Sunday, 12 April 2009

【世界の街角からMM】イスタンブル・トランジット(2) 第23号 2009年4月12日

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メールマガジン「世界の街角からMM」         第23号 2009年4月12日
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今号は3月中旬、アシガバート(トルクメニスタン)出張のため、トランジット
で滞在したイスタンブルのレポート(2)です。

出張先の都市より人や街、生活のこと、耳にしたこと、肌で感じたこと、美しい
もの、旨いもの、ちょっと硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレ
ポート等をお届けしています。
▼今号の目次はこちらです。
イスタンブル・トランジット(1)
http://worldcity-mm.blogspot.com/2009/04/mm1-22-2009411.html
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
■イスティクラル通り再び
■イスタンブルの交通機関とアクビル
イスタンブル・トランジット(2)
■イスタンブル上空-アシガバートからのフライト
■イスタンブルでのショッピング
■日本料理「五味」
■MetroBus-イスタンブルの新バス交通システム
■■編集後記
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■イスタンブル上空-アシガバートからのフライト
ボスポラス海峡上空からから旧市街の北側をかすめてアタチュルク空港へアプ
ローチするルートは数多くの都市で離発着しているがOne of Bestではないだろうか。

散々待たされた後アシガバートを飛び立ったトルコ航空TK1365便は10時過ぎ雲の
多いイスタンブル上空へ差し掛かった。航空ルートは黒海側からアクセスするで
あろうことから席は窓側をリクエストした。

待たされたのと、4時半起きだったので途中は寝入ってしまいよく憶えていないが、
アタチュルク空港へのアプローチのため下降し始めたときから窓の外を気にして
いた。

TK1365便は黒海沿岸上空から徐々に高度を下げ、アナトリア上空から更に高度を
下げボスポラス海峡をアジア側からヨーロッパ側へ斜めに横切り、第一ボスポラ
ス海峡を眼下に見下ろせる位置からやや左に旋回し、Levent上空から着陸態勢に
入った。窓からはベイオール地区、金角湾、ガラタ橋、トプカプ宮殿、ブルーモ
スクなど歴史地区が視界に入った。運よく席が左側だったこと、しかも最後尾の
席であり主翼が視界を邪魔しなかった。

ただ天候が悪く雲が多かったのだけは残念だった。自分の足で歩き回った町なの
で非常に感慨深い。写真を撮ったが雲が多く、ガラタ橋やファーティはほとんど
雲で見えなかったが、近々、公開しよう。

■イスタンブルでのショッピング(買出し)
世界経済危機以降、トルコリラが円に対して40%程度下がった(1YTL=60円弱)の
でショッピングには最適なタイミングだった。

タシュケントでは品数が少なく品質も悪いのでイスタンブルは別世界のようだっ
た。しかも価格もお手ごろになっていた。

このトランジットを利用してタオル、ワイシャツ、靴、オリーブオイル、ポロシ
ャツ、Tシャツ、下着、等、夏物スーツはデザインがあわず見送った。もっと買え
れば買っていただろうな。買い物はショッピングモールが発達しているので1-2箇
所でほとんどの用事が間に合ってしまう。

イスタンブルでのショッピングは昨年イスタンブルに滞在しているときに以下の
サイトにまとめた。

イスタンブル・ショッピング
http://istanbul.iio.org.uk/istanbul-shopping.html

▼Cevahir Mall
地下鉄Sisli駅直結、MetroBusにも近いので空港からは便利。
http://www.istanbulcevahir.com/

▼Migros
スーパーマーケット、今回はCevahir MallのMigrosを利用した。市内に多く支店
がある。
http://www.migros.com.tr/

▼MetroCity
地下鉄Levent駅直結、BenetonでTシャツ、ポロシャツ、INCIで靴を、M&Sで下着を
調達。
http://www.metrocity.com.tr/

▼Akmerkez
Levent駅徒歩15分だが、タクシム広場からAkmerkezの前に止まるバス(No.559)
があるのでタクシム広場界隈に居るときはこのバスを利用する。いつも客が少な
くショッピングがしやすい。ワイシャツ、靴を調達。
http://www.akmerkez.com.tr/

