2015年1月26日月曜日

【世界街角通信】第214号 ウガンダ北部グル滞在ノートその4 2015年1月26日

★☆☆メールマガジン「世界街角通信」第214 2015126日★☆☆

皆さま、こんにちは、世界街角通信です。

昨年末に帰国しましたが、アフリカの熱帯高地、ウガンダ北部の「Gulu滞在ノー
ト」を続けてお届けします。

▼目次
■グルの地理的な位置
Acholi Innの部屋
■北部ウガンダの秘境-Aruu Falls
■■後記

★☆☆

■グルの地理的な位置

滞在していたウガンダ北部のGulu、地理的にはどのような位置なのか少し説明し
ておきたい。

ウガンダ自体が内陸国であり、海のように巨大なビクトリア湖に首都カンパラは
近く、空港のあるエンテベはビクトリア湖畔にあり、空港自体はビクトリア湖畔
にある。

Guluはそこから北へ350kmの距離、最も近いインド洋は多分モンバサだろう、グ
ルから1400kmの彼方となる。

Guluから主要都市への距離:
首都カンパラまで320km
ナイロビまで915km
モンバサまで1415km
南スーダンの首都ジュバまで250km
南スーダン国境のNimuleまで100km

これらはグルから見て南北方向です、というのは東西方向に主要な目標が見当た
らないので。

西方向へ100km程度(多分)でナイル川、それを超えるとPachwachi、そして、Ar
uwa、西ナイル県の県庁所在地、その先はコンゴ民主共和国です。もう未知の世
界ですね。

東方向は、Kitgumの先になりますがナショナルパークがあり、半乾燥地帯(鉱物
資源が多い)、そして、やや南にエルゴン山(麓はコーヒー栽培が盛ん)、そこ
がケニアとの国境となる。

Google Mapでのグル

2.778451,32.287903

このデータを検索窓?に入れれば一発でGuluが表示されます。

Acholi Innの部屋

Gulu滞在ノートNo.3-Guleの住まい(ホテル)について書きましたが、実際に滞
在したホテルの部屋です。

部屋は旧館の38号室、他の部屋の状況がわからないが設計がいわゆる建築基準に
沿って建てられていると推察されることから内装の構成は問題なさそうだった。
後日、3階建の新館を下見したが、レイアウトがよくない、空間の仕切り方バ
ス・トイレのスペース等、よって旧館のが使いやすいと判断した。以下部屋の様
子です。

新館

1)水・お湯
断水することは無かったが、お湯は、出る時と出ない時があった。これは電気で
沸かしているため電気が供給され、スイッチが入っている時には供給されたがそ
うでない時はお湯が出なかった。

総じて、大きな問題ではなかった。バスタブ付きであり、時々、お湯を張って風
呂に入った。しかし、タンク内が汚れているのだろう、お湯の色はやや茶系だっ
た。

お湯が出る時にはしっかり出るのだが、他方、水が出なくてシャワーの調整に苦
労したことは何度かあった。

2)窓の密閉性と風通し

窓の隙間から虫、特に蚊が入らないようにマスキングした。ドアの下も同様に。
一時、朝起きるとコオロギが多数部屋の中で死んでいたことがあった。

TVアンテナのケーブルの穴から小さなネズミが出入りし、バスタブの下へ入って
行った。この子ネズミは時々現れた。

3)電気、照明と明るさ

停電は頻繁にあった、ホテルでは自家発電機を装備しているが、これもよく故障
したり、稼働時間が限定的であったがホテル内は別格だった。

窓の面積が小さいのと、窓の前に木があったことから部屋の中は日中でもやや暗
かった。

照明は電球型蛍光灯が付いていた。明るさ的には問題なかった。デスクの前の壁
に蛍光灯が設置してあり、これはよかった。

4)デスクを搬入
仕事用にデスクと椅子をリクエストし持ってきてもらった。長期滞在には必携。

5)ベッドシーツとタオル
シーツは毎日交換せずともよいと思ったが、毎日交換し、そのベッドメイキング
の仕上げが日によって異なったのは、ハウスキーパーによるのだろう。

