★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン「世界街角通信MM」第297号 2018年12月23日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★★ 皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。 さて、2017年11月初旬よりヨルダンのアンマンに滞在中です。 シリーズ名を世界街角通信MM版「中近東通信」とし、今号はNo.17です。 ▼目次 ■アンマンのバスネットワーク ■シリア・ヨルダン国境Jaber/Nasib再開50日 ■イスラエル、ヒズボラトンネルに対処 ■中国、カイロ郊外で高速トラム建設 ■■後記 ★本文★ ■アンマンのバスネットワーク 非常に見えにくいアンマンの公共交通とそのネットワーク、鉄道がないのでバス だけとなるが、外国人にはハードルが高い。まず、どこがバス停なのか、どこ行 きのバスなのか、わからない。バスに何か書いてあるがアラビア語、番号も。 そんなことからまだ一度も乗っていない。しかし、こんな非公式情報もあるので 試してみたいところだ。 Amman’s Unofficial Transport Map http://maannasel.net/map/mapinstructions/?fbclid=IwAR2ZQdV8falziHS-3PU-0 -ImcJQdzU1ELpLuPi6P0niG9dpdW4zCmruPUQU ■シリア・ヨルダン国境Jaber/Nasib再開50日 2018年10月15日にシリア内戦で閉鎖されていたヨルダン・シリア国境であるJabe r/Nasibが再開した、その時から既に50日経過する。記載されている情報を単純 に一日当たりに換算すると往復で2760人/day、徐々に回復傾向にある。 交通量では59000台の乗用車、2000台のトラックとのこと、提出された通関書類 は1855ケースとのこと。 この国境はトルコからシリアを経てアカバへ通じる南北ルート上に位置し、西へ 行けばベイルートへ、東へ行けばバグダッドへも通ずる物流幹線であり、シリ ア・トルコ国境が開通が今後の課題となっている。 Jaber Border Crossing with Syria receives 138,000 passengers in 50 days ? JCD http://jordantimes.com/news/local/jaber-border-crossing-syria-receives-1 38000-passengers-50-days-%E2%80%94-jcd ■イスラエル、ヒズボラトンネルに イスラエル軍はヒズボラによって掘られたレバノン南部からイスラエル北部を繋 ぐトンネルに対して"an operation to expose and neutralise" 露呈・無効化作 戦を開始した。この作戦の対象はイスラエル領内に限定され、レバノン領までは 対象とせず、無効化を行なう。 対象地区は国際連合レバノン暫定駐留軍UNIFIL(United Nations Interim Force in Lebanon)監視地帯であり、レバノン軍とパトロールを強化している。 この国境地帯、2006年にイスラエルとヒズボラで激しい戦闘があり、その際、多 数のトンネルが明らかになった。また、ヒズボラというイランがシリアを経由し てシーア派支援する組織が一国家の軍に対して善戦したことは驚きに値した。そ の結果、ヒズボラとシリア政府の関係が強化され、シリア内戦においてシリア政 府軍を支援している。 Israel launches military operation against 'Hezbollah tunnels' https://www.aljazeera.com/news/2018/12/israel-launches-military-operatio n-hezbollah-tunnels-181204060126929.html?fbclid=IwAR2_H7YvM6aw94_WBiRZIy bSyw3GUc-m_AHfChs104HFV4QtZkR-H7eqZy0 ■中国、カイロ郊外で高速トラム建設 2017年7月の記事、中国輸銀がカイロ郊外の高速LRT鉄道に融資、Salam City-New Cairo-10th of Ramadan Cityを繋ぐ66kmの鉄道を建設、車輛の入札でも今月初 めに中国企業が受注とのニュースがある。 https://egyptianstreets.com/2017/08/25/egypt-china-sign-deal-to-construc t-new-fast-tram-in-cairo/ ★本文ここまで★ 前号 世界街角通信MM No.296の目次 ▼目次 ■何か変だぞ、山手線新駅名! ■ヨルダンは米国の最大二国間援助国 ■聖バルバラの祝日 ■ユダヤ教のお祭「ハヌカ」 ■■後記 ■Facebookのグループで下記の2グループを運営しています。 ★CA+C 中央アジア・コーカサス地域研究会(グループ) http://www.facebook.com/groups/298398100231283/ ★R+EE 露・東欧地域研究会(グループ) https://www.facebook.com/groups/436215346470056/ ▼Facebook「世界街角通信MM」のご案内 ★世界街角通信Sekai Machikado News(コミュニティ) https://www.facebook.com/sekaimachikado ▼フォトギャラリー等のご紹介 このメールマガジンの記事に関係する写真を掲載しています。 ★klubnika's photo blog http://klubnikaphoto.blog.fc2.com/ ★photo blog 世界街角通信 http://worldcityimg.blogspot.com/ ★クルブニーカの海外ホテル++ これまで泊まったホテル備忘録 http://gostinitsa.blog.fc2.com/ ★クルブニーカの住まい・都市ウォッチング http://residencewatch.blog.fc2.com/ ■■後記 アンマンは肌寒い、二日連続の雨、雨、雨です。気温的にはせいぜい4-5度程度 が最低なので極寒というわけではないが部屋の中が中途半端な気温なのでレギン スと靴下の隙間の露出だけでもすごく寒く感じる、よってタイツを出してきた。 こんなに寒い思いしているのは住宅の暖房システムによる。特に部屋数が少ない 2LDKなどは暖房はエアコンとなり、効きが悪いし部屋全体を温めるには向いて いない。 理想的なのがお湯が循環する輻射熱式の暖房、探せばあるのですが3ベッドルー ム以上が多く、2ベッドルームではリクエストを出してみたが見つからなかった。 また、燃料の軽油が高いこともありこの暖房は敬遠されがちですが、この方式に 勝ものはない。 ★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン「世界街角通信MM」第297号 2018年12月23日 発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi Iio All Right Reserved. ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★★
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2018年12月23日日曜日
【世界街角通信MM】第297号 中近東通信No.17-2018-12-23
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