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メールマガジン「世界の街角からMM」 第122号 2011年11月21日
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2011年9月下旬から南米の内陸国パラグアイのアスンシオンに滞在している。丁
度日本からだと地球の裏側になる。この国での滞在メモ、アスンシオンにて、そ
の3です。
▼目次
■アスンシオンモーターショー
■クレジットカードでのキャッシング(No.121の更新)
■アスンシオンの盆踊り
■アスンシオンの東アジア系食材店
■支払い通貨
■■後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■アスンシオンモーターショー
アスンシオンでモーターショーが開催されているが、ご近所ながら時間的に行け
そうにないのでリンクだけの案内です。
日本で見られないのは中国とか韓国の車でしょう。
http://www.cadamparaguay.com/
■クレジットカードでのキャッシング(No.121の更新)
パラグアイにおけるクレジットカードでのキャッシングは、1回で500,000PYGか
ら1,500,000PYGまででき、最高金額は1,500,000PYGと決まっている。一日の引き
出し限度額も決まっているはずだが、情報が手元にない。パラグアイでのATMに
よる引き出し限度額と同額であると思う。
このキャッシングには、金額に係らず1回25,000PYGの手数料がかかり、クレジ
ットカード会社へ支払う手数料とは別にATM機器の使用料となっているようだ。
筆者がItau銀行のATM(Mariscal Lopez Shopping)からクレジットカードでキャ
ッシングをしたときの明細は以下の通りであった。
10/07 ITAU/ SH M LOP 27,747円 現地通貨1,525,000PYG 換算レート0.019 内利
息424円 返済期間59日
現地通貨・手数料・利息等に1525,000PYGとあり、支払い金額に実際の引き落と
し日までの利息424円が上乗せされている。さらに「その他請求」として210円の
ATM手数料がチャージされている。つまり、パラグアイでのATM利用料金25,000PY
G(475円)+利息424円(キャッシングした日から決済日まで)+ATM利用料21
0円=1,109円が手数料・利息としてかかっている。
ATM利用料金が2重に課金されているのは理不尽だが、ATMを用意している銀行と
クレジットカード会社への利用料金なのだろうか、この点は不明だ。
1,500,000PYG、為替レートを0.019とすると28,500円、キャッシングの手数料・
利息が1,109円となり、キャッシング総額の約3.9%相当が利用料金となっている。
日本円をUSD現金、そして、PYGへ両替した時の手数料と比較しないとこの利用料
金のレベルがはっきりしないが、手間だけではクレジットカードのキャッシング
は非常に便利だ。
■アスンシオンの盆踊り
1ヶ月ほど前にアスンシオンで盆踊りがあった。南半球なのでこの時期かとも思
ったがややおかしい。それで日系人に聞いてみた。
記憶が定かでなく申し訳ないが、盆踊りが9月にあり、10月に日本月間が開催さ
れていたが、日本月間の予算が大使館から拠出されなくなり統合して10月に盆踊
りを開催している、これでは説明になっていないが、この時期に開催されている
理由はこのように二つを一つに束ねたことによるようだ。
盆踊りの案内は、内山田と日本食材店の「さくら」に貼りだしてあり、私が知る
ところとなった。他にアスンシオン市内で見たことが無いのでアスンシオン日本
人会のネットワークで案内されているだけでと思います。
日時:2011年10月22日(土)19:30より、
場所:アスンシオン日本人会にて
パラグアイ日本人会連合会
http://rengoukai.org.py/
この下部組織にアスンシオン日本人会というサイトがありましたが、「盆踊り」
の件は、案内がありませんでした。
http://rengoukai.org.py/ja/la-sociedad-nikkei/idonde-estamos/asuncion
現在、日本からの時差は12時間、丁度地球の裏側となりますここアスンシオン
で「盆踊り」が近々開催されること、そして、この地にも少なからず日本人移民
が居住し、日本の文化や生活様式が息づいているということです。
盆踊りそのものは盛況でした。日系人に限らず、関係しているパラグアイ人も多
く参加し、子供たちは金魚すくいを楽しみ、サンマの塩焼き、ラーメン、巻き寿
司、たこ焼き等ので店がでておりました。
筆者は、この地に響く和太鼓が音色が心に沁み入りました。そしてここがアスン
シオンとは思えない、この一角だけは日本でした。
■アスンシオンの東アジア系食材店
アスンシオンでは東アジア系移民が暮らすことから食材も想像以上に入手可能で
ある。想像以上と書いたのが私が知らなかったからだ。野菜などの生鮮食料品は
ローカライズされアスンシオン近郊で栽培されているので、白菜やチンゲン菜、
モヤシ等通常日本で食べている野菜が手に入る。
東アジア系と言うのは、日中韓のこと、代表的な食材屋は以下の通りです。
▼さくら(日本食材)
店はパラグアイ日本人連合会に近い住宅街の一角にある、看板は出していない日
本食材店。 日本からの食材は昆布などだろうか、ほとんどなかったと思う、で
はどこからかというとブラジル産などの日本食材が多い。サッポロラーメンのパ
ッケージを見かけたが、日本のではなかった。
豆腐、納豆、漬け物、ラパス移住地産日本米、伊藤さん栽培日本米など、時々マ
グロが入るようだ。
巻き寿司(14,000PYG)は美味かった。
他にアスンシオンでは和食を扱っている店はない。移住地内では農協のスーパー
マーケットで日本食材を販売している。
▼韓日食品HANIL(韓国食材)
Peru通りにある韓国食材の店、キムチ、にんにく醤油漬け、インスタント韓国う
どん、辛ラーメン、冷麺、韓国インスタントラーメン、カップラーメン、韓国野
菜、コチジャン、豆腐、調味料、醤油等、食材が豊富、アスンシオン一の東アジ
ア食材店の勢いを感じた。生鮮野菜やキンバップ(韓国巻き寿司)、饅頭も売っ
ている。隣にHIDALGO、韓国人経営のパン屋がある。
Avenida Peru 1224
Tel. 021-227 330 Fax213 225
営業時間:8:00~21:00
▼中国産東方食品行(中国食材)Casa Chino
台湾系中国人が経営する店、並びには中華料理屋が多いので、アスンシオンの中
華街と筆者は称している。中華食材、豆腐やモヤシ他もあり。パラグアイ産の日
本米を販売していた。筆者はここで2kg調達した。緑茶もある
昼休みがあるので閉まっていることがある。
Ave. Rep. Francesa 981,
Tel.021-205 716
■支払い通貨
米ドルと現地通貨ガラニでの二通りの支払いが存在する。
輸入品には米ドル建ての価格が表示され、その場合、米ドルでの支払いとなるが。
ガラニでの支払いは米ドル建てに為替レートを乗じた額となる。領収書も支払っ
た通貨で発行される。
■■後記
正確な情報を得るのは容易ではなく、検証しながらその情報の精度を上げていく。
生活情報も仕事情報も同じだ。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第122号 2011年11月21日
発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi Iio All Right Reserved.