▼空港地下のスーパーマーケット
時間がないトランジットの場合、国際線到着ロビーの下にスーパーマーケットが
ある、確か24時間営業と聞いた記憶だ。

■日本料理「五味」(イツミ)
昨年の味を思い出して、空港からLRT、MetroBus、Metroを乗り継いで直行しラン
チにぎりぎり間に合った。だが昨年行ったのは一回のみ、高くて手が出せなかっ
たのが正直なところ、畜養マグロの鮨は美味しかった。

地下鉄Levent駅から4.Levent方面右側の$Bankというサインがある高層ツインビル
の1階にある。高級日本料理のカテゴリーだろう、日本人料理人がいる。

ランチメニューはかなり種類が多い。よくわからないので五味定食(36YTL)を注
文、サバの塩焼きとマグロ納豆だった。その時のマグロ納豆とご飯は外れ、他は
並的に美味しかった。日本でと考えると決してリーズナブルな価格とはいえない。
ランチは14時まで。もう一つのオプションはトンカツ定食(26YTL)だった。

日本語を良くしゃべる女性のマネージャー、Pinarさんがいる。昨年のことを憶え
ていたようで驚いた。一緒に行った人がかなり酔っ払ったのでその影響かもしれ
ない。

五味
Iskuleleri Kule 2 Giris Kati No:43, 4.Levent, Istanbul
Tel.(0212) 264-6448 Fax.(0212) 264-6498
Lunch: 12:00 - 14: 00 Dinner: 19:00 - 22: 30 Off: Sunday
http://www.itsmejp.com/

▼昨年の覚書
http://istanbul.iio.org.uk/istanbul-restaurant.html

■MetroBus-イスタンブルの新交通システム
もう一つの目的は、トルカプからSisliまで延伸したMetroBusに乗車することだっ
た。これで地下鉄への接続が可能になり更に利便性が増した。このバス、道路の
中央をバス専用路線とし、2連結(Mercedez)及び3連結(Phileas)バスをかな
り高い頻度で運行している(下記サイト参照)。3連結(Phileas)バスは高価な
ことから2台のみと聞いている。実際に運行しているPhileasはほんの一瞬見かけ
ただけだった。

昨年9月に開通予定だった路線
http://www.flickr.com/photos/yha229/sets/72157607903105713/

MetroBus Line
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=63

Metro Bus写真集
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=60

Mercedez-Benz製2連結バス
http://www.flickr.com/photos/yha229/sets/72157607903105713/

Phileas製3連結バス
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=61

IEET Metro Bus
http://www.iett.gov.tr/en/section.php?sid=58

◆為替レート
1YTL=58.66円(2009年3月27日)
http://www.bloomberg.co.jp/markets/currencies/eurafr_currencies.html

■■編集後記
トランジットで立ち寄ったイスタンブル、昨年、一昨年と滞在したので買出しは
非常に効率的にできた。こんな目的ではたとえトランジットといえども滞在した
くはない都市だ。

フォトジェニックなイスタンブル、また、ゆっくり街を歩いてみたい。

引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第23号 2009年4月12日
発行責任者:飯尾彰敏
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公式サイト:http://www.iio.org.uk (暫定サイト、メルマガ用は準備中)
問い合わせ:iio.tokyo@gmail.com
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
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【世界の街角からMM】イスタンブル・トランジット(1) 第22号 2009年4月11日

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メールマガジン「世界の街角からMM」         第22号 2009年4月11日
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今号は3月中旬、アシガバート(トルクメニスタン)出張のため、トランジット
で滞在したイスタンブルのレポート(1)です。

