2010年12月28日火曜日

【世界の街角からMM】第89号 ウィーンの郵便と和食 2010年12月28日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第89号 2010年12月28日
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▼目次
■ウィーンから荷物を郵送
■ウィーンの日本料理レストラン考
■■後記
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■ウィーンの郵便事情
ウィーンの郵便事情を確認することになったのはエレバンからの荷物が約10キロ
超過していたからだ。超過料金はウィーンまで1キロ当たり30EUR(ヨーロッパ内
の料金が適用される)、日本までだといったいいくらだろうか。EUR安ではあるが
それでもかなり高くつく。搭乗した航空会社がオーストリア航空なのでスターア
ライアンスのゴールドカードを持っていれば+20kgとなる。が、既に+20kgもらっ
ているので効果なし。

エレバンではウィーンまでだと言って何とかクリアしたエクセスチャージはウ
ィーンでは無理だろうから、ウィーンから本だけ郵送することにした。幸い、土
曜日は12時まで開いている。運よく10時ごろにホテルにチェックイン出来たので
早速荷物整理を開始、本だけ取り出し近くの郵便局まで向かった。

この郵便局はKrugerstrasseにある。ケルトナー通りと交差し、オペラハウスから
だとザッハホテルが左にあり、その先の通路を右折する。すぐ左側に日本料理屋
「天満屋」があり、その先左側に郵便局あり黄色い「Post.am」のサインが見える。

基本的にドイツ、オーストリアなどドイツ系の国では商業施設の営業日は月曜日
から土曜日、日曜日は完全にお休み。郵便局も同様、土曜日の営業時間は12時ま
でである。

西ヨーロッパの郵便局はサービスが充実していて必要なものは郵便局で揃えられ
る。今回は、発送用のボックスを2個調達してその中に本を詰めた。

郵送料は2個、12kgで84.5EUR、スタンダードなので多分船便だろうな。ベルリン
からエコノミーで送った荷物は日本まで1ヶ月半かかったのでその程度の所要期間
だろう。参考までに今回支払った郵便料金の内訳と郵便局のURLを

◆郵送料内訳
Packet Standard
9kg(8.615kg)=52.87EUR+LKW-Mout0.13
3kg(2.151kg)=25.87EUR+LKW-Mout0.13

紙ボックス
大2.95EUR
中2.55EUR
+20%VAT
計84.5EUR

http://www.post.at/en/index.php

船便だと思っていたら10日でこの小包が届いた。Standardって航空便だったよう
ですね、18日投函、27日に配達なので10日間ということになります。

■ウィーンの日本料理レストラン考
郵便局へ行く途中に和食レストラン「天満屋」の前を通った、かなり前からここ
にあったと記憶している。荷物も送ったことだし、昼食をここで食べることにし
た。これまでは出来るだけ現地の料理を食べるようにしていたが、昨今の日本食
ブームもありどんな質の和食を提供しているのか、どんな客が来ているのか等を
観察してみようと視点を変えてみた。もちろん、日本人なのでまともな和食を5ヶ
月も御預けでは自然と足が向く。

一旦ホテルへ戻り、余分なものを置いてきたのでそのレストランへ戻ったときは2
時30分少し前だった。もう終了のような玄関前だったが、無理して中へ入って店
の人に聞いたらまだ大丈夫だった。そして、お奨めの幕の内を注文した。

鯖の南蛮漬け、カボチャの煮物、サーモン刺身、漬物にご飯という内容だった。

そして、遅い昼食にも関わらず既に18時ごろには空腹感を覚えていたのでリピー
トした。

夕飯には上寿司を注文したがやや期待外れ、ネタを確認すべきだったと反省。イ
スタンブルの上寿司はかなり美味しかったのでここでも注文してみたのだが。こ
の上寿司だけでは足りなく、天丼を追加注文した。お茶がビールより高いのは理
不尽と思いながらも5ヶ月ぶりの和食に一定の満足感を味わった。

