2024年6月9日日曜日

【世界街角通信MM】第414号 Tokyoにて-2024-06-08

★☆☆メールマガジン【世界街角通信MM】第414号 2024年6月8日★★★

皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
東京にて気になったことなど備忘録的に書いています。

第391号より、ナホトカ航路シベリア鉄道1985の回想録を掲載しています。
(保留中)

▼目次
■ウズベク料理になっているキムチ
■目黒川と落合水再生センター
■■編集後記

★本文★

■ウズベク料理になっているキムチ

ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスのバザールの片隅でキムチを必ず見か
ける。特にウズベキスタンのタシケント、ミラバットバザール周辺には韓国食材
店が多いし、バザールには当然ですがキムチやキンバップ(海苔巻き)が売って
いる。そしてタシケント郊外には高麗人コミュニティが存在する。

東アジアの高麗人がなぜ中央アジアに居住するようになったのか、それはスター
リンによる第二次世界大戦前の強制移住よる。

1931年3月、満州国が建国されるとソ連邦の指導者スターリンは、沿海州に居住
する高麗人(朝鮮人)住民が日本のためにスパイ活動を行なっていると考えるよう
になり、1937年末までに沿海州に居住していた36,442世帯171,781人(wiki)の高
麗人が、対日協力の疑いでソ連邦の中央アジアに集団追放され、その多くがウズ
ベキスタンとカザフスタンに強制移住させられ、灌漑農業の発展に寄与した。

つまり、ソ連邦沿海州の朝鮮族(高麗人)が強制移住させられ、その際にキムチ
をウズベキスタンに持ち込み、根付いたということ。

元記事:https://eastriver229.blogspot.com/2024/06/blog-post_7.html

■目黒川と落合水再生センター

目黒川、国道246号の上流側は暗渠で川幅が狭いが下流側は開渠となり川幅が急
に広くなる。池尻大橋の大橋はこの国道246号に架かる橋の名称。

川縁をよく観たら東京都環境局案内板があり、清流復活事業(1995)で神田川の落
合水再生センターから送水菅で大橋放流口から放流されている。つまり下水を水
処理して河川に戻しているということになる。

落合水再生センター
https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/business/b4/guide/sise-list/03-09/

神田川ということは井の頭公園が源流、他方、目黒川は烏山川と北沢川が合流、
その源流は玉川上水に繋がる、つまり多摩川ということになる。

多摩川水再生センターと清流復活事業
https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/business/b4/guide/sise-list/04-03/in
dex.html

元記事:https://eastriver229.blogspot.com/2024/05/blog-post_84.html

★本文ここまで★

▼前号目次
■バラの谷カザンラクとシプカ峠
■マルベリー(クワの実)
■■編集後記

■■後記

とても爽やかな空気の季節です、でももう6月、今期は残り少ない。

6月は水無月、旧暦の6月の異称、水無し月ではなく、水の月の意。
引用:
?名? (「みなつき」とも。「な」は「ない」の意に意識されて「無」の字があ
てられるが、本来は「の」の意で、「水の月」 「田に水を引く必要のある月」
の意であろうという) 陰暦六月の異称。《季・夏》

中断中:
第391号より、ナホトカ航路シベリア鉄道1985の回想録を掲載しています。
が、こちらも一時中断、プノンペンの後に再開する予定です。

注)このメールマガジンは備忘録的にという主旨で、その時々の情報や印象を記
録しておこうと2009年2月初頭からのウズベキスタン出張を機に始たもので創刊
はタシケント到着後の2009年月14日でした。

また、以下にもトピックごとに掲載していく予定です。

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★Klubnika's 蹇蹇録
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★☆☆メールマガジン「世界街角通信MM」第414号 2024年6月8日
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2024年6月6日木曜日

【世界街角通信MM】第413号 Tokyoにて-2024-06-06

★☆☆メールマガジン【世界街角通信MM】第413号 2024年6月6日★★★

皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
東京にて気になったことなど備忘録的に書いています。

第391号より、ナホトカ航路シベリア鉄道1985の回想録を掲載しています。
(ただいま保留中)
▼目次
■バラの谷カザンラクとシプカ峠
■マルベリー(クワの実)
■■編集後記