タシケントの交通(2)はもう少し後でレポートします。
出張先の都市より人や街、生活のこと、耳にしたこと、肌で感じたこと、美しい
もの、旨いもの、ちょっと硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレ
ポート等をお届けしています。
▼今号の目次はこちらです。
イスタンブル・トランジット(1)
■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
■イスタンブルの交通機関とアクビル
■イスティクラル通り再び
イスタンブル・トランジット(2)
http://worldcity-mm.blogspot.com/2009/04/mm2-23-2009412.html
■イスタンブル上空-アシガバートからのフライトより
■イスタンブルでのショッピング
■日本料理「五味」
■MetroBus-イスタンブルの新バス交通システム
■■編集後記
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■イスタンブル国際空港(アタチュルク)
タシュケント4時20分発のトルコ航空便TK1371は予定通りまだ暗い早朝5時5
0分にイスタンブル・アタチュルク空港へ到着した。3時間の時差があるので4時
間30分のフライトだ。しかし、家を午前2時過ぎ出たのでほとんど寝ていない。イ
スタンブルは、昨年、一昨年と滞在したのである程度親近感がある。

▼入国審査
4ヶ月ぶりのアタチュルク空港だ。なんとなく気分よかった。しかし、入国審査
には時間がかかった。まあ、トランジットが長いので問題ないが。早朝到着する
フライトが多いのだろうたいへん混雑していた。荷物を取りに行ったらもうほと
んど人がいなかった。

▼Left Baggage (荷物預かり)
今回は16時間トランジットなので荷物を一旦出すことにした。

荷物預かり所は到着ロビー、トルコ航空ホテル窓口の隣、スタバの手前にある。
このサービスはヨーロッパと同じでたいへん助かる。

料金は以下の通り、引き取り時に支払う。現金のみ。私の場合スーツケース、キ
ャリーオン、パソコンバックを預けたので42YTLとなった。
大 15YTL/day
中 12YTL/day
ハンドバック 10YTL/day
小(プラスチックバック等) 8YTL/day
http://www.ataturkairport.com/eng/1.php

■イスタンブル国際空港内での時間のつぶし方
早朝だったのでとりあえず、荷物預け場所の確認をしたら、その先に、スタバが
あったのでここでコーヒーを飲みながらしばらく過ごすことにした。Wi-Fiを確認
したらサービスありとのこと、これは都合が良いと思い、メールのチェック返信
をした。スタバはタシケントにはもちろんないので久しぶりの味だ。

スタバは、到着ロビー、出口を出て右方向奥、荷物預かり所の先にある。比較的
空いていること、無線LANが使えること、壁側にやや広めのテーブルがあり、その
横に電源用コンセンが用意されている。ここで仕事が出来てしまう。

スタバはクレジットカードでの支払いも可能、トルコリラを持っていないときで
も問題ない。今回はここでたいへんお世話になった。

■イスタンブルの交通機関とアクビル
昨年使っていたアクビル(プリペイドチケット)の、東京で言うパスモやスイカ、
を運よく持ってきていた。残高が10YTLは残っているし、現金だって100YTL
は持っている。対円で価値が6割をきったけど物価は変わっていないだろう、昨
年のまま使える。

イスタンブルの交通はバスが多いが近年、地下鉄やLRTも整備されつつある。まだ
ネットワークとしては発展途上だが乗り継いで使える。空港からはAksalayまでLR
Tが運行され、そこからトラムでベイオールへ行ける。

スタバの環境が良かったので約束していたランチに遅れそうになったので、Aksal
ayまでLRT、そこからタクシーでペラまで行った。タクシーを使わない方法では、
ドルムシュ(乗り合いタクシー)かトラムでKarakoy下車、ケーブルカーでTunel
まで行けばよい。

http://urbanrail.net/eu/ist/istanbul.htm

その他、Metro(地下鉄)はタクシム広場から4.Leventまで開通している。現在、
タクシム広場からアクサライ間は工事中だ。

その他、E5を運行している機関バスであるMetroBusがある。これらがそれぞれ繋
がりつつある状況だ。Marmaray(ボスポラス海峡海底トンネル)も工事中だ。

http://istanbul.iio.org.uk/istanbul-transport.html

pohoto gallery:
http://picasaweb.google.com/iio.tokyo/IstiklalCaddesi

■イスティクラル通り再び
タクシーをPera Palas(現在改装中、アガサ・クリスティーの常宿だった)の下
で下り、隣のIMPのビルまで歩く。見慣れた建物、路、人々だ。そして、昨年働
いていた職場に友人を訪ねた。

