2018年12月7日金曜日

【世界街角通信MM】第296号 中近東通信No.16-2018-12-07

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メールマガジン「世界街角通信MM」第296号 2018年12月7日
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皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
さて、2017年11月初旬よりヨルダンのアンマンに滞在中です。
シリーズ名を世界街角通信MM版「中近東通信」とし、今号はNo.16です。

本号、巡るましく展開する中東情勢にまったく追い付いていませんが、直近のこ
となどご紹介したいと思います。

▼目次
■何か変だぞ、山手線新駅名!
■ヨルダンは米国の最大二国間援助国
■聖バルバラの祝日
■ユダヤ教のお祭「ハヌカ」
■■後記

★本文★

■何か変だな、山手線新駅名!

品川と田町の間にできる山手線新駅名が異常です。公募の結果とか言っているが
選定し判断したは鉄道を運行している東日本旅客鉄道ではないか。国土交通省は
民間会社へは注文が付けにくいのだろうか。

山手線新駅の駅名は「高輪ゲートウェイ」に JR東日本
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00010014-abema-bus_all&fbcli
d=IwAR0a-UFbCsH2bSpoM5v3U23i8RrulYK6kPBy91SLii9GEVn7wBkrdFjIViU

■ヨルダンは米国の最大二国間援助国

米国USAidとヨルダン計画・国際開発大臣とUSD745.1milの無償援助に関して署名、
2018年における米国の対ヨルダン支援はUSD1.08 bil.となった。うちUSD336.5mi
lは経済開発、社会セクター及び民主主義の質の向上へ支出される。

2018年は、2018-2022年にUSD6.5 bil.無償支援(軍事援助を含む)の初年度とな
る。

Jordan, US sign largest grant agreement yet for Treasury support
http://jordantimes.com/news/local/jordan-us-sign-largest-grant-agreement
-yet-treasury-support

■聖バルバラの祝日

12月4日は聖バルバラの祝日、14救難聖人の一人、発熱や急死から人々を護る。

聖バルバラは、正教会、非カルケドン派、一部の東方典礼カトリック教会で崇敬
される聖人、カトリック教会では現在、聖人暦から外れている。建築家や石工、
砲手、消防士、鉱夫、囚人の守護聖人である。3つの窓をもつ塔、棕櫚の枝、孔
雀の羽根、剣、聖杯、稲妻、本などと共に描かれる。12月4日が祝日。

バルバラはキリスト教が禁じられていた3世紀、ニコメディアの富裕な家庭に生
まれた。求婚者たちから美しい娘を遠ざけようとした非キリスト教徒の父、ディ
アスコロスによって、バルバラは塔の中で生活することになる。その幽閉生活の
中で彼女はキリスト教への信仰に目覚めた。ある日、2つの窓のある浴室が塔内
に建設されることになった際、バルバラは窓を3つに増やさせた。この理由を三
位一体を表すためとしたことから、娘がキリスト教徒であることを知った父は激
昂し、手にかけようとする。

その瞬間、岩が2つに裂け、バルバラを包んで連れ去った。しかし、彼女を発見
した羊飼いはその居場所を彼女の父親に密告してしまう。その後、羊飼いの羊た
ちはイナゴに姿を変えられた。一方、捕らえられたバルバラはキリスト教を信仰
した廉によって、火で身体を焼かれるなどの拷問を受けた。しかし、翌朝には神
のもたらした奇跡によって傷は癒され、その裸身は白い薄衣で人目に直接触れな
いように覆われたとされる。12月4日、剣によって彼女は殉教したが、その父は
のちに稲妻に打たれて死んだという。wikiより。

■ユダヤ教のお祭「ハヌカ」

ハヌカ、別名光の祭り、ユダヤ暦キスレブ月の25日から8日間祝われます。2018
年は12月2日の日没から12月の10日の日没まで。

由来はギリシャに支配されていた紀元前156年にイスラエルがエルサレム神殿を
奪回し、開放する。その際、ギリシア軍は神殿の燭台(メノラー)を点す油の壺
をユダヤ教弾圧の一環として汚した。ユダヤ人が神殿を取り戻した時、汚されて
いない油壺が一つだけ見つかった。

その油は、一日分に満たない量しかなかったのにもかかわらず、点してみると8
日間も燃え続けた。この奇跡を記念して、祭日としてハヌカがお祝いされるよう
になった。そのため、ハヌカは別名「光の祭り」とも呼ばれる。

油にちなんで油で揚げたものを食べる、レヴィヴァ(ジャガイモをすり潰して揚
げたもの)やスフガニア(ドーナッツのようなもの)。それと、種火用を含む9
本のろうそくを立てるハヌキアと呼ばれる燭台が欠かせない

ハヌカのお祝いにまず欠かせないのは「ハヌキア」という燭台で「メノラー」と
いう燭台(イスラエルの紋章)よりロウソクを立てる部分が2本多い、計9本のロ
ウソクが立てられる。初日に種火用と一本目に火を灯し、日が経つごとに一本づ
つ灯していく。

ハヌカには、ドレイドルと呼ばれる四角錐の独楽(こま)とハヌカ・ゲルトとい
う丸い金貨(中はチョコレート)です。ドレイドルには、「ネス・ガドール・ハ
ヤ・ポー(偉大な奇跡がここに起きた)」の頭文字となるヘブライ文字、ヌン、
ギメル、ヘー、ペーという字が刻まれている。それを子どもたちが回して何の文
字が出るかでコインやお菓子などをやり取りして遊ぶ。

ハヌカの料理で代表的なのがレヴィヴァ(ラトケス)とスフガニア、いずれも油
を使った料理です。ハヌカは、光のお祭りなので油を使った料理を食べることで
も歴史的事実を記憶にとどめようとしている。

レヴィヴァはジャガイモを磨り潰して油を引いたフライパンで焼いたパンケーキ
のようなもので、アップルソースやサワークリームをかけて食べます。東ヨーロ
ッパで広く食べられていたものがイスラエルへの移民を通じて広がったようです。

スフガニアは揚げたパンの中にジャムをいれて表面に粉砂糖をまぶしたもので、
ドーナッツのようなものです。オーソドックスなのは中身がいちごジャムですが、
チョコやクリーム、ナッツなど色々なトッピングがあるようです。

https://japan-israel-friendship.or.jp/special/festival/829/?fbclid=IwAR0
g3O9H4FB1Qu_178naZuOG_FYlAXkGKYR4Dfp64_pMkWhTt05zVlBafJ0

★本文ここまで★

前号 世界街角通信MM No.295の目次
▼目次
■アンマンのアパート
■アラビアのロレンス女性版
■神宮外苑のイチョウ並木
■ウクライナ大飢饉追悼
■ケルチ海峡付近のアゾフ海でロシアがウクライナ船を拿捕
■アフリカの中国
■■後記

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■■後記

今日も雨、気温7度、体感気温4度、今朝はガスっている、昨日からこんなお天気。

昨日はイラク向け研修修了式兼昼食会へ出席。

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メールマガジン「世界街角通信MM」第296号 2018年12月7日
発行責任者:飯尾彰敏
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