2014年5月25日日曜日

【世界街角通信】第196号 レイテ島タクロバン(9) 2014年5月25日



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メールマガジン「世界街角通信」       第196号 2014年5月25日
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皆さま、こんにちは、世界街角通信です。フィリピン・レイテ島タクロバンその
9です。

今号も引き続き、主に日本人が一般的に知っている言葉や日本との関係でレイテ
島、サマール島に関連する事について説明したいと思います。

▼目次
■フィリピンのスィーツ「ハロハロ Halo-halo」とその由来
■Dulagの山添大尉神社 Yamazoe Shrine

■■後記
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▼補足
195号の「レイテパークホテルの朝食からみたレイテ島」はいささか、概略的過
ぎたと反省、別な機会に深掘りしてみたいと思います。

なお、タクロバンの野菜のほとんどはミンダナオ島産だという。レイテ島産は米、
魚、くらいだろう、肉は市場で売っているし、屠殺場が各町にあるのでこの島産
と思いたい。しかし、鶏肉と牛肉は冷凍が多い。水牛はレイテ産であろう。

レイテ島は、米国植民地時代からサトウキビ、タバコ、ヤシのようのな換金作物
の栽培が盛んであったことは他の島が生活の基盤となる作物を栽培していること
からみても主食の確保が難しい状況にあったことが容易に想像がつく。そして、
現在もその作物が継続している。

■フィリピンのスィーツ「ハロハロ Halo-halo」とその由来

フィリピンのかき氷スイーツ、ナタデココ、プリン、アイスクリーム、コーンフ
レーク等が入る。ハロハロの名はタガログ語の混ぜると言う意味のハロから来て
いる。「混ぜる混ぜる」となる。

このハロハロ、由来はどうも日本人らしい。

ネット情報によると、明治末期、「唐行きさん」がフィリピンで第二の人生に甘
味処をはじめたことに由来する。つまり、ハロハロのベースは、日本の蜜豆とい
うことになる。

「唐行きさん」の唐=一般的に外国を指す言葉として使われたようだ。

19世紀からその「唐行きさん」として、特に島原・天草地方の貧農出身の女性が
多く、概ね借金を抱えていた。出稼ぎ先は、中国、香港、フィリピン、ボルネオ、
タイ、インドネシアなどのアジア各地であるが、遠くはザンジバル島まで渡航し
ている。実際にからゆきさんの墓がザンジバル島にある。

国際社会おける日本の立場が拡大するにつれ、「唐行きさん」の存在が「国家の
恥」であると考えられるようになり、1920年に廃娼令が布告され、海外における
日本人娼館も廃止された。多くが日本に帰ったが、更生策もなく残留した人もい
る。

山崎朋子著「サンダカン八番娼館」の出版(1972年)によって広く知られるよう
になった。サンダカンはボルネオ島の港町である。1974年に「サンダカン八番娼
館 望郷」と言うタイトルで映画化された。。元からゆきさんを演じた田中絹代
は、ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞した。

ハロハロを食べるときのこのことを思い出す。

Hotel AlejandroのCafe Teresaでのハロハロ

■Dulagの山添大尉神社 Yamazoe Shrine in Dulag, Leyte

山添神社がドゥラグ町にあるというので行ってきた。

山添とは、山添勇夫陸軍大尉のこと、日本軍が1942年5月にレイテ島を支配下に
置き、米軍が上陸する1944年10月まで駐留していた時のこと。

公平な態度で住民に接したことから今でも語り継がれている。山添大尉は碑文に
よると1943年4月18日この地で戦死している。

Dulagには日本軍が使っていたBrauen Airfieldがあった、ここはその傍に位置す
る。

碑文
第2次大戦の傷跡が今なお残り、住民の反日感情も根強いレイテ島のドラグ市を
日本軍が占領中に公平で友好的な態度を貫く市民の信望を集めた日本兵山添勇夫
陸軍大尉並びに有志達の遺徳を偲び記念碑を地元の人々の手で建立された。1943
年4月18日、この地点で戦死された。
出身地 京都府与謝郡岩滝町石田
寄贈者 坂本(ギョウ)計
    河野アメリア

