Monday, 12 April 2010

【世界の街角からMM】第50号 飯を炊く、陸路でエレバンからトビリシへ、Antonov AN-225 Mirya 2010年4月11日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第50号 2010年4月11日
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2月初旬より、アルメニアの首都、エレバンに滞在している。多分、聞いたこと無
いだろな。そんな南コーカサスの小国、アルメニアからのレポート2です。
▼目次
■エレバンで飯を炊く
■陸路でエレバンからトビリシへ
■Antonov AN-225 Mirya、航空貨物輸送記録更新
■為替
■■編集後記
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■エレバンで飯を炊く
米食文化ではないアルメニアではあるが米は売っている。これは米を料理に使う
からである。米のパックはロシア語とアルメニア語の表記なので説明は理解でき
ないがロシア語の米という程度は私にでもわかる。

あとは現物を見て判断するしかない。米の種類もタイ米などの長粒種と日本米の
ような短粒種が販売されているが、短粒種と思しき米はウズベキスタン辺りで作
っている中粒種ではなかろうか。同じような米でGIZAというタイトルの米もあっ
た、エジプト米だろうか。

要は炊いてみないとわからないので日本米の形状に近い500g入りの米を買って炊
いてみた。想像通り、ウズベキスタンでプロフに使う米とよく似ている、粘り気
が無くぱさぱさだ。カレーにはいいかもしれないが、白米を食べるのには物足り
ない。エレバンの中華料理屋もこの米を使っているに違いない、ぱさぱさだった
から。

余談だが、購入した米のビニルパックの表紙には金閣寺、アオザイの女性、水牛
の絵が描いてあった。この地域から見えれば皆同じという認識なのだろうか。そ
れから、エレバンにはパナソニック製炊飯器が売っている。これは星一つあげた
い。でもご飯を炊くというメニューはなくプロフを選択するとご飯が炊ける。

■陸路でエレバンからトビリシへ
3月下旬にエレバンから陸路でトビリシを往復した。
アルメニアの首都エレバンからグルジアの首都トビリシへの2泊3日の出張だった。
移動は車、都市間距離は約300キロ、1日目と3日目は移動となったため実質1日し
かトビリシ市内に滞在していないがそれでも空き時間を利用してトビリシを散策
した。本来歩いて散策したかったが時間が許さず、ほとんど車で走り回った程度
となったことは残念の極み。これまでOld Tbilisiというワインは飲んだことがあ
るが、Tbilisi Cityは初テイストととなった。

アルメニア国内は往路と復路のルートを変えて移動し道路と沿線状況を視察、往
路の途中、1988年12月7日にM6.7の地震が発生し、死者25000 人以上(5万とか7万
人という数値もみられる)ともいわれている被災地スピタクを通過した。日本政
府は国際緊急援助隊をソ連・アルメニア共和国へ派遣している。

トビリシの第一印象は、サラエボの都市構造とよく似ているということだ、市内
中央をクール川(ムトゥクワリ川)が流れその谷の両側に市街地が広がっている、
一部両側が旧市街となるが今回は足を踏み入れる時間が無かった。サイズはサラ
エボよりも大きく、やはり移動には車が必要だ。地下鉄が1路線あり、移動のため
 1区間だけ乗車した。他のCIS諸国と同様、まったくモスクワと同じシステム、運
賃0.5ラリ也(USD=1.74Lari)。

トビリシでの仕事は滞りなく終了し、その夕方の大使主催レセプションも盛況だ
ったことはエレバンから出張した甲斐があったというものだ。早春のワインディ
ングロードは天気もよく(一部雪の区間もあった)淡いピンクの杏の花や黄色い
花が咲く山野を眺めながらの往復も印象的だった。

会議の翌日、エレバンへ戻った4月2日(金)はグルジアはイースターで祝日、ち
なみにアルメニアは月曜日がイースターとなる。これはグルジア正教会とアルメ
ニア使徒教会の違いなのだろうか。その影響なのかルートが異なるからなのか、
やや交通量が少ない印象だった。トビリシ滞在中に再度会議でトビリシへ行く予
定が入ったので今回積み残した市内散策は次回へ持ち越せることとなった。

■Antonov AN-225 Mirya、航空貨物輸送記録更新
2009年8月11日ではあるが、フランクフルト-ハーン空港(元米軍基地)から
An-225が187.6トンという航空貨物(発電機)をエレバンまで輸送し、単体航空貨
物輸送記録を更新し、ギネスブックに登録された。
http://www.youtube.com/watch?v=WabkDxefh6g&feature=player_embedded

いやはや化け物のような飛行機だねアントノフ225は、A-380も真っ青だ。An-225
はソ連時代に開発された飛行機で、スペースシャトルのソ連版、ブラン(スペー
スシャトルとそっくりのデザイン)の輸送目的でソ連末期に開発された。

なんと、2機しか製造されず、しかもそのうち1機は完成に至らず、よって、現
存は1機のみという。もちろんアントノフなのでベースはウクライナとなる。9
0年代末までAn-225は、An-124等の部品取りとして放置されていたが、アントノ
フ航空社がAn-124を利用して大型航空貨物ビジネスで成功したことからAn-225を
復活させることとなり2000年から再就航している。

ハイチ大地震の復興支援に使用する重機類輸送のため防衛省がAn-225チャーター
し、2010年2月9日、成田空港にも発飛来した。
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/an225/

■為替
こちらに来てから対ドルで4.5%AMD(アルメニアドラム)が下落している。世界経
済危機後の対策としてスタンバイローンが入っていることが影響していると思わ
れるがこれまで高すぎたとも思える。

中央銀行
http://www.cba.am/CBA_SITE/?__locale=en

■■編集後記
「世界の街角からMM」第50号はエレバンよりお届けすることになりました。引き
続きどうぞご高配のほどよろしくお願いします。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第50号 2010年4月11日
発行責任者:飯尾彰敏
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