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2010年11月7日日曜日

「世界の街角からMM」第80号ぶれなかったノルウェーについて一言 2010年11月6日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第80号 2010年11月6日
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▼目次
■ぶれなかったノルウェーについて一言
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■ぶれなかったノルウェーについて一言、
もうこの話題は既に過去となってしまったのだろうか、されてとて一言コメント
しておきたい。ご存知の通り中国はノーベル平和賞候補に中国の反体制作家の劉
暁波氏がノミネートされていたときから圧力を掛けていた。簡単な言葉で言えば
脅していたということだ。そして、ノルウェー・ノーベル委員会はその圧力に屈
せず、ノーベル平和賞を劉暁波氏へ授与することを決めた。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100928/erp1009282008006-n1.htm

なぜ、ここまでノルウェーがはっきりと中国へ物事をいえるのか、この点は日本
政府にとっては非常に羨ましいことであろう。

ノルウェーは人口は4.8百万人、世界で114位の小国だが、一人当たりの名目GDPは
78,178米ドル(2009年)とルクセンブルグに次いで世界第2位なのだ。浅薄な知識
ではあるが、多分、ノルウェーは中国抜きでも経済が自立できる自信があったの
だろう。授与決定後、政府間協議がキャンセルされてはいるが動じていない。

その背景を考えると、ノルウェーの北海油田となろう、1960年代に発見された北
海油田からの産油から世界第6位の原油輸出国となり、輸出の35%を占めGDPを押し
上げている。

これを日本が見習えといっても無理な注文であることは明白だ、既に、経済的に
どっぷりと中国に浸かっており、もう抜けるに抜けられないだろうが、リスクを
考えねばならない状況ではある。レアアースではインドの助け舟やベトナムでの
共同開発など話が進んでいることは好ましいが安穏としてはいられないことを認
識する必要がある。

他方、中国のこのような行動はどこから来ているのか、内政安定であることは間
違いないが、その引き合いに日本を利用されてはたまったものではない。南京事
件や大東亜戦争など、江沢民が反日教育を実施したのは90年代、何も知らない世
代がどんどん中国では増加している。

情報が管理されている国家において、国家的な意図に沿って教育が施され、その
結果が、昨今の反日状況に反映されていると言って過言ではないだろう。ごく一
部は事実ではないことを理解しているようだが、圧倒的な数はまだまだ国家の教
育に翻弄されている。

極端な話、日本も対抗策を講ずればよい。無料で受信機を配布し、対抗する報道
を行う。情報はコントロールすべきもの。先ずはNHKの海外向けからはじめるべき
だ。チャンネルを増やして対抗すればよい。映画でもドラマでも、中国語に吹き
替えてだ。その前提は、2009年4月5日に放送されたNHKスペシャル・シリーズ
JAPANデビュー「アジアの一等国」を製作するようなNHKを改革してだが。
http://www.youtube.com/watch?v=8aMHMTTjx9E

昨今の政治的な日本の混迷と日本行政に触れるに付き、特に理念の欠如が顕著と
感じる。手続きのための手続きに注力している様は、滑稽としか言いようがない、
理念を問える日本となっていほしい。これも教育のなのだろうか、しからば教育
から改革せねばならぬ、将来の日本のためには。

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メールマガジン「世界の街角からMM」第80号 2010年11月6日
発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi Iio All Right Reserved.
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2010年10月5日火曜日

「世界の街角からMM」第75号尖閣問題の補足 2010年10月4日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第75号 2010年10月4日
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■尖閣問題の背景、中国の意図、についての補足

第73号で若干、中国の意図に関して推察を述べたが明確な意図があったと解説し
ている人がいる。なるほどと思うので紹介しておく。

「ロシア政治経済ジャーナル」の発行者である北野氏が、【RPE】★尖閣問題 ~
中国の意図(2010年10月3日)で解説している。
http://archive.mag2.com/0000012950/index.html

◆中国が明確に領土を拡大しようとしたこと、その背景には経済成長を維持する
ための資源確保がある。(アフリカ、中南米、中央アジア諸国など)

◆そのために、海底天然ガス資源が埋蔵している日本固有の尖閣諸島に対して、
当たり屋的に漁船を海上保安庁の船にぶつけ公務執行妨害で逮捕された船長を、
中国は固有の領土である釣魚島(尖閣島)と主張し、即時釈放を要求した。

◆中国が強硬な態度を取った背景
親中の鳩山・小沢政権から親米の管政権へ交代し、間接統治が不可能との判断の
もと、直接実効支配へ切り替えた。これは西沙諸島でのベトナムと、南沙諸島で
のフィリピンとの領土問題で中国が軍事力で実効支配を成功させていることと無
関係ではないだろう。

