Monday, 9 August 2010

「世界の街角からMM」第62号広島へ折鶴と灯籠を送るアルメニアの子供たち、エレバンのアパート暮らし、HSBCの言い訳 2010年8月9日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第62号 2010年8月9日
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2月初旬より、南コーカサスの小国、アルメニアの首都エレバンに滞在している。
今回はエレバン・レポート10です。
▼目次
■広島へ折鶴と灯籠を送るアルメニアの子供たち
■エレバンのアパート暮らし
■HSBC Armeniaの言い訳
■■後記
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■広島へ折鶴と灯籠を送るアルメニアの子供たち
8月6日はご存知のとおり広島原爆の日であった。広島では65年目のこの日、平和
祈念式典が行われ、国連事務総長や米英仏の代表も初めて参列し、歴史の一幕を
つくった。犠牲者の霊を慰めるため原爆ドーム脇の元安川では、8000個の灯籠が
流された。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100807k0000m040066000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20100806/

この中にアルメニアの子供たちが作った灯籠が200ほど含まれている。2005年から
毎年アルメニアの子供たちが、広島原爆の日に合わせて灯篭と千羽鶴を広島へ送
っているのです。

きっかけは、日本の文化に造詣が深く、子供たちに折り紙を教えているカリネさ
んという女性が、子供たちに原爆の犠牲者となった佐々木貞子さん(2歳のとき黒
い雨により被爆)の話をしたことに由来する。お見舞いとして送られた折鶴を契
機に病院では折り紙で千羽鶴を折れば元気になると信じてツルを折りつづけた。
この話に賛同してアルメニアからも子供たちが折鶴と灯籠を作り贈るようになっ
たようだ。佐々木貞子さんは、広島平和記念公園にある原爆の子の像のモデルと
もなっている。

一度、このカリネさんにお会いしたことがある。折り紙の話ではなく、日本文化
センターの立ち上げに係わる相談だった。現在、日本文化を紹介する組織を立ち
上げようとしているのだが、施設の修復と事務用品の整備に資金が要る。という
ことで日本政府が実施している草の根文化無償を申請したいのだが、という内容
だった。

3月には雛祭りを行うので是非ともお出でいただきたいとのこと、マテナダラン近
くの小劇場で子供たちのひな祭りが行われた。雛人形は全て折り紙で作られてい
たのでこれには驚いた。よく出来ていたのだ。

政治、経済、社会面を含めてほとんど日本と関係がないアルメニアだがごくごく
少数だがこのようなアルメニア人もいるということをご紹介したい。

■エレバンのアパート暮らし
この町でのアパート暮らしももう6ヶ月目に入った。日本流に言えば1LDK+Den
(70平米)、築30数年という表現となるだろう、至って快適なアパートである。
最初は戸惑ったがBAXIという温水器の操作も慣れた。

このアパートを決めたときは冬だったので暖房設備に目が行ったが暑くなってく
ると床仕様が絨毯なのが気になり始めた。エレバンの夏を考えると床は板張りの
が適当だろう。それに掃除もし易い。ただ、このアパートは大家が以前住んでい
たので維持管理がしっかりしている。

気になることといえば、ダストシュートとごみ箱の位置だ。ダストシュートが設
けられているのはいいのだが、機密性がなく臭いが階段室に充満していることと
ネズミやハエ等が多いことが気になる。夏場は特にだ。5階なのでネズミは来な
いと思うが・・・。

ほとんど停電がないが工事停電が予期せぬときにある、まったく事前通報をしな
いということだ。水道も同様だ。水道はまったく止まったことはない。工事停電
は仕事をしている証拠とソ連時代の冗談で誤魔化されているのだが、仕事と絡む
と安易には受け流せないのが正直なところだ。

■HSBC Armeniaの言い訳
アルメニアには国際金融機関であるHSBC Armeniaという銀行がある。多分、ロー
カル資本との合弁だと思われるが、サービスシステムはHSBCと同じなので質の高
いサービスを提供していると思う。それでこの銀行に口座を作ったのだ。

毎月、月末締めで英語版ステートメントをメールで送ってくるのだが、そのス
テートメントのデザインが崩れ、HSBCのトレードマークはなく、ステートメント
にはクレジットカードと書かれている。それで、秘書を通して銀行へクレームし
再送を依頼したのだが、これがまったく理不尽な説明であり、再送してきたもの
はまったく同じものだった。

その説明が可笑しい。これは新しいデザインのステートメントと言い張る。今後
この仕様のステートメントが送られることになるという。どうみても文字化けを
起こしているものをだ。それで、何度か返答してもらうが同じ説明しか出来ない
のでしばらく放置しておくことにした。

そしたら、7月分から以前同様のデザインのステートメント、文字化けとは思われ
ない内容のものが送られてきた。これはHSBCとはいえアルメニアであることを認
識させる明確な出来事であった。これまでも同様なことが積み重なっていたので、
ああ、またかと思った次第。

■■後記
アルメニアに滞在し始めて6ヶ月目に入った。真冬から真夏、180度分を見たよう
な気がする、折り返しの180度から360度まで何が起こるのだろうか。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第62号 2010年8月9日
発行責任者:飯尾彰敏
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