2019年1月31日木曜日

【世界街角通信MM】第299号 中近東通信No.19-2019-01-31

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メールマガジン「世界街角通信MM」第299号 2019年1月31日
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皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
さて、2017年11月初旬よりヨルダンのアンマンに滞在中です。
シリーズ名を世界街角通信MM版「中近東通信」とし、今号はNo.19です。

本号、巡るましく展開する中東情勢にまったく追い付いていませんが、直近のこ
となどご紹介したいと思います。

▼目次
■神現祭(主の洗礼祭)
■旧国立公衆衛生院が歴史館に
■久しぶりのパリとエールフランス
■ハビブラエフ急逝
■日本のODA事業ヨルダン編
■■後記

★本文★

■神現祭(主の洗礼祭)

1月19日は神現祭(主の洗礼祭でした)。ギリシャ語の原義は神が人類に現れる
祭りで、東方教会の正教会での十二大祭の一つの名称である。西方教会では宗派
により「公現祭」、「顕現祭」などと呼ばれる。祭日は1月6日(ユリウス暦を使
用する正教会では1月19日に相当する)。

ユダヤ教ではユダヤ教の聖書「タナハ」では、唯一の神が様々な場面で人類へ現
れている。神はアダムとイブを作り、モーゼに表れて「十戒」をさずけ、預言者
イザヤなどを通して人々に語り掛けた。 

正教会ではイイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の洗礼を記憶することか
ら主の洗礼祭とも呼ばれる。ユリウス暦を使用する正教会では1月19日が祭日と
なる。

イイスス・ハリストスの洗礼と、至聖三者の顕現を祝う。後者の意義は、主の洗
礼の際に天から神父(かみちち)の声が聞こえ、聖神(聖霊)が鴿のかたちでく
だったという福音書の記述による。

4世紀に西方教会に伝わり、現在の公現祭(顕現日などとも)となったが、西方
教会では主の洗礼の意味は失われ、東方の博士の来訪が記念の中心となり、異邦
人に対する主の顕現として祝われるようになった。

この祭りで記憶される内容として以下が挙げられる。

至聖三者の顕現(洗礼を受けるイイスス、ハトのかたちで降った聖神、天からの
声で示された父なる神

本来洗礼を必要としない、真の神でもあり真の人でもあるイイスス・ハリストス
は、謙遜によって洗礼を受けることで、人々に洗礼を受ける模範を示した。

本来洗礼を必要としない、真の神でもあり真の人でもあるイイスス・ハリストス
は、ヨルダン川の水に入って洗礼を受けることで、水を聖にした。

聖書の以下の箇所に。

マトフェイ福音(マタイによる福音書) 3章
マルコ福音 1章1節 - 9節
ルカ福音(ルカによる福音書) 3章21節 - 22節
イオアン福音(ヨハネによる福音書) 1章31節 - 34節

神現祭に大聖水式を行なう習慣がある。聖堂内もしくは屋外に用意されたタンク
に水を満たし、水の中に十字架を浸して十字を画き、水の成聖を行うものである。

こうして成聖された水は聖水と呼ばれ、信徒達に分け与えられる。神品 (正教会
の聖職)が手近な水辺に赴き、同様の大聖水式を行うこともある。

神現祭以外の日にも聖水が不足してきた際に適宜行われるものとして小聖水式が
あるが、大聖水式は神現祭でのみ行われるものである。
(wikiを編集)

▼各地の神現祭(主の洗礼祭)

ヨルダン川での洗礼祭
IN PICTURES: Epiphany celebration by the Jordan River
https://www.jpost.com/Christian-News/IN-PICTURES-Epiphany-celebration-by
-Jordan-River-577901?fbclid=IwAR1eHulIUq0eave4lGd9zqQqvdTewlxKeUy3KWpLKl
U4dAszk7mdhR_bg9I

ロシア、マイナス62度の洗礼祭
https://ria.ru/20190119/1549580994.html?fbclid=IwAR0WEIDhNlkHJgOFSrB48Xy
VSvN2cLtI1POFc1QcRapiqlmXOKaZWqtdDh8

聖水に入るロシア正教徒
https://www.dw.com/en/orthodox-russians-jump-into-icy-waters-to-celebrat
e-epiphany/g-47146018?fbclid=IwAR0S6UpvOplGFhf1pRT-D-Bg_VolYmRfwBewFqNAs
I45bLWlaXJU-TzFmp8

神現際のイコン
https://www.pravmir.ru/ikony-kreshheniya-gospodnya-1/?fbclid=IwAR1RVz7Dz
4-fdFxXbRk-UDNVoIH1ih16kv6BT9TZXDYExFZz2iLIyQ_-e1Q