関連ニュース
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=38700
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=31464

◆米国の日本支持と国際世論による中国のトーンダウン
西沙諸島、南沙諸島のこともあり、米国の没落を見越して、口は出してこないだ
ろうとの賭けにでたと推測、ところが、米国政府は日米安保の枠内とオバマ大統
領、ヒラリー国務長官、ゲーツ国防長官等が日本支持の発言をした。

中国のやり方を国際世論は当然ながら好ましく思っていない。未だに専制国家で
あり、イラン国連制裁では抜け駆けをしている。

他方、外資、安い労働力、輸出に依存する中国が国際社会の中で悪いイメージが
定着しては今後の経済に影響するとの判断がなされたのであろう、これで中国は
トーンダウンした。

やはり米国は中国の天敵ということか。

◆米国一極から多極構造への変化
リーマンショック以降、米国の衰退が明らかになりつつあり、中国が日本を抜い
て世界第2位のGDPとなり、ロシアが資源価格高騰による経済成長など、世界の構
造が多極化している。

中国のターゲットは尖閣がうまくいったら次は沖縄というのは周知の事実のよう
だ。日本は中国包囲網を国際社会(米国、EU、アジア諸国)とともに形成してい
くことが日本の国益に叶うだろう。

日本にとってのもう一つの脅威がロシアだ。最近、メドベージェフ大統領の北方
領土訪問予定が発表されるなど、領土問題では日本は中国とロシアを敵に回して
いる状況だ。

◆今回の中国の対応が意味するもの
米国も慌てただろうが、アジア諸国は間違いなく中国の強硬な姿勢に警戒感を強
めるだろう、日本が対抗できなければ彼等はどうなるのか。

国内の国家主義と相まって自らの利益を求め始めた中国、南シナ海は米国の利権
としたヒラリー国務長官、ボタンの掛け違いから米中衝突も視野に入れなければ
ならないということか。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第75号 2010年10月4日
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2010年9月29日水曜日

「世界の街角からMM」第73号尖閣諸島問題について 2010年9月28日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第73号 2010年9月28日
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■尖閣諸島での中国漁船逮捕に関するその後の対応について国内は揺れただろう
な、私からも一言感想を申し上げておきたい。

海上保安庁の船舶が尖閣諸島で中国漁船にぶつけられ公務執行妨害で漁船を逮捕、
船長の拘留延期決定を受けて中国政府が過剰に反応し、強硬な温首相の発言まで
出てきたことは報道されているとおり、日本側が逮捕した経緯や中国の領有権主
張の違いによる解釈は別として、その後の中国の対応に注目すると何か意図的と
しか思えない行動に出ている。

1)単なる公務執行妨害による逮捕が、国家間、若しくは東アジア地域全体の問題
として捉えられ、中国の強硬姿勢を露にし、中国の首相まで本件に関連して強い
姿勢で発言するなど、意図的とも思える対応を取ったこと。

2)中国は領土問題として認識させようときっかけを作ろうとしたのではないだろ
うか。

3)若しくは、10月G20(ソウル)、11月のAPEC(横浜)と国際交渉の場での有利な
交渉の環境作りとも。(要点を知りえていないが)

4)日米が12月に予定している中国が台湾へ攻めてきたという前提での軍事演習へ
の警戒感の表れか?

中国首相の発言は親米である管政権への揺さぶりとも取れる。他方、米国は日米
安保の範囲と言いつつ日本を盾にしているのではないか?先の北朝鮮船沈没の際
の韓国のように。

同時期に軍事施設を撮影していたとして日本人4名が中国で拘束されている。報復
としか見えないがこれが中国のやり方なのだろう。それは内政の安定のため?管
政権は読み誤って船長を早期釈放したのだろうがこれがメディアへ攻撃材料を与
えてしまったことに繋がる。

米国メディアの反応はやや中国を警戒しているのか、南沙諸島での領有権問題で
ヒラリー国務長官が口先介入し中国を怒らせたことがあり、今回の尖閣諸島も同
様だと報道している。

中国側が引くに引けなくなったのか、それとも意図的に日米関係へ揺さぶりをか
けてきているのか、問題は単純ではない。今回の米国の対応は中国包囲網の一環
として日本政府をそそのかしているのかもしれない、丁度、前原外相が就任した
ことだし。

しかしだ、全世界がこの対応に注目しているのは間違いない、そうだとしたら日
本政府の対応は検察独自の判断と首相が言っている場合ではない(報告がないわ
けはない)、見せ方を考えねばならない。