何度も通ったイスティクラル通りのレストランへ皆でランチを食べにいく。変わ
らぬ賑わいのイスティクラル通り、なぜか端から端まで歩きたくなる。昨年滞在
したときから5ヶ月ほどしか経っていないので特に大きな変化はない。ショップが
少し入れ替わった程度だろう。

職場は変わらず、ただ、一緒に働いていた人の一人が黒海沿岸の都市にある大学
へ異動になったようだ。地方選挙が近く、イスティクラル通りでは選挙運動が盛
んだった。イスタンブル市長は現職が立候補するそうだ。

食事の後、映画のチケットを買いに行くという。これは同僚の旦那が兵役のため
留守にするので、その間、友人達が何かと世話するという。

丁度冬物のバーゲンの時期、ショップのあちこちにはxx% OFFの文字が目だった。
帰りにはいろいろと調達しなければならないなと思いながらウィンドウを眺めた。

まだまだ、昨年歩いた場所を確認したかったが時間が許さない。帰国時の買出し
下調べでAkmerkezへ足を向けた。タクシム広場から559番バスで行ける。結局、バ
スで往復した。そして、Tunelまでイスティクラル通りを歩き、ケーブルカーでKa
rakoyまで行き、そこからトラムでAksaray、そして、LRTで空港まで戻った。あっ
という間に出発2時間前になっていた。

イスタンブル・ノート
http://istanbul.iio.org.uk/index.html

◆為替レート
1YTL=58.66円(2009年3月27日)
http://www.bloomberg.co.jp/markets/currencies/eurafr_currencies.html

■■編集後記
トランジットだったのであっという間に時間が過ぎた。何度来てもイスタンブル
は心地よい町だ。交通機関がどんどん整備されている。次回はもっと便利に移動
が出来るようになっているに違いない。

引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。

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Monday, 6 April 2009

【世界の街角からMM】タシュケントの地下鉄 第21号 2009年4月5日

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メールマガジン「世界の街角からMM」          第21号 2009年4月5日
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第21号はタシュケント市民の足、タシケントの交通機関レポート(1)です。

出張先の都市より人や街、生活のこと、耳にしたこと、肌で感じたこと、美しい
もの、旨いもの、ちょっと硬い言葉で言えば社会経済情勢かな、等、気ままなレ
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▼目次はこちらです。
タシュケントの交通機関(1)
■タシュケントの交通機関
■タシュケントの地下鉄と地下鉄駅
タシュケントの交通機関(2)
■タシュケントのトラム
■タシュケントのバスとトロリーバス
■タシュケントのタクシー
■■編集後記
▼バックナンバーはこちらからお読みいただけます。
http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
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【Kim's House 一時閉店】
2009年3月31日をもって一時閉店となりました。契約更新の関係でしょうか、非常
に残念です。再度、オープンするとのことですが何時になるかまだわかりません。

■タシュケントの交通機関
中央アジアの代表的な都市タシュケントは、人口210万人を有し、ソ連邦時代から
他の都市同様、地下鉄、バス、トロリーバス、トラムなど共産主義諸国ではスタ
ンダードな公共交通機関がここでも整備されてきた。

基本的にこの構成は現在も変わらず運営され、バスはイカルス(ハンガリー製)
からDaewooを経て現在はMercedez Benz(トルコ製)へ更新され運行している。ト
ラムも新型車両(ベージュのカラーリング)が導入さている。トロリーバスと地
下鉄はソ連時代のままなのだろうか、情報が少ない。

タシュケント公共交通の特徴は、中央アジア唯一の地下鉄が運行されているが、
シェアはこれまた情報がないが観察からバス、そしてトラムがかなり分担してい
るように感じる。

■タシケントの地下鉄と地下鉄駅
ウズベキスタンの首都、タシケントには中央アジアで唯一の地下鉄が運行してい
る。現在、カザフスタンのアルマトゥで地下鉄が建設中(2010年末開業予定、総
延長45km)なのでその座も限定的になっている。