欲を言うなら、マグロは炙りだったが筋がありこれは外れでした。マグロが外れ
ると一気に評価が下がります。これならば、並みの寿司でも十分だったかな。仕
入先を聞いたところ、スリランカとの返答、キハダだろうか。

「ウィーン+和食レストラン」で検索したら私と同じ「上寿司と天丼」を注文し
たブログがヒット、写真もありわかりやすい。イスタンブルからウィーンへ来た
時の天満屋で食事をした説明だが、イスタンブルの日本料理レストランとの比較
は私とは意見が異なる。
【なんちゃって舞妓の写真日記】
http://blogs.yahoo.co.jp/tottoko_tomoyakko/49115676.html

「イスタンブールにも日本料理店はいくつもありますが、失礼ですがどれもイマ
イチ。日本にあったら一瞬で潰れてしまうような味のところばかりです(それで
も定期的に行っていますが)。イスタンブールでは素材の手配が難しいとは思い
ますが、それでももう少し何とかならないものかなぁ、と常々思っています。」

との説明、

しかし、私の知っているイスタンブルの和食レストラン「五味」はここよりかな
り旨い。上寿司のマグロは地中海産畜養マグロで脂がのっていた、この味が印象
に残っている。
http://www.itsmejp.com/

それからもう一点、ご飯があまり美味しくなかった。オペラ座のリンクを挟んだ
反対側にある「千駒」という和食レストランもそうだったが。ヨーロッパではイ
タリア産あきたこまちやカリフォルニア米も入手可能であるのに・・・、と思っ
てしまう。

値段設定はいたってリーズナブルとの印象、上寿司32EUR、天丼12EURなのだから。

ウィーン天満屋
http://www.tenmaya.at/

天満屋
http://www.tenmaya.co.jp/

天満屋wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%BA%80%E5%B1%8B

ウィーンの和食レストランA_Z
http://wien-jp.com/wien-jp/jp-rest.php

ウィーングルメ「本格的日本料理店」
http://www.arukikata.co.jp/city/VIE/gourmet_3.html

ぐるなび海外版ウィーン
http://www.gnavi.co.jp/world/europe/vienna/3092_2.htm#list

■■後記
ウィーンから乗ったOS051便、B777-200機は時速1042km/hで航行、ミンスク、ノボ
シビルスク、ウランバートル、北京上空から黄海、日本海、そして日本列島を横
断して成田へ向かう。所要10時間40分、そのときこのメモを書き始めた。

巷では今日が仕事納めのようですね。多分、今年最後のメルマガとなる予定、皆
さま、良いお年をお迎えください。また、来年も引き続き出張先よりレポートし
ていく予定です、どうぞよろしくお願いします。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第89号 2010年12月28日
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2010年12月26日日曜日

【世界の街角からMM】第88号菅政権、大使へ責任転嫁か? 2010年12月26日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第88号 2010年12月26日
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▼目次
■菅政権、大使へ責任転嫁か?
■■後記
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■菅政権、河野大使へ責任転嫁か?

この状況を俯瞰してみると、ソ連時代の共産主義体制下の政治を思い起こさせる。

ことの発端はメドベージェフ大統領の国後訪問情報が首相官邸に上がらなかった
ことが問題視され、他方、在露大使館側は直前には国後訪問を行うとの情報を本
省に伝えたと主張して食い違っていることだ。

この食い違いが河野大使更迭へと繋がったようだが、メドベージェフを喜ばせて
もなんの利益もない。彼は北方4島での日本との経済協力を謳っているが単なる
既成事実化の推進にしか過ぎず、日本が巧く利用されてしまうのではないかと危
惧される。

このようなことで大使を更迭し、ニュースを世界中へ配信させる日本政府に意図
があるだろうか?単に内輪もめの尻尾切りとしか見えない。この件を何かのきっ
かけにしている可能性は否めないが。