中国はこの問題に対して勝ち負け云々とメディアで発表しているが本質はそんな
ことではないはずだ。

こういう問題は冷静な判断と柔軟且つ毅然とした狡猾な対応が重要である。これ
が外交というものだと私は信じたい。当地での私の仕事にも今回の結果が歪曲し
て影響するとも限らないしな。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第73号 2010年9月28日
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2010年9月3日金曜日

「世界の街角からMM」第68号ロシアの第二次大戦終結記念日 2010年9月3日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第68号 2010年9月3日
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2月初旬より、南コーカサスの小国、アルメニアの首都エレバンに滞在している。
ちょとロシアの記念日ことなど。
▼目次
■ロシアの新南下政策か?
■■後記
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■ロシアの新南下政策か?
9月2日はロシアで第二次世界大戦終結記念日だった。ロシアでは今年、9月2日を
第二次大戦終結記念日とする法案が可決された。この日は、65年前の1945年9月2
日、日本が東京湾の戦艦ミズーリ号上で行われた連合国への降伏文書に調印した
日だ。

ロシアではドイツに勝利した5月9日を「祖国戦勝記念日」としている、さしずめ9
月2日は対日戦勝記念日の様相だ。この法案は連邦議会上院議長のミロノフ氏が提
出したもの。終戦時のスターリン政権は9月3日を「対日戦勝記念日」に指定した
が次第に形骸化、ソ連崩壊後の1995年に制定された新法で記念日指定からはずれ
ていた。

メドベージェフ大統領が署名した条文には「日本」が含まれていないことや祝日
ではない(国家記念日)ことから日本へ配慮したともいえる(好意的に受け取れ
ば)が、ミロノフ氏は1981年に日本で制定された「北方領土の日」(2月7日)や、
日本で発行されている地図で北方四島がロシア領から除外されている点などを挙
げ、「歴史と現状の直接的な歪曲だ」と批判している。この背景には、北方四島
を管轄するサハリン州の10年以上に及ぶ強い働きかけがあったようだ。

その一方で、ミロノフ氏は「第二次世界大戦の評価結果をめぐる両国間の意見の
相違は、経済関係拡大の障害にはならない」とも発言、懸案の北方領土問題を抱
えているものの日露経済協力の発展は可能との考えを示したが、その真意はどこ
にあるのか?

この法案、エリツィン政権時に上程されたが却下、プーチン政権下でも再度浮上
したが却下、今回は、政権与党「統一ロシア」が妥協案の提起者になって収拾し
た。領土問題で譲歩できない口実にするためサハリン州の「世論」を政権が利用
するとの見方もある。

着々と布石を打たれているようだな。
http://japanese.ruvr.ru/2010/09/02/18358003.html

■■後記
今こそ立ち上がれ日本!と言いたいが・・・情報不足だ。資源大国に一発かまし
てやりたいところだが強そうだしな、精々、ロシアへ個人的な侵攻いや、モスク
ワ散策でもして情報収集だ。そういえば先日38度もあった気温がいきなり4度とか、
ブル!
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メールマガジン「世界の街角からMM」第68号 2010年9月3日
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2010年8月20日金曜日

President Medvedev's state visit to Armenia

「世界の街角からMM」第65号アルメニアでCSTO非公式首脳会談 2010年8月19日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第65号 2010年8月19日
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2月初旬より、南コーカサスの小国、アルメニアの首都エレバンに滞在している。
今回はエレバン・レポート13です。
▼目次
■アルメニアの今夏最大のイベント
■■後記
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■アルメニアの今夏最大のイベント
メドベージェフ・ロシア大統領及びCSTO首脳アルメニア訪問

メドベージェフ・ロシア大統領が本日19日、CISTO(CIS集団安全保障条約)加盟
国の首脳の多くが明日の20日にアルメニアに到着する。ここで何が起こるのか?
とも思わせる旧ソ連構成国家首脳の集まり、みんなで仲良くアルメニア高地で単
なる避暑、ではなさそうだ。

メドベージェフ大統領は在アルメニア(Gyumuri)のロシア軍基地の租借を49年延
長し、その基地で行われる軍人墓地の開所式へ出席、それから、CISTOの非公式首
脳会談へ望む。その他、ロシアとしてはもちろんビジネスの拡大が視野に入って
いる。ロシアは5月にトルコとビックビジネスを締結(原子力発電所建設等)、最
近ではイランのブシェール原子力発電所への核燃料搬入、と原子力ビジネスを積
極的に進めており、アルメニアでも鉄道、ガス、通信、原子力発電所、火力発電
所等ロシアが関連しているビジネスが多いことから具体的な道筋が合意される見
込みだ。

