★★★メールマガジン「世界街角通信MM」第243号 2015年12月10日★★★
皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
訂正:前号、「その5」として発信しましたが「その6」でした。
9月下旬から1週間ほどニューヨークに滞在する機会がありましたので筆者の視点
で綴った「ニューヨーク紀行」をお届けしています。今回はその第7号です。
▼目次
■ボルジョミのミネラルウォーターとグルジアワイン
■
■■後記
【ご案内】
「日本による中央アジア地域支援の展望-安倍首相中央アジア訪問に寄せて」
共同執筆でThe Povertistというサイトに投稿しましたのでご案内いたします。
テーマは、10月下旬に安倍首相が訪問した中央アジア地域の展望です。この訪問
が我が国の対中央アジア地域支援の第4フェーズ展開の契機となるのか、という
視点です。
http://www.povertist.com/ja/japan-assistance-central-asia/
★本文★
■ボルジョミとグルジアワイン
前号で触れたブライトンビーチの酒屋で販売していたボルジョミとグルジアワイ
ン、両方ともグルジア(ジョージア)産、知っている方は知っているのですが一
般に聞きなれない言葉かと思いますので以下に簡単にご説明します。
▼ボルジョミのミネラルウォーター
ボルジョミと言えばミネラルウォーターを差す。昨年からか、国名を英語読みに
変えた南コーカサスの国グルジア、現在はジョージア、の南部、サムツヘ=ジャ
ヴァヘティ州北西部のボルジョミ渓谷に位置する町ボルジョミ(Borjomi)、こ
この鉱泉で取れるミネラルウォーターが特産です。
ボルジョミは、帝政ロシアのロマノフ王朝時代に開発が進み別荘が多く建てられ、
ソ連時代になりサナトリウムとなり、現在は観光資源として活用されている。
帝政ロシア軍がこの地に赴いた際、この地で温泉を発見し胃の病に苦しんていた
軍人がボルジョミの水を飲んだところ治癒した、そしてその泉を保護したことや、
その噂が広がり治療のためにこの地を訪れる帝国内のロシア人が増加した。
ミネラルウォーターとしては、ロマノフ王朝の監理の下、1890年代からボトル詰
にされロシア各地に移送された。ソ連時代のミネラルウォーターといえばボルジ
ョミでした。
http://borjomi.jp/about_borjomi4.htm
Googlemap
41.847750、43.404965
なお、ボルジョミは日本でも販売されている、ちょっと高いが。
http://borjomi.jp/
▼グルジアワイン
その名の通り、グルジア(ジョージア)産のワイン、ワイン発祥の地ともいわれ
る、東部のカヘチ地方が産地。グルジアとしたのは「ジョージア」だとどうもイ
メージが変わってしまう故。
グルジアワインは、セミスイートの赤ワイン、フヴァンチカラ (Khvanchkara)
が「甘口ワインの真珠」として著名ですが、キンズマラウリも同様に甘口です。
http://www.georgia-wine.com/khvanchkara.htm
ツクリアラ (Cqriala) と呼ばれるスパークリングワインは、フヴァンチカラ
(セミスイート赤ワイン)のツクリアラ(スパークリングワイン)もあり希少だ
が、それ以外にもスパークリングワインはあります。
グルジア産のワインは歴代のロシア皇帝やソ連邦共産党幹部御用達であった。ヤ
ルタ会談の際に出されたスターリンの故郷でもあるグルジア産のワインは、チ
ャーチルにはたいへん好評でアルメニア産ブランデーのAraratとともにグルジア
産ワインをロンドンへ送るようスターリンへ所望している。
日本で買えるグルジアワイン
http://www.georgia-wine.com/georgian.fascination.htm
■フェースブック「世界街角通信MM」のご案内
★世界街角通信Sekai Machikado News(コミュニティ)
https://www.facebook.com/sekaimachikado
その他、Facebookのグループで下記の2グループを運営しています。対象は旧共
産圏を含むユーラシア地域、「中央アジア・コーカサス開発研究会」と「R+EE
露・東欧地域研究会」です。
★中央アジア・コーカサス開発研究会(グループ)
http://www.facebook.com/groups/298398100231283/
★R+EE 露・東欧地域研究会(グループ)
https://www.facebook.com/groups/436215346470056/
▼フォトギャラリーのご紹介
このメールマガジンの記事に関係する写真を掲載しています。
klubnika's photo blog
http://klubnikaphoto.blog.fc2.com/
photo blog 世界街角通信
http://worldcityimg.blogspot.com/
★iPhoneで受信した場合、改行がPC用に72文字になっており、iPhoneの画面サイ
ズで自動的に改行されています。悪しからず。
■■後記
前号で触れた「リトルロシア」であるブライトンビーチの歴史は後ほどレポート
することにします。
所要によりやや間が空きましたが、紐育紀行、更につづきます。
★---------------------------------------------☆☆
メールマガジン「世界街角通信MM」第243号 2015年12月10日
発行責任者:飯尾彰敏
Copyright(c) Akitoshi Iio All Right Reserved.