どこぞの国はこういう事例を蓄積・研究し、事に及ぶときに必ず切り込んでくる
だろうな、想像は容易にして難くない。

日本的価値観が通用しないのが世界の常識、本件、足元が揺らいでいることを全
世界に曝け出しているだけ、外交には戦略性とそれをバックアップする国力が必
要ではないだろうか。

朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/1225/TKY201012250140.html

RIA NOVOSTI
http://en.rian.ru/russia/20101225/161926238.html

■■後記
本質的に尖閣問題とよく似ている、これが日本人的な政治手法なのだろうか、い
や、違うはずだ。早く目を覚ましてくれ!
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2010年12月23日木曜日

【世界の街角からMM】第87号 帰国と厳冬のヨーロッパ 2010年12月22日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第87号 2010年12月22日
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▼目次
■帰国の途へ
■クリスマス直前の厳冬、ヨーロッパで空港閉鎖
■■後記
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■帰国の途へ
このタイトルには「とりあえず」が冒頭に付く。というのはエレバンのアパート
を2月までキープすることにしたからだ。前日までミッションの対応をする必要が
あり、慌てても荷物はまとまらないだろうと考えたからだ。よって帰国する数時
間前まで何もしなかった。

前日の夜は在留邦人らと食事をしたので、荷物を詰める時間は翌早朝3時までの空
港へ向かう時間まで。とりあえずの帰国なので2時間もあれば荷物はまとまると思
ったが、そう簡単ではなかった。余裕で洗濯をして、食器を洗い、風呂に入って
いたらあっという間に時間が過ぎ去っていった。

エレバンで働きはじめたのは今年の2月初旬、衣類も冬から春、夏、秋、そしてま
た冬とほぼ一年分あったし、途中でかなり購入していることも改めて認識した。

そして問題は本だ、詰めると重量が軽くオーバーする、しかし、手元に置いてお
きたい本もある。そんなジレンマを感じながら注意深く選択し詰め込んだ。だが、
空港でチェックインしたときには9キロオーバーだった。エクセスを請求されたが
ここはアルメニア、何とか交渉してウィーンまでだからとエクセスチャージなし
でクリアした。(しかし、ウィーンでの交渉は困難であろうから、郵送すること
にした。)

そういえば、日本から郵送した雑誌類が昨日届いた。投函した消印は11月1日なの
で1.5ヶ月もかかっている、通常は一ヶ月で届いていたのだけどな、ちょっと遅す
ぎますね、これは封を切っただけだ。

■クリスマス直前の厳冬、ヨーロッパ各地で空港閉鎖
5ヶ月ぶりに帰国の途に就いている。エレバンでオーストリア航空が1時間遅れで
出発、乗り継ぎ便がかなりクリティカルなようだ。前回のベルリン行き乗り継ぎ
は1時間半だったが荷物が届かなかったことを思い出した。

エレバンではやたらとチェックインに時間がかかっていた。フライトの遅れによ
る乗り継ぎの振り替えなのか、問い合わせなのか、担当が不慣れなのかは想像の
域を出ないが。

11月末からヨーロッパでは厳しい冬となっている。12月18日、ウィーンの最高気
温はマイナス4度、最低がマイナス12度、幸い雪は降っていなかったが積雪はあっ
た。

翌19日、ロンドン、フランクフルト、アムステルダムなどの空港が雪のため閉鎖、
シャルル・ド・ゴール空港は2/4本の滑走路が閉鎖されたニュースを当日の朝、ホ
テルで聞いた。しかし、ウィーン空港は問題ないようだ。

タイミング的にクリスマス休暇の始まりだ、多くの人がヨーロッパ内を移動する
が、運休になったフライトの振り替えだろう、ターミナル内はかなり混雑し、チ
ェックインカウンター前は長蛇の列だった。トランスファーデスクも然り、それ
でもここはヨーロッパ、事務処理の速度が速い。