旧ソ連では7番目に地下鉄が建設された都市であり、地下鉄駅はそれぞれ固有の装
飾が施され、モスクワの地下鉄同様に世界でも有数の装飾された地下鉄駅として
知られている。

Tashkent Metro
http://urbanrail.net/as/tosh/tashkent.htm

Almaty Metro
http://urbanrail.net/as/alma/almaty.htm

▼タシュケントの地下鉄
タシュケント地下鉄の歴史は、1966年の大地震の後、1968年に計画が始まり、197
2年に最初の路線であるChilonzor Lineの建設が始まった。1977年11月6日に9駅が
開通し、1980年に全線(15.4km、12駅)が完成した。1984年、2番目の路線である
Ozbekiston Line(14.8km、11駅)が開通した。

最近ではYunusobod Line(6.4km、6駅)が2001年に開通し、北部への延伸は現在
建設中、2010年に開通予定である。4番目の路線、Sirghali Lineは計画中(8km)
である。現在はこれらの3路線、総路線長36.2km、29駅で運営されている。

現在(2009年2月)の運賃は一律400Sum、昨年までは300Sumであった。乗車すると
きはトークン(珍しいプラスチック製、ブルー)を窓口で購入し、改札のポスト
に入れる。降車時の改札はない。入り口と出口があり、ウズベク語で書かれてい
るようだが理解できないので人の流れを読んで行動した。以下、路線の要約。

1. Chilonzor Line(15.4km、12駅)、1977年開業
2. Ozbekiston Line(14.8km、11駅)、1984年開業
3. Yunusobod Line(6.4km、6駅)2001年開業、現在延伸中
4. Sirghali Line(8km)、計画中
http://www.urbanrail.net/as/tosh/tashkent.htm

鉄道システムは、モスクワタイプの4両編成で100mのプラットホームを使用してい
る。軌道は1524mmゲージで第三軌道から電力(825V DC)を供給している。平均駅間
は1400m、営業速度は 46 km/hである。ホームから第三軌道を確認しようとしたが
よくわからなかった。

運営は国営企業であるToshkent Metropoliteni、一日当たりの乗客数は45万人と
のこと。営業時間は06:00 - 1:00、ピークアワーの運行頻度は2分間隔である。
(本当かな?)

▼タシュケント地下鉄駅の装飾
地下鉄駅が29駅あるが、同じデザインはない。それぞれ各駅にテーマがあり構内
のデザインは建築家とウズベキスタンの芸術家によりデザインが決められ、内装
はメタルの彫刻、ガラス、プラスチック、花崗岩、マーブル、陶磁器、石膏など
が使用され、一駅一駅特徴のあるデザインが施されている。

それらを説明する資料があるのだろうけど簡単には辿り着けそうにないのが残念
だ。

いくつかの駅の観察から、地下鉄駅の装飾はウズベキスタンの産業や文化を反映
して綿花をモチーフにした照明の駅(Ozbekistan LineのUzbekiston駅)、モスク
内部のようなデザインの駅(Alisher Navoiy)等、見受けられた。同じくOzbekis
ton LineのOybek駅からYunusobod LineのMing Oriq駅への連絡通路は松明の明か
りで照らされた洞窟を歩いているような装飾と照明だ。

Yunusobod LineのBodomzor駅(Internatinal Business Center、インターコンチ
ネンタルホテル)はアールヌーボーのようだ。その他、宮殿のようなPakhtakor駅、
Pushkin駅、Chilanzar駅、Druzhby Narodov駅がある。

写真が撮れないので何らかの離れ業で撮影した写真を掲載しているサイトを紹介
する。撮影禁止になったのは1999年のテロ以降なのでそれ以前に撮られたものな
のかもしれない。

都市鉄道のサイト、こちらに若干駅構内の写真が掲載されている。
http://www.urbanrail.net/as/tosh/tashkent.htm

駅をクリックすると画像へリンクしている。
http://www.metrosoyuza.net/

▼撮影禁止
各地下鉄駅にはセキュリティガードが常にパトロールしている。ホーム構内、地
上といたるところで見かける。地下鉄構内は軍事施設として位置づけられ、もち
ろん撮影禁止になっている。

