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2020年8月31日月曜日

【世界街角通信MM】第313号 東京にて(復刻版) 2020年8月31日

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メールマガジン「世界街角通信MM」第313号 2020年8月31日
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皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。

「中近東通信」は2017年11月初旬よりNo.28までお届けし2019年11月をもって一
旦終了、積み残しは時間が取れ次第お届けいたします。

このメールマガジンをはじめたのは備忘録的にという主旨、その時々の情報や印
象を記録しておこうと2009年2月初頭からのウズベキスタン出張を機に始めて創
刊は2月14日でした。

今回から当時をメルマガを再度掲載していこうと思います。
また、https://note.com/klubnikaにもトピックごとに掲載していく予定です。

しばらく当時を振り返ろうかと思います。

▼目次(2009年2月21日第2号)
■大陸の明かり-インチョン-タシケント便
■販売中止となったポラロイド社スペクトラ・フィルム
■タシケントのホテル-値上げ
■■編集後記

★本文★
■大陸の明かり
インチョンから飛び立ったアシアナ航空OZ573便、A330-200は北西方向へ進路を
決め、右手に大連、左手に青島を結ぶラインの中間を目指してにポジジョンをと
り黄海を横断し前方の天津を目指す。そして、北京上空を迂回し、さらに大陸を
横断するように奥地の北西方向へ飛ぶ。

フライト時間は7時間50分が予定されていた。インチョン空港が17時20分に発ち、
21時10分にタシケントへ到着する行程だ。夕方出発なので窓の外は闇の世界、特
にこの日は曇天でインチョン周辺も島が若干見えた意外は霞んで雲以外見る対象
が無かった。

予断だが、席はガラガラ、旅行代理店の話だとシートの予約がリクエストしか入
らないというので混んでいるのかと思ったが、その逆なので予約が入らないのは
まったく意味不明だった。カウンターで聞いたところ、アシアナ航空へ直接連絡
すれば予約できるとのこと。

タシケント到着、1時間半くらい前だろうか、スクリーンのフライト状況を見る
とYiningの南、タクラマカン砂漠上空であろうと思われるポジションを映し出し
ている。窓の外を見たら暗闇の中に2箇所(進行方向右側)街の明かりが見えた。

スクリーンではこれ以上詳細が表示されないので、機内誌のフライトルートマッ
プをめくるも日本航空のような比較的航路に忠実なマップではない。よってはっ
きりしないが、機体はタクラマカン砂漠上空を航行しているので新彊ウイグル地
区の都市だろうかと勝手に想像した。

大陸の街の明かりは、20数年前にアテネから南回りの日本航空で帰国するときア
ラビア半島上空で窓の外から見えた鮮明な街の明かりを思い出させた。

■販売中止となったポラロイド社スペクトラ・フィルム
出張準備で渋谷ビックカメラのフィルムコーナーへ立ち寄ったら生産中止された
スペクトラ用のフィルムがまだ売っていた。今はもう商品の数が少なくなったが、
それでも10パッケージ以上は陳列されていた。

これは買わないとと思い3本セットのパッケージ、5980円、を購入、一枚当たり
の単価を計算したらなんと200円ではないか、これでは、デジカメとは競えませ
んね。

家に戻って早速もう何年も使っていないポラロイド社のスペクトラを押入れの奥
から持ち出し、フィルムを充填、我が家の住人、子犬だが、をモデルに試し撮り、
なかなか静止していてくれませんが何とか撮影に成功。

ポラロイドカメラのシャッターを押すと、カシャ、キーといって本体前から写真
が出てくる。しかし、このときはまだ真っ白、しばらくすると画像が浮き出てく
る。味わいがありますね。でも世代が変わると「ポラロイドって何ですか?」と
いうことになりそうだな。

ポラロイド社スペクトラの仕様(ヤフオクより転載)
画面サイズ  72×91mm
ピント合わせ 超音波AF
撮影距離   0.6m~∞ アダプター使用時0.25~
ファインダー テレスコーピック 
シャッター   電子制御 1/245~2.8秒 
露出機構   電子制御AE 明暗調整±2/3
使用フィルム Polaroid Spectra Film ISO600
ストロボ    内蔵固定式 発光停止撮影可
使用電源   フィルム内蔵ポラパルス板電池
フィルム装填・給送 フィルム位置合わせ、自動送り出し
フィルムカウンター カウンター窓 自動復元残数表示
大きさと質量    70.6×160×142mm 807g
大きさ      90.6×160×142mm (開いた時)
その他      セルフタイマー コントロールパネル
1986年物価目安   大卒公務員初任給約¥144,500- 1ドル160.10円

