★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界街角通信」 第170号 2013年8月19日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さま、こんにちは、世界街角通信です。
南の島、スリランカの首都コロンボからお伝えします。コロンボ(11)、今回は
「住」についてです。
▼目次
■コロンボでアパート住まい
■コロンボに建設中の高級ホテル
■■後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■コロンボでアパート住まい
現在スリランカのコロンボに出張している。日曜出発で月曜深夜に着、午前中か
ら稼働するスケジュールは最も好まないがクライアントの御指示とあらば致し方
ない。
さて、今回は前回の反省(ホテルに宿泊したのでそれ相応の出費であった)を踏
まえてアパートに滞在する予定で空きを探してもらっていた、しかし、短期貸し
は8月の需要増で見つからず、致し方なくUSD60の安ホテル(Indra Regent)へ投
宿した。このホテル、味わいがあるが仕事向きではない、ネットが部屋で接続不
可、デスクもかなり小さいし、照明も暗い等。スリランカのホテルはコストパフ
ォーマンスが悪い、多分、バンコクあたりだUSD60を支払えばしっかりしたホテ
ルとなろう。
諦めきれないので他の業者を探して問い合わせたところ、1部屋だけ空いている
という、運よく意中のアパートであったので下見して即決、予定どおりのアパー
ト住まいとなった。
アパートはThe Monarch、シナモングランドホテルの一角、30階建ての10階の部
屋、2007年築、85平米の1LDK、贅沢なレイアウトだが通常はもう1部屋は最低あ
るそうだ(一人なので十分)。西向きなので暑い、がその時間に部屋に居ること
はほとんどない。インド洋が眺められるのは若干の優位性だろうか。建て付けは
決して良くない、ベランダ側の窓がしっかり閉まらず端が開いている。
アパート住まいは、安ホテルに泊まるよりやや高くなるが(短期なので)並みの
ホテルの宿泊料よりかなりお安いし、何よりゆったりできる。6人用のダイニン
グテーブルがワーキングデスクとなる、これは気に入っている。ここに持ってき
た資料類を並べている。
地階がクレスキャットブレバードというショッピングモール、エレベータでB2ま
でいけばそこはスーパーマーケットとなる。
■コロンボで建設中の高級ホテル
コロンボではシャングリラがGalle Face Green前に、Hyatt RegencyがGalle Roa
d、シナモングランドの前に建設中である。それぞれ、2016年と2014年に開業予
定である。スリランカの場合、部屋数が増えても料金は下がらないが、アパート
が併設されており、こちらは如何ほどなのか気にはなる。
▼Hyatt Regency Colombo
42階建、475室、84アパートメント、事業主Sinolanka Hotels and Spa
Private
Limited、2008年にCeylinco Celestial Residenciesとして事業が始まり、その
後、Sinolankaが取得した。
このSinolanka、名称からすると中国系と想像するが
Hyatt Announces Plans for a Hyatt
Regency Hotel in Colombo(Oct. 18, 2012
)
1747395
Hyatt Regency Colombo To Open In 2014
n-2014/
Sino Lanka社:
Sino Lanka (Pvt) Ltd.は、1995年に米国・欧州市場向けに衣料品を調達会社と
してコロンボで営業を開始した。Sino Lankaは、元々は1975年にバングラデシュ
のダッカでInter Ocean Garment Buying Officeとして設立され、Shanta Garmen
ts, Shanta Industries, Shanta Denim,
Shanta Wash Works、Tropica Garments
等の工場を運営した。
2002年、会社はベトナムでの衣料品分野へ進出し成功した。この成功から会社は
一層発展し、2004年に不動産開発分野へ進出、Sino Lanka Properties (Pvt) Lt
d.を設立した。この会社が、Hyatt
Regency Colomboのパートナーであり、スリ
ランカで不動産やホテル等へ投資をしている。
(Sinoとあるので中国系かとも思うが詳細不明)
他にもコロンボでホテルを建設中
▼Shangri-La Hotel Colombo
ゴールフェースグリーンの前の一等地10エーカー(約4ha)を2011年に政府か
ら払い下げられ、2016年中旬を目標にシャングリラホテルが建設中である。
ホテルは497室(45-60平米)、30室のスイート(90-225平米)を含んでいる。い
ったい誰が泊まるのだろうかと思う内容だ。
軟弱地盤らしく、まだ基礎工事が継続している
Shangri-La Hotel, Colombo To Open In
2016
-la-hotel-colombo-to-open-in-2016/
Sri Lanka Shangri La hotel construction
starts
ruction-starts/1103480493
★★★フォーラムのご紹介★★★
★中央アジア・コーカサス開発研究会(グループ)
★露・東欧地域研究会(グループ)
★★★フォトギャラリーのご紹介★★★
このメールマガジンの記事に関係する写真を掲載しています。
klubnika's photo blog
photo blog 世界街角通信
■■後記
コロンボで知った言葉
"Crescat scientia; vita excolatur (知識を創出し人類の生活を啓発せよ)"
シカゴ大学のモットーとなっている。原文はラテン語。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界街角通信」第170号 2013年8月19日
発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi Iio All
Right Reserved.
E-mail:iio.tokyo@gmail.com
公式サイト1:http://worldcity-mm.blogspot.com/ (メルマガ用)
公式サイト2:http://worldcityimg.blogspot.com/
(photo gallery)
Twitter: http://twitter.com/moskvichka55
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎世界街角通信
0 件のコメント:
コメントを投稿