2010年11月7日日曜日

「世界の街角からMM」第80号ぶれなかったノルウェーについて一言 2010年11月6日

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メールマガジン「世界の街角からMM」        第80号 2010年11月6日
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▼目次
■ぶれなかったノルウェーについて一言
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■ぶれなかったノルウェーについて一言、
もうこの話題は既に過去となってしまったのだろうか、されてとて一言コメント
しておきたい。ご存知の通り中国はノーベル平和賞候補に中国の反体制作家の劉
暁波氏がノミネートされていたときから圧力を掛けていた。簡単な言葉で言えば
脅していたということだ。そして、ノルウェー・ノーベル委員会はその圧力に屈
せず、ノーベル平和賞を劉暁波氏へ授与することを決めた。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100928/erp1009282008006-n1.htm

なぜ、ここまでノルウェーがはっきりと中国へ物事をいえるのか、この点は日本
政府にとっては非常に羨ましいことであろう。

ノルウェーは人口は4.8百万人、世界で114位の小国だが、一人当たりの名目GDPは
78,178米ドル(2009年)とルクセンブルグに次いで世界第2位なのだ。浅薄な知識
ではあるが、多分、ノルウェーは中国抜きでも経済が自立できる自信があったの
だろう。授与決定後、政府間協議がキャンセルされてはいるが動じていない。

その背景を考えると、ノルウェーの北海油田となろう、1960年代に発見された北
海油田からの産油から世界第6位の原油輸出国となり、輸出の35%を占めGDPを押し
上げている。

これを日本が見習えといっても無理な注文であることは明白だ、既に、経済的に
どっぷりと中国に浸かっており、もう抜けるに抜けられないだろうが、リスクを
考えねばならない状況ではある。レアアースではインドの助け舟やベトナムでの
共同開発など話が進んでいることは好ましいが安穏としてはいられないことを認
識する必要がある。

他方、中国のこのような行動はどこから来ているのか、内政安定であることは間
違いないが、その引き合いに日本を利用されてはたまったものではない。南京事
件や大東亜戦争など、江沢民が反日教育を実施したのは90年代、何も知らない世
代がどんどん中国では増加している。

情報が管理されている国家において、国家的な意図に沿って教育が施され、その
結果が、昨今の反日状況に反映されていると言って過言ではないだろう。ごく一
部は事実ではないことを理解しているようだが、圧倒的な数はまだまだ国家の教
育に翻弄されている。

極端な話、日本も対抗策を講ずればよい。無料で受信機を配布し、対抗する報道
を行う。情報はコントロールすべきもの。先ずはNHKの海外向けからはじめるべき
だ。チャンネルを増やして対抗すればよい。映画でもドラマでも、中国語に吹き
替えてだ。その前提は、2009年4月5日に放送されたNHKスペシャル・シリーズ
JAPANデビュー「アジアの一等国」を製作するようなNHKを改革してだが。
http://www.youtube.com/watch?v=8aMHMTTjx9E

昨今の政治的な日本の混迷と日本行政に触れるに付き、特に理念の欠如が顕著と
感じる。手続きのための手続きに注力している様は、滑稽としか言いようがない、
理念を問える日本となっていほしい。これも教育のなのだろうか、しからば教育
から改革せねばならぬ、将来の日本のためには。

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メールマガジン「世界の街角からMM」第80号 2010年11月6日
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