E-mail:iio.tokyo@gmail.com
公式サイト1:http://worldcity-mm.blogspot.com/ (メルマガ用)
公式サイト1:http://grechka.blog67.fc2.com/ (テスト中)
公式サイト2:http://worldcityimg.blogspot.com/ (photo gallery)
Twitter: http://twitter.com/moskvichka55
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
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メールマガジン「世界街角通信」のblogです。世界各地の街角から国際情勢を読む!生レポート、主に出張で滞在している国や地域の社会経済情勢、歴史文化、生活情報、対日関係等をレポートします。
2011年11月21日月曜日
2011年11月14日月曜日
【世界の街角からMM】 第121号 アスンシオンにて(2) 2011年11月14日
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メールマガジン「世界の街角からMM」 第121号 2011年11月14日
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2011年9月下旬から南米の内陸国パラグアイのアスンシオンに滞在している。丁
度日本からだと地球の裏側になる。この国での滞在メモ、アスンシオンにて、そ
の2です。
▼目次
■「豆腐100万丁」-パラグアイ日系人による東日本大震災支援
■パラグアイでのクレジットカードでの支払い
■パラグアイでのクレジットカードでのキャッシング
■機内でのインターネット接続
■■後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「豆腐100万丁」-パラグアイ日系人による東日本大震災支援
JICAのメルマガにパラグアイ関連のニュースがありました。何やらパラグアイか
ら大豆を日本へ送って震災支援を行っているとか。ここの大豆は豆腐用ではない
と思うのだが、まあ豆腐を作っているのでその大豆を回してくれたのであろう、
詳細は定かではないが、100トンで100万丁出来るのかという点も検証していない
がご紹介しませう。
ここからです。
「東日本大震災後、パラグアイの日系人移住者とその2世、3世たちが復興への願
いを込めて、移住地で採れた大豆100トンと、募金で集めた豆腐製造資金1,000万
円を日本人会連合会を通じ、親交のある岐阜県美濃加茂市の株式会社ギアリンク
スに寄贈した。」
パラグアイ日本人会連合会が資金と大豆をギアリンクスへ提供して震災復興の一
環として豆腐を被災地へ送り届けるということのようです。
この会社は岐阜県の食料確保計画に呼応して設立されたNPOでアルゼンチンを生
産拠点として安全食品の開発、緊急時には全力を傾けて食糧の増産及び調達を使
命とする企業である。
「同社はこの大豆から豆腐100万丁を製造し被災地に配布する「豆腐100万丁支援
プロジェクト」を実施している。4月から始まったこの活動も、日を追うごとに
支援の輪が広まり、豆腐メーカー数社を巻き込んで、9月末までに約53万丁の豆
腐が被災地に届けられました。
豆腐100万丁まであと47万丁。パッケージに描かれた「心はひとつパラグアイ国
民は日本を応援します」のメッセージと共に、支援活動はまだまだ続きます。」
JICAに何かをするわけではありませんが、パラグアイの大豆栽培には一方ならぬ
技術協力をこれまで実施しています。
◇ 株式会社ギアリンクス
http://www.gialinks.jp/tofu100mancho.html
こちらはJICAの宣伝です。
◇ ニッポンへ支援の手を!-世界中の日系人からエール続々と-
(JICA海外移住資料館 海外移住館だより)
http://www.jomm.jp/newsletter/tayori23_01.html
ご紹介でした。
■パラグアイでのクレジットカード支払い
この国はクレジットカードでの支払いができるがやや特殊なのです。
それはクレジットカードは利用できるものの、その手数料が高く、利用需要はあ
るが実際の利用者は限られているということです。手数料は、通常、購買価格の
10%を要求される。
これはクレジットカード端末の利用料が5%、クレジットカード利用料が5%とされ
ているが、クレジットカードは通常3%なので、かなり吹かしているのではと思う
が定かではない。
中には、クレジットカードを利用した支払いでは、税務申告から逃れられないの
か、10%の付加価値税を付加し、合計で20%の手数料が必要だというホテルがあっ
た。高級ホテルではこのようなことはない。手数料を取るというショップで最低
の手数料は9%であった。
このように、現金商売がまだまだ根強く、クレジットカードでの支払いができる
場合はその分、価格に加算されていると考えた方が良い。スーパーマーケットは
例外であり、手数料は取らない。
■パラグアイでのクレジットカードでのキャッシング
ATMの設置件数は比較的多いのではと思う、ショッピングセンター内には必ずあ
る。USDとPGYの現金がクレジットカードをり利用すれば入手できる。USDはキャ
ッシングしたことがないが空の場合が多いとの噂。
ATMでは1回で1,500,000PGYまで下ろせ、1回の手数料25,000PGY(500円相当)
がキャッシングに上乗せされ請求される。クレジットカードの請求書を確認した
が上乗せされた手数料以外は請求されていない。レートに含まれているのだろう。
1日当りの限度額も設定されていたが失念、常識的に考えて1000ドル程度であろ
う。ATM利用料金を取る国は初めてだが、クレジットカードでのキャッシングは
問題なくできる。
通常、円貨から米国ドルやユーロに両替して現地通貨に両替すると手数料だけで
も2回支払うことになるのでその点からだけでもATMから直接引き出した方が余
計な手数料を支払っていないことになる。
■illyコーヒー、高いと思ったが高かった
illyのコーヒーは個人的に気に入っている。日本から持参した1kg(500g x 2)成
城石井のコーヒー豆が無くなったので豆をスーパーマーケットで探したがまとも
そうなパッケージにお目にかかれなかった。それで、ネット検索したらアスンシ
オンにillyの販売店らしきリストが出てきた。
http://www.illy.dk/wps/wcm/connect/us/illy/about-illy/illy-around-the-wo
rld/americas/
事務所帰りに販売店に立ち寄ったら、隣がショールームになっていて試飲ができ
た。このコーヒー、旨いのです。エスプレッソマシンがないとこの旨いコーヒー
にありつけないのだが、何とかフィルターで、若しくはトルココーヒー風に入れ
て飲もうと挽いた豆を購入することにした。
値段を聞いた時に高いと思ったillyのコーヒー豆250g缶入り、アスンシオンの販
売店でのお値段は、
122,588PYG/4050=USD30.27x79=2,391円相当
となる。クレジットカード払いで手数料なしでの支払いが可能だったので相当高
い値段設定との印象を受けたものの、購入した。
ホテルに戻って日本のウェブで確認したら同じのが1,365円だったので1,000円も
高い、値段より、どこでillyのコーヒーが飲めるのか聞いた方が良かったかもな。
http://illycorner.mrpod.com/pc_nr250.html
米国のillyのサイトだとUSD29のようだ。そう考えるとアスンシオンの価格設定
はそれほど外れていない、南米の内陸国なのだから。いやいや、これは2缶の値
段だ。つまり一缶USD14.5ということになる。やっぱり高い。2缶の値段で1缶
を販売してしまったのかも知れない。これは確認してみる価値がありそうだ。
http://www.illyusa.com/webapp/wcs/stores/servlet/subcat_coffee_coffee_gr
ound-espresso-coffee
翌日、昨日のは1缶ではなく2缶のお値段ではと、問い合わせてみたものの後の祭
りだ。確認した価値はなく、250g入りの缶が約30ドル相当、これがパラグアイで
の価格だそうだ、しかも、安いですよ、とコメントがついた。
世界で一番illyのコーヒーが高い国かもしれない。
■機内でのインターネット接続
▼ルフトハンザ航空のFlyNet?
「ルフトハンザの長距離路線機内では、最初の機内ブロードバンドインターネッ
ト接続、ルフトハンザFlyNet?が次々に導入されています。」
とウェブに説明があるが、先日、日本-欧州線、欧州-南米線に乗ったけどまだだ
ったよ。いったいどの路線で導入されいるのだ?
http://www.lufthansa.com/online/portal/lh/jp/info_and_services/on_board?
nodeid=3109377&l=ja
▼JALが2012年夏に導入
そしたら、こんなニュースが飛び込んできた。
JALは一時このサービスを導入していたがボーイングが中止したので提供できな
くなってしまった。昨今、スマホ、スマホ、状況が異なるから継続なのだろう。
2012年夏よりJAL国際線にて機内インターネット接続サービスを開始予定、これ
まで航空各社は機内のインターネット接続サービスを導入されたり、止めたりし
てきた。今後は落ち着くのだろうか。てっきり導入されたと思っていたルフトハ
ンザ航空は、9月でもまだだった。
http://press.jal.co.jp/ja/release/201109/001887.html
■■後記
illyのコーヒーは旨い。名のあるコーヒーでこれくらいしか知らないから余計に
そう思うが、これがブランドの威力なのだろう。illyなら外れない。パリのオペ
ラ座横にあるロワシーバス乗り場の近くにもある。どこでも同じ味、マクドナル
ドのようなものだが、とにかく気に入っている。パリの街角のカフェでも同じ程
度のコーヒーは飲めるのだが。スタバとは異なる尾の引き方だ。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第121号 2011年11月14日
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ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
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2011年9月下旬から南米の内陸国パラグアイのアスンシオンに滞在している。丁
度日本からだと地球の裏側になる。この国での滞在メモ、アスンシオンにて、そ
の2です。
▼目次
■「豆腐100万丁」-パラグアイ日系人による東日本大震災支援
■パラグアイでのクレジットカードでの支払い
■パラグアイでのクレジットカードでのキャッシング
■機内でのインターネット接続
■■後記
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■「豆腐100万丁」-パラグアイ日系人による東日本大震災支援