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
★☆☆★☆☆★☆☆以上です。
皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
訂正:前号、「その5」として発信しましたが「その6」でした。
9月下旬から1週間ほどニューヨークに滞在する機会がありましたので筆者の視点
で綴った「ニューヨーク紀行」をお届けしています。今回はその第7号です。
▼目次
■ボルジョミのミネラルウォーターとグルジアワイン
■
■■後記
【ご案内】
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共同執筆でThe Povertistというサイトに投稿しましたのでご案内いたします。
テーマは、10月下旬に安倍首相が訪問した中央アジア地域の展望です。この訪問
が我が国の対中央アジア地域支援の第4フェーズ展開の契機となるのか、という
視点です。
http://www.povertist.com/ja/japan-assistance-central-asia/
★本文★
■ボルジョミとグルジアワイン
前号で触れたブライトンビーチの酒屋で販売していたボルジョミとグルジアワイ
ン、両方ともグルジア(ジョージア)産、知っている方は知っているのですが一
般に聞きなれない言葉かと思いますので以下に簡単にご説明します。
▼ボルジョミのミネラルウォーター
ボルジョミと言えばミネラルウォーターを差す。昨年からか、国名を英語読みに
変えた南コーカサスの国グルジア、現在はジョージア、の南部、サムツヘ=ジャ
ヴァヘティ州北西部のボルジョミ渓谷に位置する町ボルジョミ(Borjomi)、こ
この鉱泉で取れるミネラルウォーターが特産です。
ボルジョミは、帝政ロシアのロマノフ王朝時代に開発が進み別荘が多く建てられ、
ソ連時代になりサナトリウムとなり、現在は観光資源として活用されている。
帝政ロシア軍がこの地に赴いた際、この地で温泉を発見し胃の病に苦しんていた
軍人がボルジョミの水を飲んだところ治癒した、そしてその泉を保護したことや、
その噂が広がり治療のためにこの地を訪れる帝国内のロシア人が増加した。
ミネラルウォーターとしては、ロマノフ王朝の監理の下、1890年代からボトル詰
にされロシア各地に移送された。ソ連時代のミネラルウォーターといえばボルジ
ョミでした。
http://borjomi.jp/about_borjomi4.htm
Googlemap
41.847750、43.404965
なお、ボルジョミは日本でも販売されている、ちょっと高いが。
http://borjomi.jp/
▼グルジアワイン
その名の通り、グルジア(ジョージア)産のワイン、ワイン発祥の地ともいわれ
る、東部のカヘチ地方が産地。グルジアとしたのは「ジョージア」だとどうもイ
メージが変わってしまう故。
グルジアワインは、セミスイートの赤ワイン、フヴァンチカラ (Khvanchkara)
が「甘口ワインの真珠」として著名ですが、キンズマラウリも同様に甘口です。
http://www.georgia-wine.com/khvanchkara.htm
ツクリアラ (Cqriala) と呼ばれるスパークリングワインは、フヴァンチカラ
(セミスイート赤ワイン)のツクリアラ(スパークリングワイン)もあり希少だ
が、それ以外にもスパークリングワインはあります。
グルジア産のワインは歴代のロシア皇帝やソ連邦共産党幹部御用達であった。ヤ
ルタ会談の際に出されたスターリンの故郷でもあるグルジア産のワインは、チ
ャーチルにはたいへん好評でアルメニア産ブランデーのAraratとともにグルジア
産ワインをロンドンへ送るようスターリンへ所望している。
日本で買えるグルジアワイン
http://www.georgia-wine.com/georgian.fascination.htm
■フェースブック「世界街角通信MM」のご案内
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産圏を含むユーラシア地域、「中央アジア・コーカサス開発研究会」と「R+EE
露・東欧地域研究会」です。
★中央アジア・コーカサス開発研究会(グループ)
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★R+EE 露・東欧地域研究会(グループ)
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ズで自動的に改行されています。悪しからず。
■■後記
前号で触れた「リトルロシア」であるブライトンビーチの歴史は後ほどレポート
することにします。
所要によりやや間が空きましたが、紐育紀行、更につづきます。
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発行責任者:飯尾彰敏
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