Saturday, 2 July 2016

【世界街角通信MM】第258号アフリカの角にて「夏至祭り、アワサ、等」‐No.07-2016年7月2日



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メールマガジン「世界街角通信MM」第258 201672
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皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。

神の思し召しにより201510月中旬より「アフリカの角」地域、エチオピア高原
のアジスアベバに滞留しています。バックログながら半年ほど時間を巻き戻しつ
つ「アフリカの角にて」を備忘録的に筆者の琴線に触れたことをお届けします。

今号はNo.7です。

▼目次
■イスラム国によるテロ多発
■夏至祭りIvan Kupala、Иван Купала
■ロシアの教育制度
■南部諸民族州の州都アワサとハイレリゾート
Made in Ethiopiaの製品、日本へ輸出開始
■■後記

★本文★

256号と257号でエチオピアコーヒーについて書きました。東京にトモカコーヒー
が店を出しているとは露知らず、次回、帰国した時にでも覗いてみましょう。

さて、今号は分散的なトピックで時事・季節関連トピックを含んでいます。

■イスラム国によるテロ多発

今週初めにイスタンブル空港でテロが発生し42人が犠牲になったが、この金曜日
にダッカでレストランが襲撃された。何れもイスラム国による犯行である。

629
Istanbul Ataturk airport attack: Deaths rise to 42 as Turkey mourns

71
Holey Artisan Bakery: Bangladesh forces rescue hostages in Dhaka cafe

ダッカの件では詳細がまだ分かっていないが日本人が巻き込まれている可能性も
ある。しかも金曜日に起きたことは何かを意味しているのだろう。

ここで思い出すのが、池内恵氏が2015年の初めころから言っている「ジハードの
グローバル化」だ。

イスタンブル空港はジハーディストがイスラム国へ向かうときに通過する、空路
の場合、なのにそこをターゲットとするのはどうしたものか。

筆者的には友人が多いイスタンブルに行き難くなるのは困るのだ。

■夏至祭りIvan Kupala、Иван Купала

少し前だが友人のメールで気が付いた。当地では何も行事がない(知らないだけ
かも)が、ロシアやウクライナ、ベラルーシ等のスラブ世界で行われる夏至祭り
はイワン・クパーラ(Ivan Kupala、Иван Купала)と呼ばれ、焚火を
飛び越えたり、薬草を摘んだりし、また、かぶっていた冠を川に流す。ウクライ
ナでは、男女を問わず冠を流し、それが寄り添って流れたら、2人は結ばれると
いわれる。(wiki)

そこで少し調べてみたら、夏至祭りIvan Kupalaは、グレゴリオ暦だと623/24
日、ユリウス暦だと76/7日に行われる。ロシアは新暦と呼ばれるユリウス暦を、
ベラルーシ、ウクライナ等はグレゴリオ暦に基づいている。

Ivan Kupula, it would be night of 6-7 June this year.
ベラルーシは76日から7日の夜

夏至祭りIvan Kupalaは、スラブ系ではギリシャでも行われているとのこと。さ
らに調べてみるとキリスト教のSaint.John's eveの祭典とも関係がありそう。

他方、スラブ世界ではIvan Kupalaは古代スラブ民族の宗教的な信仰における祝
祭であり、夏至とSaint.John's eveに関係している。後に正教のカレンダーに取
り込まれたのであろう。

Ivan=St.John
Kupala=スラブ語のbathing=同族と豊饒
Bathing=洗礼者聖ヨハネによる集中的な洗礼(キリスト的な要素)

キリスト教的には聖ヨハネはキリストの6か月前に誕生しているので、Saint.Joh
n's eve 624日に祝う。スラブの伝統である夏至祭りもその頃、基本はキリ
スト教以前からのスラブ若しくは欧州民族の伝統であろうが、後にキリスト教的
な要素が取り込まれたのではないだろうか。