JICAのメルマガにパラグアイ関連のニュースがありました。何やらパラグアイか
ら大豆を日本へ送って震災支援を行っているとか。ここの大豆は豆腐用ではない
と思うのだが、まあ豆腐を作っているのでその大豆を回してくれたのであろう、
詳細は定かではないが、100トンで100万丁出来るのかという点も検証していない
がご紹介しませう。
ここからです。
「東日本大震災後、パラグアイの日系人移住者とその2世、3世たちが復興への願
いを込めて、移住地で採れた大豆100トンと、募金で集めた豆腐製造資金1,000万
円を日本人会連合会を通じ、親交のある岐阜県美濃加茂市の株式会社ギアリンク
スに寄贈した。」
パラグアイ日本人会連合会が資金と大豆をギアリンクスへ提供して震災復興の一
環として豆腐を被災地へ送り届けるということのようです。
この会社は岐阜県の食料確保計画に呼応して設立されたNPOでアルゼンチンを生
産拠点として安全食品の開発、緊急時には全力を傾けて食糧の増産及び調達を使
命とする企業である。
「同社はこの大豆から豆腐100万丁を製造し被災地に配布する「豆腐100万丁支援
プロジェクト」を実施している。4月から始まったこの活動も、日を追うごとに
支援の輪が広まり、豆腐メーカー数社を巻き込んで、9月末までに約53万丁の豆
腐が被災地に届けられました。
豆腐100万丁まであと47万丁。パッケージに描かれた「心はひとつパラグアイ国
民は日本を応援します」のメッセージと共に、支援活動はまだまだ続きます。」
JICAに何かをするわけではありませんが、パラグアイの大豆栽培には一方ならぬ
技術協力をこれまで実施しています。
◇ 株式会社ギアリンクス
http://www.gialinks.jp/tofu100mancho.html
こちらはJICAの宣伝です。
◇ ニッポンへ支援の手を!-世界中の日系人からエール続々と-
(JICA海外移住資料館 海外移住館だより)
http://www.jomm.jp/newsletter/tayori23_01.html
ご紹介でした。
■パラグアイでのクレジットカード支払い
この国はクレジットカードでの支払いができるがやや特殊なのです。
それはクレジットカードは利用できるものの、その手数料が高く、利用需要はあ
るが実際の利用者は限られているということです。手数料は、通常、購買価格の
10%を要求される。
これはクレジットカード端末の利用料が5%、クレジットカード利用料が5%とされ
ているが、クレジットカードは通常3%なので、かなり吹かしているのではと思う
が定かではない。
中には、クレジットカードを利用した支払いでは、税務申告から逃れられないの
か、10%の付加価値税を付加し、合計で20%の手数料が必要だというホテルがあっ
た。高級ホテルではこのようなことはない。手数料を取るというショップで最低
の手数料は9%であった。
このように、現金商売がまだまだ根強く、クレジットカードでの支払いができる
場合はその分、価格に加算されていると考えた方が良い。スーパーマーケットは
例外であり、手数料は取らない。
■パラグアイでのクレジットカードでのキャッシング
ATMの設置件数は比較的多いのではと思う、ショッピングセンター内には必ずあ
る。USDとPGYの現金がクレジットカードをり利用すれば入手できる。USDはキャ
ッシングしたことがないが空の場合が多いとの噂。
ATMでは1回で1,500,000PGYまで下ろせ、1回の手数料25,000PGY(500円相当)
がキャッシングに上乗せされ請求される。クレジットカードの請求書を確認した
が上乗せされた手数料以外は請求されていない。レートに含まれているのだろう。
1日当りの限度額も設定されていたが失念、常識的に考えて1000ドル程度であろ
う。ATM利用料金を取る国は初めてだが、クレジットカードでのキャッシングは
問題なくできる。
通常、円貨から米国ドルやユーロに両替して現地通貨に両替すると手数料だけで
も2回支払うことになるのでその点からだけでもATMから直接引き出した方が余
計な手数料を支払っていないことになる。
■illyコーヒー、高いと思ったが高かった
illyのコーヒーは個人的に気に入っている。日本から持参した1kg(500g x 2)成
城石井のコーヒー豆が無くなったので豆をスーパーマーケットで探したがまとも
そうなパッケージにお目にかかれなかった。それで、ネット検索したらアスンシ
オンにillyの販売店らしきリストが出てきた。
http://www.illy.dk/wps/wcm/connect/us/illy/about-illy/illy-around-the-wo
rld/americas/
事務所帰りに販売店に立ち寄ったら、隣がショールームになっていて試飲ができ
た。このコーヒー、旨いのです。エスプレッソマシンがないとこの旨いコーヒー
にありつけないのだが、何とかフィルターで、若しくはトルココーヒー風に入れ
て飲もうと挽いた豆を購入することにした。
値段を聞いた時に高いと思ったillyのコーヒー豆250g缶入り、アスンシオンの販
売店でのお値段は、
122,588PYG/4050=USD30.27x79=2,391円相当
となる。クレジットカード払いで手数料なしでの支払いが可能だったので相当高
い値段設定との印象を受けたものの、購入した。
ホテルに戻って日本のウェブで確認したら同じのが1,365円だったので1,000円も
高い、値段より、どこでillyのコーヒーが飲めるのか聞いた方が良かったかもな。
http://illycorner.mrpod.com/pc_nr250.html
米国のillyのサイトだとUSD29のようだ。そう考えるとアスンシオンの価格設定
はそれほど外れていない、南米の内陸国なのだから。いやいや、これは2缶の値
段だ。つまり一缶USD14.5ということになる。やっぱり高い。2缶の値段で1缶
を販売してしまったのかも知れない。これは確認してみる価値がありそうだ。
http://www.illyusa.com/webapp/wcs/stores/servlet/subcat_coffee_coffee_gr
ound-espresso-coffee
翌日、昨日のは1缶ではなく2缶のお値段ではと、問い合わせてみたものの後の祭
りだ。確認した価値はなく、250g入りの缶が約30ドル相当、これがパラグアイで
の価格だそうだ、しかも、安いですよ、とコメントがついた。
世界で一番illyのコーヒーが高い国かもしれない。
■機内でのインターネット接続
▼ルフトハンザ航空のFlyNet?
「ルフトハンザの長距離路線機内では、最初の機内ブロードバンドインターネッ
ト接続、ルフトハンザFlyNet?が次々に導入されています。」
とウェブに説明があるが、先日、日本-欧州線、欧州-南米線に乗ったけどまだだ
ったよ。いったいどの路線で導入されいるのだ?
http://www.lufthansa.com/online/portal/lh/jp/info_and_services/on_board?
nodeid=3109377&l=ja
▼JALが2012年夏に導入
そしたら、こんなニュースが飛び込んできた。
JALは一時このサービスを導入していたがボーイングが中止したので提供できな
くなってしまった。昨今、スマホ、スマホ、状況が異なるから継続なのだろう。
2012年夏よりJAL国際線にて機内インターネット接続サービスを開始予定、これ
まで航空各社は機内のインターネット接続サービスを導入されたり、止めたりし
てきた。今後は落ち着くのだろうか。てっきり導入されたと思っていたルフトハ
ンザ航空は、9月でもまだだった。
http://press.jal.co.jp/ja/release/201109/001887.html
■■後記
illyのコーヒーは旨い。名のあるコーヒーでこれくらいしか知らないから余計に
そう思うが、これがブランドの威力なのだろう。illyなら外れない。パリのオペ
ラ座横にあるロワシーバス乗り場の近くにもある。どこでも同じ味、マクドナル
ドのようなものだが、とにかく気に入っている。パリの街角のカフェでも同じ程
度のコーヒーは飲めるのだが。スタバとは異なる尾の引き方だ。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第121号 2011年11月14日
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2011年10月24日月曜日
【世界の街角からMM】第120号 アスンシオンにて(1) 2011年10月24日
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メールマガジン「世界の街角からMM」 第120号 2011年10月24日
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2011年9月下旬から南米の内陸国パラグアイのアスンシオンに滞在している。10
月に入り夏時間となったので時差が12時間、丁度日本からだと地球の裏側になる。
この国での滞在メモ、アスンシオンにて、その1です。
▼目次
■何か違和感、アスンシオン空港到着時
■我が国の対パラグアイ援助
■パラグアイ日本人移住の略史
■短期滞在で食生活を豊かにする携行日本食材リスト
■■後記
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■何か違和感、アスンシオン空港到着時
サンパウロからTAMメルコスール航空PZ0713でアスンシオンに午前10時10分、定
刻通りに到着した。機内で配布されたイミグレーションカードに必要事項を記入
を済ませているし、キャリーオンはサンパウロで搭乗直前に預け入れに回されて
しまったので棚に入れたレンズを取り、先を急ぐ。ボーディングブリッジを抜け
空港ターミナルに入り、入国審査窓口の直前である文字が視野に飛び込んできた。
「ようこそ」???とイグアスの滝の写真を背景に日本語の大きくな文字だ、と
思いながらよくそのサインを見ると左上に青のJICAのロゴ、その下にパラグアイ
観光庁であろうロゴが示してある。青のJICAロゴなのでJBICとの統合前のサイン
だ。
このサイン、JICA予算が支出されたことは容易に想像がつくが、JICAに「ようこ
そ」などと言われる筋合いはない。パラグアイ観光庁が「ようこそ」と言ってい
るのかJICAが言っているのか紛らわし看板だった。
良心的に考えれば「ようこそ」の上にスペイン語で「Bienvenidos」(ようこ
そ)と明記されているのでパラグアイ観光庁が「ようこそ」と言っているのだろ
うと解釈すればよいのだろうが、「ようこそ」の文字の大きさと大きすぎるJICA
のロゴが邪魔している、パラグアイ観光庁がJICAを担いでいるのだろうか、JICA
が担がれたふりをしているのだろうか、そんなことはどうでもよい。実践的なサ
インが必要と筆者は感じただけだ。
■我が国の対パラグアイ援助
我が国のパラグアイに対するODAは、1952年に開始された研修事業から始まり、1
959年には有償資金協力、1963年に開発調査、1970年にプロジェクト方式技術協
力、1977年に無償資金協力、1978年には専門家派遣と青年海外協力隊員派遣が実
施され、現在に至っている。
