★☆☆メールマガジン【世界街角通信MM】第374号 2023年2月11日★★★
皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
年が明け令和五年、西暦2023年です。
東京にて気になったことなど備忘録的に書いています。
▼目次
■アルメニアITセクター、経済好調なれど通貨高で輸出産業へ影響
■ジョージア南部Untsa にロシア村が出現!
■サケはチリ産
■■編集後記
★本文★
■アルメニアITセクター、経済好調なれど通貨高で輸出産業へ影響
IMFはアルメニア経済がロシア-ウクライナ戦争で2022年は+7%と予測、政府債務
が減少し、ロシアから企業のアルメニアへの移転に伴い投資が増加している。他
方、アルメニア通貨が対ドルで25%、対ユーロでは40%上昇し輸出産業が衰退。こ
こ数年IT産業は成長し、GDPの5%超を占め重要な輸出産業となっている。ロシア
から移転してきた米国IT企業のアルメニアでの求人は頭脳労働者雇用を押し上げ、
狭き門となっている。
https://eurasianet.org/armenias-economic-boom-hurts-tech-sector
■ジョージア南部Untsa にロシア村が出現!
ジョージア南部Untsa にロシア村が出現、人口270人の村にロシア企業400社が登
録、ジョージア全体で9500企業が登録、ジョージアのケイマン諸島とも。他の山
村でも一つの住宅にロシア系200企業が登録と、ロシア-ウクライナ戦争でロシア
企業の登記上の変更が急増している。
https://eurasianet.org/georgias-russian-villages
■サケはチリ産
先週だったか国際報道でチリのサケのことを取り上げていた。知る人ぞ知る、
チリはサーモン生産で世界全体の3割近く、日本の輸入元第一位で約6割を占めて
いる、第二位がノルウェー(生産量は世界第一位との説明)、第三位の説明がない
けど、お隣のロシア。1970年代初めに食料確保のために日本の漁業会社がチリで
養殖を始めたと認識している。
サケ養殖はチリでは銅鉱業に次ぐ主要産業に成長、チリ産サケに気がついたのは
2001年だったかブラジリアへの出張した時に、サケの刺身がショップや日本料理
屋でよく見かけたので、どこ産と尋ねてチリだった。その時に日本企業やJICAが
養殖を支援していたことを知った。
https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/blog/bl/pNjPgEOXyv/bp/p
xAmdPel4x/
★本文ここまで★
▼前号目次
■トルコ南部ガジアンテップ付近で強い地震、東アナトリア断層
■ロシアのIT頭脳が流出
■アルメニアの銀行、ロシアからの送金増で利益増大
■■編集後記
■■後記
トルコの地質、南からアラビアプレートがアナトリアプレートを押し上げ、北側
のユーラシアプレートとの境に北アナトリア断層を、アナトリアプレートとの境
に東アナトリア断層を形成、今回はこの断層でエネルギーが放出されたことにな
る。
さて、ロシア・ウクライナ情勢、周辺小国への正負の影響がみられるようで旧ソ
連圏のアルメニア、グルジア(ジョージア)にはロシアのとの資本が流入し、正
に働いているように見える。
このメールマガジンは備忘録的にという主旨で、その時々の情報や印象を記録し
ておこうと2009年2月初頭からのウズベキスタン出張を機に始たもので創刊は2月
14日でした。
また、以下にもトピックごとに掲載していく予定です。
▼note klubnika report
https://note.com/klubnika
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★☆☆メールマガジン「世界街角通信MM」第374号 2023年2月11日
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