■旧国立公衆衛生院が歴史館に

しばらく囲いがされたままでしたが、港区が取得してこういう形で保存されるこ
とになり幸い、隣の医科学研究所と並んで歴史的な建造物です。東大安田講堂と
同じ内田祥三が設計し、米ロックフェラー財団の寄付によって1938年に竣工した。

旧公衆衛生院が歴史館に 東京・白金台、ゴシック調の名建築
https://www.sankei.com/photo/story/news/190115/sty1901150010-n1.html?fbc
lid=IwAR0_iLmZdgdhPwGz_4koOPz8DX29z5w_Rbd3hBNOj2uU_oE5s90zd5GlzW0

■久しぶりのパリとエールフランス

パリに最後に立ち寄ったのは2011年末だった記憶、パラグアイの出張の復路、フ
ランクフルト経由だったのでそこからパリへ足を延ばしブカレスト時代の友人に
会った。

CDGのターミナルが拡張されているような印象だ、随所にフランスらしさがあっ
て興味深い。基本、ターミナル2のデザインは同じ、何か細胞が増殖しているよ
うなデザインだ。

ターミナル2Eのゲートを連絡するCDGval rail shuttleと言う新交通システムが
あるが車内のアナウンスが仏語、英語、中国語だったのにやや驚いた。ひと昔前
は、日本人がパリのブティックに押し寄せていたのだから時代の趨勢と言うべき
か、いつの時代でもパリは注目に値していることに注目したい。

そういえばロワシーバスの社内案内は日本語のもありました、別になくともよい
ですが。

オペラ座界隈に早朝ついてちょっとうろついてギャラリラファイエットのグルメ
館でコンテ24カ月物を調達、寒いので街歩きもせず、CDGに戻った。このグルメ
館、以前とは場所が異なり、さらにイートインが減っていた。よくチーズコー
ナーのランチを食べたのだが今回は何も食せず。

エールフランスに搭乗したのは多分2000年ごろが最後かも。最近はITの進展に伴
い効率化が随所で進み、詳細な設定が可能となっている。今回はオンラインでチ
ケットを購入した。以前から安いとの情報を得ていたのでチェックしたら確かに
トルコ航空よりは安かった。まあエミレーツ航空には及ばないがドバイと相性が
悪いので私向きではある、イスタンブル経由が高い現状では。

効率化路線なのか、予約を3日間維持するだけで1700円料金がかかる、以前は無
料だったのに。当然ながら席の指定は有料、1250円から。面倒なので事前チェッ
クインもせず、最近はそのまま。

Flying Blueというエールフランスのマイレージに登録した、以前、登録してあ
ったが既に無効に。特に今後利用する予定がそれほどあるわけではないが。アエ
ロフロートのが使えるかもな。マイレージ登録箇所にJALがあったので登録した
が一向にJALのマイレージに掲載されない。

調べてみたら対象外だった。それで登録済みのFlying Blueに登録してみたとこ
ろ、事後でも、ちゃんと登録できた。エミレーツ航空もJALと提携していながら
同じように登録できないチケットだった。こちら事後登録のために必要書類をJA
L宛て送った結果、対象外との回答が文書で届いた。

JALのマイレージが登録できるので勘違いをしていたが、エールフランスはスカ
イチームだった。

■ハビブラエフ急逝

ウズベキスタン対外関係貿易省の日本担当(2009年当時)だったハビブラエフ氏
がお亡くなりなりました。若すぎる47歳、彼はウズベキスタン側の援助窓口、帰
国便が一緒だったので彼と今後の円借款事業の方針について話し合った。大統領
の命を受けていたのだと思うが、日本政府が円借款を電力事業へ供与してくれる
のか心配だったのだろう、その確認のために日本へ出張するところだった。RIP

■日本のODA事業ヨルダン編

ヨルダンへの観光セクター円借款、LAは1999年、当時はJBIC。ヨルダン博物館が
出てこないな。
https://youtu.be/Y0CIw2g2WO8

★本文ここまで★

前号 世界街角通信MM No.298の目次
■1988年のアルメニア地震とその後
■米中戦序章
■クリスマスツリーとは?
■クリスマスツリーの歴史
■■後記

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■■後記

時間を勘違いしをして神現祭(主の洗礼祭)、ミスした。なんだか神に見放され
たようだ。

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メールマガジン「世界街角通信MM」第299号 2019年1月31日
発行責任者:飯尾彰敏
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