1975年以降、二国間援助では我が国がトップ、日本人移住者との関係からだろう
か、不思議な国なのだ
対パラグアイ援助
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/gaiyou/odaproject/latinameric
a/paraguay/index_01.html
■パラグアイへの日本人移住略史
パラグアイへの移住は第2次世界大戦を挟んで二つに分けられ、本格的には日本
が高度経済成長へ向かう時期に並行して移住者が多い。
▼移住開始
1936年、ブラジル政府が新規移住制限(1934年)を設けたため、移住先としてパ
ラグアイが検討され、アスンシオンから南東約130km、現在のラ・コルメナ地区
の土地購入を決定、1936年にパラグアイ政府はブラジル拓殖組合に対し、日本人
移民100家族を受け入れる許可を出した。
ブラジルで入植経験がある4家族33名の日本人が、新移民を指導する目的で、
ラ・コルメナ移住地に到着、その後4家族36名が到着した。
1936年8月12日、日本から最初のパラグアイ移民として11家族81名が到着した。
第2次世界大戦により日本人移住が途絶える1941年までに123家族790人が移住し
た。
▼戦後の移住
1952年にパラグアイ政府が日本人移住受け入れ再開を決定し、戦前の移住地であ
るラ・コルメナ地区へ18名が入植した。
また、パラグアイ政府は南部開発のためイタプア県に新たにチャベス移住地を新
設し、入植を許可した。
1955年、イタプア県フラム移住地への入植を開始
1956年イタプア県フジ移住地、入植を開始
1956年、アマンバイ県CAFE(Compania Americana de Fomento Economico)農園
への契約雇用農(コーヒー栽培)として、137家族の日本人が入植、しかし、3年
後、同社は倒産したため、アマンバイ移住地の入植者は他の農作物の生産や商業
に従事することになる。
1957年、ラ・パス移住地、サンタ・ロサ移住地にまで拡大した。
1959年、日本・パラグアイ両国政府は、「日本・パラグアイ移住協定」を締結し、
以降30年間に亘って85,000名の日本人移住者の受入が決定。
1960年、現JICAは、現在のイタプア県ピラポ地区に土地を購入し、26家族が入植
した。
1961年、アルト・パラナ県イグアス地区に約87,000haの土地を購入。イグアス移
住地は、パラグアイで最大の移住地となった。
現在では、人口規模ではピラポ移住地が最大となっている。
イグアス移住地(87,700ha、182世帯、832人)
ピラポ移住地(84,000ha、235世帯、1,279人)
移住地の他、都市及び近郊にも移住者はおおく、アスンシオン市及び近郊が2,00
0名を超える。エステ市及び近郊に130人、エンカルナシオン市及び近郊に340人
の移住者が居住している。
参考:在パラグアイ日本国大使館
http://www.py.emb-japan.go.jp/ijuushi.htm
■短期滞在で食生活を豊かにする携行日本食材リスト
日系移民がいるので和食に事欠かないという情報と先入観で日本から食材を携行
せずアスンシオンにやってきた。しかし、現実は現実、ないわけではないのだが
思い通りの内容ではない。したがって、現状を踏まえた上で持参すると食生活が
豊かになる日本食品リストを作成してみた。これはパラグアイに限らず他の国へ
での短期滞在でも基本的に同様である。
アスンシオンの場合、アパートホテルという簡易キッチンの付いた長期滞在ホテ
ルがあるのでここでの滞在を前提とする。IHクッカー、電子レンジが用意されて
いる場合が多いので、これらを使って調理できる範囲です。
食器類は全て用意されているが、どんぶりのような器は現地調達する必要がある。
筆者はシリアルボウルでよく代用した。それから、食材ではないが備え付け包丁
はほとんど切れないと思った方が良い。
アスンシオンでは東アジア系食材が入手可能ですが詳細は別の章でレポートする
予定です。
▼お薦め携行日本食材リスト
1.インスタントみそ汁; 味噌は売っているが調理しなければならない。イン
スタントみそ汁があれば食事が豊かになるのは間違いない。
2.焼のり; 軽いし嵩張らないので持参しやすいことに加え、ご飯との相性が
よい。
3.インスタントスパゲティソース; パスタは茹でられるので、それに塗すだ
けで並みのスパゲティが出来上がる。
4.インスタントラーメン; アスンシオンで販売されているインスタントラー
メンは、ブラジル製ニッシン、日本のそれとは大きく内容が異なります。棒ラー
メンは比較的嵩張らず旨いですね。
5.ふりかけ類;軽し嵩張らない、これでご飯が美味しく食べられる。
6.醤油類; パラグアイ産、ブラジル産醤油は売っているが、減塩とか特殊な
醤油は売っていないので、必要とする方は持参をお薦めする。
7.鰹節; 小さなパック入り、何かと料理に使える。冷奴にも。
8.チューブ入りワサビ・ショウガ; 生ショウガが売っているが下し板がない、
一本づつあれば何かと便利だ。
9.お茶の葉または粉末茶;美味しいお茶が飲める。アスンシオンには日本料理
店があるが、まともなお茶は出さない。
10.コーヒーセット(コーヒー豆、紙フィルター、ドリップ容器);お湯を沸
かせばコーヒーが飲める。
その他、箸、小型包丁があったほうがよい。
■■後記
日本人の移住とパラグアイ経済への貢献等については次号以降にレポートする予
定です。大豆の品種改良や主要輸出産品の地位を確立したことなど農業分野で多
大な貢献をしています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」第120号 2011年10月24日
発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi Iio All Right Reserved.
E-mail:iio.tokyo@gmail.com
公式サイト1:http://worldcity-mm.blogspot.com/ (メルマガ用)
公式サイト1:http://grechka.blog67.fc2.com/ (テスト中)
公式サイト2:http://worldcityimg.blogspot.com/ (photo gallery)
Twitter: http://twitter.com/moskvichka55
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
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メールマガジン「世界の街角からMM」 第120号 2011年10月24日
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2011年9月下旬から南米の内陸国パラグアイのアスンシオンに滞在している。10
月に入り夏時間となったので時差が12時間、丁度日本からだと地球の裏側になる。
この国での滞在メモ、アスンシオンにて、その1です。
▼目次
■何か違和感、アスンシオン空港到着時
■我が国の対パラグアイ援助
■パラグアイ日本人移住の略史
■短期滞在で食生活を豊かにする携行日本食材リスト
■■後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■何か違和感、アスンシオン空港到着時
サンパウロからTAMメルコスール航空PZ0713でアスンシオンに午前10時10分、定
刻通りに到着した。機内で配布されたイミグレーションカードに必要事項を記入
を済ませているし、キャリーオンはサンパウロで搭乗直前に預け入れに回されて
しまったので棚に入れたレンズを取り、先を急ぐ。ボーディングブリッジを抜け
空港ターミナルに入り、入国審査窓口の直前である文字が視野に飛び込んできた。
「ようこそ」???とイグアスの滝の写真を背景に日本語の大きくな文字だ、と
思いながらよくそのサインを見ると左上に青のJICAのロゴ、その下にパラグアイ
観光庁であろうロゴが示してある。青のJICAロゴなのでJBICとの統合前のサイン
だ。
このサイン、JICA予算が支出されたことは容易に想像がつくが、JICAに「ようこ
そ」などと言われる筋合いはない。パラグアイ観光庁が「ようこそ」と言ってい
るのかJICAが言っているのか紛らわし看板だった。
良心的に考えれば「ようこそ」の上にスペイン語で「Bienvenidos」(ようこ
そ)と明記されているのでパラグアイ観光庁が「ようこそ」と言っているのだろ
うと解釈すればよいのだろうが、「ようこそ」の文字の大きさと大きすぎるJICA
のロゴが邪魔している、パラグアイ観光庁がJICAを担いでいるのだろうか、JICA
が担がれたふりをしているのだろうか、そんなことはどうでもよい。実践的なサ
インが必要と筆者は感じただけだ。
■我が国の対パラグアイ援助
我が国のパラグアイに対するODAは、1952年に開始された研修事業から始まり、1
959年には有償資金協力、1963年に開発調査、1970年にプロジェクト方式技術協
力、1977年に無償資金協力、1978年には専門家派遣と青年海外協力隊員派遣が実
施され、現在に至っている。
1975年以降、二国間援助では我が国がトップ、日本人移住者との関係からだろう
か、不思議な国なのだ
対パラグアイ援助
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/gaiyou/odaproject/latinameric
a/paraguay/index_01.html
■パラグアイへの日本人移住略史
パラグアイへの移住は第2次世界大戦を挟んで二つに分けられ、本格的には日本
が高度経済成長へ向かう時期に並行して移住者が多い。
▼移住開始
1936年、ブラジル政府が新規移住制限(1934年)を設けたため、移住先としてパ
ラグアイが検討され、アスンシオンから南東約130km、現在のラ・コルメナ地区
の土地購入を決定、1936年にパラグアイ政府はブラジル拓殖組合に対し、日本人
移民100家族を受け入れる許可を出した。
ブラジルで入植経験がある4家族33名の日本人が、新移民を指導する目的で、
ラ・コルメナ移住地に到着、その後4家族36名が到着した。
1936年8月12日、日本から最初のパラグアイ移民として11家族81名が到着した。
第2次世界大戦により日本人移住が途絶える1941年までに123家族790人が移住し
た。
▼戦後の移住
1952年にパラグアイ政府が日本人移住受け入れ再開を決定し、戦前の移住地であ
るラ・コルメナ地区へ18名が入植した。
また、パラグアイ政府は南部開発のためイタプア県に新たにチャベス移住地を新
設し、入植を許可した。
1955年、イタプア県フラム移住地への入植を開始
1956年イタプア県フジ移住地、入植を開始
1956年、アマンバイ県CAFE(Compania Americana de Fomento Economico)農園
への契約雇用農(コーヒー栽培)として、137家族の日本人が入植、しかし、3年
後、同社は倒産したため、アマンバイ移住地の入植者は他の農作物の生産や商業
に従事することになる。
1957年、ラ・パス移住地、サンタ・ロサ移住地にまで拡大した。