週末のハウスキーピングは断り、シーツとタオルは週末には交換しないようにし
た。

バスマットがあったり無かったり、タオルが無かったりしたこともあったが、言
えば直ぐに持ってきてくれた。

6)蚊取り線香とモスキートネット
キンチョウの蚊取り線香を持参したが部屋の中に蚊が毎日いたわけではないので、
役に立ったかどうか不明、気になったのは寝ているときに耳元で「ブーン」と飛
ぶ蚊の音、ベッドの上に吊るしてあるモスキートネットを掛けたほうが効果があ
った。

7)ネット環境
ホテルのWiFiは届かないので、携帯電話会社のネットを利用したモバイルWiFi
構築、これで最低限の接続は確保した。料金は1ヶ月10GBで約5000円、これは
お高いがあるだけ良しとすべしだろう。

8)縄跳び
運動不足になるだろうと縄跳びを持参、部屋の中で試したら縄跳びができた、天
井が高かったからであろう、これは幸いだった。

9)部屋のドア
建て付けが悪く、閉める時にひかかり、バンという音がするので、枠組みとドア
が接触しているところを少し削って、その後、石鹸を塗りつけたらスムーズに開
閉が出来るようになった。

10)ランドリーサービス
下着類は自分で選択したが他は、ホテルのランドリーにお願いした。

シャツ類1000シリング(約40円)、ズボンは2000シリング(約80円)、下着は20
00シリング(これは自分で洗って下さい、という意味の価格設定でした)だった。

お天気が良くない日に出すと乾いていない状態で届けるので、時間がかかっても
完全に乾いてから届けるよう、何度かリクエストし、その後、そうなった。

ここの選択は洗濯機に放り込んで回しているだけなので汚れはさほど落ちない、
特にソックスの汚れは落ちていなかった。それ以降、バスタブで足踏みして自前
で洗濯した、これはよく汚れが落ちた。

■北部ウガンダの秘境-Aruu Falls

秘境をどう定義するのかによるが、lonley Planet East Afria 9th Edition- J
uly 2012にもBradt Travel Guide Uganda 7th Edition- Sep. 2013に掲載されて
いない「Aruu Falls」へ週末を利用して行ってきた。

ナイル川の支流になるAgago RiverAswa (Achwa) Riverへ合流し, その後、ホ
ワイトナイルへ注ぐ)のアルー丘陵に位置する。グルから東へGulu-Kitgum Road
オフロード、を1時間30分程度。
Google map(2.896795,32.646956)

Aruu Falls:
Kal Awinya Parish in Angagura Sub County, Pader District

Appx 8km from main road which is a junction called Angagura on the Gulu-
Kitgum road after Aswa (Achwa) River Bridge. The road to the falls are e
arth road.

The fall is located in Pailim Clan.

Waterfall at Aruu hills along the sourse of Agago River which jpoins Asw
ariver, then it joins White Nile in South Sudan.


■フェースブック・グループのご案内
Facebookのグループで下記の2グループを運営しています。対象は旧共産圏を含
むユーラシア地域、「中央アジア・コーカサス開発研究会」と「R+EE 露・東欧
地域研究会」です。どうぞお見知りおきを!

★中央アジア・コーカサス開発研究会(グループ)

R+EE 露・東欧地域研究会(グループ)

Facebookのページのご紹介
★世界街角通信Sekai Machikado News(コミュニティ)

▼フォトギャラリーのご紹介
このメールマガジンの記事に関係する写真を掲載しています。

klubnika's photo blog

photo blog 世界街角通信

iPhoneで受信した場合、改行がPC用に72文字になっており、iPhoneの画面サイ
ズで自動的に改行されています。悪しからず。

■■後記

冒頭の通り既に帰国していますが、グルのこと、備忘録的にメモを継続しておこ
うかと思います。

ビクトリアナイルのMurchison Fallsは外国人観光客が訪れ知られていますが、
秘境中の秘境Aruu Fallsは、ほとんど人の目に触れられていませんね。

■★
メールマガジン「世界街角通信」第214 2015126
発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi Iio All Right Reserved.
公式サイト1http://worldcity-mm.blogspot.com/ (メルマガ用)
公式サイト2http://worldcityimg.blogspot.com/ (photo gallery)
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
■☆

0 件のコメント:

コメントを投稿