★本文★
■バラの谷カザンラクとシプカ峠

ブルガリア中部のバラの谷、カザンラクはバラ祭りの季節、ローズオイルで名を
馳せている。スタラ・ザゴラ州にあり、バルカン山脈麓のカザンラク平原に開け
た都市である。

1370年、カザンラクはオスマン帝国の支配下に入る。現代の都市カザンラクの起
源は15世紀に要衝シプカ峠を守備するための軍事要塞が設けられたことに遡る。
シプカ峠はバルカン山脈(スターラ山脈)を越える峠でドナウ川右岸のルーセか
ら南下しヴェリコ・タルノヴォ、カザンラクへ、スタラ・ザゴラへ、ハスコヴォ、
さらにトルコのエディルネへと至る街道の途中にある。

1877年から1878年までの露土戦争において、シプカ峠は、シプカ峠の戦いと命名
された一連の戦いの舞台であった。

カザンラクはシプカ峠の南側に位置し、タンニング(革加工)、銅細工、ガラス細
工、フライゼ(織物)、靴作り、樽の製造などの手工業が発達し、バラの栽培も同
様に発達した。バラ精油用のバラ(ダマスクローズ、ブルガリアローズ)はインド
からペルシア、シリア、トルコを経由し入ってきた。

その他、カザンラクにはアーセナル社JSC Arsenal AD (1924年設立)が所在し、
火器、弾薬、工作機械などを製造している。火器は拳銃、AK-47タイプのアサル
トライフルなどの小火器や迫撃砲、地対空ミサイルなどを製造している。工作機
械ではヤマザキマザックと提携しCNC、フライス旋盤などの民生用工作機械を製
造している。

https://eastriver229.blogspot.com/2024/06/blog-post_6.html

■マルベリー(クワの実)

タシケントやダマスカスでこの季節、クワの実(マルベリー)をバザールで売って
いた。生食やクワの実ジュースにする。

クワの名の由来は、カイコの「食う葉」が縮まったとも、「蚕葉(こは)」の読
みが転訛したともいわれているとおり、蚕の餌となる。果実は庭に植えられるマ
ルベリー(英: Mulberry)がある。山野に自生しているのをヤマグワといい、蚕
用は蚕が食べやすい葉の柔らかいマグワである。カフカス地方やアルメニア産の
クロミノクワや、アメリカ産のアカミノクワは、いずれも生食用にしたり加工し
てジャムなどに利用する。

実家の庭と畑にクワに似た木があるがはっきりしない、自生したものだろうが果
実は付けない。クワはほとんどが雌雄異株であり、これらは雄株なのかもしれな
い。

さて、今年はマルベリー(クワノキ)の苗を実家の庭先に植えた、1-2年後には実
が付くだろうか?

https://eastriver229.blogspot.com/2024/06/blog-post.html

★本文ここまで★

▼前号目次
■モスクワ赤の広場での大祖国戦争勝利記念式典
■映画『遠い夜明け』(Cry Freedom)
■■編集後記

■■後記

とても爽やかな空気の季節です、でももう6月、今期は残り少ない。

6月は水無月、旧暦の6月の異称、水無し月ではなく、水の月の意。
引用:
?名? (「みなつき」とも。「な」は「ない」の意に意識されて「無」の字があ
てられるが、本来は「の」の意で、「水の月」 「田に水を引く必要のある月」
の意であろうという) 陰暦六月の異称。《季・夏》

中断中:
第391号より、ナホトカ航路シベリア鉄道1985の回想録を掲載しています。
が、こちらも一時中断、プノンペンの後に再開する予定です。

注)このメールマガジンは備忘録的にという主旨で、その時々の情報や印象を記
録しておこうと2009年2月初頭からのウズベキスタン出張を機に始たもので創刊
はタシケント到着後の2009年月14日でした。

また、以下にもトピックごとに掲載していく予定です。

▼note klubnika report
https://note.com/klubnika

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★Klubnika's 蹇蹇録
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