日本人旅行者のグループが運休による振り替えのことを話しながら目の前を通り
過ぎていった。

Xマス休暇が雪で大混乱 欧州空港で欠航相次ぐ
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/101219/erp1012192221005-n1.htm

■■後記
ウィーンはトランジットでよく利用する。ここは東欧やCISへのアクセスが非常に
よいし、オーストリア航空の機体、B777-200は10時間半ほどのフライトながら非
常に快適なのだ。食事も良し、これでインターネットに接続できたらと更に良し
となる。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第87号 2010年12月22日
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2010年12月16日木曜日

【世界の街角からMM】第86号エレバンのクリスマスと2軒目の和食屋 2010年12月15日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第86号 2010年12月15日
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2月初旬より、南コーカサスの小国、アルメニアの首都エレバンに滞在している。
エレバンレポート25です。
▼目次
■エレバンのクリスマス準備
■エレバン2軒目の和食レストラン、WASABIオープン
■■後記
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■エレバンのクリスマス準備

12月初旬、共和国広場を通りかかったらときにクリスマスツリーの骨組みだけが
立ち上がっていた。数日以内に巨大なクリスマスツリーがお目見えかと思いきや1
週間たってもまだ完成していない。

アルメニアではクリスマスツリーではなくニューイヤーツリーという。推測の域
を出ないが、宗教を否定したソ連時代の名残だろうか。

さて、アルメニアのクリスマスは1月6日である。

ご存知の通り、クリスマスは、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝うキリスト
教の祭日である。「神の子が人となって産まれてきたこと」を祝うことが本質で、
12月25日がこれに当たるが、キリスト教に先立つユダヤ教の暦では日没を一日の
境目としているので、その暦にあわせれば12月24日夕刻から朝までをクリスマ
ス・イヴとして祝う。

ヨーロッパでは12月24日から1月1日(元日)までクリスマス休暇が続く。25日に
はロンドンの地下鉄やバスが全線運休になる。(以前、丁度このタイミングでロ
ンドンに滞在し、タクシーしか移動手段がなかった。)


ところが東方正教会のクリスマスは1月7日だ。アルメニア使徒教会は東方正教会
に近いが、この一日の違いは何かの解釈の違いなのだろうか。

そして、アルメニアは12月31日から1月9日までクリスマス休暇とのこと、冬休み
のようだ。

■エレバン2軒目の和食レストラン、WASABIオープン

旧TsUMの1階、ノース・アヴェニューの入り口近くのAbovian Streetに面した場所
にアルメニア2件目の和食レストラン、WASABI Sushi Barがオープンした。

数ヶ月前から来週オープンすると聞いていたが、なかなか開店しないので記憶の
片隅に追いやっていた。それが先週の金曜日にオープンしたようだ。

まだ、試していないが、インテリアが凝っていてテーブルの下に水槽が埋め込ま
れ金魚が泳いでいるという。そんな状況で食事をするのは落ち着かないだろうな。
ファンシーなレストランということで話題性はあるかもしれないが。

メニューは寿司はもちろん、うな丼、カツ丼等の丼物、そしてピザやパスタもあ
るとのこと。寿司はモスクワスタイルだろう、既にこの店に行った日本人による
と巻物中心、サーモンはまあまあとのこと。シェフはフィリピン人、一軒目の和
食レストランSAMURAIと同じだ。

アルメニアの在留邦人数はタシケントの30分の1、モスクワの300分の1なのに和
食レストランが2軒になった。これは凄いことだが昨今の日本食ブームの一端だろ
う。これまでも中華レストランに和食のメニューがあると聞いたことがあったが
とてもとても中華の質からリピートする気にはなれなかった。

■■後記
エレバンの秋は快晴が続いた。最近になって少し雨が降ったが10月、11月と快晴
しか記憶にない。雨が降ったら最低気温が少し上がった。これから本当の冬だろ
うな。それでも、澄み切ったアララト山はまだ見ていない。郊外へでないとだめ
かなー。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第86号 2010年12月15日
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2010年12月14日火曜日