■タシケントのホテル-料金値上げの不思議
2009年より大幅な値上げを実施したホテルが多いようだ。今回、泊っている
Dedemanは65から85米ドルへ、Radisson SASは70から130米ドルへ値上げした。こ
の意味がよくわからないのがこの国なのだが、外貨建てで料金を徴収している
(実際の支払いの際にSUMに換えている)のだからホテルビジネスの場合、外貨
ポーションの割合は低いはずなので世界経済危機に便乗した値上げではないだろ
うかと推測している。

インフレーションは年率xx%(公表)であるものの、ドル建てで宿泊費が支払
われているので、影響は少ないはず。まあ、素人的な判断だとこういうことにな
る。

因みに、現在の為替公定レートは1USD=1427Sum(2月14日)である。

ウズベキスタン中央銀行
http://www.cbu.uz/

Dedeman Silkroad Tashkent
http://www.dedeman.com/Tashkent.aspx

Radisson SAS tashkent
http://tinyurl.com/bbshl4

★本文ここまで★

▼前号 世界街角通信MM No.312の目次(創刊号)
■メールマガジン「世界の街角から」創刊にあったって
■予防接種
■13日の金曜日に出発
■タシケント再び
■■後記

■Facebookのグループで下記の2グループを運営しています。
★CA+C 中央アジア・コーカサス地域研究会(グループ)
http://www.facebook.com/groups/298398100231283/

★R+EE 露・東欧地域研究会(グループ)
https://www.facebook.com/groups/436215346470056/

▼Facebookのページ「世界街角通信MM」のご案内
★世界街角通信Sekai Machikado News(コミュニティ)
https://www.facebook.com/sekaimachikado

■■後記

この時、ホテル代関連して為替レートのことを書いているが、公定レートで米ド
ルを交換する人は何らかの理由がない限りしていなかった、というのが後でわか
ったことです。まだ、このMMを欠いている頃は限定的だった記憶、デデマンホテ
ル内に両替所があり、そこで両替しようとすると怪訝そうな顔を何度かされた。
ホテルだからかと思ったが、明確な理由があったわけだ。

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メールマガジン「世界街角通信MM」第313号 2020年8月31日
発行責任者:飯尾彰敏
Copyright(c) Akitoshi Iio All Right Reserved.
twitter:https://twitter.com/iioakitoshi
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
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2020年7月3日金曜日

【世界街角通信MM】第312号 東京にて(創刊号復刊タシケントへ)-2020-07-03

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メールマガジン「世界街角通信MM」第312号 2020年7月3日
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皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
年初より諸般の事情と新型コロナ問題により滞っていましたが、まぐまぐから直近6カ月さぼっていたとのメールが届きましたので少しばかり更新を。さもなくば廃刊になるのでしょう。

通し番号がNo.310でしたが実際はNo.311でしたのでNo.312から継続します。

「中近東通信」は2017年11月初旬よりNo.28までお届けし2019年11月をもって一旦終了、積み残しは時間が取れ次第お届けいたします。

ビシケクに続いて、トルコのガジアンテップ、イスタンブールの予定でしたが

そもそも、このメールマガジンをはじめたのは備忘録的にという趣旨、その時々の情報や思考を記録しておこうと2009年2月よりウズベキスタン出張を機に始め創刊は2月14日でした。

今回から当時をメルマガを再度掲載していこうと思います。
また、https://note.com/klubnikaにもトピックごとに掲載していく予定です。

▼目次
創刊号の目次
■メールマガジン「世界の街角から」創刊にあったって
■予防接種
■13日の金曜日に出発
■タシケント再び
■■後記

★本文★
【世界の街角から】創刊準備号 2009年2月14日
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■メールマガジン「世界の街角から」創刊にあったって

バレンタインデーに合せたわけでもないが金曜日に出張したので週末少し時間がとれることになり、創刊準備号を用意しました。記憶には残りやすいタイミングですね。

仕事の性格上、世界各地へ赴く機会が多い。特に日本人が行く観光地でない国が多く、それ故情報も少ない。旅行情報、現地での生活情報、社会経済情勢、国際政治など、それぞれの国や都市、人とのふれあいの中で肌で感じたこと等を書き留めておこうと思いメールマガジンを創刊することにしました。

