2015年10月18日日曜日

【世界街角通信MM】第236号 東京にて-14 2015年10月18日



★★★メールマガジン「世界街角通信MM」第236 20151018日★★★

皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
「東京にて」第14号、ロシアのシリア空爆から汐留シティタワーの大安吉日等を
をお届けします。

▼目次
■ロシアのシリア空爆と欧米諸国の動向
■汐留シティタワーと大安吉日の意味
■エチオピア出張準備とは?

■■後記

【ご案内】
「日本による中央アジア地域支援の展望-安倍首相中央アジア訪問に寄せて」

共同執筆でThe Povertistというサイトに投稿しましたのでご案内いたします。
テーマは、10月下旬に安倍首相が訪問する中央アジア地域の展望です。この訪問
が我が国の対中央アジア地域支援の第4フェーズ展開の契機となるのか、という
こと。分割して投稿されます。

★★★本文★★★

■ロシアのシリア空爆と欧米諸国の動向

930日以来、連日のようにロシアがシリアの空爆をメディアが報じている。米
国は、ロシアの空爆はISではなく、反アサド派勢力の拠点を爆撃していると報じ、
ロシアはその攻撃の様子を成果として映像を交えて報道している。この報道は、
先の湾岸戦争における米軍によるイラクへの爆撃と類似している。

欧州諸国は、シリア問題では米国寄りの姿勢であったが、シリア難民が欧州へ押
し寄せるようになり、若干だが米国から距離を置いているように見える。

ロシア軍によるカスピ海からの巡航ミサイルによるシリア攻撃は、ロシアの軍事
力の誇示には効果的であったようだ、それ以降、

8割の勝利で和平へ持ち込むのが理想的、そういう意味においてロシアは既に和
平協議を進めている。ロシアとは対極のサウジアラビア、国防大臣、皇太子であ
るが、がモスクワを訪れプーチン大統領とシリアのその後について協議している。

絶妙のバランスで維持されていたシリアのアサド政権はアラブの春に端を発する
欧米諸国による反アサド派支援により内戦化したことは遺憾としか言いようがな
い。その反政府勢力の主流である自由シリア軍は反政府勢力を統合することがで
きないままでいる。

種をまいたのは欧米、その片棒を担いでいる我が国であるが、その立場がもっと
も関心のあるところ、このような状況でロシアとの外交関係の進展を進めている
我が国、どういうわけかマスコミがよろしくないのでは、などと報道しているこ
とに違和感を感じる。そういう自虐的な見方ではなく、外交的にバランスできる
ように進展させることが我が国の利益に繋がる。

■汐留シティタワーと大安吉日の意味

1010日(土)に外国人の知り合いから食事を誘われ「汐留シティタワー」とい
うビルの41-42階のレストランへ行った。

いわゆる高層ビルの上のレストラン、私的には、サンプル数は限定的であるがか
なりの優位性をもってコストパフォーマンスが悪く、質も低いという結論を持っ
ており、自ら行くことは無いが、相手が希望ならば行く。

夜景はとにかく美しい、マンハッタンとまではいかないもののそれなりに。

このビル、41-42階行のエレベータは1階からしか乗れない。ユリカモメのデッ
キで繋がっている2階からこのビルに入ると一度1階へ降りて41-42階行き
エレベータに乗り換える必要がある。

そのエレベータに乗った時に、新郎新婦が乗り込んできた。どうもこれから披露
宴会場へ行くような雰囲気、42階で降りてレストランを確認すると二か所、その
一つが披露宴会場として貸切。

ではと41階のレストランを確認すると、目ぼしいところはこちらも披露宴会場と
して貸切だった。

お目当てはFish Bankだったが貸切、

その反対側にもう一軒レストランがあり、入り口の女性に聞いたら空いています
とのこと。それが、エアーズ イタリアンキュイジーヌ。

Ar's Italian Cuisine

このような状況になったのは、土曜日で大安吉日、10月初旬、つまり、結婚式
シーズンということでした。

昨今はこのようなレストランを貸し切って披露宴をするのですね、個人的には
ガーデンレストランを選びますが、どうでもいいですけど、お目当てのレストラ
ンに行けなかったのは、誘ってくれた友人にとっても残念なことでした。

■エチオピア出張準備とは?

正教国とはいえアフリカの一国、キリスト教を受容したのはアルメニアに次いで
世界で2番目に古いアフリカの角と呼ばれるグレートリフトバレーの北端に位置
し、モカ珈琲で名を馳せている。モカは、紅海の対岸、イエメンの港、そこから
エチオピア産のコーヒーを出荷したのでエチオピアコーヒー=モカという名称と
なったと聞く。

そして、アフリカの角と言いつつも内陸国、エリトリアが分離独立して紅海の港
を失い、現在はジブチの港湾を利用している。最近、ジブチ-アジスアベバ鉄道
が中国の借款により既設鉄道に並行して標準軌で新線が建設され、来年早々にも
運営が開始される状況だという。

アフリカの角と言ってもどの程度、シーレーンに影響があるのか全く分からない。
どちらかというと国際河川青ナイルに建設している巨大なグランド・ルネサンス
ダム、6000MWの設備容量、のが影響力がありそうだ。

エチオピアはハイレセラシエ皇帝が治めていたが1974年に革命により社会主義体
制となったが、冷戦構造の崩壊に伴い、民主主義・市場経済性となり、安定した
政治から最貧国から中所得国を目指す経済となり、国家開発計画でも明確にその
目標を掲げている。

そんな国へ赴くわけだが、準備と言っても何をしてよいのかわからない、初めて
の国なので行ってから考えようと楽観的に構えている。

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■■後記

NH805便、バンコク行きの中で書いています。出発が20分遅延、バンコク到着が4
0分遅延との事前情報、それをメールでも配信していた。出発の遅れと到着の遅
れが異なるのは、西向きなので偏西風が強いのだろうか、台湾の高雄付近までは
いつもと同じようなルートだが、高雄の南からやや北側のルートを取り、いつも
のダナン上空ではなくやや北側を飛行するようだ。

トランジットが短いので遅延が懸念されたが、23時過ぎに到着し出発が午前1時
30分なので2時間30分ほどある、搭乗開始が00:45と搭乗券に記されているのでそ
う感じたのかも知れないが十分の乗り継ぎ時間、パパイヤの一切れでも食べられ
そうだ。

機材のB787は快適、バンコクから先のエチオピア航空は未知、その件については
後日レポートするつもりです。

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メールマガジン「世界街角通信MM」第236 20151018
発行責任者:飯尾彰敏
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