CISTOでは南コーカサス地域の安全保障が議題だろうか?事前事後を通して情報が
なかなか開示されない(ロシア語が読めないので単にそれだけの理由かもしれな
いが)ので把握が難しいが、最近の話題では、ロシアがアブハジアと南オセチア
に配備した、また、アゼルバイジャンへ売るといって引いたS-300地対空ミサイル
や防衛システムがホットなトピックだろう。

同時にロシアが仲介者としてトルコ・アルメニアの国交正常化やアルメニアとア
ゼルバイジャンの問題であるナゴルノ・カラバフ紛争解決に向けた会談も持たれ
ると思われる。

エレバン市内は厳戒態勢に入り、マシュトツ通り、アミリヤン通り等にはロシア
国旗が掲げられ歓迎ムードを演出している。同時に交通規制あるようなので今日
は早めに事務所を引き上げた。事務所からだとマシュトツ通りを横切らなくては
ならないので。

エレバンには既にCISTOの議長、ベラルーシのルカシェンコ大統領、ロシア運輸大
臣、RosAtomの社長が到着している。ナゼルバエフ・カザフスタン大統領も明日に
は到着する。ウズベキスタン大統領は出席とはしていないが結果はいかに。今年
最大のイベントの様相を呈しているエレバンの夏だ。

■■後記
地政学的にはアルメニアは重要な国なのだろう、と思わせる最近の情勢、果たし
て結果どうなるのだろうか。ロシア語を解せたらと思うがこちらはなかなか前に
進めない。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第65号 2010年8月19日
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2010年7月24日土曜日

「世界の街角からMM」第58号サンクトペテルブルク国際経済フォーラム、高速鉄道サンクトペテルブルグ・ヘルシンキ、インツーリスト 2010年7月24日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第59号 2010年7月24日
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2月初旬より、南コーカサスの小国、アルメニアの首都エレバンに滞在している。
今回はモスクワ・レポート9です。
▼目次
■第14回サンクトペテルブルク国際経済フォーラム
■高速鉄道サンクトペテルブルグ・ヘルシンキ間3時間半
■インツーリスト
■■後記
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■第14回サンクトペテルブルク国際経済フォーラム
2010年6月15日(火)から8日(金)まで、ロシア・サンクトペテルブルクで第14
回国際経済フォーラムが開催された。似たような名称の会議で世界の知識人や財
界人、各国の首脳等が集まる世界経済フォーラム(ダボス会議)というのがあり
この会議の地域会議でもなく、これとは別物だ。

国際経済フォーラムはダボス会議に比肩する会議を目指してロシア政府が開催し
ている会議だ。こちらも各国の首脳が政治やビジネスに関連して出席する。

ロシアは毎年、国内で3つの大きな経済フォーラムを行っている。その中でも大統
領自らが参加し規模も最大になるのがサンクトペテルブルクでのフォーラムだ。
http://www.afpbb.com/article/economy/2237118/1677068

ロシアは、このフォーラムを貿易や投資の場として、また、政治的な交渉の場と
して利用したいようだ。今回のフォーラムで調印された対ロシア投資案件数が50
件を超え、投資総額も150億ユーロ(約1兆7000億円)を超えたことを明らかにし
た。

投資案件の中には、ロシア国営の天然ガス生産・供給大手ガスプロムが仏エネル
ギー企業と調印した、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドスト
リーム」と黒海経由でロシアから欧州各国に送るガスパイプライン「サウススト
リーム」やロシア企業に対する製品発注などが含まれていると伝えられている。

政治的には、露メドベージェフ大統領がアルメニア・サルグスヤン大統領とアゼ
ルバイジャン・アリエフ大統領を招いた三者会談が目立った。ナゴルノ・カラバ
フ紛争解決へ向けた調整であったが、15年以上も解決しないまま平行線を辿って
おり、三者会談を行ったからといって直ぐには解決される内容ではないが話し合
いは継続されるようだ。

■高速鉄道サンクトペテルブルグ・ヘルシンキ間3時間半
以前この路線を夜行列車で利用した。当時はレニングラードのヘルシンキ駅、列
車にはSibelius号だったかRepin号だったか、名前が付いていた。何時間かかった
のか記憶にないが目が覚めたときには止まっていたのでノロノロ運転であったの
だろう。とうとうこの路線に高速列車が走ることになった。

2010年12月より、サンクトペテルブルク-ヘルシンキ間を時速220km、3時間半で結
ぶ高速列車が運行される。一日4便の運行予定だ。列車の名称は「アレグロ」、速
くという意味だ。実際に220km/hなら速い。