なお、発行は随時としています。

写真を掲載している同名のサイトがあります。これはインターネットの商用化が開始された直後の1996年から運営してます。
フォトギャラリー世界の街角から http://www.iio.org.uk

■予防接種

巷では予防接種といえばインフルエンザとお決まりのようですが、私の場合やや状況が異なり予防接種はA型肝炎、B型肝炎、破傷風を接種してきました。これらの感染症に罹ることは途上国と呼ばれる国でも最近では稀でしょうが、備えあれば憂い無し、身体が資本ですのでその備えの一環です。

というのも、最近、知人の会社でアフガニスタンへ出張し、4人がA型肝炎にかかったと聞いたのです。また、ここ2年程度でマラリアに3人の知人が罹り、2人は日本で発症して倒れ救急車で病院へ運ばれました。そのうちの一人は意識不明が1日以上続いたそうです。また、もう一人の知人は緊急輸送でアフリカからパリへ運ばれたのです。

これまで罹りやすい肝炎(A及びB)の予防接種は既に3回接種しています。5-10年間程度の有効で、その後は1回で再度5-10年の効力があります。A型は既に10年経過していますが今回は追加1回(ブースターと呼んでいた)との判断でした。

A型肝炎は一度罹ると抗体ができもう罹らないと聞いているが、同じように抗体を作る予防接種に有効期限があるということは、これはどういう意味なのか確認する必要がある

破傷風は既に20年以上が経過しているので最初からやり直し、都合3回(2回目は2-8週間、3回目は1年以内)打たなくてはなりません。大地の子の中で破傷風に罹る場面がありました。今回は、似たような地域への出張ですので念のため最初からやり直しています。

20数年前にザンビアへ赴任したときは、ポリオ、狂犬病、破傷風、コレラ、黄熱病を接種、A型肝炎は当時は生ワクチン、3ヶ月か4ヶ月に1回、お尻にブスリとやられていました。マラリアはクロロキンというのを渡されましたが最初の1週間だけで止めました。これは錠剤ですがサイズが大きく非常に飲みにくかったからかもしれません。住んでいたルサカの標高は1200mだったので概ね問題ないだろうという希望的観測も飲まなかった理由でしょう。

今日も八重洲の鉄鋼ビルまで出かけてきました。右腕にB型肝炎(ブースター)、これで5年は大丈夫、左手に世間一般並みにインフルエンザの予防接種も受けてきました。打たないよりはインフルエンザに罹ったときに打っていた方が良いといわれました。予防は気休めで終わればそれで良し。何事も無く健康で仕事が続けらますように。

参考サイト:
海外渡航と予防接種う http://www.forth.go.jp/tourist/useful/02_tokou_yobou.html
財団法人 日本検疫衛生協会 http://www.kenekieisei.or.jp/index.html


■13日の金曜日に出発

「13日の金曜日」という1980年に公開されたホラー映画があったが、私の趣味ではないので観ていない。巡り合せではあるが、本日、2月13日金曜日に出かけることになったがあまり気分が良いものではない。

「13日の金曜日」は、キリスト教国、特に英語圏の多くとドイツ、フランスなどの迷信において不吉とされる日である。忌み数の 13 と関係がある。カトリックのイタリアやスペインはというと、イタリアでは17日の金曜日、スペインでは13日の火曜日が不吉とされる。

13日の金曜日が不吉とされるのは、「イエス・キリストが磔刑(張付けの刑)につけられたのが 13 日の金曜日とされ、キリスト教徒は忌むべき日であると考えている。」という俗説がある。しかしこれは、正しくない。

キリスト教では主の受難日を金曜日としているが、その日付は定めていないし、共観福音書からはその日は 15 日と読め、ヨハネによる福音書からは 14 日と読めるが、キリスト教の各派ともその日を確定していないようだ。

最後の晩餐に13人いたということとイエス・キリストが磔刑にされたのが金曜日ということから「13日の金曜日」が不吉とされるようになったようだ。

インチョンからタシケントへのフライト、強い向かい風で予定より時間がかかったが兎に角無事に目的地に到着した。
Thanks God!

