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メールマガジン「世界街角通信MM」第276号 2017年9月6日
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皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
神の思し召しにより2015年10月中旬より「アフリカの角」地域、エチオピア高原
のアジスアベバに滞留しています。バックログながら半年ほど時間を巻き戻しつ
つ「アフリカの角にて」を備忘録的に筆者の琴線に触れたことをお届けします。
が、5月以来多忙につき、滞っていましたところ、まぐまぐから3ヶ月サボってい
ますよ、との案内をいただきました。その間にジブチとスーダンに出張、また、
ポーランドへプライベイトで行きましたし、8月は一時帰国で東京におりました、
それらを含めて今後レポートします。今号はアフリカの角No.25です。
▼目次
■ウズベキスタンで通貨切り下げ
■地政学リスクが高まると円高になる
■タシケント‐ドシャンベ便 25年ぶり再就航
■1918年のリトアニア独立宣言の原本、独外務省で発見か
■エチオピアの大地溝帯の活火山
■イエメンは政治的混乱が原因
■ルカシェンコがハルツーム訪問
■ロストフ・ナ・ドヌ、美人の産地
■電気バス
■1960年代のアフガニスタン
■星組の星組以外のマイレージ提携航空会社
■■後記
★本文★
■ウズベキスタンで通貨切り下げ
9/5のウズベキスタン中央銀行による主要通貨に対する為替レートは1米ドル4200
スムから8100スムに、ブラックマーケットレートの7700スムを上回った。この通
貨政策により一般市民が主要通貨の売買が容易に出来るようになったとのこと。
実勢レートがブラックマーケットとと同じ程度だとすると既にインフレ分は折込
み済みだろうが、公共料金は今後値上げされるのでは。
Central Bank of Uzbekistan devalues
national currency almost twice
■地政学リスクが高まると円高になる
シリア・北情勢に加えて仏大統領選挙が影響しているとのこと。
4月17日の記事
円が全面高、地政学リスクを警戒-対ドルは5カ月ぶり高値更新
これは少し前の記事、最近は朝鮮半島情勢の緊張により円高になりますが直ぐに
戻ります。よって比較的為替は安定しているのではないでしょうか。
その関連記事がありましたのでご紹介しておきます。
■タシケント‐ドシャンベ便 25年ぶり再就航
4月11日、25年ぶりに飛んだようです、タシケント-ドシャンベ間のフライト。
ears/28422811.html
■1918年のリトアニア独立宣言の原本、独外務省で発見か
冒頭の説明だけではわかりにくい。リトアニア大公国とポーランド立憲王国は中
世には広大な領土を有したが18世紀末までに周辺のロシア帝国などに分割された、
その約100年後の1918年に第一次世界大戦とロシア革命の結果、独立することが
できた。そして独立宣言100周年の直前にドイツで発見というのは出来過ぎてい
る印象。ちなみに今年はロシア革命100周年でもある。ソ連崩壊後の独立は周知
のとおり。
■エチオピアの大地溝帯の活火山
紅海の手前は最も低いアファール族の土地、塩の切り出しが生業、日本からもジ
ブチを起点にしたツアーが組まれている。ジブチ側にアフリカ大陸で標高が最も
低い湖がある。私の趣向ではないのですが記事を目にしたので。
■イエメンは政治的混乱が原因
飢饉
Impending famines in Africa and Yemen
have political causes
■ルカシェンコがハルツーム訪問
ハルツームで聞いた話だが、ルカシェンコ・ベラルーシ大統領が今年初めにスー
ダンを訪問、製薬、農業機械、光学分野で取引きがあるようだ。この3分野はベ
ラルーシの売り、石油関係に記事では触れているが優位性があるのか不明。
■ロストフ・ナ・ドヌ、美人の産地
ヨーロッパとアジアの境界にあり、ドン川流域は多様な民族が多いことによるよ
うだ。第二次世界大戦で被害が大きかったソ連の10都市の一つ、これは初耳。ま
た、多様な民族同様にシナゴーグ、モスク、ギリシャ正教会、ロシア正教古儀式
派教会、仏教寺院、カトリック教会があり、古い建築ではアルメニア使徒教会の
スルブ・ハチ修道院がある。
■電気バス
ポーランドはバス製造業を有していることから積極的に導入を進めている。他方、
EUが決めた石炭火力の廃止はポーランドにとっては深刻。
■1960年代のアフガニスタン
■星組の星組以外のマイレージ提携航空会社
エティハド航空はその一つ、かつてはカタール航空、エミレーツ航空も提携して
いた。これ、先ほど知った。
■ムバラク元エジプト大統領
2011年に辞任、アラブの春以降に起訴された最初の国家元首、6年間にわたる拘
留(病院での軟禁)の末、本日、不起訴で釈放された。
■ロシアの中央アジア戦略
Assessing Russia’s Normative Agenda In Central Asia
★本文ここまで★
前号 世界街角通信MM No.275の目次
■モスクワで日露首脳会談
■大祖国戦勝記念日リハーサル
■仏大統領選挙、エマニュエル・マクロン氏優勢
■ナチス最後のベルリンフィル演奏
■ダッハウ強制収容所の解放と日系人
■気になっているイスタンブルのシリア
■正教会のアルバム
■■後記
■Facebookのグループで下記の2グループを運営しています。
★CA+C 中央アジア・コーカサス地域研究会(グループ)
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■■後記
前号は5月10日発行でしたので4か月のブレイクとなりましたが、引き続きよろし
くお願いいたします。
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メールマガジン「世界街角通信MM」第276号 2017年9月6日
発行責任者:飯尾彰敏
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