ロシア-フィンランド間の国際輸送は、ロシア国鉄の全国際輸送量の52 %を占めて
いることから最重要路線との位置づけだ。。
http://japanese.ruvr.ru/2010/06/23/10536008.html

列車は、ロシア鉄道とフィンランド鉄道の合弁会社Oy Karelian Trainsが運営し、
列車の製造は仏アルストム社が受注している(2007年9月)。製造費用は165百万
米ドル(120百万ユーロ)とのこと、日本企業の出る幕は無かったのだろうか。
http://www.railway-technology.com/news/news77221.html

■インツーリスト
私にとってのインツーリストはソ連国営旅行社だ。今ではもう不可能だがソ連時
代にインツーリストの世話になった。

そのインツーリストは国家スポーツ・観光委員会に属し、かつては外国人観光客
を受け入れできる唯一の旅行社であった。 ソ連邦崩壊後は、株式会社として民営
化され、従来と同様、旧ソ連圏各地に支店があり、総数社員数8万人と巨大な旅行
会社である。また、イギリス、カナダ、フランス等15カ国に合弁会社を設立し、I
ATA、PATA、ASTA、ICCAにも加盟している。日本語を含む各国語の旅行ガイド教育
機関を備え、ガイドライセンスの発行も行っている。政府とは密接な関係にあり、
法的にも優遇されているようだ。

ソ連時代からインツーリスト・日本支社が存在したがこちらもソ連崩壊後の民営
化に伴い、株式会社インツーリスト・ジャパンがインツーリスト日本支社として
設立され、1993年7月より業務を開始している。

インツーリストは、モスクワに本部を置く持株会社システマ(システム・グルー
プ)が公開株式の65%を保有(2006年3月)している。システマ(ロシア語: АФК
 Система、英語: AFK Sistema)はロシアのコングロマリットであり、ロ
シアの新興財閥(オリガルヒ)の一人ウラジーミル・イェフトゥシェンコフが株
式の62%を保有、旅行代理店の他、携帯電話(MTS)、銀行(MBRD)、保険(ROSN
O)、食品、建設、小売、メディア等を所有している。

インツーリスト・ジャパンではモスクワやサンクトペテルブルクのホテルや航空
券(アエロフロート、ウラジオストク航空、ウズベキスタン航空、フィンランド
航空)等を扱っている。モスクワのホテルはリーズナブル料金である。興味があ
る方は下記サイトを参照下さい。

インツーリスト・ジャパン
http://www.intourist-jpn.co.jp/

インツーリスト・ジャパンお知らせニュース
http://www.intourist-jpn.co.jp/news/oshirase.html

Intourist
http://www.intourist.ru/

■■後記
ロシアのビジネスには活気がある。アルメニアにいると特にそう感じる。アルメ
ニア鉄道の運営もロシア鉄道が担っている。アルメニア政府はインフラの所有だ
けだ。全てのインフラはソ連時代に建設されたので当然の成り行きではある。ロ
シアはエネルギー分野だけではない、通信、鉄道もその影響力の復活を旧ソ連圏
に行おうとしている。特にプーチン政権以降、顕著だ。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第59号 2010年7月24日
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「世界の街角からMM」第58号ロシアのトルコ外交、モスクワのユニクロ、シェレメツェボからタクシー 2010年6月28日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第58号 2010年6月28日
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アルメニアからモスクワ・レポート8です。
▼目次
■ロシアの外交、トルコとの接近
■モスクワのユニクロ
■シェレメツェボ空港からタクシーでモスクワ市内へ
■■後記
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■ロシアの外交、トルコとの接近
ロシアの経済外交は非常に積極的に移る。具体的な例では先月のトルコ訪問だ。
5月12日、メドベージェフ・ロシア大統領はトルコを訪問、ギュル大統領ならびに
エルドアン首相と会談、トルコ初の原発建設に関する協力や、同国縦断送油管へ
の原油供給、観光ビザの撤廃、農業協力、鉄道と海路を組み合わせた国際輸送な
ど。首脳会談を年1回開催することも取り決めた。

原発はトルコで初となりアトムストロイエクスポルトやトルコ企業のJVが受注、
ロシア側が株の過半を握り、建設のみならず運営を行う。建設用地は地中海沿岸
のメルシン近郊、4基の原子炉からなり、2016-19年の稼動予定。事業費約1兆90
00億円(200億ドル)、トルコでは今後2-3箇所で原発建設を予定している。
http://en.rian.ru/analysis/20100608/159347024.html