1959年、日本・パラグアイ両国政府は、「日本・パラグアイ移住協定」を締結し、
以降30年間に亘って85,000名の日本人移住者の受入が決定。
1960年、現JICAは、現在のイタプア県ピラポ地区に土地を購入し、26家族が入植
した。
1961年、アルト・パラナ県イグアス地区に約87,000haの土地を購入。イグアス移
住地は、パラグアイで最大の移住地となった。
現在では、人口規模ではピラポ移住地が最大となっている。
イグアス移住地(87,700ha、182世帯、832人)
ピラポ移住地(84,000ha、235世帯、1,279人)
移住地の他、都市及び近郊にも移住者はおおく、アスンシオン市及び近郊が2,00
0名を超える。エステ市及び近郊に130人、エンカルナシオン市及び近郊に340人
の移住者が居住している。
参考:在パラグアイ日本国大使館
http://www.py.emb-japan.go.jp/ijuushi.htm
■短期滞在で食生活を豊かにする携行日本食材リスト
日系移民がいるので和食に事欠かないという情報と先入観で日本から食材を携行
せずアスンシオンにやってきた。しかし、現実は現実、ないわけではないのだが
思い通りの内容ではない。したがって、現状を踏まえた上で持参すると食生活が
豊かになる日本食品リストを作成してみた。これはパラグアイに限らず他の国へ
での短期滞在でも基本的に同様である。
アスンシオンの場合、アパートホテルという簡易キッチンの付いた長期滞在ホテ
ルがあるのでここでの滞在を前提とする。IHクッカー、電子レンジが用意されて
いる場合が多いので、これらを使って調理できる範囲です。
食器類は全て用意されているが、どんぶりのような器は現地調達する必要がある。
筆者はシリアルボウルでよく代用した。それから、食材ではないが備え付け包丁
はほとんど切れないと思った方が良い。
アスンシオンでは東アジア系食材が入手可能ですが詳細は別の章でレポートする
予定です。
▼お薦め携行日本食材リスト
1.インスタントみそ汁; 味噌は売っているが調理しなければならない。イン
スタントみそ汁があれば食事が豊かになるのは間違いない。
2.焼のり; 軽いし嵩張らないので持参しやすいことに加え、ご飯との相性が
よい。
3.インスタントスパゲティソース; パスタは茹でられるので、それに塗すだ
けで並みのスパゲティが出来上がる。
4.インスタントラーメン; アスンシオンで販売されているインスタントラー
メンは、ブラジル製ニッシン、日本のそれとは大きく内容が異なります。棒ラー
メンは比較的嵩張らず旨いですね。
5.ふりかけ類;軽し嵩張らない、これでご飯が美味しく食べられる。
6.醤油類; パラグアイ産、ブラジル産醤油は売っているが、減塩とか特殊な
醤油は売っていないので、必要とする方は持参をお薦めする。
7.鰹節; 小さなパック入り、何かと料理に使える。冷奴にも。
8.チューブ入りワサビ・ショウガ; 生ショウガが売っているが下し板がない、
一本づつあれば何かと便利だ。
9.お茶の葉または粉末茶;美味しいお茶が飲める。アスンシオンには日本料理
店があるが、まともなお茶は出さない。
10.コーヒーセット(コーヒー豆、紙フィルター、ドリップ容器);お湯を沸
かせばコーヒーが飲める。
その他、箸、小型包丁があったほうがよい。
■■後記
日本人の移住とパラグアイ経済への貢献等については次号以降にレポートする予
定です。大豆の品種改良や主要輸出産品の地位を確立したことなど農業分野で多
大な貢献をしています。
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Twitter: http://twitter.com/moskvichka55
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
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2011年10月16日日曜日
【世界の街角からMM】第119号 ヘルシンキ・タリン紀行(3) 2011年10月16日
★☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「世界の街角からMM」 第119号 2011年10月16日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2010年7月下旬から数日間、ヘルシンキとタリンへ足を伸ばした。タリンの後は
ヘルシンキを満喫、備忘録的にヘルシンキ・タリン紀行3です。
▼目次
■ヘルシンキへ戻る
■ヘルシンキ駅前のSOKOS Hotel
■ヘルシンキ散策
■ヘルシンキの旨いもの
■日本食材の東京館
■市内から空港へ
■■後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ヘルシンキへ戻る
タリンから往路と同じリンダラインでヘルシンキへ戻る。タリンの港はソ連時代
の建設なのでかなり歪だ。船上から見ると余計にそう思う巨大な構造物のようだ
った。
天気がよく甲板でしばらく過ごす、今日はやや白羽が立っているが、双胴船は高
速のままヘルシンキを目指す。1時間半はあっというまだ。
フェリー埠頭からトラムでヘルシンキ駅前のホテルへ向かう。クレジットカード
で容易に一日券が購入できた。ドイツよりも便利だ。
このホテルもまた、地図では記憶しているがどこだろうととヘルシンキ駅駅前で
下車し辺りを見渡すと、目の前にあった。
■ヘルシンキ駅前のSOKOS Hotel
ヘルシンキオリンピックに合わせて建設されたホテル、ヘルシンキ駅前に立地し
空港行きバス乗り場も目の前、利便性の高い立地ということが宿泊して再確認で
きた。
家具調度類の質が高く、洗練されたデザインは年月を感じさせないし、オリジナ
ルデザインを今なお維持しているところが気に入った。
フィンランド資本のホテル、ヘルシンキ市内にも他に数件のSokosホテルが営業
している。ヘルシンキではこのホテルは外せない。
Sokos Hotel
http://www.sokoshotels.fi/en/
■ヘルシンキ散策
▼Tempelaukio
岩を積み上げたような斬新なデザインの教会、1983年2月、この教会を訪れた。
ストックホルムからの夜行フェリー、シルヤラインで一緒だったクリスチーナた
ちの誰かがこの教会を教えてくれたのかもしれない、記憶がはっきりしないがこ
の教会へ来てその大胆なデザインに感動した。
当時からは想像もつかないが、現在は、中国人観光客のバスが教会の目の前に横
付けするようになっていた。ここまでとは。
Lutherinkatu 3
00100 Helsinki
http://www.helsinginseurakunnat.fi/?deptid=3986
Temppeliaukio Kirkko
http://www.sacred-destinations.com/finland/helsinki-rock-church-temppeli
aukio
▼Stockmannの本屋、Akateeminen
ストックマンデパートの隣に位置するアルバー・アールト設計の本屋。これ以上
説明はしたくない程のデザインだ。
https://www.akateeminenkirjakauppa.fi/
http://www.stockmanngroup.fi/group/fi/media/akateeminen/
Cafe Aalto
http://cafeaalto.fi/ja
▼Stockmann百貨店
タリン、リガにも進出しているフィンランド資本のデパート、リガでは台所用品
を調達した。
https://stockmann.com/
▼ヘルシンキ中央郵便局から郵送
ホテルの目の前、ヘルシンキ駅の横のバスターミナル前が中央郵便局だった。こ
こから日本へMarimekkoのバック等を送った。
ヨーロッパの郵便局は私が初めてヨーロッパを訪れた80年代から既に送る荷物さ
へ持ち込めば遅れたサービスレベルであった、それは今も変わらない。、
フィンランド郵便
http://www.posti.fi/
▼Kamp Galleria
よく知られているというか知らされているフィンランドデザインのMarimekko、
ここで小さな赤い布地のバックを買った。もちろん最愛の人へのプレゼントなの
だ。それにしてもこんなバックがなぜ50EURもするのかと思うが、客を見ると日
本人の客が多い。私も日本人から聞いた情報なので日本の雑誌で散々紹介されて
いるのだろう。
http://www.kampgalleria.fi/en/home.html
Marimekko
http://www.kampgalleria.fi/en/shops/fashion/marimekko
■ヘルシンキの旨いもの
▼Sea Hose
タツノオトシゴという名のレストラン。観光案内所で入手したレストランガイド
に掲載されていたレストラン。センターからトラムで行けた。
ニシンのフライが名物料理なのでそれを食べに行ったが生憎売り切れ、代わりに
出してくれた小魚のフライ、名を失念、も美味しかった。
Kapteeninkatu 11
00140 Helsinki, フィンランド
09 628169
http://www.seahorse.fi/
▼Zen Sushi
ショッピングモールのガレリアの中に日本料理屋があった。早速ランチに入って
みた。寿司ランチを注文、ネタはサーモン中心だったが脂が乗っていて美味だっ
た。それとみそ汁が印象に残るほどの味だった。リピートしなくなる味だ。
応対に出てくれたの女性は、父が沖縄出身で母がフィンランド人、相模原生まれ
でヘルシンキ育ちだという、宮城さんというっただろうか、経営者の娘だった。
店は夕方(19時)まで、ガレリアの開店時間と同じようだ。
ZEN SUSHI
Kamp Galleria II krs.
Kluuvikatu 4
00100 Helsinki
Puh. 09 671367
他の店、こちらが本店か?
ZEN SUSHI
Sushibaari
Snellmaninkatu 16
00170 Helsinki
Puh. 09 671336
http://www.zensushi.fi/lounas/
その他
http://eat.fi/en/
■日本食材の東京館
1987年からヘルシンキで営業している日本食材店「東京館」、ここまでくれば日
本食が手に入るであろうと、これが目的ではないが、立ち寄った。ここでイタリ
ア産のあきたこまちを調達、エレバンで美味しい日本米を食べた。タシケントの
韓国米とはあまり変わらないように思ったが、たとえイタリア産とは言え日本米
の味は確かであった。フィンランド人は、日本好きが多いのか地元の客が多い。
東京館
営業時間:月-金 10-18、土 10-15
Annankatu 24
FI-00100 Helsinki, Finland
電 話 : (09) 622 5553
http://www.tokyokan.fi/tokyokanjp.html
■ヘルシンキ市内から空港へ
To/Form City Centre:
From Helsinki City by bus 615 takes appr. 35 minutes.
Helsinki International Airport
http://www.helsinki-vantaa.fi/home?