参考サイト
http://www.tashkent.org/uzland/subway.html
http://meta.metro.ru/tashkent/tashkent-e.html
http://metroworld.ruz.net/others/tash_index.htm (ロシア語)

▼為替レート
1USD=1439Sum (中央銀行商業売りレート)2009年3月27日
National Bank of Uzbekistan (National Bank for Foreign Economic Activity)
http://eng.nbu.com/about/history/index.php

■■編集後記
身近な交通機関で毎日のように乗車する地下鉄ながらその情報へのアクセスは非
常に遠い、ウズベキスタンの現在の国情を反映しているのだろう。

地下鉄観光ガイドブックでも出版できるほどなのだから残念だ。

引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第21号 2009年4月5日
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Thursday, 2 April 2009

【世界の街角からMM】ウズベキスタンと首都タシュケント 第20号 2009年4月1日

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メールマガジン「世界の街角からMM」          第20号 2009年4月1日
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今号は、現在滞在しているウズベキスタンと首都タシケントの地理的なことにつ
いてのレポートです。

【世界の街角からMM公式サイトを開設】
まだ準備中ですがサイトを開設しました。
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▼目次はこちらです。

■中央アジアとは?
■首都タシケント
■二重内陸国ウズベキスタン
■ウズベキスタンの地方行政区分
■渡航情報:注意喚起情報
■訂正

■■編集後記

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http://archive.mag2.com/0000283202/index.html
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■中央アジアとは?

中央アジア地域の定義は狭義と広義で異なるが一般的には狭義の旧ソ連であった
中央アジア5カ国をさす場合が多い。

▼狭義
狭義の場合1991年8月から12月に相次いで独立国となった旧ソ連邦を構成していた
ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンの5
カ国である。

▼広義
広義の場合、地理的な意味で捉えると、東と南は天山山脈、パミール高原、アル
ボルズ山脈、西はカスピ海、北側はロシアの平原地帯に続くが境界はない。

人口移動と文明の観点から、草原のトルコ系世界がペルシャ、イスラム文明と交
わった空間を中央アジアと総称する。

この意味では中央アジアはアナトリアからアフガニスタン北部を経て中国の新彊
にまでわたる。

参考:オリヴィエ・ロワ著、斉藤かぐみ訳(2007)、現代中央アジア-イスラム、
ナショナリズム、石油資源、文庫クセジェ白水社(原著は2001年出版)

■首都タシケントToshkent Ташкент (Tashkent)

日本語表記は「タシケント」が多かったが最近が「タシュケント」が多いように
感じる。

ウズベキスタンの首都はタシュケント、ウズベキスタン北東部、シルダリア川の
支流であるチルチク川の流域に位置する歴史的なオアシス都市。人口はおよそ200
万人(はっきりしないが250万人とも言われている)で、中央アジア最大の都市で
ある。

気候は大陸性気候で夏は乾燥し暑さは厳しいが、冬は雨が多く寒さはそれほど厳
しくない。
http://www.arukikata.co.jp/country/asia/UZ_general_3.html

▼都市名はトルコ語で「石の町」

タシュケントはトルコ語で「石の町」の意味、ソグド語での古名をチャーチュ、
またはチャーチュカンドともいい、ペルシア語でもチャーチュと称し、アラビア
語ではシャーシュと呼ばれた。こんなに並べても良くわからないが意味は同じよ
うだ。なぜ石なのかは不明。

タシュケントはチルチク川が形成するタシュケント・オアシスとして、またカザ
フ草原・天山山脈北麓の遊牧地帯とトランスオクシアナのオアシス定住農耕地帯
を中継する商業都市として古代から繁栄した。

16世紀には18世紀にはコーカンド・ハン国の支配下に入り、19世紀の半ばにはロ
シア帝国がコーカンド・ハン国を征服し、ロシアの直轄領に組み入れられた。タ
シュケントには1867年にトルキスタン総督府が設置されてロシアの中央アジア支配の拠点となる。