ロシアは更にナゴルノ・カラバフ解決に向けてアリエフ・アゼルバイジャン大統
領とサルキシャン・アルメニア大統領を呼び、メドベージェフ大統領が真ん中に
座って三者会談を開催した。トルコとの関係を緊密にしつつ、イランへの原発売
り込みを目論んでいるのでそのための南コーカサス地域安定化の伏線だろうか。
ロシアは旧ソ連圏は絶対に他の国には渡さないと考えている。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/8372747.stm

■モスクワのユニクロ
4月2日、モスクワにユニクロがオープンしていたので物見遊山でユニクロの店舗
を見に行った。ユニクロ・モスクワ第一号店(1500平米)は、地下鉄環状線クル
スカヤ駅前にあるアトリウム・ショッピングセンター内の2階にああった。正面
から入ればエスカレータを上がりながらショップが見える。クルスカヤ駅から来
ると反対側になる。店舗の場所は非常によい。

休日とはいえ、土曜日か日曜日だったな、その混雑振りにはちょっと戸惑った。
客層は、30代までの女性が圧倒的に多かった印象だ。試着室の長い列は店の奥か
ら出口方向へ半分くらい出来ていた。私などはそれだけで何も買わずに出てきて
しまった。ただし、値段は確認した。

ユニクロの品質、デザインインは問題なし、モスクワじゃ他に同じような価格帯
でユニクロ品質はないのだろうと思うが・・・。ただ、値段設定は1.5倍、日
本で3999円のジーンズが1999ルーブル(6000円相当)だったので、どうだろうか、
H&M、ZARA、GAP、TOPSHOPあたりだろうな、競合するとしたら。モスクワ・ユニ
クロではFrom Tokyo to Moscowを強調していた。オープニングセレモニーでは大
使がテープカットをしたと聞いている。そして、もう一人有名人がいた。ロシア
著名な女性政治家イリーナ袴田さん(日本共産党副委員長、袴田里見弟、袴田陸
奥男の娘)も出席したようだ。

モスクワ店は英国、フランスについでヨーロッパでは3番目のようだ。2002年には
ロンドンにユニクロがあった、確かウィンブルドンだったな。今年からUJなので、
モスクワまで買出しに行くインセンティブができたが、値段設定はインセンティ
ブにはならないという結論に達したので遠目で眺めるだけになりそうだ。

ユニクロ・ロシア
http://www.uniqlo.com/ru/

モスクワでも長蛇の列、ユニクロが開店
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3301

■シェレメツェボ空港からモスクワ市内へ
今回(5月初旬)、初めてタクシーで市内のホテルまで行った。いつもの通り入国
審査は待つこともなくスンナリと終了し、荷物を引き取ってさてどれで市内まで
行こうかと思案した。AeroExpressでとも思ったが打合せの時間が迫っていたこと
と、荷物もあり14時半と午後の中間時間帯だったので渋滞も差ほどでもないだろ
うとタクシーにした。
VDNKhにあるホテルまで1,500ルーブル、AeroExpressの乗り場へ歩き始めて決めた
ので外で客待ちしている登録証をぶら下げたタクシーにした。LADA111というワゴ
ン、走ればいいやという感じ、それでも最初は2,500だったか2,000だったか吹っ
かけてきたが、空港内にあるタクシーカウンターに1,500ルーブルと表示されたの
でそのまま1,500で押し通して交渉成立。

思ったよりシェレメツェボ空港は遠く、レニングラード通りをしばらく走り(IKEA
とかショッピングモールとか以前のモスクワを知る私にどこか他の国では思うほ
どだった)、モスクワ市内に入って外郭環状線を3時の方向へ、途中から放射状道
路へ、Vladkino地下鉄駅の横を通り植物園横を経てVNDKhへのルートだった。植物
園横の通りは渋滞していたが下りほどではなかった。まったく動いていなかった
のでぞっとした。モノレール沿いの通りからホテルまではスムーズ、ホテルの目
の前にフライオーバーが出来ていて以前来たときと印象が異なっていた。

帰りは渋滞のないAeroExpressでシェレメツェボ空港まで行った。ベラルーシ駅か
ら35分、250ルーブル也。

http://svo.aero/en/

■■後記
この地域、春から夏に動くことが多いのだろうか。後半、要ウオッチ。衛星放送
のチャンネルは数百もあるのになぜかFIFAを放映しているチャンネルが見つから
ない。デンマーク戦も観損なった。次のパラグアイ戦は出張移動のため観られな
い。今回は全滅だ。日本チームが次も勝ち進んでくれれば7月11日までその機会は
失わない。もっとも近くのカフェへ出かければどこかのゲームは見られるはずだ。
http://www.fifa.com/worldcup/matches/index.html
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メールマガジン「世界の街角からMM」第58号 2010年6月28日
発行責任者:飯尾彰敏
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2010年6月25日金曜日