Finnair City Bus from downtown Helsinki
http://www.finnair.com/finnaircom/wps/portal/Transportation/en_INT
Helsinki Regional Transport
http://www.hsl.fi/EN/Pages/default.aspx
■■後記
ヘルシンキ・タリン紀行完です。
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ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
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2010年7月下旬から数日間、ヘルシンキとタリンへ足を伸ばした。タリンの後は
ヘルシンキを満喫、備忘録的にヘルシンキ・タリン紀行3です。
▼目次
■ヘルシンキへ戻る
■ヘルシンキ駅前のSOKOS Hotel
■ヘルシンキ散策
■ヘルシンキの旨いもの
■日本食材の東京館
■市内から空港へ
■■後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ヘルシンキへ戻る
タリンから往路と同じリンダラインでヘルシンキへ戻る。タリンの港はソ連時代
の建設なのでかなり歪だ。船上から見ると余計にそう思う巨大な構造物のようだ
った。
天気がよく甲板でしばらく過ごす、今日はやや白羽が立っているが、双胴船は高
速のままヘルシンキを目指す。1時間半はあっというまだ。
フェリー埠頭からトラムでヘルシンキ駅前のホテルへ向かう。クレジットカード
で容易に一日券が購入できた。ドイツよりも便利だ。
このホテルもまた、地図では記憶しているがどこだろうととヘルシンキ駅駅前で
下車し辺りを見渡すと、目の前にあった。
■ヘルシンキ駅前のSOKOS Hotel
ヘルシンキオリンピックに合わせて建設されたホテル、ヘルシンキ駅前に立地し
空港行きバス乗り場も目の前、利便性の高い立地ということが宿泊して再確認で
きた。
家具調度類の質が高く、洗練されたデザインは年月を感じさせないし、オリジナ
ルデザインを今なお維持しているところが気に入った。
フィンランド資本のホテル、ヘルシンキ市内にも他に数件のSokosホテルが営業
している。ヘルシンキではこのホテルは外せない。
Sokos Hotel
http://www.sokoshotels.fi/en/
■ヘルシンキ散策
▼Tempelaukio
岩を積み上げたような斬新なデザインの教会、1983年2月、この教会を訪れた。
ストックホルムからの夜行フェリー、シルヤラインで一緒だったクリスチーナた
ちの誰かがこの教会を教えてくれたのかもしれない、記憶がはっきりしないがこ
の教会へ来てその大胆なデザインに感動した。
当時からは想像もつかないが、現在は、中国人観光客のバスが教会の目の前に横
付けするようになっていた。ここまでとは。
Lutherinkatu 3
00100 Helsinki
http://www.helsinginseurakunnat.fi/?deptid=3986
Temppeliaukio Kirkko
http://www.sacred-destinations.com/finland/helsinki-rock-church-temppeli
aukio
▼Stockmannの本屋、Akateeminen
ストックマンデパートの隣に位置するアルバー・アールト設計の本屋。これ以上
説明はしたくない程のデザインだ。
https://www.akateeminenkirjakauppa.fi/
http://www.stockmanngroup.fi/group/fi/media/akateeminen/
Cafe Aalto
http://cafeaalto.fi/ja
▼Stockmann百貨店
タリン、リガにも進出しているフィンランド資本のデパート、リガでは台所用品
を調達した。
https://stockmann.com/
▼ヘルシンキ中央郵便局から郵送
ホテルの目の前、ヘルシンキ駅の横のバスターミナル前が中央郵便局だった。こ
こから日本へMarimekkoのバック等を送った。
ヨーロッパの郵便局は私が初めてヨーロッパを訪れた80年代から既に送る荷物さ
へ持ち込めば遅れたサービスレベルであった、それは今も変わらない。、
フィンランド郵便
http://www.posti.fi/
▼Kamp Galleria
よく知られているというか知らされているフィンランドデザインのMarimekko、
ここで小さな赤い布地のバックを買った。もちろん最愛の人へのプレゼントなの
だ。それにしてもこんなバックがなぜ50EURもするのかと思うが、客を見ると日
本人の客が多い。私も日本人から聞いた情報なので日本の雑誌で散々紹介されて
いるのだろう。
http://www.kampgalleria.fi/en/home.html
Marimekko
http://www.kampgalleria.fi/en/shops/fashion/marimekko
■ヘルシンキの旨いもの
▼Sea Hose
タツノオトシゴという名のレストラン。観光案内所で入手したレストランガイド
に掲載されていたレストラン。センターからトラムで行けた。
ニシンのフライが名物料理なのでそれを食べに行ったが生憎売り切れ、代わりに
出してくれた小魚のフライ、名を失念、も美味しかった。
Kapteeninkatu 11
00140 Helsinki, フィンランド
09 628169
http://www.seahorse.fi/
▼Zen Sushi
ショッピングモールのガレリアの中に日本料理屋があった。早速ランチに入って
みた。寿司ランチを注文、ネタはサーモン中心だったが脂が乗っていて美味だっ
た。それとみそ汁が印象に残るほどの味だった。リピートしなくなる味だ。
応対に出てくれたの女性は、父が沖縄出身で母がフィンランド人、相模原生まれ
でヘルシンキ育ちだという、宮城さんというっただろうか、経営者の娘だった。
店は夕方(19時)まで、ガレリアの開店時間と同じようだ。
ZEN SUSHI
Kamp Galleria II krs.
Kluuvikatu 4
00100 Helsinki
Puh. 09 671367
他の店、こちらが本店か?
ZEN SUSHI
Sushibaari
Snellmaninkatu 16
00170 Helsinki
Puh. 09 671336
http://www.zensushi.fi/lounas/
その他
http://eat.fi/en/
■日本食材の東京館
1987年からヘルシンキで営業している日本食材店「東京館」、ここまでくれば日
本食が手に入るであろうと、これが目的ではないが、立ち寄った。ここでイタリ
ア産のあきたこまちを調達、エレバンで美味しい日本米を食べた。タシケントの
韓国米とはあまり変わらないように思ったが、たとえイタリア産とは言え日本米
の味は確かであった。フィンランド人は、日本好きが多いのか地元の客が多い。
東京館
営業時間:月-金 10-18、土 10-15
Annankatu 24
FI-00100 Helsinki, Finland
電 話 : (09) 622 5553
http://www.tokyokan.fi/tokyokanjp.html
■ヘルシンキ市内から空港へ
To/Form City Centre:
From Helsinki City by bus 615 takes appr. 35 minutes.
Helsinki International Airport
http://www.helsinki-vantaa.fi/home?
Finnair City Bus from downtown Helsinki
http://www.finnair.com/finnaircom/wps/portal/Transportation/en_INT
Helsinki Regional Transport
http://www.hsl.fi/EN/Pages/default.aspx
■■後記
ヘルシンキ・タリン紀行完です。
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公式サイト1:http://grechka.blog67.fc2.com/ (テスト中)
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2011年10月15日土曜日
【世界の街角からMM】第118号 ヘルシンキ・タリン紀行(2) 2011年10月15日
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メールマガジン「世界の街角からMM」 第118号 2011年10月15日
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2010年7月下旬から数日間、ヘルシンキとタリンを訪れる機会を得た。目的地に
辿り着くまでに何かとあったが、備忘録的にヘルシンキ・タリン紀行2です。
▼目次
■25年ぶりのヘルシンキとクリスティーナ一家との再会
■Linda Lineでタリンへ
■タリン旧市街散策
■夜のタリン
■早朝のタリンと琥珀
■タリン情報
■■後記
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■25年ぶりのヘルシンキとクリスティーナ一家との再会
モスクワ一泊招待となった翌日の便でヘルシンキへ移動した。アエロフロートと
との共同運航便で機体はフィンランド航空、よく考えたらフィンランド航空は初
搭乗だった。食事が外れ、手を付けなかった。
ヘルシンキ空港に着陸する間近に森林と住宅地、そして道路ネットワークが窓か
ら見えてきた。25年前はレニングラードから列車だったので、ラハチ駅でクリス
チーナと待ち合わせした。
彼女は空港近くのVantaaに住んでいた。子供たちと一緒にシトロエンのハッチバ
ックで迎えに来てくれた。息子と娘が一人づつ、二人とも小学生なので元気いっ
ぱいだった。クリスティーナは20数年の時間の経過は確かだったが、話してみる
と当時と変わらなかった。
車で自宅まで行き、旦那を含む家族と一緒にランチをご馳走になり、暫く世間話
をしてスケジュールを説明すると、時間がないと言いだし、あわただしく、クリ
スチーナの家を後にした。新興住宅街で低層のタウンハウススタイルだ、家の中
を案内するのは客に対する礼儀なのか、家族4人で4部屋あったので標準的な広さ
なのだろう、車がないと不便かと思ったが、バスが頻繁に運行されているのでの
最寄りの商業施設までは容易に行けるとのことだった。
空港からクリスチーナの家までのルートや住宅地の整然さは、25年前の印象と変
わらなかった。母親が近くで健在とのこと、一目挨拶をと思ったが敵わず、残念
だった。
こんなに手のかかる子供がいるが、これまで共働きというのがフィンランドの素
晴らしいところだ。日本はいったいどうなってしまったのだろうか。
土曜日なのにクリスティーナの旦那はダウンタウンの会社へ行くという。ITエン
ジニアなので週末でもよく出社するようだった。その旦那の車に便乗させてもら
い、リンダラインの埠頭でドロップしてもらった。
Helsinki International Airport
http://www.helsinki-vantaa.fi/home?
