2021年5月10日月曜日

【世界街角通信MM】第326号 東京にて(イチゴetc)-2021年5月10日

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メールマガジン「世界街角通信MM」第326 2021510
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皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
コロナ感染拡大状況下、東京にて気になったことを掲載していこうと思います。
 
実家のある愛知県旧海部津島地方のトピックです。
 
▼目次
■イチゴ栽培と販売・組織化ーあまイチゴ組合
■愛知県産のお米「あいちのかおり」
■■編集後記
 
★本文★
 
■イチゴ栽培と販売・組織化ーあまイチゴ組合
 
実家のある愛知県旧海部津島地方の特産品の一つにイチゴがある。その他の特産
品はJAによると以下のレンコン、トマト(ミニトマト)、ネギ  みつばなど。
http://www.ja-aichiama.com/food/product.html
 
今回は以前から特産品であるイチゴを実際に摘み取ってみたいと考えていたとこ
ろ、この帰省中に運よく妹の嫁ぎ先の親戚筋がイチゴ農家で収穫末期なのでお招
きがあり、前日に日程が決まり、翌日6時半に旧立田村葛木地区へ行ってきた。
 
津島市、旧海部郡は県下有数の生産地であったが独自の生産者組合が販売を行っ
ていたことからその生産量を活かした販売ができていなかった。そのため生産者
組織や販売組織の統合が行われ、2016年から栽培品種を「ゆめのか」への統一を
図り、「JAあいち海部イチゴセンター」を設立し保冷庫や集出荷施設を整備、同
時に4生産者販売組を「あまイチゴ組合」へ改組、農協が事務局となり主にJA
いち経済連が各市場に配荷する体制を整えた。
 
●あまイチゴ組合
「津島市下新田いちご組合」、「マル愛いちご生産組合」、「マルタツ苺生産組
合」、「八開苺生産組合」が20171020日に組織再編により「あまイチゴ組
合」へ統合された。
 
【主な出荷先】
・名古屋市中央卸売市場本場、北部市場
・甲信越市場
 
【愛知県産いちごの実績】(平成25年産、カッコ内は全国順位)
作付面積:293ha5位)
生産量:10,000t(6位)
産出額:85億円(7位)
 
補足:JAあいち経済連は各農協が会員で県レベルの組織で農産物の集出荷、物流、
マーケティングを担っている。組織的には愛知県JA20JAが会員)の下部となる。
 
農協系統の組織図
https://www.maff.go.jp/tokai/keiei/shien/ja/attach/pdf/index-34.pdf
 
農林水産省東海農政局によるとあいち海部農協が競争力のある組織化や技術的な
面を担いリードしそれを東海農政局が資金的に支援した。
 
1)平成28年より愛知県奨励品種「ゆめのか」へ品種を統一。平成29年に産地パ
ワーアップ事業の活用により4箇所の集出荷拠点を「JAあいち海部イチゴセン
ター」へ集約・整備するのに合わせ、組織も「あまイチゴ組合」に改組。農協が
事務局となり主に経済連が各市場に配荷する体制を整えた。
 
2)部会組織の統合と集出荷施設の整備により、大量ロットでの販売や品質の標
準化が可能となり、菓子メーカー向けの「ペンシル」等、実需者の要望に応じた
規格による出荷が可能となった。また、出荷荷姿を細分化したことにより平均単
価が向上し、販売力強化や有利販売つながり所得が向上した。
 
3)保冷庫の整備などによる安定した集出荷体制を確立することで出荷量の調整
及びまとまったロットを確保することが可能となり様々な実需者との連携が実現
した。
 
4)JAあいち海部イチゴセンターの整備により生産者の出荷に係る労力が軽減
され、生産者間の情報共有等による栽培技術向上、品質の安定化、平準化につな
がった。
https://www.maff.go.jp/tokai/keiei/shien/ja/attach/pdf/index-39.pdf
 
上記資料の表にあるイチゴは生産量2014年の881トンから2019年の811トンへ減少
し、販売額が上昇しているのは販売単価の上昇が起因している。また、生産者数
78名から67名と6ねんで11名減少しているのにやや驚いた。生産者数は名だが
現実的には世帯という意味であろう。
 
これを書いていて頭に浮かんだがのはJICASHEP(市場志向型農業振興)と同じ
ではないかということ。マーケティングの基本的なアプローチなので
https://www.jica.go.jp/activities/issues/agricul/approach/shep/index.htm
l
 
■愛知県産のお米「あいちのかおり」
 
ハツシモが美味しいとの子供の頃の記憶だったがハツシモは岐阜県代表になって
いる。1950年、昭和25年以来、岐阜県の奨励品種で、岐阜県内では作付面積が一
番多い品種である。
 
愛知県の代表が「あいちのかおり」で愛知県農業総合試験場作物研究所がハツシ
モとコシヒカリ系統のミネアサヒを交配させ、1977年(昭和52年)に「あいちの
かおり」が品種登録された。2000年(平成12年)には愛知県の奨励品種に指定さ
れ、以後は作付面積を増やし特に濃尾平野での生産が盛んである。
 
そのためか
あいちのかおり - 42.2%
コシヒカリ - 24.6%
ミネアサヒ - 4.7%
2012年(平成24年)
 
「あいちのかおり」はコシヒカリより米粒が大きいため、しっかりとした食感が
あり、冷めてもおいしい品種である。
 
https://okome-ranking.net/wp/okome_aichinokaori
 
日本穀物検定協会による米の食味ランキングにおける愛知県産あいちのかおりの
評価は2019年度で「A」、その上が「特A」なのでそれほどでもないということに
なる。しかしだ、ハツシモとて特A米より旨いので、きっと「あいちのかおり」
も同等であろう(機会を逸して買えていない、ハツシモをいただいたこともあ
る)。
 
https://www.ssnp.co.jp/news/rice/2020/02/2020-0227-1206-15.html
 
▼ハツシモ
コシヒカリやササニシキ等に比べて粒が大きく、色は白米にしても少し飴色がか
っており、光沢がある。
 
関東地域ではあまり知られていないが東海地域や関西地域などでは粘り気があま
りないこと、また、コメの粒が比較的大きくお酢にコメの本来の味が負けないこ
とから寿司米としてよく使われておりよく知られている。
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/14955.html
 
★本文ここまで★
 
▼前号目次
■少子化と小中学校統合-旧八開、立田村内の学校統廃合計画-愛知県愛西市
■■編集後記
 
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■■後記
 
厳しい日本の農業の中での市場志向型農業支援は基本だと思うけど、まだ10年も
歴史がないのかと思うと何とも不思議に思う、繰り返しているのだろうか。
 
ハツシモは美味しい、実際に。
 
このメールマガジンをはじめたのは備忘録的にという主旨、その時々の情報や印
象を記録しておこうと20092月初頭からのウズベキスタン出張を機に始めて創
刊は214日でした。
 
また、https://note.com/klubnikaにもトピックごとに掲載していく予定です
 
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メールマガジン「世界街角通信MM」第326 2021510
発行責任者:飯尾彰敏
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