世界の街角からMM 第57号 25年ぶりのコスモスホテル、対独戦勝記念日「赤の広場」ビデオ、シェレメツェボでターミナル変更 2010年6月25日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第57号 2010年6月25日
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5月初旬にエレバンからモスクワへ行った時のメモ、これまでもモスクワについて
はメモしているのでモスクワ・レポート7になります。

▼目次
■25年ぶりのコスモスホテル
■日本便、シェレメツェボ空港の発着ターミナル変更
■対独戦勝記念日「赤の広場」ビデオ
■■後記
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■25年ぶりのコスモスホテル
モスクワの1時方向にVDNKhという全ソヴィエト博覧会場があり、その前にコスモ
スホテルというモスクワオリンピック(1980年)に合わせて建設されホテルがある。

今回の宿は、そのコスモスホテルだ。1985年にソ連時代のモスクワを訪れたとき
に宿泊した。ソ連崩壊後も当時と同じ名称でそのホテルが運営されていることは
ウェブを通して知っていたのでどんな状況なのかと思い興味津々であった。

ホテルはほとんど当時のままなので世界遺産に登録できるのでは思う。それほど
ソ連時代の印象を色濃く残している、ソ連が崩壊して20年近くも経っているのだ。
(ドゥシャンベのタジキスタンホテルもそうだった。)まあ、ロビーに店が増え
て少しごちゃごちゃした印象だ、それに、中華料理の看板は邪魔だな。

ホテルの部屋からの風景、ホテルの前にフライオーバーが出来たこととモノレー
ルが走るようになったのでちょっと視界を遮るが、基本的に当時と変わらない。
VDNKhの門、これは凱旋門のような建物、それから宇宙飛行士博物館なのか記念碑
なのか正式名称を失念したが、天に向かうようなデザインなので記憶に残りやす
い。

VDNKhの奥には15の噴水があり、当時、好意で案内してくれたインツーリストのマ
リナにソヴィエトは15共和国から構成されると教えられた噴水だ。そんな記憶を
辿るような窓からの変わらないモスクワを眺めた。

部屋の内装も家具も当時のまま、色が褪せたりしているが変わらないところがロ
シアなのかと納得。ベッドの横のチェアは当時も今も座り心地はとてもよく、機
能的に変わらない、ただ当時はまだ真新しかったが。各階に鍵を管理する小母さ
んがいたが現在は廃止され、レセプションでもらう、鍵はマニュアルキーから電
子キーになっていた。

ロビーの横にカフェがあり、夜遅くその前を歩いていると一人のロシア娘が話し
かけてきた、それも偉そうにだ。

Do you speak English?

そして次の言葉は
Do you like Russian girls? It is $220!

当時はもう少しセンスのある話しかけ方をしていたと思うが、ホテルの質がそう
なったのだろうか、それになぜ$220という端数なのかよくわからなかった。ソ連
時代は外国人が宿泊できるホテルが限られており、その中のひとつがこのコスモ
スホテルだった。選択肢も多くなく、宿泊者は泊めてもらうという感じでイン
ツーリストのアレンジに従うしかなかった。

今時の予約はオンラインで簡単に出来る。興味のある方は下記サイトどうぞご覧
下さい。

http://www.hotelcosmos.ru/ehome.html

■日本便、シェレメツェボ空港の発着ターミナル変更
2010年3月29日(SU575/576便)より、モスクワ・シェレメツェボ空港における東京線
の利用ターミナルが「ターミナルD」へ変更されています。

というアエロフロートのお知らせがありました。

シェレメツェボ空港、さてターミナルはいくつあるかというと
1.シェレメツェボ1(B)
2.シェレメツェボ2(F)
3.ターミナルC
4.ターミナルD
5.ターミナルE
6.ターミナルA(予定)

ターミナル変更のスケジュールを見るとほとんどのフライトがDへ移転しているの
でターミナルFは改装工事でもするのだろうな。

アエロフロート日本支社のサイトではシェレメツェボは「チェレメチェヴォ」と
表記されていた。どっちが正しいのだろうか・・・。

ターミナルDへ変更されたフライト
http://wwww.aeroflot.ru/templates/before_and_after_fly_en/terminal-d.html

ターミナル変更は以下に説明があります。
http://japan.aeroflot.aero/document.asp?ob_no=1594

Dの位置はこちら。
第一ターミナルは2010年夏以降「ターミナルB」へ名称変更し、ターミナルC及び
ターミナルDの名称はそのまま。2010年上半期にターミナルEが、更にターミナルA
(オープン時期未定)がオープン予定です。
http://japan.aeroflot.aero/document.asp?ob_no=1590