■Linda Lineでタリンへ
土曜日ということもあり、車は空いていた。人口がそれほど多くないフィンラン
ドなので平日でも混雑と言うことはありえないのだろう、このゆったり感が何と
も快適だった。
港近くになり、これが大統領官邸、そして、その前にある建物がデザイン上好ま
しくないと議論になっている建物など、旦那が説明してくれた。後で調べたら好
ましくないデザインの事務所ビルは著名なフィンランド人建築家アルバー・アー
ルトの設計だった。
リンダラインの埠頭は、市の中心に最も近い場所だった。目の前がトラム乗り場
出し、歩いてもよい。反対側にVaiking Lineの大型の船が停泊していた。
リンダラインはジェットフォイル双胴船を運行しており、フィンランド湾を挟ん
だ対岸に位置するエストニアの首都タリンまで1時間半の距離だった。料金は、2
6-26EUR、時間帯によって異なる。事前予約をしたが、当日でも乗れないことは
ない。
船会社により埠頭が異なるので事前によく確認にしておく必要があるが、1983年
と1985年にストックホルムを往復したSilja Lineが直ぐ隣であった。その船が停
泊していたがその大きさにあらためて驚いた。
席は特に決まっておらず空いている席に座った。夏なので混んでいる方なのだろ
う、ほとんどの客がフィンランド人とエストニア人だ、その中に時々、旅行者が
いた。
出港後、船は島の間を縫ってゆっくり進み、外洋へ出ると速度を上げた。お天気
は快晴、気持ちのよい夏の午後だった。
Linda Line
http://www.lindaline.fi/
■タリン旧市街散策
ジェットフォイルの船は1時間半後にタリンの港に着岸した。パスポートコント
ロールはなく、そのまま、埠頭の目の前に停まってい白地にイエローの帯のある
連結バスに乗り行き先を聞いた。英語が通じるわけではなったが地図を示したら
OKだという。料金は現地通貨でもEURでも受け付けてくれた。ここはEU加盟国な
のだ。
料金1EURを支払い、バスの席にボロボロのキャリーオンとともに腰を落ち着け
た。客はほとんど乗っていない。記憶したタリンの地図から港から旧市街の入り
口はそれほど遠くはない。記憶通りにバスが旧市街の外側の通りをしばらく走っ
たら運転手がここで降りろと教えてくれた。
礼を言ってから車窓から見えた旧市街への入口へ少し戻り、石畳を歩きはじめた。
両側に並ぶショップを眺めながら先へ進む。城壁をくぐると旧市街だ。ホテルは
その先の左のはず、だが、住所はあるものの入口がない。よく見ると張り紙がし
てあり、城壁に沿って左へ行き、更に左へ行ったところにホテルの入り口がある
との説明だ。少し戻るとホテルのサインが見えた。そこへ丁度、旅友が迎えに出
ていてくれた。
このホテル、ネットで探したので難しい。リガやヴィリニュスと比べたらやや高
めの印象だったが他に情報がなく、そのままとした。部屋は狭いが他はスタン
ダードなホテルだった。
Baltic Hotel Vana Wiru
Viru str. 11, Tallin
Estonia 10140
Tel. +372-66-91 515
(143 EUR for 2 nights)
■夜のタリンとクラブ
旧市街を歩いていたらセクシーな看板があったので近づいてみた。地下がストリ
ップバーのようだったがまだ時間が早そうで誰もいなかったので退散することに
した。入口にテナントの説明があり、よく見ると日本大使館が入居しているビル
だった。翌日、城からの帰りに桜が植えられている場所があり、それは日本大使
館の前だった。昨晩の反対側のようだ。
クラブをいくつかチェックし、Vabankだったか、そんなクラブへ行ってみた。こ
ういう場所は若者文化を体験できいつも楽しみにしている。
http://www.vabank.ee/
http://www.tallinn-life.com/drink/pubs_cafes_details/237-Vabank_Club
Club Hollywood
http://www.club-hollywood.ee/
http://www.tallinn-life.com/drink/pubs_cafes_details/9-Hollywood
ビールを飲みながらほろ酔い気分で万国共通の音楽と空間を楽しんだ。午前2時
過ぎ、旅友は女の子と上手くやっていそうだったので一人でホテルへ戻ったが、
まだまだ街は活気が冷めやらぬほどだった。
■早朝のタリンと琥珀
タリン旧市街は小高い丘の上に城があり、その周囲に街が形成されている。ここ
は世界文化遺産に登録されている。朝食の後、見晴らし台がある場所まで散策し
た。旧市街は想像するにかなりよく維持管理されている印象を受けた。ソ連時代
はどうだったのだろうか、崩壊直後はと思いを巡らしても仕方がない。
観光コースの見晴らし台を巡った。眼下には鉄道駅が見えた。リガやサンクトペ
テルブルクへ通じるのだろうが、現在はバスのが便利だ。地形的には丘の上、城
があるあたりが最も高くなっており、バルト海を見渡せた。しばらくここで佇ん
だ。
その横に琥珀のショップがあった。木の樹脂が化石化したもので黄色い飴色をし、
ヨーロッパでは宝飾品として扱われている。バルト海沿岸で多く産出するため当
地特産品となっている。
■タリンの旨いもの
▼ペガサス
旅友が一版前のロンプラからこのレストランをピックアップした。最新版には確
か掲載されていなかった。これは正解で通ってしまったレストランだ。注文した
料理はすべて美味しかった。特に魚料理が絶品。
Harju 1
tel: +372 6314040
http://www.restoranpegasus.ee/
http://www.tallinn-life.com/eat/restaurants_details/7-Pegasus
http://www.hg2.com/cities/estonia/tallinn/restaurants/international/---p
egasus---tallinn-estonia
■タリン情報
ネット検索とLonely Planet Baltic States版を基本とした。
Tallinn-life
http://www.tallinn-life.com/
Tallinn Info
http://www.lindaline.fi/en/in_tallinn/
▼ホテル
今回宿泊したホテルは、旧市街の入口に立地する「Baltic Hotel Vana Wiru」、
ネットで検索した結果、2泊で143EUR(キャンセル不可の条件だと一泊65EUR)で
あった。
Baltic Hotel Vana Wiru
Viru str. 11, Tallin
Estonia 10140
Tel. +372-66-91 515
(143 EUR for 2 nights)
▼その他のホテル
Sokos Hotel Viru
Viru va"ljak 4, 10111 Tallinn, Estonia
Puh. +372 6 809 300
http://www.sokoshotels.fi/en/hotels/tallinn/
Radisson Blu Hotel Olumpia, Tallinn
Standard Room EUR64
Liivalaia 33, - 10118 Tallinn
+372-631-5333
http://www.radissonblu.com/olumpiahotel-tallinn
Park Inn Central Tallinn
Strandard EUR48.75/55.0
Narva Mnt 7c, Tallinn, 10117
+372 633-98
http://www.tallinn.rezidorparkinn.com/
Radisson Blu Hotel, Tallinn
Standard EUR74
http://www.radissonblu.com/hotel-tallinn
Reval Hotelsというバルト三国に展開していたホテルがあったが、現在はRadiss
on SASの傘下となっている。
http://www.revalhotels.com
▼Helsinki-Tallinn Ferry
Nordic Jet Line
No Operation in 2010
Tallink
http://www.tallinksilja.com/en/
■■後記
思いを寄せて26年目、バルト三国で残っていたエストニアを訪問することができ、
一昨年のラトビア、リトアニア訪問で全てのバルト諸国を訪問した。
他のバルト三国ともソ連時代に訪問したかったのが本音、そこまでしつこくなか
ったのがこんなに時間がかかったのだろう。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第118号 2011年10月15日
発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi Iio All Right Reserved.
E-mail:iio.tokyo@gmail.com
公式サイト1:http://worldcity-mm.blogspot.com/ (メルマガ用)
公式サイト1:http://grechka.blog67.fc2.com/ (テスト中)
公式サイト2:http://worldcityimg.blogspot.com/ (photo gallery)
Twitter: http://twitter.com/moskvichka55
ご意見・ご感想:http://form.mag2.com/slicleapru
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メールマガジン「世界の街角からMM」 第118号 2011年10月15日
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2010年7月下旬から数日間、ヘルシンキとタリンを訪れる機会を得た。目的地に
辿り着くまでに何かとあったが、備忘録的にヘルシンキ・タリン紀行2です。
▼目次
■25年ぶりのヘルシンキとクリスティーナ一家との再会
■Linda Lineでタリンへ
■タリン旧市街散策
■夜のタリン
■早朝のタリンと琥珀
■タリン情報
■■後記
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■25年ぶりのヘルシンキとクリスティーナ一家との再会
モスクワ一泊招待となった翌日の便でヘルシンキへ移動した。アエロフロートと
との共同運航便で機体はフィンランド航空、よく考えたらフィンランド航空は初
搭乗だった。食事が外れ、手を付けなかった。
ヘルシンキ空港に着陸する間近に森林と住宅地、そして道路ネットワークが窓か
ら見えてきた。25年前はレニングラードから列車だったので、ラハチ駅でクリス
チーナと待ち合わせした。
彼女は空港近くのVantaaに住んでいた。子供たちと一緒にシトロエンのハッチバ
ックで迎えに来てくれた。息子と娘が一人づつ、二人とも小学生なので元気いっ
ぱいだった。クリスティーナは20数年の時間の経過は確かだったが、話してみる
と当時と変わらなかった。
車で自宅まで行き、旦那を含む家族と一緒にランチをご馳走になり、暫く世間話
をしてスケジュールを説明すると、時間がないと言いだし、あわただしく、クリ
スチーナの家を後にした。新興住宅街で低層のタウンハウススタイルだ、家の中
を案内するのは客に対する礼儀なのか、家族4人で4部屋あったので標準的な広さ
なのだろう、車がないと不便かと思ったが、バスが頻繁に運行されているのでの
最寄りの商業施設までは容易に行けるとのことだった。
空港からクリスチーナの家までのルートや住宅地の整然さは、25年前の印象と変
わらなかった。母親が近くで健在とのこと、一目挨拶をと思ったが敵わず、残念
だった。
こんなに手のかかる子供がいるが、これまで共働きというのがフィンランドの素
晴らしいところだ。日本はいったいどうなってしまったのだろうか。
土曜日なのにクリスティーナの旦那はダウンタウンの会社へ行くという。ITエン
ジニアなので週末でもよく出社するようだった。その旦那の車に便乗させてもら
い、リンダラインの埠頭でドロップしてもらった。
Helsinki International Airport
http://www.helsinki-vantaa.fi/home?
