2021年5月2日日曜日

【世界街角通信MM】第324号 東京にて(Harajyuku etc)-2021年5月2日

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メールマガジン「世界街角通信MM」第324号 2021年5月2日
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皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
コロナ感染拡大状況下、東京にて気になったことを掲載していこうと思います。
今号は原宿の裏通りのことについて書いた【世界街角通信】第223号「原宿裏
通りブラームスの小径」2015年3月22日の復刻版です。
▼目次
■原宿裏通り ブラームスの小径からフォンテーヌ通り、モーツァルト通りへ
■小路は明治神宮を水源とする小川の暗渠
■■編集後記
★本文★
■原宿裏通り ブラームスの小径からフォンテーヌ通り、モーツァルト通りへ
▼ブラームスの小径
渋谷で待ち合わせ、早稲田でのセミナーの後少し時間があったので、原宿で降り
て明治通りを歩こうと思い改札を出た。
表参道へ向いながら、ふと「ブラームスの小径からモーツァルト通り」をしばら
く歩いていないなあと思いだし、竹下口へ戻り、竹下通りを歩き始めた。
角の吉野家はしばらく変わっていないが、他は記憶にない。DAISOの前のT字路を
入る。以前はなんだったのか覚えていないが、空間的にこういう経路だったよう
な記憶、元は小川なのでそういうことを念頭に歩いた。
写真左がLeseineルセーヌ2号館、右が1号館 
やや曲がった小路を行くと、ルセーヌがある。この店は変わっていない記憶だが
最初に行ったのが80年代初頭だったのでどうだかわからない。店のHPには21周年、
つまり、1994年からとなるので違うかもしれない、しかし、建物は変わっていな
いような印象だ。
最初にこの小路を歩いたのは、社会人になってからだ、なんとなく原宿を歩いて
みようと思い竹下口から竹下通りを歩き始めたら、横道があったの入ったら小路
があり奥へと誘われた。そしたら洒落たカフェがあり、そこでコーヒーを飲んだ。
原宿竹下通りとそのイメージからは程遠い、静かな、かつ洗練された雰囲気がそ
こにはあった。そのカフェがルセーヌと同じ場所だと思う。後にこの小路を「ブ
ラームスの小径」ということを知った。
ルセーヌ
http://www.luseine.com/contact.html
http://r.gnavi.co.jp/p251800/ 
さらに奥へ進むと、感覚的には竹下通りと並行しているであろう、よって、この
まま行けば明治通りだということは容易に想像できた。
▼フォンテーヌ通り
少し進むと階段がある、以前は橋だったのかもしれない。地形のせいか道路との
取り付きが複雑だ、これを超えてまっすぐ進む。ここからが「フォンテーヌ通
り」と呼ばれている。この通りを少し歩くと右側に中庭に噴水のあるフォンテー
ヌ原宿ビルが見えてくる、このビルを含めてこの辺は美容室が集まっている。
しかし、ここが「フォンテーヌ通り」という名が付いていたとは認識していなか
った。このフォンテーヌ原宿ビルが80年代初頭から存在したかどうかは記憶にな
い。
モーツァルト通り
そして、その先、明治通りとの合流手前に、静かなカフェ、ヴォルール・ドゥ・
フルール(花泥棒)があるがこの辺りを「モーツァルト通り」と称している。通
りの名の由来は、モーツアルトの曲だけを流すCasa Mozartが通りにあったから
と言われている。下記のことだと思うがカフェではなく音楽サロンだ。
Casa Mozart
http://casamoz.org/index.html
ヴォルール・ドゥ・フルール(花泥棒)、下の写真。
http://cafevdef.exblog.jp/  
■小路は明治神宮を水源とする小川の暗渠
この小路は元小川ということは述べたとおり、つまり「ブラームスの小径から
モーツァルト通り」は、、穏田川の支流、渋谷川水系の元小川で現状は暗渠化し
て歩道となっている。
明治神宮御苑の清正井の湧水が水源となり、花菖蒲田へ流れ南池へ、そして、山
手線をくぐって竹下通り、 ブラームスの小径、モーツァルト通りへ、そして、
明治通りをくぐって新宿御苑を源流とする穏田川へラルフローレン表参道付近で
合流する。 「穏田橋」の欄干が残されているようだ。そして、穏田川を暗渠化
しブティック街と化しているキャットストリート(旧渋谷川遊歩道路)ととなる。
その後、キャットストリートは明治通りに合流する、穏田川は明治通りをくぐっ
て宮下公園沿いに流れ、渋谷駅の下、宮益橋で宇田川と合流し渋谷川となり、国
道246号線の下をくぐり、ここから開渠となり実際の川が見られる。
渋谷川は山手線に沿って流れ、恵比寿・広尾方面へ流れ、天現寺橋では根津美術
館内の池と有栖川宮記念公園内の池(以前は青山、麻布に大小の水源が存在し
た)が水源の笄川と合流し、古川となり、浜崎橋で東京湾へ注ぐ。
★本文ここまで★
▼前号目次
■クイーンとフレディ・マーキュリー
■ライブエイドLIVE AID 1985年7月13日
■■編集後記
■Facebookのグループで下記の2グループを運営しています。
★CA+C 中央アジア・コーカサス地域研究会(グループ)
http://www.facebook.com/groups/298398100231283/
★R+EE 露・東欧地域研究会(グループ)
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■■後記
原宿裏通り、東京のレポートの復刻版です。
このメールマガジンをはじめたのは備忘録的にという主旨、その時々の情報や印
象を記録しておこうと2009年2月初頭からのウズベキスタン出張を機に始めて創
刊は2月14日でした。
また、https://note.com/klubnikaにもトピックごとに掲載していく予定です。
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メールマガジン「世界街角通信MM」第324号 2022年5月2日
発行責任者:飯尾彰敏
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