■対独戦勝記念65周年パレード、ビデオ
The Voice of Russia(Video)
http://japanese.ruvr.ru/2010/05/12/7711012.html

■■後記
ちょっとしたノスタルジー的な宿泊体験のコスモスホテル、是非とも余分なサイ
ンを取り払って当時のまま維持してほしいと個人的には考えている。インツーリ
ストの所有だろうと思うが、どうでしょうか?
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2010年5月30日日曜日

【世界の街角からMM】第54号 対独戦勝記念日65周年、Jermukミネラルウォーターから砒素 2010年5月29日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第54号 2010年5月29日
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2月初旬より、アルメニアの首都、エレバンに滞在している。多分、聞いたこと無
いだろうな。そんな南コーカサスの小国、アルメニアからのレポート6です。
▼目次
■Amazon.comよりお取り寄せ
■対独戦勝記念日65周年
■Jermukミネラルウォーターから砒素
■■後記
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■Amazon.comより取り寄せ
今回は荷物を切り詰める必要がありコーカサスのロンプラ以外は持ってこなかっ
たので、amazon.comから取り寄せた。2週間程度で届いたが送料が全体の30%を超
えてしまった。まあ、エクセス払うより安し、ちゃんと届いたことに感謝すべき
だな。それに日本からの郵便よりよっぽど早いしな。

ちなみに日本から郵送すると約1ヶ月かかる、それでもちゃんと届くので雑誌類を
送ってもらっている。

■対独戦勝記念日65周年

5月9日午前10時、赤の広場で対独戦勝記念日65周年の式典が行われた。ご存知の
通り、ソ連時代から続く年2回行われる軍事パレードの一つである。昨年はRussia
 Todayでこのパレードを観ていたが今年はロシア語のTVだったので説明がまった
くわからなかった。ただ、65周年という区切りにあたるせいか盛大な式典という
印象ではあった。

印象に残っているのがソ連時代ではないが、招待客の並び方。メドベージェフ大
統領の右側には胡錦濤・中国国家主席、左側にはナゼルバエフ・カザフスタン大
統領が並んでいた。前日にはCIS首脳会議が行われるなど政治の舞台でもあった。

記憶の範囲では、アリエフ・アゼルバイジャン大統領、サルキシアン・アルメニ
ア大統領、ベルディムハメドフ・トルクメニスタン大統領、キルギスタンからも
出席していたようだが誰だか不明、チェコ首相、セルビア首相などが出席した。

CIS諸国で出席していなかった首脳はグルジア、ウズベキスタンであり、グルジア
から出席していなかったのは両国の関係を如実に表している。ウズベキスタンは
不明。ウクライナもはっきりしないが。

トルクメニスタンからは騎馬兵の行進があった。一旦予定から削除されたがトル
クメニスタンの意向が強く復活したようだ。不思議だったのはドイツのメルケル
首相出席していたこと、その理由がはっきりしない。敗者も招待されてそれに素
直に従うのだろうか・・・。英米仏は行進こそしたものの首脳陣の顔は見られな
かった。

旧ソ連ブロックでは重要な記念日、日本では時事通信が伝えたに過ぎない。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&k=2010050900106

ロシアはこの記念日を国家主義の高揚と政治に効果的に活用しているように思え
てならない、戦勝国ゆえに出来ることなのか。

■Jermukミネラルウォーターから砒素
数年前の2007年3月7日、アルメニアから米国へ輸入されたミネラルウォーター、
Jermuk(Jermuk Townが水源)に砒素が含まれいた。米国食品薬品局(FDA)が
Jermukミネラルウォーターを分析したところ、多量の砒素と発癌性物質が含まれ
るとしてリコールした。分析では1リットル当たり536-539mgの砒素含まれFDA及び
WHOの基準値である10mg/Lを極端に超えていることが判明した。Jermukミネラルウ
ォーターは、香港、キプロス、アラブ首長国連邦でもリコールされている。

Jermukミネラルウォーターはエレバンでは一般的に販売されている。特定のボトルだけだったのであろうか、その後の情報はない。
http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/2007/ucm108863.
htm

Read more:
http://www.consumeraffairs.com/news04/2007/03/fda_mineral_water.html#ixzz
0p9mx9NdW

Jermuk社のウェブサイト
http://www.jermuk.am/

■■後記
雨ばかりの4月も終わり5月に入ってやっと春めいてきたが、それでも雨が多い。
いつの間にか枯れ枝は新緑で満たされ晴れると清々しい。もう初夏だ。

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