。
その他、ZARA、キッチン用品屋(ベルギー製がほとんど)、化粧品、家電製品、文
房具屋、時計屋、女性・子供服屋、下着屋、靴屋等のショップがある。
近くに劇場あったり、横にフードコートがあるなど他の施設との連携が取れている
せいか、いつも賑わっている。
▼ご意見・ご感想はこちらから述べられます。
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■■編集後記
最後までお読みいただきありがとうございました。
言葉のバリアは大きい、ロシア語が出来たら情報量が倍増するのだろうな。この地
域なのでロシア語は必須なのだが。やはり語学学校へ行くべきだろうな、時間をつ
くってでも。
No.3にレポートしたトルクメニスタン大統領一行様、トルクメニスタン物産展も開
催されており案内があったので最終日に足を運んだ。しかし、ファッションショー
は最終プログラムが終了した後で観ず仕舞い。デデマンで見かけたモデルらしき均
整の取れた人たちがいました。
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