【世界の街角からMM】第85号 シェレメツェボ空港の移動他 2010年12月13日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第85号 2010年12月13日
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▼目次
■モスクワ・シェレメツェボ空港のターミナル間移動
■モスクワ日本センター所長、海賊版使用で起訴されていた
■■後記
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■モスクワ・シェレメツェボ空港のターミナル間移動

アエロフロート航空の本拠地、モスクワ・シェレメツェボ空港のターミナルが順
次変更になっていることは以前にもレポートした。

今月はじめに、エレバン-モスクワ・シェレメツェボ-タシケントとアエロフロー
ト航空で移動したので最近の状況を紹介します。。

アエロフロート航空のホームページによると、増設したD及びEターミナルへ順次
行き先ごとに変更し、Fターミナルを改装する予定とのこと、しかし、ホームペー
ジに掲載されているスケジュール通りではなく遅れているようだ。

今回のエレバンーモスクワはDターミナル発着、タシケント便はFターミナル発着
だった。一緒に歩いていた人にキエフ便もFターミナルだった。よって、DからFへ
移動しなければならないが、まだ、Dターミナルの案内サインが充実していない。

Fターミナルへの説明とFターミナルへのサインがないのでトランスファーカウン
ターに列が出来てしまっていた。そして、担当者は一人しかいなかった。

これは何かおかしいと横にあるパスポートコントロールの窓口で問い合わせると、
搭乗券を確認され、先へ進めとのこと。そして、セキュリティチェック、先へ進
むとFターミナルはこちらとサインがあった。下を見たら床にFターミナルへの矢
印があったのでそのまま先へ進む。Eターミナルを経由して馴染みのF ターミナル
へ難なく到着した。

ちなみにアエロフロートの日本発着はDターミナルとなっている。国内線もDター
ミナルから発着している。日本からだとD-Dとなり、都合が良い。もう少し丁寧な
サインがあれば何事もなくターミナル間を移動できるのにな。でも、少しづつ改
善している様子だ。

シェレメツェボ空港ターミナルインフォメーション
http://www.aeroflot.ru/cms/en/before_and_after_fly/terminal_info

Dターミナル
http://www.aeroflot.ru/cms/en/before_and_after_fly/terminal-d

トランジット向け案内
http://www.aeroflot.ru/cms/en/before_and_after_fly/transit

■モスクワ日本センター所長、海賊版使用で起訴されていた

2010年1月のことだが、モスクワ日本センター所長がパソコンソフトの海賊版を使
用して起訴されていた。海賊版がかなりあふれているロシアにあって著作権云々
で家宅捜査は露政府の意図的な検挙としか考えられないが、その背景はなんだろ
うか?北方領土返還講義でもしていたのだろうか。

日本センターはロシア国内に7箇所、6都市に設置されている。日露両方政府より
関係者が叙勲していることから個人的なことも考えられるが狙いが定まりすぎて
いる。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100122/erp1001222058008-n1.htm

嫌がらせとの見方、日本センターを閉鎖に追い込むための布石とも。
http://www.fsight.jp/article/5466

日本センターは1992年のG7で合意されロシアの市場経済促進を目的に設立、これ
まで3500名のロシア人を日本へ招いている。ロシアの日本センターは外務省が所
轄している。

モスクワ日本センター
http://www.jcenter.msu.ru/?lang=jp

外務省日本センター事業
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/russia/shien/j_center.html

■■後記
モスクワはー6度、なんとタシケントがー12度だった。寒かったね。久しぶりに復
活した韓国料理レストランで、この寒さもあるのだろう、かなり美味しくいただ
いた。

モスクワでちょっとした失敗もした。MTCのリチャージをしたのだが、番号が間違
っていた、それで、クレームレターを送ったところ、いつ変更してくれるだろう
か、そろそろ確認してみよう。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第85号 2010年12月13日
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