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■■後記

海外業務で常に考えること、それは日本・日本人との関係です。それから、ハロ
ハロを注文するときに「唐行きさん」のことを思い出す。

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2014年5月18日日曜日

【世界街角通信】第195号 レイテ島タクロバン(8) 2014年5月17日



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メールマガジン「世界街角通信」       第195号 2014年5月17日
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皆さま、こんにちは、世界街角通信です。フィリピン・レイテ島タクロバンその
8です。

今号も引き続き、主に日本人が一般的に知っている言葉や日本との関係でレイテ
島、サマール島に関連する事について説明したいと思います。

▼目次
■フィリピンで最長の橋-日本の戦後賠償として
■レイテパークホテルの朝食からみたレイテ島
■台風ヨランダ復旧支援における自衛隊(ビデオ)

■■後記
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■フィリピンで最長の橋-日本の戦後賠償として

フィリピンで最も長い橋は、筆者が滞在しているレイテ島とその北側に位置する
サマール島を結ぶ全長2200m、サン・ファニーコ海峡に架けられているサン・フ
ァニーコ橋(San Juanico Bridge)である。

マルコス政権下の1969年より日本の援助(戦時賠償)で建設され、1973年に完成
した。調査・設計は日本の技術者が実施し、フィリピン国営建設公社が建設した。
(wiki)

橋は鋼鉄構造で、平面線形は緩やかなS字型を描いて海峡に架けられている。橋
のスパン数は43で、中央部のスパン長は137m、トラス橋になって海峡を跨いでい
る。最高点は海面から41mの高さがある。建設費はUSD21.9 mil。

この道路はPan-Philippine Highway(Maharlika Highway) であり、AH26の位置づ
けでもある。

マルコス時代に竣工したので、マルコス橋とも呼ばれています。イメルダ・マル
コスの故郷はレイテ島だったのでこの地が選定されたとも言えます。橋としては
美しい橋です。

下記のGoogle Mapのアドレスを、若しくは、橋の名前を検索すれば直ぐに場所や
関連情報が見つかります。

ただ、日本の戦争賠償と言う説明は検索では見つかりませんでした。

Google Map(全部コピーしてURLへ貼り付けてください)
e=UTF8&sll=10.86163,125.38559&sspn=0.846969,1.113739&oq=San+Juanico+Brid
ge,+Philippines&brcurrent=3,0x0:0x0,0&hnear=San+Juanico+Bridge,+Leyte,+E
astern+Visayas,+%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3&t=m&z=15

■レイテパークホテルの朝食からみたレイテ島

2月から3月にかけて宿泊していたホテルの朝食に使っている食材の産地を聞いて
みたらレイテ島産が少ない。タクロバン周辺を回ってみて水田とココナッツツ
リーはよく視野に入るが、他の食材が見えてこなかった。

朝食の食材:
米:質が悪いがレイテ島産、フィリピンはベトナムから多くを輸入している。
バナナ:ダバオ(ミンダナオ島)
スイカ:ダバオ(ミンダナオ島)
パパイヤ:ダバオ(ミンダナオ島)
パイナップル:オルモック(レイテ島西側)

キュウリやレタス、ニンジン、ジャガイモ、白菜、インゲン豆等はマーケットに
豊富にあるので近郊野菜として栽培されていると推察。

非常に少ないサンプルと概略的な目視ではあるが、レイテ島の農業構造はかなり
偏っているということが想像される。つまり、災害に弱いということだ。

■台風ヨランダ復旧支援における自衛隊(ビデオ)

Typhoon Haiyan/Yolanda - U.S. Marines MV-22, Japanese Medical Team Human
itarian Aid

Japan and UNDP intensify support to "Yolanda" recovery efforts

高潮の様子
WATCH: Tsunami-like power of Yolanda's storm surge

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■■後記

昨年11月のスーパー台風ヨランダ(台風30号)がフィリピンのレイテ島タクロバ
ン市付近を横断し甚大な被害をもたらした。ほとんどの被害はStorm Surge、日
本語に訳すと海面の急上昇、高潮、風津波となるが、その高さが7mにも及んだこ
とから津波級であった。その為、これまでの高潮だと予測して非難しなかった海
岸沿いの住民の多くが犠牲となった。

発生から既に6か月、国連をはじめとした人道的な援助機関や国際NGOがフィリピ
ン政府と共同でレイテ島タクロバンを中心にした被災地で復旧活動を行っていま
す。

しかしながら、人道支援期間を既に過ぎ、徐々に撤退傾向あり、復旧・復興はこ
れからが正念場です。

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