■タシケント再び
13日の金曜日、昼過ぎに成田を出発して、ウズベキスタンの首都であるタシケントに同日の21時半に着いた。タシケントはこれで3回目になる。近隣の国への往復を入れるともう少し多くなる。

中央アジアではタシケントは交通の便がよく日本からもアクセスしやすい。今回は、成田-インチョン-タシケントのルート、前回の2007年1月も同じだ。最初(1996年)は、まだ、韓国系航空会社も運行しておらず、成田-バンコク-タシケントのルートでバンコクからタシケントへはウズベキスタン航空を利用した。早朝の出発だったので窓から景色が良く眺められた。しかもヒマラヤに沿って飛んでいくので窓の外がいつに無く迫力があった。http://uz.iio.org.uk/uzbekistan.htm

今回と前回はアシアナ航空を利用した。昨年の8月から大韓航空がタシケント線を運行している。両社ともタシケントのほか、カザフスタンのアルマトゥ(旧首都)へも運行している。

成田-インチョンが2時間40分、インチョン-タシケント間が7時間50分、インチョンを定刻に出発したが向かい風が強く30分ほど延着となった。日本でも春一番が吹いていた日だ。家を出てからの時間を振り返ってみると16時間40分後にホテルにチェックインしたことになる。

タシケント空港は1996年に最初に来たときよりはかなり良くなっているが、アルマトゥやビシケク(マナス空港)と比較すると今後大掛かりな整備が必要な印象だ、特に観光立国でもあるウズベキスタンの玄関としては尚更だ。

今回、ビザは日本で1年間有効のマルチプルビザを取得してきた。なかなか取れないようだがクライアントからレターを発行してもらい、旅行会社にどうしても必要なので領事部にその旨説明するようお願いした。自分で申請すればよいのだが、仕事などの出発前は出来るだけ手を開けておきたい、その分、必要な手続きを万全にするようにした。

タシケント空港の入国審査は時間のかかるほうだろう、丁寧に確認しながら手続きを行なっている。そのため、5ブース(計7ブース(数はあやしい))が出入国管理官で埋まってはいるものの時間がかかる。それゆえ、他の乗客はバスから降りたら一目散で走っていたのだろう、私はのんびりと普段どおりに歩いていったので最後尾となってしまった。

その後、税関審査が待っている。ウズベキスタンは税関申告書2通を作成し提出、押印後、1枚戻ってくる。これを次の出国するときに提出する。現金5000ドルを超えると審査がややこしくなるというので少なめに持ってきた。この国ではないが、申告しなければならない金額以上だと、全て見せる必要があり、何に使うのかと何かと時間を取られた記憶がある。

税関審査は全ての荷物をX線に通すので、これもX線検査機が4機か5機あるが時間がかかる。キャリーオンの中にカメラやレンズを入れているので大概開けろと言われるが開ければそれまでだ。今回も開けろといわれたが誰も開けようとしないのでそのまま出てきた。
今回のフライトの乗客数はそれほど多くない印象だが、着陸してから1時間以上は入国審査と税関審査に掛かったことになる。元々乗客数の多い路線ではないので少しばかり遅れても安心感はある。ビジネスクラスは30席あるが埋まっていたのは8席のみだった。成田-インチョンもかなり少なかった印象だ。大韓航空が参入した影響だろうか。

タシケントの気候は2年前の同じ季節とは異なり、かなり暖かい印象です。東京と差ほど変わらないのでは。冬物のセーターを持ってきたが着る機会が無いかもしれない。

タシケント国際空港 http://www.uzairways.com/airports.aspx
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【世界の街角から】創刊準備号 2009年2月14日

★本文ここまで★

前号 世界街角通信MM No.310の目次
■アウンサンスーチーの苦悩
■ウクライナ東部戦線の停戦へ向けて独仏が仲介
■緒方貞子哲学
■南アのリスクが高まっている
■ソ連時代の高級ホテル、ウクライナホテル他
■■後記

■Facebookのグループで下記の2グループを運営しています。

★CA+C 中央アジア・コーカサス地域研究会(グループ)
http://www.facebook.com/groups/298398100231283/

★R+EE 露・東欧地域研究会(グループ)
https://www.facebook.com/groups/436215346470056/

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■■後記

冒頭の通りしばらくぶりです。
その時々のことをまとめておくことを念頭に置いていましたが関連ニュースの再配信的な内容も少なくなく、どうしたものかと。

今般、新型コロナで考える時間が多くなったのですが物事はなかなか具体的には進まず、それで、2009年から始めていますので10年経過していることから、当時何を書いていたのか、再配信してみようと思います。

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メールマガジン「世界街角通信MM」第312号 2020年7月3日
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