■Linda Lineでタリンへ
土曜日ということもあり、車は空いていた。人口がそれほど多くないフィンラン
ドなので平日でも混雑と言うことはありえないのだろう、このゆったり感が何と
も快適だった。
港近くになり、これが大統領官邸、そして、その前にある建物がデザイン上好ま
しくないと議論になっている建物など、旦那が説明してくれた。後で調べたら好
ましくないデザインの事務所ビルは著名なフィンランド人建築家アルバー・アー
ルトの設計だった。
リンダラインの埠頭は、市の中心に最も近い場所だった。目の前がトラム乗り場
出し、歩いてもよい。反対側にVaiking Lineの大型の船が停泊していた。
リンダラインはジェットフォイル双胴船を運行しており、フィンランド湾を挟ん
だ対岸に位置するエストニアの首都タリンまで1時間半の距離だった。料金は、2
6-26EUR、時間帯によって異なる。事前予約をしたが、当日でも乗れないことは
ない。
船会社により埠頭が異なるので事前によく確認にしておく必要があるが、1983年
と1985年にストックホルムを往復したSilja Lineが直ぐ隣であった。その船が停
泊していたがその大きさにあらためて驚いた。
席は特に決まっておらず空いている席に座った。夏なので混んでいる方なのだろ
う、ほとんどの客がフィンランド人とエストニア人だ、その中に時々、旅行者が
いた。
出港後、船は島の間を縫ってゆっくり進み、外洋へ出ると速度を上げた。お天気
は快晴、気持ちのよい夏の午後だった。
Linda Line
http://www.lindaline.fi/
■タリン旧市街散策
ジェットフォイルの船は1時間半後にタリンの港に着岸した。パスポートコント
ロールはなく、そのまま、埠頭の目の前に停まってい白地にイエローの帯のある
連結バスに乗り行き先を聞いた。英語が通じるわけではなったが地図を示したら
OKだという。料金は現地通貨でもEURでも受け付けてくれた。ここはEU加盟国な
のだ。
料金1EURを支払い、バスの席にボロボロのキャリーオンとともに腰を落ち着け
た。客はほとんど乗っていない。記憶したタリンの地図から港から旧市街の入り
口はそれほど遠くはない。記憶通りにバスが旧市街の外側の通りをしばらく走っ
たら運転手がここで降りろと教えてくれた。
礼を言ってから車窓から見えた旧市街への入口へ少し戻り、石畳を歩きはじめた。
両側に並ぶショップを眺めながら先へ進む。城壁をくぐると旧市街だ。ホテルは
その先の左のはず、だが、住所はあるものの入口がない。よく見ると張り紙がし
てあり、城壁に沿って左へ行き、更に左へ行ったところにホテルの入り口がある
との説明だ。少し戻るとホテルのサインが見えた。そこへ丁度、旅友が迎えに出
ていてくれた。
このホテル、ネットで探したので難しい。リガやヴィリニュスと比べたらやや高
めの印象だったが他に情報がなく、そのままとした。部屋は狭いが他はスタン
ダードなホテルだった。
Baltic Hotel Vana Wiru
Viru str. 11, Tallin
Estonia 10140
Tel. +372-66-91 515
(143 EUR for 2 nights)
■夜のタリンとクラブ
旧市街を歩いていたらセクシーな看板があったので近づいてみた。地下がストリ
ップバーのようだったがまだ時間が早そうで誰もいなかったので退散することに
した。入口にテナントの説明があり、よく見ると日本大使館が入居しているビル
だった。翌日、城からの帰りに桜が植えられている場所があり、それは日本大使
館の前だった。昨晩の反対側のようだ。
クラブをいくつかチェックし、Vabankだったか、そんなクラブへ行ってみた。こ
ういう場所は若者文化を体験できいつも楽しみにしている。
http://www.vabank.ee/
http://www.tallinn-life.com/drink/pubs_cafes_details/237-Vabank_Club
Club Hollywood
http://www.club-hollywood.ee/
http://www.tallinn-life.com/drink/pubs_cafes_details/9-Hollywood
ビールを飲みながらほろ酔い気分で万国共通の音楽と空間を楽しんだ。午前2時
過ぎ、旅友は女の子と上手くやっていそうだったので一人でホテルへ戻ったが、
まだまだ街は活気が冷めやらぬほどだった。
■早朝のタリンと琥珀
タリン旧市街は小高い丘の上に城があり、その周囲に街が形成されている。ここ
は世界文化遺産に登録されている。朝食の後、見晴らし台がある場所まで散策し
た。旧市街は想像するにかなりよく維持管理されている印象を受けた。ソ連時代
はどうだったのだろうか、崩壊直後はと思いを巡らしても仕方がない。
観光コースの見晴らし台を巡った。眼下には鉄道駅が見えた。リガやサンクトペ
テルブルクへ通じるのだろうが、現在はバスのが便利だ。地形的には丘の上、城
があるあたりが最も高くなっており、バルト海を見渡せた。しばらくここで佇ん
だ。
その横に琥珀のショップがあった。木の樹脂が化石化したもので黄色い飴色をし、
ヨーロッパでは宝飾品として扱われている。バルト海沿岸で多く産出するため当
地特産品となっている。
■タリンの旨いもの
▼ペガサス
旅友が一版前のロンプラからこのレストランをピックアップした。最新版には確
か掲載されていなかった。これは正解で通ってしまったレストランだ。注文した
料理はすべて美味しかった。特に魚料理が絶品。
Harju 1
tel: +372 6314040
http://www.restoranpegasus.ee/
http://www.tallinn-life.com/eat/restaurants_details/7-Pegasus
http://www.hg2.com/cities/estonia/tallinn/restaurants/international/---p
egasus---tallinn-estonia
■タリン情報
ネット検索とLonely Planet Baltic States版を基本とした。
Tallinn-life
http://www.tallinn-life.com/
Tallinn Info
http://www.lindaline.fi/en/in_tallinn/
▼ホテル
今回宿泊したホテルは、旧市街の入口に立地する「Baltic Hotel Vana Wiru」、
ネットで検索した結果、2泊で143EUR(キャンセル不可の条件だと一泊65EUR)で
あった。
Baltic Hotel Vana Wiru
Viru str. 11, Tallin
Estonia 10140
Tel. +372-66-91 515
(143 EUR for 2 nights)
▼その他のホテル
Sokos Hotel Viru
Viru va"ljak 4, 10111 Tallinn, Estonia
Puh. +372 6 809 300
http://www.sokoshotels.fi/en/hotels/tallinn/
Radisson Blu Hotel Olumpia, Tallinn
Standard Room EUR64
Liivalaia 33, - 10118 Tallinn
+372-631-5333
http://www.radissonblu.com/olumpiahotel-tallinn
Park Inn Central Tallinn
Strandard EUR48.75/55.0
Narva Mnt 7c, Tallinn, 10117
+372 633-98
http://www.tallinn.rezidorparkinn.com/
Radisson Blu Hotel, Tallinn
Standard EUR74
http://www.radissonblu.com/hotel-tallinn
Reval Hotelsというバルト三国に展開していたホテルがあったが、現在はRadiss
on SASの傘下となっている。
http://www.revalhotels.com
▼Helsinki-Tallinn Ferry
Nordic Jet Line
No Operation in 2010
Tallink
http://www.tallinksilja.com/en/
■■後記
思いを寄せて26年目、バルト三国で残っていたエストニアを訪問することができ、
一昨年のラトビア、リトアニア訪問で全てのバルト諸国を訪問した。
他のバルト三国ともソ連時代に訪問したかったのが本音、そこまでしつこくなか
ったのがこんなに時間がかかったのだろう。
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メールマガジン「世界の街角からMM」第118号 2011年10月15日
発行責任者:飯尾彰敏 Copyright(c) Akitoshi Iio All Right Reserved.
E-mail:iio.tokyo@gmail.com
公式サイト1:http://worldcity-mm.blogspot.com/ (メルマガ用)
公式サイト1:http://grechka.blog67.fc2.com/ (テスト中)
公式サイト2:http://worldcityimg.blogspot.com/ (photo gallery)
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