Ivan Kupalaでの儀式
夜、かがり火の上を若者がジャンプ:勇敢さと信頼を試す儀式

カップルが手を繋いでかがり火のジャンプを失敗する(手を放す)と別離の運命
にあるサインと信じられている。

水は豊饒にも繋がる。

若い女性は花輪を川に流し、その花輪の流れ方のパターンから運命を占う。
男性は、川を流れている関心のある女性の花輪を拾いに行く、

古代のKupalaでは1年のうちeveだけにシダの花が咲くとされ、村人が魔法のハー
ブと見つけにくシダの花を探しに森の中を歩き回る。

伝統的には未婚女性は目印として花輪を髪に付けて最初に森に入る。その後から
若い男たちが付いていく。よって、一緒にハーブとシダの花を探し求めることは、
男女の新たな関係の開花に繋げている。シダは、被子植物ではなく、胞子によっ
て増殖し、花を付けない。

しばし、スラブ世界に浸ったというか、願望かもしれない、特に当地に滞留して
いる身の上では。

■ロシアの教育制度

当地、エチオピアもロシアと同様に11年制の初等中等教育制度でしたが数年前に
12年制に変更された。

ロシアの教育制度は、9年間(6-14)の一般教育の後、大学進学過程と専門職
コースに振り分けられる。大学進学過程の10-11年となる中等教育(2年、15-16
歳)、専門職コースはに分かれ、

その後、大学進学過程である中等教育修了者は高等教育(4-5年、17歳から)へ
進むことなる。よって年齢的には日本より1年早く大学へ進学する。ロシア人は
早熟なのだろうか(写真の女の子がそうだとすると17歳、見るからにそうなのだ
が)?

日本の大学では、かつて、ロシアの大学が大学入学前までの教育年数が1年足り
何ことを理由に留学生の受入や姉妹校提携を拒否した著名な大学もあると聞くが、
現在はどうだろうか。

■南部諸民族州の州都アワサとハイレリゾート

全体の行政機構などは別な機会に説明するとして、エチオピアは国名の通り、
「エチオピア連邦民主共和国」という連邦制国家であり、2自治区9州から構成
されている。

その中の南部に位置する南部諸民族州の州都に6月後半に一泊二日でアジスアベ
バから南のアワサという都市に行ってきました。

Haile Resortというアワサ湖に面したホテルでドナー会合、現在、アワサに政府
機関が工業団地を建設中、米国のアパレル大手PVH(多数のブランドを所有)の
進出が既に決まっている。その他、PVHの協力会社と思われる香港、中国、スリ
ランカ、インド企業が進出を決めており、8月後半から操業とのこと、90%がアパ
レルです。

エチオピアでは政府系では初(同時に建設しているが)となる。首相の出身州で
ということで突貫工事の様相でした。

その受け皿であるアワサ市への支援会合でした。さて、会場となったハイレリ
ゾート、このホテルはオリンピックで2回、1万メートルでゴールドメダルを取
ったHaile Gebrselassieの経営とのこと。


Made in Ethiopiaの製品、日本へ輸出開始

アジスアベバ周辺にはトルコ企業(アパレル中心)が何社か進出しています。イ
スタンブルに本社のあるAyka Textileが綿製品の生産一貫工場を既に進出、最近、
完成品が日本へ輸出されたとか、三菱商事の子会社の女性ブランドのようです、
ブランド名失念。

AYKA ADDIS TEXTILE / ADDIS ABABA ETHIOPIA

★本文ここまで★

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■■後記

宗教的な価値観の違いによるテロが世界中で多発している。今週はイスタンブル
のアタチュルク国際空港で40数人が犠牲に、そして、金曜日にはダッカで人質事
件、何れもISによる犯行。

このような対立構造を作りだしたのは誰なのか、どうしてこうのような構造とな
ったのか、掘り下げてみたい気がする。

他方、スラブ世界の夏至祭りは76/7日、一度は観てみたい。

経済成長が10%程度の国の発展状況を目の当たりにしている、底から少し成長す
るのはそれほど難しくない、マネーフローが有ればできそうに思うが、その後の
安定成長が課題、これはまだ全く見えていない。

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メールマガジン「世界街角通信MM」第258 201672
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