帝政ロシアは旧市街の外側にロシア人の住むヨーロッパ的な町並みである新市街
を建設し、中央アジア経済の中心都市としても発展した。

ロシア革命を経て1924年にウズベク・ソビエト社会主義共和国に編入され、その
首都となった。

面積 334.8 km2
人口 1,967,879人(2006年)

http://www.tashkent.uz/

■二重内陸国ウズベキスタン

国境を接する全ての国が内陸国である内陸国のことを二重内陸国(doubly
landlocked country)という。二重内陸国では、海に出るために少なくとも2つの
国境を越えなければならない。

現在、世界にある二重内陸国は、リヒテンシュタインとウズベキスタンの2カ国だ
け、無理して言えば、リヒテンシュタインは国際河川のドナウ川を通して海に連
絡し、ウズベキスタンもカスピ海からの運河により、ボルガ川から黒海へつなが
っている。

■ウズベキスタンの地方行政区分

12の州 (viloyat , ウィラヤト)、1つの自治共和国 (respublika , レスプブリ
カ)、1つの市(shahar, シャハル)、1つの特別市に分かれている。地方行政制度は
またの機会に。

州(viloyat) - 州都
1. ホラズム州 Xorazm - ウルゲンチ Urgench
2. ナヴァーイー州 Navoiy - ナヴァーイー Navoiy
3. ブハラ州 Buxoro - ブハラ Buxoro
4. サマルカンド州 Samarqand - サマルカンド Samarqand
5. カシュカダリヤ州 Qashqadaryo - カルシ Qarshi
6. ジザフ州 Jizzax - ジザフ Jizzax
7. スルハンダリヤ州 Surkhondaryo - テルメズ Termiz
8. シルダリヤ州 Sirdaryo - グリスタン Guliston
9. タシュケント州 Toshkent - タシケント Toshkent
10. ナマンガン州 Namangan - ナマンガン Namangan
11. アンディジャン州 Andijon - アンディジャン Andijon
12. フェルガナ州 Farg'ona - フェルガナ Farg'ona

自治共和国(respublika) - 首都
1. カラカルパクスタン自治共和国 Qoraqalpog'iston Respublikasi - ヌクス
Nukus

特別市(shahar)
1. タシケント市 Toshkent

■海外安全情報
ウズベキスタンに関して下記の注意喚起情報が出ている。

渡航情報
ウズベキスタン:詐欺(札束拾い)に対する注意喚起
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009C060

▼その他、渡航情報(英国外務省及び米国国務省)
米国
http://uzbekistan.usembassy.gov/warden_messages.html

英国
http://tinyurl.com/d6egaj

■第4号訂正
▼「Palace Plaza」ではなく「Pride Plaza」でした。
International Business Centerの1階右奥にあるローカルフードレストラン、比
較的リーズナブルなのでビジネスセンターで働く人で賑わっている。メニューが
あるがまだよくイメージできない。私の知っている範囲は、ラグマン、炒めラグ
マン、ピラウ、ボルシチ、リピョーシカなど。サラダは種類が多い。ランチは、3
000-5000Sumで食べられる。

◆為替レート
1USD=1439Sum (中央銀行商業売りレート)2009年3月27日
National Bank of Uzbekistan (National Bank for Foreign Economic Activity)
http://eng.nbu.com/about/history/index.php

■■編集後記

日本では「中央アジア」や「ウズベキスタン」といっても直ぐに旧ソ連だと答え
る人は少ないのではないだろうか、シルクロードやサマルカンドと言ったほうが
知られているのではと思う。

昨今、ロシア帝国の南下政策と英領インドから北進しようとしていた大英帝国の
間で繰り広げられた政争、グレートゲーム、からこの地域での政治的経済的な活
動を新グレートゲームと呼んでいる。

現実的にはそれほど日本との関係が濃いわけではないが、安全保障上は重要な地
域に違いなく、この地域の安定が将来に亘って日本経済にも影響する地域ではな
いだろうか。

まだまだ、これらの認識と情報が不足しているので引き続きこの視点を忘れない
ようにしようと思う。

引き続き、私の視点でトピックを提供できればと思っています。
ご意見・ご感想はお気軽にご連絡下さい。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第20号 2009年4月1日

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